ロタウイルス
4
ろたういるす
下痢・胃腸炎を引き起こすウイルスの一種。主に赤ちゃんや小さな子供に感染しやすい。大人や5歳以上の子供の場合は軽症であることが多いが、3歳未満の赤ちゃんにとってはノロウイルスよりも危険と言われる。
経口感染症の原因となるウイルスの一種。主に赤ちゃんに激しい下痢を起こす。
同じ下痢・胃腸炎を起こすウイルスであるノロウイルスよりも重症化しやすく、赤ちゃんがいる家庭にとっては危険なウイルス。
主に3歳未満の赤ちゃんに感染しやすく、5歳までにほとんどの人が感染していると言われる。
世界では発展途上国を中心に、毎年50万人の子供がロタウイルス胃腸炎で死亡していると言われる。日本でも毎年10~20人の赤ちゃんがロタウイルス胃腸炎で亡くなっている。
下痢・嘔吐・発熱がみられる。下痢は激しく、真っ白い便が出ることもあるため、仮性小児コレラや白色便性下痢症、白痢(はくり)などの異名が付くこともある。
急速に水分が失われるため脱水症状に陥りやすい。万が一、白い便が出た場合は、すぐに病院に行くこと。
なお、基本的には赤ちゃんや小さな子供がかかりやすいが、まれに大人がかかることもある。しかし、大人や5歳以上の子供の場合、ほとんどが軽症である。
関連記事
親記事
子記事
兄弟記事
コメント
コメントが未記入です