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特戦隊及び隊員の詳細は、「ギニュー特戦隊」のタグ参照。

CV 堀秀行Z)、小西克幸


概要編集

ナメック星編に登場するフリーザ配下のエリート部隊ギニュー特戦隊の隊長。


恐怖ではなく純粋にフリーザを尊敬する数少ない大幹部の1人であり、フリーザの部下の中では最も戦闘力が高い。他の特戦隊メンバーと違い、単にスカウターの数値だけに囚われずに敵が瞬間的に戦闘力を大幅にコントロールできる事も見抜くなど、頭脳明晰さと分析・判断力の高さも相応に持ち合わせており、隊長としての実力を裏打ちしている。隊員たちからも純粋に尊敬されている。ナメック星到着直後の悟空は界王拳を使わない状態での戦闘力が90,000とされているが、ギニューは悟空の実力について、リクーム達を倒したという前情報から当初は「60,000ほど」と予想し、実際に手合わせした後は「最低でも85,000はある」とほぼ的中させている。


冷徹非道な性格だが、ファイティングポーズやダンスに関心を持つお茶目な面もある(アニメではキャラメルなど菓子やフルーツ類が好物で、戦闘ジャケットの中に入れていた)。また、独自のフェア精神を持ち、悟空に「死なせたくない」とまで言われた。また隊員想いな為、隊員達からも理想の上司として慕われているが一方で自分の思い通りにならないと気が済まない部分があり、自身の邪魔をしたり、ファイティングポーズをちゃんとやらない者に対して、お仕置きをしようとしたり、自身がピンチになると今までのフェア精神を忘れ、手助けするよう命じるなど横柄な一面もあり、ゲーム版ではそれが原因で隊員の怒りを買ってしまったり、隊員達からお仕置きされることを恐れられたりしている。


フリーザに恐怖ではなく純粋な尊敬と忠誠心を持っているため、フリーザ本人からの信頼も絶大であり地球で数年ぶりにギニューと再会した際は実質、過去にフリーザの留守中にドラゴンボールを奪われるというミスをしてしまったにもかかわらずその事は一切咎められず「とても嬉しい誤算ですよ」と生きていたことを心から喜ばれていた。同時に相変わらずの妙なポージング等の独特なノリについては「あの性格だけはなんとかならないんですかねぇ」と苦笑いされていたが…良くも悪くも可愛がられていたようではある。


体は薄い紫色をしており、頭には血管が浮き出ていて黒い角が2本もつ異相だが、その独特な容姿の割に冷静さと風格も漂っているので、戦闘においてはある種のりりしさを感じさせる表情が多い。

戦闘服は両腕、両脚とも露出したタイプを着用しており胸には特戦隊のマークが刻まれている。


名前の由来は牛乳


最大の能力編集

両腕を広げて「チェーンジ!」と叫び、向かい合った相手と身体を入れ替える「ボディチェンジ」という能力を持つ。


なお、このチェンジは必ずしもギニュー本人が言う必要はなく、敵に言わせても成立するらしい。この敵に言わせる方法はフリーザ復活編までとらなかったので、カエルになった影響で一時的に文字が書けなくなるほど知能が低下していたか、もしくは修業で身につけた新技の可能性がある。


またボディチェンジの際に相手を弱らせるため、自分の胸を突くが、これは「ホルスタインショック」という技である。『ドラゴンボール レジェンズ』ではチェンジした後に、この技を放ち直ぐに元の身体に戻りダメージを与える技となっている。


ちなみに『激神フリーザ!!』特集記事でのインタビューによれば、ガキの頃クラス一の金持ちとボディチェンジして女の子を侍らせたりしていたらしいが、段々ばかばかしくなってやめたとのこと。このセリフからわかる通り今までにこの技を何度か使ったらしく(劇中でもギニューがボディチェンジをするつもりだとジースが発言している事から、少なくともジースはギニューがこの技を使うのを見た事があるようだ)、本来のギニューの姿は謎に包まれたまま(一応回想シーンでは今の姿)である。


