概要
チリ地震とは、日本時間1960年5月23日4時過ぎに発生した南米チリ沿岸(バルディビア近海)を震源とする震源の深さ33km、マグニチュード9.5を記録した観測史上世界最大級の巨大地震である。
火山噴火の誘発
本震の38時間後に噴火したコルドン・カウジェ山をはじめとして、1年以内に複数の火山が噴火した。
外国での被害
死傷者数 2231-6000人
津波
モチャ島に25mの津波が発生。
日本での被害(チリ地震津波)
日本では、5月24日未明に最大で6.1mの津波が三陸海岸を中心に襲来し、日本の各地に被害をもたらした。
負傷者 855人
罹災世帯 31120世帯
罹災者 147898人
建物被害 46000棟
船舶被害 2534隻
堤防決壊 34箇所
道路損壊 45箇所
橋梁流失 14箇所
木材流失 19290件