概要
人気漫画及びそれを原作としたアニメ『ドラゴンボール』シリーズを題材にしたゲーム『ドラゴンボールゼノバース』の続編。
主人公は歴史を守る「タイムパトローラー」となり、ドラゴンボールの歴史を乱す悪を倒すべく奮闘する。その過程でドラゴンボールの世界に登場する様々な強者と戦うことに。
あらすじ
物語は、前作の魔神ドミグラとの戦いから2年後のAGE852から開始される。
自らが神となるべく様々な時代で「歴史の改変」を引き起こしたドミグラだったが、彼の野望は一人のタイムパトローラー(前作の主人公)によって打ち砕かれた。
しかし、ドミグラが倒れて以降も何故か歴史の改変は頻発し、さらに多様化する歴史改変に対応するため、時の界王神は老界王神の力を借りて「タイムパトロール」を組織化し、これまで以上に多くの隊員を大々的に募集する。
ドラゴンボールの歴史を守る重要任務に選ばれたのは、一人の新米パトローラーだった。
主な登場人物
新米パトローラー(主人公)
プレイヤーの分身(アバター)となるキャラクター。
タイムパトローラーの募集を受け入隊志願した。日頃の成果から、老界王神により新たな歴史異変解決のための戦士として抜擢される。
多くの強敵と死闘を繰り広げ、多くの師匠から心と体を鍛えられ、先輩パトローラーも超える逸材へと昇華していく。
先輩パトローラー
以前にトランクスたちと共に魔神ドミグラと戦った人物であり、前作の主人公に位置するキャラクター。本作では、都市を守った英雄として他のパトローラーたちの羨望を集める存在となっている。
『ドラゴンボールゼノバース』のセーブデータをコンバートしてプレイすると、外見が前作のプレイヤーと同じになる。ただしNintendo Switch版ではコンバートができないので、プレイヤーが外見を選ぶことになる。
なお、外見を選ぶ中には前作のPVに登場した人物もおり、こちらは「エース」という名前が設定されている。
一度選んだら変更不可。どのアバターでストーリーを進めても同じ外見になる。
ストーリー中盤から姿を見せなくなり、再び姿を見せた時は敵として主人公&トランクスと激突する。
トランクス(トランクス:ゼノ)
時の界王神の下で働く未来トランクス。「パートナー」である先輩パトローラーと共に、再び巻き起こった歴史改変の捜査を行っている。なお、本編では「トランクス:ゼノ」という呼称はされていない。
時の界王神
時間を司る界王神。外見は幼い少女だが界王神に性別の概念はない。
組織化したタイムパトロール隊の最高責任者のはずだが、軽いノリや人使いの粗さは相変わらず。
老界王神
時の界王神と共にパトロール隊を管理しており、主人公の素質を見出した人物。パトローラーたちの指導などのサポートを行っている。時の界王神から「おじいちゃん」呼ばわりされているが、当人は「1000歳ちょっとしか齢が変わらない」と苦言を漏らしている。
トワ
暗黒魔界の女科学者。
前作では自身の造り出した人造人間「ミラ」と共に歴史の改変を行っていた。彼女自身はミラを暗黒魔界を治める最強の戦士にするため、歴史改変により生じる「キリ」と呼ばれる超エネルギーを収集することを目的としていたが、図らずもその行為がドミグラの幽閉された時の狭間に亀裂を生じさせることになった。
計画の最中にトランクスたちによりミラを破壊され、以降は沈静化していたハズだったが、本作では更なる強力な魔力でパワーアップを遂げ、別の歴史で悟空たちを苦しめた強敵たちを従えて再び暗躍を開始する。
ミラ
本作のラスボス。
トワによって作られた最強の人造人間。
前作においてパトローラーとトランクスにより破壊されたはずだったが、残った核を回収されたことで復活を遂げた。格下であるはずの主人公やトランクスの秘めたる強さを感じ取り、次第に強敵として認めていくようになる。また主人公に対しては幾度も激突したことからライバルのように見ている。
ラストバトルの台詞は主人公の種族によって変化する。
主な追加要素
キャラクター
おもに原作に沿ったストーリーにおける歴史を冒険する前作だったが、本作ではTVスペシャルや劇場版にて登場した悪役たちが介入し、更に混沌とした歴史の改変が展開する。
『ドラゴンボール超』の破壊神シャンパ編以降のキャラクターについては今後のDLCにて追加される予定。初回特典にはゴクウブラックが使えるダウンロードコードが封入された。
また、トワやミラに続き『ドラゴンボールオンライン』のキャラクターである仮面のサイヤ人が登場する。
アバター
カスタマイズも大幅に強化され、前作以上にバリエーション豊富な衣装・アクセサリーが登場。加えて、新たに登場した「QQバン」により、衣装のパラメータ変動に左右されること無く衣装チェンジが楽しめるようにもなった。
上記のキャラクターが追加されたことで使用できる技も大幅に追加された。また、前作の「界王拳」「超サイヤ人」などの変身系の必殺技は新たに「覚醒技」として分類され、各種族専用の覚醒技も登場する(魔人族の「純粋化」、フリーザ一族の「ゴールデン化」…など)。
オンライン
最大6人のプレイヤーで強敵に挑む「エキスパートミッション」「レイドボスバトル」などが存在する。
その他
PlayStation 4版に限り、前作のデータからアバターの衣装・所持金(ゼニー)などの一部システムの引き継ぎ要素もあり、前作のアバターが先輩パトローラーとして登場する。
Nintendo Switch版ではオンライン通信の他にローカル通信による協力・対戦プレイも可能であり、ジョイコンによるモーションセンサー機能を使って必殺技を発動する事もできる。
また、Switch版の早期購入特典として前作のストーリーモードのみを抽出したモードをダウンロードして遊ぶ事もできる。
ゲームのアップデートおよびダウンロードコンテンツの展開もかなりの長期間に渡って行われており、PlayStation 4版発売当初よりも遥かにゲームのボリュームが増加。それに伴いキャラクター数も相当なものになっており、遂には開発元の異なる『ドラゴンボールファイターズ』のキャラクターまでが参戦するにまで至った。
スペック
機種 | PlayStation 4/Nintendo Switch |
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ジャンル | ドラゴンボールアクション |
発売日 | 2016年11月2日/2017年9月7日 |
価格 | 7600円/6800円(どちらも税抜) |
発売元・開発 | バンダイナムコ |
CERO | B |
関連タグ
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