映画「ブロリー」での回想シーンでも、フリーザがまだ子供だった頃から既に今の姿だった模様。


他に必殺技は片手から気弾を撃つ「ミルキーキャノン」などがある。



活躍編集

フリーザ編中盤、ナメック星ドドリアザーボンベジータにやられ、その抜けた人員の増援としてヤードラット星侵攻途中だったところをフリーザに呼び寄せられる。


ナメック星到着後はドラゴンボールの確保とベジータの生け捕りをフリーザに命じられ、その後すぐにベジータ達の前に現れ彼らと戦おうとするが隊員たちから文句を言われた為、念動力を使い、1人でフリーザの元までドラゴンボールを運んで行った。


その後、ジースから他の隊員達が全員倒されたことを聞き、その倒した張本人である悟空と対峙し戦うことになる。当初は互角に闘い、独断で加勢しようとしたジースを叱りつけるフェア精神を披露するなどしたが、悟空が界王拳を発動し大幅な戦闘力の上昇を披露すると、実力に大きな差があることを突き付けられた(ギニューが120,000に対し、悟空は180,000以上)。ギニューは大きく慄くが同時に嬉しがり、自分の体にわざと重傷を負わせたうえで、ボディチェンジを行い悟空の体を手に入れることに成功。その後は悟空と闘うこともなく、ドラゴンボールの回収に向かったクリリン悟飯を追跡する。
チェンジ悟空


入れ替わった際には、ジースと共にクリリン達を前に派手な名乗りを挙げていた。そのような言動から悟飯に悟空ではないことを見破られ、そのまま戦闘に入る。


しかし、遅れて駆け付けたギニューの肉体となった悟空に、「慣れていない身体では界王拳はおろか気の扱いも満足にはできない。心と体を一致させないと大きな力は出せない」ことを指摘される。ギニューはその言葉を気に留めず戦闘力を上げようとするが、ジースのスカウターが計測したギニューの戦闘力は23,000(変身前のザーボンと同程度であり、ナメック星に到着した直後のベジータの戦闘力24,000よりも低い)。悟空の身体のスペックを充分に引き出せないどころか、チェンジ前の自分よりも大幅に弱体化したギニューは、本来ならば格下であったはずのクリリンと悟飯を相手に苦戦を強いられる。先ほどの戦いでのフェア精神はどこに行ったのか(三対一の状況ではあるが悟空は重症のギニューの体と入れ替わっているというハンデ付きである)ジースに加勢を命じるが、仙豆によって復活し戦闘力を引き上げたベジータによってジースは討ち死に。ギニューもまたベジータから猛攻を受け、なす術なく地面に叩き付けられてしまう。


そして瀕死状態になったところでベジータと身体を入れ替えようと試みたものの、悟空に割り込まれ元の姿に戻ってしまう。もう一度ボディチェンジを試みるも、今度は悟空が投げたその辺にいたカエルと入れ替わって無力化してしまった。その後はカエルになり言葉が喋れなくなったためボディチェンジを行えず、カエルとして生きていくことになった。ベジータには踏みつぶされそうになったが、悟空が「そんな姿じゃもう悪さもできない」と言ったことでベジータからもトドメを刺すよりもこのまま生かされた方が死ぬより辛いと判断され「お前のこれからの暮らしを思うと同情するぜ」と嘲笑され敢えて見逃された。原作では以降は登場しない。


アニメ版編集

原作ではすぐに悟空の体を奪ってしまうが、アニメ『Z』では戦闘シーンが追加されている。

悟空の方はベジータに出し抜かれたことから焦りを抱いていた。

一方でギニューのファイティングポーズを悟空が真似をしたので足の向きが逆だと注意したり、悟空の方から「変な構え」と言われて赤面したりとコミカルなやり取りも見られた。


