ピクシブ百科事典

東北地方太平洋沖地震

とうほくちほうたいへいようおきじしん

平成23年3月11日に日本で起きた超巨大地震。
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平成23年(2011年3月11日日本東日本で起きた巨大群発地震
この地震によってもたらされた震災は「東日本大震災」。戦後最悪の震災である。

状況が判明次第、本項記事の加筆をお願いします。
被災した方は、下記の安否確認投稿もご覧ください

地震(前震と本震)

前震

平成23年(2011年)3月9日(水曜日)11時45分頃、三陸沖を震源とするM7.3の地震が発生。この地震で最大震度5弱を観測し、青森県から福島県の太平洋沿岸に津波注意報が発表され、大船渡で 55cmの津波を観測した。2日後の3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震の前震と考えられている。

震度都道府県市区町村
5弱宮城県栗原市 登米市 美里町
※震度4以下は省略

本震

平成23年(2011年)3月11日(金曜日)14時46分頃、宮城県三陸沖で発生した超巨大地震。地震のエネルギー量を示すマグニチュードはMw(モーメントマグニチュード)9.0~9.1を記録。東北地方をはじめ、北海道関東地方北陸地方を中心に、近畿地方にまで達する強い揺れを起こした。最大震度は宮城県北部の栗原市で震度7を観測し、激しい揺れは2分間続いた。また、地球規模で震動していることがわかっている。

