概要
CV:野沢雅子
初登場は韓国などで運営されていた原作者鳥山明監修のドラゴンボールオンライン。
孫悟空と同じ髪型をし、従来のサイヤ人の戦闘服とは少し違った戦闘服を着用しているサイヤ人。常に仮面をかぶっており素顔を見たものは誰もおらず、たとえ戦闘中だろうと仮面を外すことはない。
暗黒魔界のトワやその部下ミラと共に行動をとっており、彼ら共に時空改変を行う。
謎に包まれた正体はトワに洗脳されてパワーアップしたバーダックである。
日本では配信していないゲームのオリジナルキャラということもあり知名度は低かった物の近年ドラゴンボールヒーローズやドラゴンボールゼノバース2で再登場したことにより知名度を上げている。
活躍
ドラゴンボールオンライン
AGE761年に現れ、部下に悟空を誘い出すためにピッコロを殺害し孫悟飯を誘拐するように命令、自身は腕組みをし戦況を探っていた。
そして孫である悟飯を洗脳しようと計画を立てたが人間の状態の悟飯は純粋な心の持ち主のため洗脳することはできなかった。そこで大猿化し理性を持たない悟飯を洗脳しようとしたが、そこにタイムパトロールやトランクスが現れ阻止される。
次の登場はAGE762年の時代に出現。今度は息子である悟空を洗脳しようとしたが悟飯と同じように純粋な心を持った悟空には洗脳が通じなかった。そしてまたもや危機を駆け付けたタイムパトロールやトランクスと闘うがこの際仮面が砕けてしまう。それにより急に苦しみだし勝負が付く途中で逃げてしまう。
その後は消息不明だったがトランクスやタイムパトロールがミラとの交戦中に姿を現す。前述の戦いで仮面が砕けた結果洗脳が解け自我をとり戻す。そして誰かに利用されるのは好きではないと語ったバーダックはミラを道連れに自爆する。
洗脳の経緯についてはフリーザの攻撃を受け瀕死状態だったバーダックをトワとミラが発見、彼の戦士としての可能性に気づいた彼らは体力を回復させ無理矢理仮面を付け洗脳したと語られた。
しかしその後ミラは生きていると判明、さらにバーダックも生きのびておりナメック星に移動してきていた。そして洗脳が完全に解けたことによりトランクスたちの味方となり共に打倒ミラを目指すこととなる。
また本作では大猿化したバーダックと闘うミッションも存在する。その際何故か仮面の額の緑色の宝石も巨大化する。
ドラゴンボールヒーローズ
ゴッドミッション1弾から登場。公式の説明によると素顔を見たものは誰もいないらしい。
使用技は「ダークリベリオントリガー」。
その驚異的なパワーでミラと共にヒーローアバターやトランクス:ゼノの前に立ちふさがる。
ゴッドミッション1弾の公式PVでは、超サイヤ人4の孫悟空と互角以上に戦い、超サイヤ人4ベジータ、トランクス、ピッコロ、ヒーローアバターの総攻撃を受けても一切ダメージ受けない程。
また、超サイヤ人4のゴジータの攻撃で吹き飛ばされた直後即座に体勢を整え、五人が協力して放ったゴッド玉をエネルギー波で押し返そうとする規格外の強さを見せた。
実際、登場の環境でカード性能はかなりの強さであり、最強のカードを決める投票では1位を獲得するなど大人気であった。
ゴッドミッション2弾では大猿へと変身するカードが登場。
ゴッドミッション3弾では仮面が外れ洗脳が解け、ヒーローアバター達に協力することとなる。
この洗脳が解けた状態は、バーダック:ゼノとして扱われている。
変身も大猿だけではなく、超サイヤ人になることも可能で、この時は超サイヤ人3へと覚醒していた。
ちなみに正体については、日本語化された際声色や口調はバーダックそのもであり、さらに個性的な髪型と戦闘服の影響もプレイヤーにはバレバレであった。しかし本編では仮面が割れるまでバーダックであることを見抜ける者はいなかった。
その後は“バーダック:ゼノ”として活躍。
スーパードラゴンボールヒーローズては、暗黒仮面王ことベジータ王:ゼノとの戦いにて再びこの仮面を不本意ながら装着。以前とはうって変わり洗脳されることなくパワーアップを果たした。
それ以降は鍛練を続け超サイヤ人4への変身を可能としており、仮面に頼ることは無くなった。
ドラゴンボールゼノバース2
前作には登場せず本作初登場のキャラクターの一人。
ゼノバースはオンラインの設定を元に作っているのだが本作ではなぜかヒーローズのように超サイヤ人3になれる。ブロリーやベジータですらゲームオリジナル形態の3は本作では実装されていないというのに…。
作中ではトワの命令により時空改変を行うが界王神界でブウ戦の歴史の時空改変を行っている所を主人公に見つかり主人公ごと「神と神」の歴史まで移動。そこでミラと共に主人公達と戦うが途中にビルスと時の界王神の横やりが入り戦いは中断。二人は自分たちの世界へと帰っていく。
その後主人公とトランクスは彼の正体がバーダックであることを確認するためフリーザが惑星ベジータを破壊する時代まで移動。そこでフリーザに殺される寸前のバーダックをトワ達が別の時空へ瞬間移動させる瞬間を目撃し確証を得る。そして主人公達はバーダックをの洗脳を解こうと彼に戦いを挑む。
そして主人公達によって洗脳が解かれたバーダックは主人公達を陥れるためにトワが作成した片道切符の時空の狭間へミラを道連れに入っていき、その中ではミラと戦う。ミラとの戦いではミラの方が戦闘力は上だったものの戦いの中でバーダックは怒りの力でどんどんパワーアップしていき超サイヤ人に覚醒しその後超サイヤ人2になり最終的には超サイヤ人3まで覚醒しミラを打ち破る。この時の戦いは時空の狭間脱出後のミラの考え方に大きな影響を与えている。しかしミラとの戦いにより時空の狭間に異常が起き消息不明となった。
ドラゴンボールZドッカンバトル
2017年3月に3月18日(サイヤの日)にちなんだキャペーンの1つであるガシャイベントに、フェス限定SSRの「超サイヤ人3孫悟空(天使)」と共に初実装。
フェス限定SSRではないが、今までフェス限定キャラクターのみに実装されていた専用の強化イベント「超激戦」が実装されており、実質的にフェス限定の扱い。
だが、やはりフェス限定ではないため、それ以降一応通常のレアガシャにピックアップ外(狙って当たる確率が大体0.04%)でラインナップされている。
リーダーにすることでパーティ全体に「気力+3、全ステータス50%UP」という、これまたフェス限定並というかそれ以上とも言えるリーダースキル。
固有スキルであるパッシブスキルは「敵が2体以下でATK50000UP,DEF2000UP」で、フェス限定キャラである「超サイヤ人ゴッドSS孫悟空」の「10ターンの間ATK20000UP,DEF10000UP」を上回る性能。
そのかわり同じリンクを持つキャラと隣り合うことで効果が現れるリンクスキルは、繋げづらいものも多少ある。
なのだが、ほとんど問題にならず、しかも必殺技の追加効果が「攻撃を受けた相手のATKとDEFを低下」というかなり優秀な追加効果で、通常レアガシャキャラは愚か仮面のサイヤ人以前のコスト48以下のフェス限定キャラクターと比較しても上回る優秀さを持っている。
(実装時はコスト58フェスキャラが主流になりはじめていた。ちなみに仮面のサイヤ人はコスト42)