「「オレは悟空でもベジータでもない……」」
「「オレは貴様を倒す者だ!!」」
概要
『ドラゴンボール』シリーズに登場するキャラクター。孫悟空とベジータがメタモル星人の技であるフュージョンによって合体した姿。
初登場は『ドラゴンボールZ』の劇場版「復活のフュージョン!!悟空とベジータ」で、後に『ドラゴンボールGT』や『ドラゴンボール超』にも登場している。
サイヤ人特有の黒髪を持ち、M字の生え際と垂れた一本の前髪が特徴的。衣装はフュージョンを編み出したメタモル星人の民族衣装に変化する。
性格は『Z』では出番が少なかった為、口数の少ないクールな性格に見えるが、『GT』では一変してゴテンクスの様に明るく調子に乗りやすい性格として描かれている。
原作にはこのゴジータは登場せず、代わりに悟空とベジータがポタラの力で合体したベジットが登場する。これは原作より先に「悟空とベジータのフュージョン」を劇場版でやってしまった為、その代わりにポタラによる合体を登場させた制作秘話がある。
原作内では悟空がベジータに対しフュージョンを持ちかけるシーンがあるが、あの世から悟天とトランクスのポーズを見ていたベジータは、そのあまりのみっともなさにこれを拒否している。一方で『GT』では逆にベジータの方から「フュージョンするぞ、カカロット」と誘っており、それを聞いた悟空は「最高だぜ、ベジータ」と笑みを浮かべていた。ただし、やはり恥ずかしいらしく何度も妨害された際、「本当はあんなみっともないポーズしたくないんだぞ」と憤っていた。
名前の由来は悟空(ゴクウ)とベジータから取っている。またフュージョンが失敗した場合は南の界王のジョークで別の名で「ベクウ」と呼ばれているが本人は「ゴジータ」と名乗っている。
容姿・形態
『ドラゴンボールZ 復活のフュージョン!!悟空とベジータ』
「「パイクーハン、仇は取ってやる!」」
ゴジータ初登場となる作品。
衣装のカラーは腕の輪っかや襟はオレンジ、帯の色は青、ズボンの色は白。悟空もベジータも死人の状態でフュージョンした為、頭には天使の輪が浮いている。
登場したのが終盤のため、出番は短く最低限の戦闘行為しか行っていない。
通常時
作中では未登場。ゴジータの失敗バージョンであるベクウの時は黒髪姿で登場したが、成功した際には既に超サイヤ人に変身した状態で現れた為、登場していない。その為、ゲームにも一切出てこない貴重な姿である。
公式展開としてはフィギュアシリーズ『ドラゴンボール改 アルティメットディフォルメマスコット5』でストラップ化されている他、バンダイの可動フィギュアシリーズ『S.H.Figuarts』のSSGSSゴジータの付属品として黒髪姿の頭部パーツが商品化された。
超サイヤ人
ジャネンバとの最終決戦にて登場。
フュージョンと超サイヤ人の重ね合わせにより非常に高い戦闘力を持ち、その気は時空を超越し、この世にいる悟天とトランクスに一瞬感じさせる程のものだった。
超サイヤ人3の悟空でも敵わなかったジャネンバを圧倒し、最後は虹色に光り輝くエネルギー弾を生成して、それをジャネンバにヒットさせた。するとジャネンバの体は崩れ落ちていき、元のサイケ鬼の姿に戻っていった。ゲームではこの技を「ソウルパニッシャー」と命名し扱っている。
『ドラゴンボールGT』七匹の邪悪龍編
「「オレか?オレは孫悟空でもベジータでもない、オレは貴様を倒す者だ!」」
第60話で登場。ゴジータ唯一のTVアニメ登場回。
衣装のカラーはZと同様で、悟空とベジータは超サイヤ人4の状態でフュージョンした為、超サイヤ人4以外の形態は出てきていない(と言うのも『GT』の悟空は子どもの姿になってしまい、超サイヤ人4の状態のみ大人の体に戻る為、超サイヤ人4でないと体格差が大きくてフュージョン出来ない)。