震度都道府県市区町村
7宮城県栗原市
6強宮城県涌谷町 登米市 美里町 大崎市 名取市 蔵王町 川崎町 山元町 仙台市(宮城野区) 石巻市 塩竈市 東松島市 大衡村
福島県白河市 須賀川市 国見町 鏡石町 天栄村 楢葉町 富岡町 大熊町 双葉町 浪江町 新地町
茨城県鉾田市 日立市 高萩市 小美玉市 那珂市 笠間市 筑西市 常陸大宮市
栃木県大田原市 宇都宮市 真岡市 市貝町 高根沢町
6弱岩手県大船渡市 釜石市 滝沢村 矢巾町 花巻市 一関市 藤沢町 奥州市
宮城県気仙沼市 南三陸町 白石市 角田市 岩沼市 大河原町 亘理町 仙台市(青葉区・若林区・泉区) 松島町 利府町 大和町 大郷町 富谷町
福島県福島市 郡山市 二本松市 桑折町 川俣町 西郷村 中島村 矢吹町 棚倉町 玉川村 浅川町 小野町 田村市 伊達市 本宮市 いわき市 相馬市 広野町 川内村 飯舘村 南相馬市 猪苗代町
茨城県水戸市 北茨城市 ひたちなか市 茨城町 東海村 常陸太田市 土浦市 石岡市 取手市 つくば市 鹿嶋市 潮来市 美浦村 坂東市 稲敷市 かすみがうら市 行方市 桜川市 常総市 つくばみらい市 城里町
栃木県那須町 那須塩原市 芳賀町 那須烏山市 那珂川町
群馬県桐生市
埼玉県宮代町
千葉県成田市 印西市
5強青森県八戸市 東北町 五戸町 階上町 おいらせ町 東通村
岩手県宮古市 山田町 普代村 住田町 盛岡市 八幡平市 北上市 遠野市 金ケ崎町 平泉町
宮城県加美町 七ヶ宿町 村田町 色麻町 柴田町 丸森町 仙台市太白区 多賀城市 七ヶ浜町
秋田県秋田市 大仙市
山形県上山市 中山町 尾花沢市 米沢市
福島県  大玉村 泉崎村 矢祭町 石川町 平田村 古殿町 三春町 葛尾村 会津若松市 喜多方市 磐梯町 会津坂下町 湯川村 会津美里町
茨城県  大洗町 大子町 古河市 結城市 龍ケ崎市 下妻市 牛久市 阿見町 河内町 八千代町 五霞町 境町 守谷市 神栖市
栃木県  日光市 矢板市 足利市 栃木市 佐野市 鹿沼市 小山市 上三川町 益子町 茂木町 岩舟町 さくら市 下野市
群馬県  沼田市 前橋市 高崎市 太田市 渋川市 明和町 千代田町 大泉町 邑楽町
埼玉県  熊谷市 行田市 加須市 東松山市 羽生市 鴻巣市 深谷市 久喜市 吉見町 川口市 春日部市 草加市 戸田市 三郷市 幸手市 吉川市 川島町 白岡町 杉戸町 さいたま市大宮区 さいたま市中央区
千葉県  銚子市 東金市 旭市 神崎町 多古町 白子町 香取市 山武市 千葉市中央区 千葉市花見川区 千葉市若葉区 千葉市美浜区 野田市 佐倉市 習志野市 柏市 八千代市 浦安市 白井市 栄町 鋸南町
東京都  千代田区 江東区 中野区 杉並区 荒川区 墨田区 板橋区 足立区 江戸川区 調布市 町田市 新島村
神奈川県  横浜市鶴見区 横浜市神奈川区 横浜市西区 横浜市中区 横浜市港北区 川崎市川崎区 寒川町 二宮町 小田原市
山梨県  中央市 忍野村
5弱青森県  十和田市 野辺地町 七戸町 六戸町 三戸町 南部町
岩手県  久慈市 山田町 野田村 二戸市 雫石町 葛巻町 岩手町 一戸町 軽米町 紫波町
秋田県  井川町 由利本荘市 横手市
山形県  鶴岡市 酒田市 三川町 遊佐町 庄内町 新庄市 最上町 舟形町 大蔵村 戸沢村 村山市 天童市 東根市 山辺町 河北町 大石田町 南陽市 高畠町 川西町 白鷹町
福島県  塙町 鮫川村 下郷町 西会津町 柳津町 南会津町
茨城県  利根町
栃木県  塩谷町 西方町 壬生町 野木町
群馬県  中之条町 伊勢崎市 館林市 安中市 吉岡町 板倉町 みどり市
埼玉県  本庄市 嵐山町 美里町 上里町 川越市 所沢市 狭山市 上尾市 越谷市 蕨市 鳩ヶ谷市 朝霞市 志木市 和光市 新座市 桶川市 北本市 八潮市 富士見市 蓮田市 坂戸市 鶴ヶ島市 伊奈町 三芳町 毛呂山町 松伏町 さいたま市浦和区 さいたま市岩槻区 秩父市 横瀬町
千葉県  茂原市 東庄町 大網白里町 九十九里町 芝山町 睦沢町 長生村 匝瑳市 横芝光町 千葉市稲毛区 千葉市緑区 市川市 船橋市 松戸市 市原市 流山市 我孫子市 鎌ケ谷市 四街道市 八街市 酒々井町 富里市 館山市 木更津市 君津市 いすみ市 南房総市
東京都  中央区 港区 新宿区 文京区 台東区 品川区 目黒区 世田谷区 大田区 渋谷区 豊島区 北区 練馬区 葛飾区 八王子市 武蔵野市 三鷹市 府中市 小金井市 小平市 日野市 東村山市 国分寺市 西東京市 狛江市 東大和市 清瀬市 多摩市 稲城市 立川市
神奈川県  横浜市南区 横浜市磯子区 横浜市保土ケ谷区 横浜市港南区 横浜市戸塚区 横浜市旭区 横浜市緑区 横浜市瀬谷区 横浜市泉区 横浜市青葉区 横浜市都筑区 川崎市幸区 川崎市中原区 川崎市宮前区 平塚市 茅ヶ崎市 大和市 海老名市 座間市 綾瀬市 厚木市 伊勢原市 南足柄市 中井町 大井町 松田町 相模原市中央区 相模原市南区 相模原市緑区
新潟県  刈羽村 南魚沼市
山梨県  甲府市 市川三郷町 南アルプス市 笛吹市 北杜市 甲州市 富士川町 山中湖村 富士河口湖町
長野県  佐久市 南牧村
静岡県  御殿場市
※震度4以下は省略

地震波の動画についてはこちら

気象庁の観測によれば大正12年(1923年)に首都圏を襲ったMe7.9の関東大震災の44.67倍、Mw6.9の“平成7年(1995年兵庫県南部地震”の1412.54倍という、明治以降の観測史上の最大値、国内史上最大級の規模、世界史上4番目に強い地震と判明した。

地震(余震と誘発地震)

本震発生後にM5~7クラスの余震が立て続けに起きているため、ここでは代表的な余震のみ詳細な情報を挙げるとする。

茨城沖M7.6(Mw7.7)地震(最大余震)

同日15時15分頃、本震に誘発される形で茨城沖の海底を震源地として発生した。宮城沖の余震とされるが、最大震度は鉾田市で6強を記録する大きなものになり、特に関東地方に強い揺れをもたらした。

