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東京オリンピック(2020年)

せいれきにせんにじゅうねんのとうきょうおりんぴっく

東京オリンピック(とうきょうOlympic)とは、平成32年(西暦2020年)開催予定の第32回オリンピック競技大会(Games of the XXXII Olympiad)である。
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招致活動

ライバルとなる立候補都市にはトルコイスタンブールスペインマドリードがあった。東京は、震災から復興してきた姿を見せることをテーマの一つとして招致活動に挑んだ。

前回の計画を改善したことや治安の良さ、財政面で高い評価をうけ、立候補都市中唯一「非常に質が高い」という評価を受けている。

一方で、他の開催地に比べて国民の支持が少ないことと、原発事故による放射能汚染、そしてピーク時の電力不足が課題として挙がっていた(第一次選考より)。

前者については、平成28年度東京オリンピック構想の時も大きな課題であった。そして今回の支持率は前回よりも低く、3カ国中、唯一賛成が50%もなかった。これについて、石原都知事(当時)が「都民は五輪に来なくていい」(のちに「言葉が足らなかった」と釈明)と逆ギレ発言し、物議を醸したこともあった。ただ、ロンドンオリンピックで活躍した選手を宣伝に起用するなどの戦略の転換により、最終的に支持率は70%にまでアップしたとされており、この課題はある程度解決された。後者については汚染水問題が海外メディアで報道されるなど大きな懸念材料となっており、今後政府がどのような方針を打ち出すかが大きな課題となった。

東京都は今回の招致活動では知事が猪瀬直樹に交代しており、猪瀬を含む招致活動のメンバーがプレゼンテーションのトレーニングを受け直すなどし、決選投票のアピールに備えた。

開催決定へ

決選投票近くにはトルコに治安悪化(および隣国シリアの政情不安)、スペインに財政事情の不安、日本に東京電力福島第一原子力発電所の汚染水処理問題という懸念がそれぞれ浮上し、日本もこれらの状況に対抗するため安倍晋三首相自ら下記の総会に森喜朗オリンピック競技委員会会長、太田雄貴ら五輪経験選手や滝川クリステルらのプレゼンターとともに参加。「福島の状況は全体としてコントロールされており、汚染水は完全にブロックされている」とアピールした。

平成25年(2013年9月7日の国際オリンピック委員会総会において投票が行われ、中間選挙でマドリードが敗退、イスタンブールと決選投票の末、東京での開催が決定した。東京でのオリンピック開催は昭和39年に行われて以来56年ぶり2回目(昭和15年にも一度開催権を得たものの、第二次世界大戦の影響で開会出来なかった)で、日本国内では4度目のオリンピック、アジアでは史上初の「過去に開催経験のある都市における二度目のオリンピック開催」となる。

開催日程

開催予定日は現在のところ、平成32年(2020年)7月24日8月9日の予定である。競技数は28競技予定で、レスリングは残留したもののソフトボール野球はいったん外されたままとなった。しかし追加競技の枠で野球・ソフトボールと空手スポーツクライミングサーフィンの5競技が追加となった。
さらに2017年6月に追加種目に卓球・混成ダブルス、柔道団体戦、3人制バスケットボールが追加された。

問題点

東京オリンピックには、「アンダーコントロール」という大本営発表とは裏腹の放射能汚染問題以外にも多くの問題点や疑惑があり、反対意見も根強い。

下のリストには含まれていないが、開催地の選考中に猪瀬直樹がイスラム圏への侮辱とも取れる発言を行っただけでなく、その後も海外メディアに証拠を突きつけられるまでは謝罪をするどころか開き直っており、日本国内でのテロの発生確率を上昇させたという指摘もある(参照)。 

明石家さんまや平尾剛 (元ラグビー日本代表)など、開催に反対を表面する著名人も。

猪瀬直樹知事辞任
森元首相東京五輪委員会会長に
私にはこう見えます。



熱中症患者が続発する危険性

Pixivの住人ならば、熱中症は決して無視できないリスクであることは夏コミの事例から明らかな事をご理解いただける方も多いだろう。
7月末8月初旬の開催は、東京が一番暑い時期であり、選手や観客、プレス、スタッフなどを問わず現場にいる人々に大きな負担がかかることは避けられない。

そして、イギリスのタイムズ紙は2018年1月の報道で「死人が出る」と警告、現に気象庁は「2018年7月の日本は例年の平均気温を4度も上回り、もはや災害である」と発表、懸念が強まることとなった。

「真夏の東京の施設で行われる巨大イベント」と言う点で共通する夏コミケにおいては毎年多数の熱中症患者が発生しており、その多さから通称「ジェノサイドコミケ」と言われるレベルにまで達した年すらある。
まして来るのはこの惨状を知らない一般人であり、知った上で対策を施した「兵士」ですらないともなれば・・・「ジェノサイドコミケ」よりも甚大な被害を出す「ジェノサイドオリンピック」になりかねない。
つまりは、下手したら40℃にもなる高温多湿な真夏の日本でオリンピックだなんてどうかしてるよ!!ってことである。
なお、前回の東京五輪は10月だった。現在ほど地球温暖化が進んでおらず、日本でスポーツや屋外イベントをするには絶好のシーズンといえ、賢明な判断であるといえよう。
しかしIOC(国際オリンピック委員会)は秋開催は欧米のプロスポーツのシーズンと重複するという理由から、日程の変更には消極的である。