そのまま戦い続けるがスピードでは悟空の方が上だと認め動揺するが、ジースの不意打ちによって隙が生じ捕まえることに成功する。部下の横槍を忌々しく思いながらも悟空を締め上げるも迷った末に解放。ジースに対して脅しの気弾を放って恐怖させた。


悟空が界王拳を発動させると戦闘力の上昇に驚き、「フリーザ様の次に強いのは俺」という自負を打ち砕かれ、苦悩しながら周囲を飛び回るなど暴走状態になってしまう。

界王拳をやめさせるべく大岩を投げつけたり気弾で攻撃したりしたがまったく通用せず、逆に力の差を思い知らされることとなった。


しかし悟空が自分とジースを殺す気がなく、星から出て行けば見逃すと聞き「血と破壊を好む超サイヤ人になり切れていない=超サイヤ人ではない」と確信。狂笑しながらめちゃくちゃに気弾を撃ちまくるというハイな状態となる(「生きててよかった!」とまで叫んでおり、悟空の肉体を奪う快感に酔い痴れていた)。ここから原作と同じくチェンジによって悟空の肉体を奪い取る。


そしてクリリン、悟飯との戦いに移る。

当初は悟飯に「お父さんを攻撃する」ことに迷いがあったため優位に立つが、すぐに劣勢となり次第に追い詰められていく。本来ならはるかに格下の2人に大苦戦を強いられ、文字通りプライドをズタズタにされる。

が、しかし。次第に悟空の身体に慣れたことで形勢を押し返し始める。

気をよくしたギニューは決め台詞を言い放とうとするが、今まで1人でやったことがないという理由から咄嗟に思いつかず、台詞なしでいきなり戦おうか悩んでいた。

そこへ容赦なく攻撃して来たクリリンに「まだ途中なんだぞ!」と怒りをきたす。


手始めに悟飯から仕留めようとするが、同じくギニューの身体に慣れて来た悟空が参戦。悟飯を仕留め損ねてしまう。

直後にジースがベジータによって倒され、今度はベジータとの戦いに移る。到底敵うはずもなく、今度はベジータにチェンジを放つも悟空が飛び込んで来たことで元の体に戻ってしまう。

今度こそベジータの体を奪おうとするが、ズタボロになりながらも立ち上がった悟空からかめはめ波を撃たれる。ギニューに躱す暇はなかったが、悟空も気のコントロールができなかったため狙いが外れ窮地を脱する。


三度ベジータにチェンジを放とうとするが、ベジータのスピードが思ったより早いため失敗。そのままベジータに完全に圧倒される。

が、これはギニューの策。劣勢を演出することでわざとダメージを受け肉体を傷つけていた。

そして吹っ飛ばされ距離が大きく開いたところで突っ込んで来たベジータに最後のチェンジを放つ。だが悟空が投げたカエルと取り換えっこになってしまい無力化する。


その後、ブルマがギニューの体に翻訳装置をつけたことで喋るチャンスが再び与えられ、一度はブルマと身体を入れ替えることに成功するが、ピッコロの体を乗っ取ろうとするなど余計なことをしたため悟飯の機転で結局またカエルに戻ってしまった。その後ナメック星は消滅してしまうものの、直前のポルンガへの「悟空とフリーザ以外のナメック星にいる者を地球へ移動させる」の願いで図らずも地球へ転送され生き残った。なおこのエピソードは原作重視にリテイク構成し、アニメオリジナル要素を極力排除した『ドラゴンボール改』においてもカットされずに収録されている。当然声も新録されている。後述の『ドラゴンボール超』でも反映されており、ブルマがカエルにされた時の事を想い出す様子が描かれている。


ちなみに、かつてのギニューの身体を得たカエルはどこかへ去っていき、原作ではその後登場しないが、アニメでは後にギニューと同様に地球に転送されており、どこかの草むらにいる様子が少しだけ描かれた。