震度都道府県市区町村
6強茨城県鉾田市
6弱茨城県神栖市
5強茨城県  水戸市 日立市 常陸太田市 笠間市 茨城町 東海村 那珂市 城里町 小美玉市 土浦市 取手市 鹿嶋市 潮来市 稲敷市 筑西市 行方市 つくばみらい市
栃木県真岡市
千葉県銚子市 東金市 旭市 多古町 匝瑳市 香取市 成田市
5弱茨城県高萩市 笠間市 ひたちなか市 大洗町 常陸大宮市 古河市 石岡市 結城市 龍ケ崎市 下妻市 取手市 牛久市 つくば市 美浦村 阿見町 河内町 八千代町 守谷市 利根町 坂東市 筑西市 かすみがうら市 桜川市 常総市
栃木県大田原市 那須町 小山市 真岡市 茂木町 市貝町 芳賀町 高根沢町 那須烏山市 下野市
千葉県神崎町 東庄町 大網白里町 九十九里町 芝山町 一宮町 長生村 白子町 香取市 横芝光町 山武市 千葉市中央区 千葉市若葉区 成田市 佐倉市 市原市 浦安市 八街市 印西市 栄町 富里市 いすみ市
福島県白河市 鏡石町
埼玉県加須市 川口市 春日部市 草加市 八潮市 吉川市 宮代町
東京都江戸川区
神奈川県二宮町
※震度4以下は省略

長野県北部地震

翌日の12日、長野県北部の新潟県との県境付近でM6.7・最大震度6強の直下型地震が発生。宮城沖、茨城沖のプレート境界型地震とは異なり、断層による直下型地震である。
東北地方太平洋沖地震とは基本的に別個に発生した地震だが、宮城沖発生後のプレート構造の「緩み」が断層に影響したのではないかとも言われている。

静岡県東部地震

約4日後に長野県北部だけでなく、静岡県東部でもM6.4の地震が発生した。この地震で静岡県富士宮市で最大震度6強を観測。この地震も長野県北部と同様の東北地方太平洋沖地震に誘発されて静岡県東部地震が発生した可能性がある。

2016年福島県沖地震

本震から5年が経過した2016年11月22日、福島県沖震源のM7,4の地震が発生した。
地上の揺れは最大で震度5弱に留まったものの、本震以来となる津波が発生し福島県や宮城県の広い範囲で一時期51万人に避難指示が出された。幸い直接的な被害は港の漁業用機材が流されたり、高齢者が転倒した家具で負傷した程度に留まった。避難に関して本震以来の津波対策が活かされた部分もあったが、上手く行かなかった分もあり大きな課題となった。

震度都道府県市区町村
5弱福島県白河市 須賀川市 国見町 鏡石町など
※震度4以下は省略

2016年茨城県北部地震

上記の福島の地震の翌月12月28日、茨城県北部を震源とするM6,3の地震が発生、高萩市で最大震度6弱を観測し、遠くは愛知県でも震度1の揺れが観測された。津波も無く人的被害は若干名の軽傷者で済んだ。

震度都道府県市区町村
6弱茨城県高萩市
5強茨城県日立市
5弱茨城県常陸太田市
※震度4以下は省略

その他の地震活動と余震

上記の本震から数週間経っても余震は続き、M5~M6の大きい地震も何度か起こっている。この余震は発生から半年~数年以上続くとされており、実際に5年経っても茨城県宮城県などで稀に震度5の地震が発生している。流石に2016年以降は大規模な余震の数はかなり減り余震の無い日も多くはなってきたが上記のように無くなってはおらず、余震の総計は5年で12,000回を越えている。
ここでは「M7以上・震度5弱以上・津波警報や注意報が発表されたもの・津波を観測したもの」のいずれかに該当する地震を挙げる。誘発地震も掲載している。