市民や学生の動員と資材の供出

組織委員会は、オリンピックの開催にあたりボランティアを積極活用する方針。大会の運営に直接関係する大会ボランティアは8万人、交通案内や観光案内などを行う都市ボランティアは3万人必要とされるが、いずれも原則無給である。このため「勤労奉仕」「やりがい搾取」と悪評が広がり人材は集まらず、文部科学省は、学生にボランティアとして参加してもらうため、大学には期間中は授業や試験を控えるよう通知し、「学徒動員」と揶揄されている。さらに各企業に対し「ボランティア休暇制度をつくってほしい」、「オリンピック中はネット通販を控えてほしい」などと通知し、五輪は災害と揶揄される結果となった。

また、五輪関連費用が膨張する中(後述)、組織委員会はリサイクル金属をメダル製作に活用するとして小型電化製品の提供プロジェクトを実施。また東京都は全国自治体に対し木材の提供を求めており、「資材供出とは戦時中と同じだ」と批判を集めている。

水上競技の危険性

東京湾は大腸菌が多いなど、人間がウォータースポーツやレジャーを行うには向かない水質である。2013年、東京都は50年ぶりに葛西海浜公園において海開きを行ったが、「水に顔をつけない」という条件付きで発足し、改訂されても自己判断および大雨の後は特に注意という状態だった。また、防護用のネットを張るかもしれないとは言え、毒針を持つアカエイが生息している (参照)。

これらのことから、この地でトライアスロン含む水上競技を行うことに懸念する声もある。

買収疑惑と国内メディアのコントロール

招致に当たってコンサルティング会社から、決定に影響を及ぼすラミン・ディアク氏に約2億2000万円の裏金が渡った疑惑が取りざたされ、多くの海外メディアで報じられている。
また、国内において電通の名前は伏せられ、相関図においても電通は「D社」と表記されるか、あるいはごっそり削除されているという一線を越えた報道の仕方も注目された。

日本国内においても調査委員会を設けたが、その報告内容は要約すると「資料が確認できなかった」というものとなっており、事態の究明には一切の進展が見られなかった。

2017年10月、疑惑渦中の人物であるディアク親子間での当疑惑を後押しするメールのやり取りが判明した。その内容とは、「(東京と開催都市を争っている)マドリードへ投票するようアフリカ諸国への働き掛けが全力で行なわれている。休憩時間になんとかせねばならない。」というものであった(参照)。

フランスとブラジルの当局は、リオオリンピックと東京オリンピックが買収されたものだと結論し、リオオリンピック組織委員会の会長は逮捕、同委員会も資格停止となった。

2018年、シンガポールの汚職捜査局はブラックタイディング社の代表を本問題で起訴した。また、フランスのル・モンド紙等が続けて捜査をフォローアップしている。

なお、1998年の長野五輪の際の同様の疑惑が持ち上がっているが、証拠となるべき会計書は当初「紛失」とされ情報公開されることなく、のちに焼却処分されたことが発表された。また、当時の関係者が渦中に死亡している。

お金絡みだと、ソルトレイクオリンピックの際にNHKにも醜聞の疑惑が挙がっている。

新国立競技場問題

巨大な金が動く五輪には様々な疑惑がつきものであるが、新国立競技場の建設を巡っては建設費が当初想定した1300億円を大幅に膨れ上がり2520億円となることがデザイン決定後判明し、最終的に建設計画は白紙撤回に至った。もともとこの案には競技場周辺の景観との調和が崩れるなど、専門家の間で競技場改修に疑問や反対の声が挙がっていた。

なぜそれほどまでに建設費が膨れ上がったのか、なぜそのようなデザインが選ばれたのか、そもそも責任の所在はどこにあるのか等々、検証すべき点は山ほどあるのだが、結局、全てはうやむやのままコンペがやり直され、2015年末に隈研吾らの設計案に決定。着工は翌12月までずれ込み、タイトなスケジュールの中で過労死が発生している(労災にも認定済み)(参照)。

自然破壊

当初はエコな五輪を謳っていたが有名無実と化している。国内では、会場建設のために古くからの街路樹を大量に伐採し、その内容も、樹齢100年以上を470本、低木1万7450本は「産廃」という有り様である (参照)。さらに、自然の再生を目指して創設された野鳥の生息地である葛西臨海公園を破壊する可能性が浮上して国内だけで100近い団体が反対の意を表したりした(参照)。

