意味
- 寄付金を呼びかけること。「募金にご協力ください・募金活動」
- お金を寄付すること。また、そのお金。「おこづかいを募金した・募金が集まった」〔一九六〇年代から例がある用法〕
《三省堂国語辞典第八版より》
1の解説
ボランティア活動の一環とされる。「赤い羽根共同募金」「あしなが育英会」 「緑の募金」「青い羽根募金」などの街頭募金が有名である。
募金活動自体は(する側も寄付する側も)紛れもない善行なのだが、これを装って金銭を詐取する「募金詐欺」を働く小賢しい犯罪者も、残念ながら世の中には存在する。
とりわけ大都市の主要な駅にはこうした手合いが湧きやすい(地震など、大規模災害が起こった直後はとりわけ増加する)ので、本物か詐欺か判別しかねるようであれば、不人情なようだが寄付しないほうが賢明である。
こうした詐欺に引っかからずに寄付をしたいのであれば、全国的に有名で歴史も実績もあり、信頼のおける組織に送金するのが一番であろう。
更に言えば、募金詐欺もスパムメールを用いたものや、物理的に募金箱を盗むような存在が現れるなど、その手段もアップグレートしてしまっている。
また、特定の自治体への支援のための寄付を考えているのであればふるさと納税も確実性が高いため効果的である。
2について
呼びかける側の行動に使うことば(1.)が誤解されて、応じる側にも使う(2.)ようになった。同様の例に「課金」「貸し切る」「納車」がある。
《参考:三省堂国語辞典第八版》
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