  • 2011年
    地震発生日時刻震源地規模(M)最大震度
    3月9日11時45分※「地震(前震と本震)」を参照。※「地震(前震と本震)」を参照。※「地震(前震と本震)」を参照。
    3月10日6時23分三陸沖M6.84
    3月11日14時46分※「地震(前震と本震)」を参照。※「地震(前震と本震)」を参照。※「地震(前震と本震)」を参照。
    14時51分福島県沖M6.85弱
    14時54分福島県沖M6.15弱
    14時54分茨城県北部M5.75弱
    14時58分福島県沖M6.65弱
    15時6分岩手県沖M6.55弱
    15時8分静岡県伊豆地方M4.65弱
    15時8分岩手県沖M7.45弱
    15時12分福島県沖M6.75弱
    15時15分※上記の「茨城沖M7.6(Mw7.7)地震(最大余震)」を参照。※上記の「茨城沖M7.6(Mw7.7)地震(最大余震)」を参照※上記の「茨城沖M7.6(Mw7.7)地震(最大余震)」を参照。
    15時18分茨城県沖M4.75弱
    15時25分三陸沖M7.54
    16時28分岩手県沖M6.65強
    16時30分福島県沖M5.95弱
    17時40分福島県沖M6.05強
    20時36分岩手県沖M6.75弱
    3月12日3時59分※上記の「長野県北部地震」を参照。※上記の「長野県北部地震」を参照。※上記の「長野県北部地震」を参照。
    4時31分長野県北部M5.96弱
    5時42分長野県北部M5.36弱
    22時15分福島県沖M6.25弱
    23時34分長野県北部M3.75弱
    3月13日8時24分宮城県沖M6.25弱
    3月14日10時2分茨城県沖M6.25弱
    3月15日22時31分※上記の「静岡県東部地震」を参照。※上記の「静岡県東部地震」を参照。※上記の「静岡県東部地震」を参照。
    3月16日12時52分千葉県東方沖M6.15弱
    3月19日18時56分茨城県北部M6.15強
    3月23日7時12分福島県浜通りM6.05強
    7時34分福島県浜通りM5.55強
    7時36分福島県浜通りM5.85弱
    18時55分福島県浜通りM4.75強
    3月24日8時56分茨城県南部M4.85弱
    17時20分岩手県沖M6.25弱
    3月28日7時23分宮城県沖M6.55弱
    3月31日16時15分宮城県沖M6.15弱
など
※2011年4月以降の地震は随時更新していきます。

今後の余震

東日本大震災のM9クラスが発生して以降の余震について、他の巨大地震に踏まえ、震災当日に発生したM7.6の最大余震を上回るM8クラス級の余震の発生についても警戒が必要だ。

地震のメカニズム

海溝型地震と衝上断層型の地震であり、気象庁は当初マグニチュードを、Mj(気象庁マグニチュード)7.9と速報値を発表したが、16時00分にMj8.4という暫定値を発表した。その後、Mw8.8と発表し、最終的にはMw9.0(9.1)という値になった。震源域は岩手県沖から茨城県沖にかけて南北約500km、東西200kmであり、およそ10万平方キロの広範囲にわたった。この地震の影響で余震や誘発地震が多発している。

連動型地震

この地震は単一ではなく、3つの地震が連動したと解析した。

  1. 宮城県沖
  2. 宮城県沖のさらに沖合
  3. 茨城県北部沖の陸に近い部分
の順に発生し、特に2番目の断層破壊では大きな地殻変動が観測され、滑り量は平均で62 mと計算された。最大滑り量は2004年スマトラ島沖地震など世界の他の超巨大地震よりも大きく世界最大である。

地震波と揺れの特徴

広範囲で強い揺れに見舞われ、「長周期地震動」が広範囲で長時間発生した揺れの継続時間が長かったことが挙がる。最大で「長周期地震動階級4」を記録し、青森県から神奈川県にかけての各地で、震度4以上の揺れの継続時間が軒並み2分(120秒)を超え、特に崩壊範囲の中間に位置する福島県いわき市で3分10秒(190秒)に達するなどした。1995年兵庫県南部地震や1978年宮城県沖地震などより長く揺れた。
長周期の地震波(表面波)が、地球を5周していたことが気象庁精密地震観測室(長野市)の観測で分かっている。もはや、漫画のドラゴンボールのような世界が現実となった。

このようなプレート境界型の地震が、近いうちに発生する可能性が日本には存在している。それは南海トラフ巨大地震であり、この地震よりも震源域が桁違いで、同時連動すればこの地震を遥かに上回る可能性が高い。

前兆活動

静穏化

「地震空白域」でよく見られており、長期的な静穏化と短期的な静穏化の複数の『静穏化』現象が生じていたことが複数の研究者により報告されている。しかし、ここの震源域は地震空白域ではなかったらしい。

スロースリップ

この地震に先立って約1カ月前の2月中旬以降から、スロースリップイベントが発生していた。また、3月11日の本震の破壊開始点に向かう微小地震の震源移動も続いていた。さらに、3月9日の地震の発生後にもスロースリップが発生しており、これらのスロースリップによりMw7.1に相当する地震エネルギーが解放されたと考えられる。このスロースリップが、巨大地震の発生を促進した可能性が指摘されており、この地震以降、海溝型巨大地震の予測にこのスロースリップの研究が進んでいる。