国外でも、主に東南アジアの森林を伐採、先住民等の権利を侵害したと見られ、14万人もの反対署名が集まり、NGOなどの47の団体が木材の調達中止をIOCに申請 &「このままでは東京オリンピックは環境破壊と人権侵害の象徴になる」と警告(参照)、マレーシアの一村の村長が木材調達を廃止するように嘆願書を送るなど、国際的な非難を浴びている。また、新国立競技場にて既に「シンヤン社」による木材が発見されている。同社は約20年間も該当地域にて、違法伐採や自然破壊、人権侵害の疑いのある活動が指摘されてきた。

ポスターの盗作疑惑

デザイナーの佐野研二郎氏によってデザインされたオリンピックのポスターのロゴがベルギーのとある劇場のマークと似ていることが指摘されるという問題が発覚。佐野氏本人はデザインの盗用を否定したが、その後、佐野氏の手がけた他のデザインにも多数同様の問題が浮上してきたため、事態を重く見た組織委員会はポスターデザインを白紙撤回することとなった。このコンペの応募条件自体、殆ど一般からの応募が不可能で出来レース前提だったのではとの批判が高まった。
そこでエンブレムのデザイン募集は再度審査方法などを改めて一般公募で行われ、建築デザイン等で活動するアーティストの野老朝雄が手がけた紺色の組市松紋デザインのロゴが採用となった。
なお、この再審査でも最終選考候補のうち数点に既存作品との類似問題があり落とされ、敗者復活の候補作品が数点繰り上がっていたことが明らかになっている(野老作品が敗者復活か否かは非公表)。

コミケの会場も、オリンピック会場に。

会場の1つとして東京ビッグサイトが使用される予定であり、コミケの開催に悪影響が出るのではないかと懸念される。ちなみに、東京ビッグサイトで行われる競技は、レスリング、テコンドーフェンシングの3つである。

オリンピックは、表現規制の口実にも。

また、「オリンピックで来た外国人に不快感を与える」「テロ対策」といった理由で、表現規制やインターネット検閲を導入することが唱えられており、警察や治安政策の動向も目が放せない課題となっている。オリンピック開催に伴う監視社会化については、北京オリンピックでネット検閲が強化されたり、ロンドンオリンピックでロンドン市民が自由に商売できなくなったり、といった先例もある。

「コンパクト」は何処へ……

競技会場の約85%を選手村から半径8km以内に配置する。というコンパクトさを売りに招致レースを勝ち取ったが、ここにきて会場計画の見直しを進めようとしている。舛添要一都知事は都議会の所信表明演説で、建築資材費や人件費の高騰などを理由に会場計画を速やかに改めると表明。その後、運営にあたるオリンピック組織委員会の森喜朗会長も見直しが必要とのコメントを出した。
具体的に挙がっているのは、競技施設の建設中止がバスケットボールとバドミントン。カヌー・スラローム競技が会場変更とされている。また言及はされていないものの、建築界から批判の声が強い新国立競技場も見直しの可能性は十分にある。
競技会場が見直される競技

競技当初案変更案理由
バスケットボール夢の島ユースプラザ(江東区)さいたまスーパーアリーナ(さいたま市)近隣に既存の施設があるうえ、建築費が膨大
バドミントン同上武蔵の森総合スポーツ施設(調布市)同上
カヌー・スラローム競技葛西臨海公園(江戸川区)公園に隣接する都有地(同区)環境と生態系の破壊に繋がるとの批判や大腸菌などが多い劣悪な水質下での開催への憂慮



その他

野球が追加種目になるのも問題視されることもある。ワールドゲームズでも採用されないほど世界的にも少数派で、国内でも日本代表戦が放送されないが多く、選手など関係者による不祥事がメディアによって隠蔽されているのだ。2敗しても金メダルが取れることも。

福島県出身の政治家が「復興は原発ビジネスのためである」と言及し(参照)、野球も福島で開催される。そして、被災した東北地方も今回のオリンピックとは無関係ではない。

また、動物福祉(参照)、パラリンピックへの認識(参照)、メダル用の金属(参照)、ネット通販の規制(参照)など、物議を醸し出す事象は他にも見られる。



pixivでは

概ね招致成功を祝賀するイラストと、五輪とキャラを絡ませたネタ絵、五輪に便乗して行われる表現規制の動きに反対したり、問題を起こした人物や事物(舛添要一佐野研二郎新国立競技場など)を風刺するイラストに三分されている。

マスコット

ア案イ案ウ案が候補となり、小学校20万人による投票の結果、谷口亮氏のア案が採用された。2018年7月22日に正式な名前が発表され、オリンピックキャラクターが「ミライトワ」、パラリンピックキャラクターが「ソメイティ」と決定された。

東京オリンピックマスコット ア案




実施競技

過去最多の33競技が実施予定となっている。
野球・ソフトボールは北京五輪以来3大会ぶりに復活。空手(男女3階級別の「組手」と演舞で正確さを競う「形」)・ローラースポーツ(スケートボートローラースケート)・スポーツクライミング・サーフィンが新しく正式採用された。

別名・表記ゆれ

東京五輪

関連タグ

オリンピック 2020年 東京都(東京) 東京パラリンピック
猪瀬直樹 森喜朗 佐野研二郎 秋元康 安倍マリオ

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