同じくアニメオリジナルの設定だが、かつてサウザーとクウラ機甲戦隊の隊長の座を争ったことがあり、またサウザーはギニューの本来の姿を知っている数少ない人間とされている。


ドラゴンボール改』からギニューを担当することになった小西克幸のアドリブ満載の演技でよりコミカルでお茶目さが増し、何故か名乗りの時、『ギニュー』の所を大げさに伸ばしている。


人造人間編以降の彼について編集

原作ではそれ以降登場していないが、アニメではセル編やブウ編でもたまにその姿を見ることが出来た。


なお、『復活のフュージョン!!悟空とベジータ』にて、カエルの姿で登場したとされやすいが誤りで、実際にはメダマッチャが生み出した分身である。


そんなカエルになったギニューだが、『ドラゴンボール超』で新たな体を得てまさかの再登場。魔人ブウに地球を一度破壊され命を失ったはずだが、なぜ「うんと悪い奴(極悪人)を除く全員を生き返らせる願い」で生き返ったのかは不明。例の独自のフェア精神や茶目っ気ある性格から改心していたベジータや間抜けなピラフ一味同様に「極悪人」とまでは見なされなかった可能性もあるが、カエルの姿ゆえに「地球を元通りにしてくれ」の願いの「地球」に当たる自然の範疇、つまり只のカエル扱いされたという説もある。


地球にやってきたフリーザ軍のいる現場にて隠れて戦況を見つめていたが、そこでゴテンクスの金的攻撃で悶絶していたタゴマに近づき、地面に宇宙語で『チェンジ』の文字を書いてタゴマに言わせることで、ボディチェンジに成功しタゴマの体を乗っ取り復活した。


悟空の体になった時とは違い、相性が良かったのかタゴマの肉体をタゴマ以上に上手く操りピッコロ達を追い詰めていくが超サイヤ人となった悟飯には敵わず圧倒されていた。(理由は不明だが恐らく変身タイプの戦士の体と相性が悪いと推測される)

その後は戦う力は残っていたもののフリーザの命により後ろに下がり悟飯たちの相手はフリーザに任せている。しかし、そこへ因縁のある悟空とベジータが現れ、かつてカエルとチェンジさせられたことを逆恨みするも、ベジータの不意打ちのエネルギー波を浴びタゴマの肉体共々消滅した。

皮肉なことに、タゴマの体を乗っ取ったことでベジータに再び命を狙われることになってしまった他、特戦隊は全員ベジータに止めをさされることとなった(原作映画では登場しなかったので、もし魔人ブウによる地球破壊後に復活していたとしたら、あちらの世界のギニューは生存している可能性がある)。

なお、ファイティングポーズに関しては次回予告では悟飯や本編ではトランクス達から似たようなものなのに相変わらず「変なポーズ」や「俺達のほうがもっとカッコいいポーズできるぜ」と言われている。


ドラゴンボールGT』では超17号編にて地獄に送り返された悪人たちの魂の行列にしれっと混ざっているがその時の姿がいつもと同じで長い事この姿でいたから魂にも影響したのかは不明。


ゲームにおけるギニュー編集

ドラゴンボールフュージョンズ編集

時間と空間の狭間・第2層にあるサタンシティで、他の4人と供に登場し、主人公たちと出会う。主人公たちが集めたエナジーでバリヤーを解除出来る事を知り、彼らにフリーザが封じられていると思われる宇宙船を解除してほしいとお願いする。解除に成功した後、そのお礼として主人公にマキシフュージョンを伝授させた。フリーザの復活後には自らの正体を主人公達に暴くが、敵対するよりも主人公たちをとても気に入ったため、以降からライバル的な存在として戦う事になる。その後第5層の時空一武道会に参加するが、主人公達に敗れてしまう。特にクリア後の世界では主人公達に再戦するも、再び負けた事でギニュー特戦隊を解散させた…が、その直後に新生ギニュー特戦隊として再開し、また会う事を主人公と供に誓い合った。原作にあった残忍な性格が一切なく、逆に主人公達に敵意を一切持たないほどの親切さを持っている。特に同じダサいポーズを決める仲なのか、グレートサイヤマン1号との相性が抜群で、EXフュージョンでギニューマンに変身することができる。