被害

地震によって広範囲の地域と大多数の人々に「東日本大震災」を及ぼした。死者・行方不明者は約2万2000人(うち災害関連死が約3500人)である。

津波(日本)

特に被害を大きくしたのは、地震によって引き起こされた大規模な津波である。

津波日本列島沿岸のほぼ全域と環太平洋沿岸の広範囲に広がり、各国は警戒態勢を取った。最大遡上高は40.5mと、日本史上でも屈指の規模だった(これ以上の記録は、1792年5月21日の「島原大変肥後迷惑」の57m以上など。1771年4月24日の「八重山地震」の85.4m は現在では否定されている)。

その一方で、揺れは強かったものの日本海側(青森秋田山形各県)は津波による大きな被害を免れ、明暗が分かれる形となった。
津波は三陸沖(岩手宮城福島茨城の各県)の広範囲を壊滅し、内陸奥地にまで及び、田園地帯にまで到達。沿岸の各港町、仙台空港や松島空自基地のF-2戦闘機も水没、仙台空港は運用再開に一ヶ月を要した。

津波(海外)

津波は日本だけでなく、太平洋一帯の国々まで到達した。特にアメリカハワイでは、約4m近い津波が到達した。他にもペルーチリでも、約2mの津波が到達している。

他の被害

鉄道も新幹線・在来線ともに被災4県に加えて東北全県・北関東千葉県東京都埼玉県のほぼ全域に加え、東海道新幹線も含め神奈川県山梨県静岡県の一部も運転抑止となった。
空港は被災4県のほか東京国際空港(羽田)・成田国際空港が閉鎖。この為86機の定期航空便が着陸不可能となり、空中待機したが復旧の様子はなく、14機から燃料不足のためSOSコールが発信された。この為関西国際空港に21機、中部国際空港に17機、新千歳空港14機、米軍横田基地に11機を中心に全国21ヶ所に緊急着陸した。被災した茨城空港もターミナルビルで天井が落下するという被害を受けていたが、航空自衛隊百里基地と共用という条件から緊急措置として旅客機2機を着陸させた。
沿岸の市町村は大きな損害を被り、津波で一帯が壊滅状態となった地区も多く、多数の死者と行方不明者を出し、未だに行方がわからない人も少なくない。住宅地や農地などの造成を大幅にやり直す必要の出た市町村も少なくない。
岩手県上閉伊郡大槌町に至っては役場が流されて当時の町長が津波で死亡しており、その他にも役場が流された自治体は多く行政の活動にも大きな支障が出た。
死亡者の多くが津波の犠牲者であり、逆に揺れの最も大きかった栗原市では建物の破損こそ多かったものの死者が殆ど出ていない。
さらに東北の厳冬期でもあり、辛うじて生存した人達への心身の負担も大きく、避難生活の中寒い避難所や仮設住宅、慣れない暮らしのストレスから体調を崩し命を落とす「震災関連死」も多かった。

気仙沼市の市街地がタンクから漏れた重油の引火で大規模火災となり、千葉県市原市のコスモ石油千葉製油所で爆発火災事故が発生。
各地の建物は地震や津波で倒壊・崩落などの甚大な被害が及ぼされ、東京ディズニーランドのある浦安では液状化現象が発生し、東京タワーは先端が曲がった。

福島東京電力第一・第二原発が炉心溶融(メルトダウン)という危険な状態に陥り、半径10km圏内の周辺住民に避難指示が出された。一時安定化したと思われたが、第一原発1号炉で水素爆発が起こり、避難地域が20kmに拡大、現在、避難指示が解除された自治体は住民が激減したほか、避難指示が解除されていない自治体も複数存在している。
さらに3号炉も爆発し、2号炉の火災、1号炉の空焚き状態が立て続けに起こり、30km圏内が屋内退避地域に。放射性物質漏れと拡散の危険性が高まり、ついに被曝者も出した。職員達による復旧作業が続き、74式戦車まで動員し、国内外から注目を浴びた。現在では原子炉を冷温停止状態に誘導、これにより爆発の危機は遠のいた。
現在、福島第一原子力発電所は廃炉作業に30年の計画を立てて実行しているが、汚染水の増大、溶解した核燃料の取り出しに苦心していることから、どれだけの時間がかかるか不明であり、核廃棄物の処理場探しにもめどが立たないありさまである。
2013年9月、安倍晋三首相は『2020年 TОkYОオリンピック』の招致演説において「日本は福島の事故をコントロールしている」と語った。ただし、未だに汚染水の処理についての問題は解決していない。
一方、宮城県女川町にある東北電力の女川原子力発電所は、地震と津波に耐え、被害を最小限に食い止めた。

