ナメック星編
なめっくせいへん
「ドラゴンボール」のエピソードの一つ。作中で最も盛り上がりを見せたエピソードであり、悟空たちサイヤ人の仇敵たる宇宙帝王フリーザとの元祖ドラゴンボール争奪戦を描いた話。本シリーズにてサイヤ人の強化形態超サイヤ人が登場する。
悟空はサイヤ人編終盤で大ダメージを追っており、ナメック星に向かうのは先遣隊(クリリン、ブルマ、悟飯)からかなり遅れることとなる。アニメ「ドラゴンボールZ」ではこのエピソードで引き伸ばしが限界を迎え、「一週飛ばしたにもかかわらず戦況が全然変わってない」「声優が3人しかいない」などといった末期的症状を示していくこととなった。
なお、映画「超サイヤ人だ孫悟空」はこんなタイトルながら超サイヤ人に変身する描写は無いため、ナメック星に向かう直前もしくは完全パラレルとされている。
ピッコロがサイヤ人に殺されたことで神も亡くなり、地球のドラゴンボールは消滅。悟空も重傷を負い、療養生活を余儀なくされた。
仲間達やドラゴンボールを蘇らせるため、残されたクリリンや悟飯、ブルマたちは、神様の生まれた星であるナメック星に向かい、ナメック星のドラゴンボールを得ようとする。こうして三人は神様の遺した宇宙船を改造してナメック星に飛ぶこととなったが、悟空は傷が癒えるまでお預けをくらうこととなった。
しかし、ナメック星には既にサイヤ人たちの雇用主たる宇宙の帝王フリーザが到着していた。フリーザたちはドラゴンボールを捜してナメック星を蹂躙し、ブルマ達の宇宙船を破壊してしまう。
それから少し遅れてベジータはナメック星に帰還し、自らがドラゴンボールを奪い取らんと画策。傷が癒えるとフリーザ軍の基地を破壊して逃走、ライバルのキュイを返り討ちにしてフリーザ軍を抜けるのだった。
Z戦士、フリーザ軍、ベジータによる三つ巴のドラゴンボール争奪戦が日に日に激化していく中、遂に悟空は退院し、ブリーフ博士の作った新型宇宙船でナメック星に向かう。宇宙船内の高重力下で猛特訓を積む悟空。果たして、悟空は仲間を異星人たちの魔の手から守り抜くことが出来るのか。ドラゴンボールは、誰の手に渡るのだろうか…!