ちなみに本作には彼の女体化とも言えるゲームオリジナルキャラのショートニーが登場している。こちらの場合はドーラ特戦隊のメンバーで、ギニューとは違ってリーダーではなく、リーダーであるドーラの側近としている。小柄な姿をしているが、もっと綺麗な女性とボディチェンジがしたいのが本望らしい。少女らしい遠慮がちな性格で、周りを落ち着かせる役割を持っている。普通で見れば可愛いのだが頭がアレだとね…。


ドラゴンボールファイターズ編集

リリース初期から実装されているPCの一人として参戦。

物語の諸悪の根源である人造人間21号によってドラゴンボールで特戦隊全員が復活、メンバー5人が久々の揃い踏みとなる。戦闘では順繰りに4人の部下をサポート役として召喚できる他、ボディチェンジによって相手と肉体(および体力)を入れ替えてしまうなどトリッキーな戦法を用いる。イベントシーンもバラエティに富んでおり、地球でフリーザと再会した際には特戦隊全員で喜びのダンスを披露しようと意気込んだり(そしてやはりフリーザにはやんわりと断られてしまう)、共闘することになった悟空からベジータの地球での優遇っぷりを内心羨ましがったりもしている。その他にも、ゴテンクスとは自身らのポーズのほうが優れていると口論を展開したり、孫悟飯がギニューのポーズの成長ぶりを熱弁したりなど、同道の趣味人(?)との接点も描かれた。また、同じく悟空と肉体を入れ替えたゴクウブラックとの対戦時会話では、その先駆者として「その体は使いづらい」など助言を与えたりしている。


ドラゴンボールゼノバース』シリーズ編集

ゼノバース編集

歴史改変がおこなわれた本編では悟空だけでなくベジータ、トランクスにまでボディチェンジをおこないタイムパトローラー(主人公)たちをさらに混乱させている。先生キャラの一人としても登場しており、タイムパトローラーを特戦隊の入隊志望者と一方的に決めつけ、特戦隊メンバー総出で修行をつけて様々な技を教えてくれる。先生を代える際には、隊の体制に不満があったのではないかと心配する言葉をかけ、またいつでも隊に復帰することを望まれるなど、悪役の先生キャラの中でも非常に親身な対応をみせている。


ゼノバース2編集

メインストーリーではなんとトランクスの体を乗っ取る。本来トランクスはこの歴史の住人に姿を見せてはいけない(正史で出会っている、出会うため、再会してしまったりあまり早く会いすぎると歴史が変わってしまう)のでこの失態で一時は非常にまずい状況に陥ってしまった。


前作から引き続き先生役としてもコントン都に出現する他、巨大な時の裂け目のフリーザ軍イベントにも登場。宇宙の覇者であるフリーザの側近として仕えられているのだからこれ以上望むことはないと言い切るほどの高い忠誠心を見せたり、新入りの主人公に対して隊の他のメンバーと打ち解けられるようするなど何かと気遣ったり(主人公がナメック星人だと出産と育児手当があるからタマゴを産む時は教えろというとんでもない発言をする)とかなりの人格者となっている。そのほかにも特戦隊ではキャンプやボーリング大会などの楽しい催し物がある、このあとみんなでアイスを買いに行くなどと楽しそうに話しており、隊員達の仲は非常に良いようである。また、フリーザとクウラの抗争が終わった際にはフリーザが勝利した場合はこれを機にフリーザとクウラの兄弟仲の悪さがどうにかならないかと二人の関係を憂慮したり、クウラが勝利した場合は自分にはフリーザ軍としてのプライドがあるから簡単に靡く気にはならないと一戦士としての矜持を見せた。