被災者は現在でも増え続け、正確な被害は判明していない。全国で死者・行方不明者合わせて、最大2万8千人以上になると思われる。
更に、プレートが一度歪んだことにより新たな地震の発生が多数あり、さらに2016年には台風10号の直撃によりやっと復興しかかっていた各市町村に再度ダメージを与えている。

影響

東北各地で地盤沈下、海底の隆起など地形を変えるほどの地殻変動が観測された。

東日本の広域で、多くのライフラインや交通がまひ状態になっている。JR東日本は在来線全線の運転を一時見合わせ、地震発生当時には首都圏で多数の帰宅困難者を生んだ。

発電施設の被害で、電力不足が広範囲で続き、一部地域で電力不足により停電も発生。節電が求められ、ついに東京電力は地域毎の計画的な停電、「輪番停電」の実施を決定。市民に広く伝えられたが、計画性にあいまいな点が多い。これに関してTwitter上でヤシマ作戦と呼ばれる節電活動が広まっている。

放射性物質拡散の危険が高まり、福島県産の野菜や水産資源は出荷制限となり、関東地方の水道水から放射性汚染が確認された。それにともなって風評被害が増え、海外にも波及、根強い社会問題・貿易問題になっている。

全国各地では停電に加え、コンビニでの食料品やの買占め、逆の買い控え、ガソリンスタンドへの給油の殺到などが広まり、混乱が市民生活に悪影響を及ぼしている。

全国各地では予定されていたスポーツ試合Jリーグプロ野球、大相撲八百長調査)、学校高校大学入試卒業式)、イベント博麗神社例大祭8春コミ九州新幹線開通式典)の開催、ゲーム(『龍が如くOF THE END』・『絶体絶命都市4』)発売、選挙などが、中止や延期、自粛となった。中には再開されたものもある。
テレビ各局ではCMをほぼ中断して関連報道を続け、企業がCMを自粛し、代わりにACジャパンのCMが大量放送され、「あいさつの魔法。」に注目が高まった。

なお、テレビ放送については課題が残った。というのも、緊急地震速報での予測震度が4程度だったためNHK以外がこれを放送しなかったのであるFNNに至っては、地震発生後も編成組み換えに手間取って、無人の報道スタジオを放送してしまうという全国ネット局中サイテーの失態を演じてしまった(ただし、ANNの対応は更に遅かった)。これ以降、民放の緊急地震速報放送の強化、デジタル携帯電話網を使った通告(J-アラート)の整備に繋がった。

政府・交通機関などが呼び掛けたエコ対策の自転車利用は自転車利用者を国内中に増やした一方で、これまでの自転車に対する道路の不整備が祟り日本列島中をマナーの悪い暴走自転車が暴れまわり歩行者を襲うと言った別の社会問題が発生してしまっている。

NASAによると、今回の地震でプレート(岩盤)が動き、地球内部の質量分布が変わったことで自転速度が増し、1日の長さが100万分の1.6秒短くなったという。

被災“3県”ではない!

よく言われるのが東日本大震災での“被災3県”。だが、これは誤りである
震源が宮城沖で、東北地方を中心とした被害だったため、東北地方に属する宮城県・福島県・岩手県で3県……としてしまうのだが、茨城県も全域激甚災害被災指定県である

  • 観測震度はほぼ全域で6弱以上、県西地区の一部のみ5強。
  • 県央(水戸市周辺)・県北地区(日立市周辺)では老朽住宅の多数が倒壊、県南の土浦市でも全域で停電・断水・都市ガス断。
    • ……と公式にはされているのだが、後に輪番停電の際に問題になった「東京電力ですら送電網分布を把握してない」せいで、市南西部の乙戸地区では給電されていた。
  • 鹿行地区(太平洋沿岸)は津波で壊滅。

この誤った認識は震災に対して救済を行うべき行政や公共企業にも浸透しており、東北地方への救難が国家規模で速やかに行われるのに対して、茨城県は県庁が必死に県内でやりくりしていた。県央以北の殆どの地域で飲料水が不足したが、県外の組織で最初に持ってきたのはイギリス軍という体たらくだった。輪番停電では選りに選って最大の被害を被った鹿行地区を停電させ東京電力は大顰蹙を買い、ネットで大炎上した上に当時の橋本昌知事から一喝された。

皆さん、被災3県ではありません、被災4県です!! 茨城を忘れないでください!!

