概要
古典的な定義では志願兵の意味である、起源としては騎士団や十字軍の兵士募集から始まる。
に基づく活動とされるが、今日ではこれらに先駆性を加えた4つをボランティア活動の柱とする場合が一般的となっている。
したがって、内申書の評価を目的としたもの、会社や自治会などから動員を受けて行うものは本来はボランティアとは呼ばない。
また、ボランティアのすべてが無償というわけではなく、必要経費やごく少額の謝礼金・記念品が出される有償ボランティアも存在する。ボランティアに「無償」という意味は本来存在しないので、これはボランティア精神に反するものではないが、今日では「有償ボランティア」として他のボランティアとは分けて扱われるのが一般的。
日本では、1995年の阪神・淡路大震災を契機に一般化した。
現在でも、各地で災害が起こると災害ボランティアの募集がかかり、全国から集った有志が復興を支援している。
イベントにおけるボランティア
イベントや行事において大勢のボランティアが募集される場合もある。裏方・案内・雑務など。
ただし本来時給を取るような激務・長時間労働の内容に対し、やりがい搾取として都合の良いタダ働きないし激安でこき使える人間を募集している場合もあるため注意が必要である。(東京オリンピック(2020年)のボランティアなどが良い例。)
ボランティアで現地に入る場合
- ボランティア側の衣食住はすべて自身で用意する必要がある。
- インフラが機能不全を起こしており、水道や電気が使えない場合も珍しくない。
- 寸断などで数少ない通れる道路に無計画に殺到すれば大渋滞を引き起こし本末転倒。
- ガソリンスタンドは公的な支援車両・緊急車両が最優先となる。
例として、真夏であれば暑くても体が洗えないなど様々な覚悟が必要となる。
当たり前だが被災者に対価を求めてはいけない。