追加シナリオでは、彼を「未来トランクス編」の任務に同行させるとゴクウブラックとのボディチェンジをおこない、彼らの計画を根本から潰してしまう。この予想外の展開にはザマスも一時はショックで膝をついてうなだれてしまい、味方である時の界王神老界王神、さらにはフューすらも驚愕していた。また、界王神たちから「それでうまく闘えるのか」と心配されると、本人は自信満々に「ソンゴクウのことは研究済みだ!」としてものすごく雑な悟空のモノマネをしながら超サイヤ人ロゼを発動してみせた(ただしこのあとの戦闘には参加せず)。ギニュー曰わく、ブラックは「他人の体を奪っておいて神を自称する超絶カッコ悪いヤツ」なので、お仕置きをしたとか。

最終決戦では別の歴史から連れてこられたフリーザとの闘いとなる。別人とはいえ忠誠を誓った主君の登場に激しく動揺するがギニューは「フリーザ様の命令でも教え子を見捨てて裏切る様なカッコ悪い真似はできない」とフリーザに逆らってまで弟子である主人公と行動を共にした。


ドラゴンボールZドッカンバトル編集

曜日別の特別イベント・『ギニュー特戦隊のスペシャルトレーニング』にて極知属性のギニューが入手可能。潜在能力解放に必要な潜在能力玉もここで手に入る。極限Z覚醒も用意されており、極限Zエリアをクリアすることで必要な覚醒メダルを入手する必要がある。

敵が一体の場合はATK,DEFの実数値が上がり、二体以上の場合はダメージを50%カットする。チームの他に特戦隊メンバーがいれば更にATKが上昇する他、必殺技の追加効果でATKが無限上昇&2ターン必殺封じも備えており、イベント産ながらも高難易度イベントにおける高い適性を示している。


2022年2月末、7周年記念イベントも終了間近でユーザーの間でもお開きムードとなっていたところに、突如として4周年SS4悟空・SS4ベジータの極限Z覚醒実装と7周年EX弾開催決定が発表されドカバト界隈が衝撃と喜びで沸く中、それと並行してギニューの超激戦予告が公開。そう、我らがギニュー隊長のフェス限化である。

近年のドッカンバトルにおける『一昔前ではあり得なかったフェス限キャラの意外な人選』の一種であり(ビーデルとかアニメオリジナルの魔凶星編出典の幼年期悟飯とか)、ガシャ産SSRのギニューはこれが初でもある。


リーダースキルは『恐怖の征服』or『ナメック星編』カテゴリの能力上昇で、そこに『宇宙をわたる戦士』カテゴリを含む味方の能力を更に上昇させる、所謂200%リーダー。アクティブスキルでギニューの代名詞であるボディチェンジも登場する。

このフェス限ギニュー最大の特徴は『特戦隊メンバーがチームにいる事で真価を発揮する』という性能デザインであり、特戦隊メンバーと組むことで全属性に効果抜群扱いで攻撃特戦隊メンバー一人に付き更にATKとDEFが上昇する特戦隊メンバーにATK・DEFの30%サポート…と、まさに「特戦隊で使ってください」と言わんばかりの性能を有している。

必殺技の追加効果でDEFが無限上昇するがパッシブ効果で必ず中確率で必殺技で追撃する為、実数値の高さとのシナジー効果でDEFの成長スピードは凄まじい事になる。

更に4ターン目以降に体力70%以下で発動可能なアクティブスキルで悟空とボディチェンジしてからは、性能がガラリと変化。

必殺技でATK無限上昇会心率最大50%回避率最大50%&ジースと組むことで高確率で必殺技を見極めるなど、超攻撃的かつ必殺技への高い耐性を有する。

また、チェンジ後は一度だけ体力が59%回復するのでピンチになったらボディチェンジでピンチから一瞬で脱却出来るのもポイント。とはいえ、前チェンジ前後で性能がガラリと変化しチェンジ前にあった多くの特性が失われてしまうので、この辺りは状況に応じて使い分けていく必要がある。