支援

政府は災害対策本部を設置し、自衛隊を派遣。対立状態だった与野党は協力体制をとることで一致した。現地では警察消防庁海上保安庁の救援活動も続いている。
天皇皇后陛下は被災者にお悔やみとお見舞いを、救援関係者に労いの気持ちが伝えられ、対象外であった皇居の節電にも協力された。さらに3月16日には、自ら被災者と国民に向けて、昭和天皇の玉音放送以来という異例のビデオメッセージを発表された。
上記の節電とともに、民間の災害ボランティアの派遣、救援物資の輸送、各界著名人の励ましの言葉やチャリティー、募金活動も始まっている。

アメリカロシア中国台湾韓国イギリスドイツフランスイラントルコインドインドネシアタイニュージーランド国連など世界各国100以上から哀悼の意と支援を表明し、レスキュー隊の到着や官民双方の義援金も届いている。米軍空母を派遣し、当時在日米軍海兵隊の外交政策部次長であったロバート・D・エルドリッヂ氏が立案した救援活動「トモダチ作戦」を開始した。
アメリカ・オバマ大統領やロシア・メドベージェフ大統領は「被災地を復興するための準備はできている」と語っており、日本人死者も出す地震が発生したニュージーランドでは、被災者の安否を気遣う人々もいた。

海外における被災地の人々の対応の評価

この震災にて、世界中の報道機関は、被災地の人々が如何なる困難な状況にあっても冷静さを失うことなく、譲り合いながら礼節をも忘れずに、誰に文句を言うわけでもなく、自分たちの力で立ち上がろうとする姿を絶賛した。
特に注目されたのが、一人で何百人も助け出すような英雄ではなく、困難な中で助け合う一人ひとりの被災者の姿だった。

これは日本人にとっては、それがなぜ絶賛されるのか解りにくいかもしれない。
例えば、繰り返し報道されたものは、「ただガソリンを給油するために並んでいる車の長い列」「ただ食料の配給を待っている人達の姿」、そして「日本の被災地で略奪や暴動の類いがほぼ皆無であったこと」などであり、いずれも日本人にとっては至極当然のことばかりである。

しかし、これが異国では信じられないことであり、作家竹田恒泰氏は、フランス人の友人が震災後のニュース映像で見た、被災地の人々の姿に感動し、「被災地の日本人の姿は、一人ひとりがおよそイエス・キリストのように見えた」というメールを送ってきたという。
その後、ミャンマーに向かったときのガイドの女性からも、「東北の人たちの姿は、全員がブッダのように見えた」と語られたという。

フランスミャンマーは、共にキリスト教仏教信仰が非常に深い国であり、その国の敬虔なキリスト教徒仏教徒が、このようなことを語るのは尋常なことではなく、これは「この世の奇跡を見た」と語っているのに等しいことである。

Pixivでの活動において

被災地の方々を励まそうとする心を否定する旨ではないことを前提に記しておきます。

(『日本頑張って』タグと同じ性質を含む部分もあるので、該当タグの説明文より引用させて頂きました)

たとえあなたが言われてうれしいことでも、他の人が同じように喜んでもらえるとは限らない。むしろ傷つけてしまうことすらあるだろう。
ここに書かれた言葉は、そのようなことが起こり得る、注意してもらいたい言葉である。

まず、『大丈夫だよ?』という根拠のない励ましや『笑ってください』などの 笑顔の押しつけになる言葉には注意してほしい。
たとえばあなたは家族を失った人に「笑ってください」と言えるだろうか?
恋人が目の前で死んでしまって泣いている人に「大丈夫だよ?」と言う言葉が励ましになるだろうか? あなたは善意でやっているかもしれない。 しかし善意で言っているからこそ人の心をえぐることがあるということを覚えておいてほしい。

また、『頑張って』という言葉は受け止める側にとって酷である場合もある。被災者および遺族は、耐えがたき苦痛に直面しそれでも生きる中で必死に立っていて、現在すでに頑張っているのだ。ぎりぎりまで頑張っているのに、それ以上に頑張れ!と言われてしまえば、精神的疲弊は更に積み重なってしまうかもしれない。
ましてや精神的に負担が大きい今回のような未曾有の大震災の場合、励ましを送りたいと思う方が多いと思うが、そういった善意の気持ちが思いがけず、全く逆に作用してしまう可能性についても、少し考えていただきたい。声を掛ける前に、まず一拍、吟味を。

このようなことを考えずただ感じたことを書くと、自己陶酔ととられてしまうこともある。pixivはたくさんの人が見ているからこそ、独りよがりにならない様な応援を。

これらの注意文は全てのイラストの善意を否定しているわけではありません
また、反対意見を肯定するものでもありません。
これらをよく理解して、イラストを投稿すべきという趣旨の文章です

(ここまで引用)

安否確認投稿

被災された後、安否確認として電話、電子メールSkype、ストリーミング配信サイト(ニコニコ動画ニコニコ生放送StickamUSTREAM)、その他インターネットサイト(自身のウェブサイト、ブログSNS(MixiTwitterFaceBook))が利用されている。

Pixivも自分で安否を出せるSNSであるため、Pixivでしか活動していない方は、パソコンや携帯端末でイラストやスタックフィードで自身の安否情報を発信しておくことを勧める。

なお、スタックフィードを使わない人がいることも考えて、閲覧者からユーザーあてにスタックフィードから連絡を送ることで、スタックフィードの存在に気付かせることができる。個人宛メッセージ送信を送る方法もあります。

震災後のデマ

東日本大震災後もデマの情報が拡散した。特に被災地域では、情報不足などが原因で、治安・ライフライン・健康などに関わるデマ情報が流れた。
また、SNSなどのネットを利用したデマ情報も相次いだ。

  • 情報の大混乱によるデマ
  • 科学的・医学的な専門知識がないと真偽がわかりづらいことによるデマ
  • 誤報が訂正されずに流布することによるデマ
  • 政府関係者などに対して、政治的に貶める意図のデマ
  • 外国からの支援を政府が妨げたというデマ
  • 政府を批判するデマ
  • 個人・企業団体を貶めるデマ
  • 外国人差別を背景としたデマ
  • 日本ユニセフ、アグネスへの攻撃
  • 被災地に関する不正確な情報
  • 陰謀論
など

沢山のデマが生じた。これらは「混乱」「無知」「誤解・誤読」「悪意・攻撃」「差別」「好意」「情報不足」「ネタをネタと理解できない」といった要因で生じるものだろう。情報によるデマは、どうしても見抜けない場合が多い。特にSNSなどに投稿した誤った情報は即座に削除することが必要。

人工地震の陰謀論によるデマ

この超巨大地震をきっかけに陰謀論がネット上で飛び交うようになり、不確かな情報がSNSやYoutubeなどにも掲載されるようになった。熊本地震北海道胆振東部地震でも「あれは人工地震だ」と不用意に情報を流している者が多く存在している。これは「科学的・医学的な専門知識がないと真偽がわかりづらいことによるデマ」に入るだろう。
人為的な要因でM9クラスに相当するエネルギーを生み出すには核兵器最低1万発、世界最大の水素爆弾最低100発以上必要で、それらを同時に爆破させなければ無理な話である。
人工的な地震なら容易に地震発生日と時刻を正確に予知できるはずである。

地震発生後なら何とでも言える。

実際に人工地震が観測されたのは北朝鮮による核実験の地震のみであり、他に観測された例はない。

詳しくは『人工地震』を参照するとよい。

関連イラスト

主に実録

震災マンガ『大事なことはいつもマンガが教えてくれた。第1話』
東北関東大震災で体験したことと皆様へのお願い
被災したので今日から被災者


震災7日間
金魚の震災、7日間のあと。



関連動画

震災時に台湾で行われた日本への義援金による支援活動。


震災の際に、タイから日本YouTubeを通して贈られたエール


漫画家カキウチユウコ先生が、震災後の復興支援を応援するために制作された動画。BUMP OF CHICKENの楽曲『sailing day』を使用。


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海溝型地震

関東大震災 

今後、発生が懸念されている巨大地震

南関東直下地震 南海トラフ巨大地震

アニメ

東京マグニチュード8.0

東電福島原発事故関連

ヤシマ作戦 No_More_FUKUSHIMA

外部リンク

google東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)
気象庁 | 東日本大震災 ~東北地方太平洋沖地震~
東北地方太平洋沖地震 - wikipedia
東日本大震災 - wikipedia
何かできることは?


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2011 Touhoku Earthquake And Tsunami

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