そんなわけで特戦隊編成ならば凄まじい性能を発揮するギニュー隊長だが、仮に特戦隊編成から離れてしまった場合、リンクスキルの汎用性が軒並み死んでる・自身のパッシブスキルに気力補正がないということも相まって必殺技を撃つことすら覚束なくなってしまう

また、このギニューがリーダーとして率いる特戦隊編成をフルに活かす為には同タイミングで実装された通常ガシャ産のお供キャラが最重要である点も見過ごせない。

  • ギニューと組むことで最大60%という前代未聞のサポートを味方にかけるジース&バータ。
  • ギニューと組むことで全属性ガードと攻撃した敵を高確率で気絶させる超防御性能とバトルロードへの高適正を発揮するリクーム&グルド。

この2体は通常ガシャ産としても最高レベルの実力者であるが、こいつらがピックアップされていたギニューフェスはとうの昔に終了済み。これ以降はいつでも入手できる可能性があるという要素を加味しても狙い打ちできる可能性はほぼ0であり、再録でピックアップされることがが約束されているギニューに比べある意味入手難易度が高いという点ももどかしいところか。


このように特戦隊がいれば最強、いないと必殺技すら撃てない状況に陥りかねないという少々極端な性能を持っているギニューであるが、そうした然るべき面子が揃った時には、クリアできる程の実力を秘めている。なんなら高難易度ステージを安定してクリアできる力という観点で言えば、7周年の目玉で登場したフェス限LR達を主軸とした編成を超えると断言出来るだろう。

その7周年編成と比較するともうこのギニューや特戦隊編成の将来性は見込めもしないが、LR特戦隊2体の極限もあり既にチームとしての強さは一つの頂点を極めたと言っても良い。

ギニューならずとも思わず喜びのダンスを踊りたくなる、全宇宙のギニューファンと特戦隊ファン必見の一枚である。


派生キャラクター編集

ミルガ編集

スーパーファミコンRPGソフト『ドラゴンボールZ 超サイヤ伝説』に登場する敵キャラクター。

ギニューの色違いで、体色は焦げ茶。終盤にザコ敵として出現するほか、特戦隊員の色違いザコを率いてフリーザ第3形態の前座ボスとしても登場する。

敵のHPを吸収する『ドラキュービーム』という技を持つ。

戦闘力は65,000と75,000のものが存在する。

ラクト編集

同じく『超サイヤ伝説』に登場。ミルガの上位種で、体色は黄緑。

終盤にザコ敵として登場。戦闘力は95,000と105,000の者がおり、同作のザコ敵としては最強である。

更に自身の戦闘力を1.5倍にできる『パワーアップ』という技を持ち、ギニューをも上回る戦闘力となることもできる。

オニュー隊長編集

雑誌『Vジャンプ』で連載されていたホビー紹介漫画『オニュー特選隊』に登場するパロディキャラ。

ギニューと違って角の形が水牛型になっている。

毎回『ドラゴンボール』の原作のパロネタを口にしたり、ドジを踏んでは他の隊員に突っ込まれるのがパターン。

一応『隊長』と呼ばれているが、誰に対しても敬語を使うデータ以外からは対等の口調で接されている。

関連項目編集

関連イラスト編集

ギニューギニュー特戦隊隊長

関連動画編集

PS4/ Xbox One「ドラゴンボール ファイターズ」ギニュー/キャラクターPV

※バンダイナムコエンターテインメント 公式YouTubeチャンネル“876TV”より

ギニュー(限定公開)

※バンダイナムコエンターテインメント 公式YouTubeチャンネル“876TV”より

関連タグ編集

ドラゴンボール DB

ギニュー特戦隊

リクーム バータ ジース グルド

孫悟空 タゴマ

カエル

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