超サイヤ人4
超一星龍戦にて登場。悟空やベジータの超サイヤ人4とは異なり、赤い髪色をしている。
超一星龍を軽々とあしらうほどの戦闘力を有するが、エネルギーの消費が激しい超サイヤ人4同士のフュージョンのためか、10分程しか持たないのが弱点。
必殺技はビッグバンアタックとかめはめ波の合体技「ビッグバンかめはめ波」だが、1発目では倒しきれず2発目ではエネルギー切れを起こし放つことが出来なかった。
『ドラゴンボール超 ブロリー(BROLY)』
「「オレはゴジータ 悟空とベジータが合体したんだよ」」
「「オマエは長い間死んでたから知らないだけだ」」
「「2人の強さを足しただけじゃないぞ、更に大幅上昇(アップ)だ」」
超シリーズは原作者・鳥山明が考える魔人ブウ編後の物語な為、本作のゴジータはある意味、原作の時空におけるゴジータとなる。『スーパードラゴンボールヒーローズ』では原作の時空ではあるが本編外の話である為か、「BR」と作品名義が付いている他、後述の時期によって名義が変わっている。
その為、ブロリーを初め、バーダック、ベジータ王、パラガスなど『Z』の時代のアニメオリジナルキャラクター達は設定やデザインなどに大きく手が加えられており、ゴジータもまた一部がアレンジされている。
因みに悟空がフュージョンを提案した理由は「ポタラが手元にないから」である(作中では特に語られなかったが、悟空は界王拳と身勝手の極意、ベジータは超サイヤ人ブルー・進化で何故かそれらに変身して対抗する提案をしなかったが、界王拳や進化を使ってもそれでも互角には及ばず、意図的に発動することが出来ない身勝手の極意になるまで耐えられる程の体力が無いと判断したと思われる)。これ以降は同様にポタラが無い場合はドラゴンボールヒーローズのPRアニメも含めてフュージョンをする傾向が見られている。只、結局2回失敗しており、最低でも1時間以上(下手をすると3時間以上)も時間を使ってしまった為、「ポタラを借りに行った方が手っ取り早くない?」と思った人は居たかもしれない。緊迫した状況だったので、悟空達も焦っていたのだろう(一応ポタラを持っている界王神が瞬間移動では簡単に行けない所に出かけていると悟空達が事前に知っていたと解釈も出来るが…)。
衣装の配色はゴテンクスと近く、腕の輪っかや襟は彼と同じ黄色になり、異なる点は帯と靴の紐の色がゴテンクスのエメラルドグリーンに対しゴジータは青藍色、ズボンの色がゴテンクスの真っ白に対しゴジータは薄い灰色などの点がある。
『Z』の頃と比べると感情表現等は些か増えたが根本の性格は変わっておらず、戦闘時は一切の容赦をかけずに攻め立てて(外的要因で刺し切れなかったものの)トドメを刺すときもしっかりと刺している。
名前は既にベジットがある為、それと被らない名前を考えた結果、自らゴジータと名乗った(その為、過去作で見られた「俺は悟空でもベジータでもない~」の台詞は登場していない)のでベジットの時の記憶も少なからずある様子。また、時間制限があるにもかかわらず「名前があった方がカッコ良い」なんて子供っぽい理由でその場に留まり真面目に名前を考えたりとお茶目な一面も見られた。
ベジットに比べ、悟空を「カカロット」では無く悟空と呼んだり、ウイスをさん付けしたり、止めの必殺技もかめはめ波を使うなど悟空の特徴が多く見られた。
劇場版以外では『スーパードラゴンボールヒーローズ』のPRアニメで悟空やジレン、ヒット達が束になっても敵わない究極ハーツに対抗する為に合体した。
通常時
Z及びGTでは出て来なかった通常時がアニメ初登場。
ピッコロの指導を受け、太ったベクウと痩せ細ったベクウという2回の失敗を経て誕生した。
戦闘シーンこそ無かったものの、超サイヤ人ブルーの悟空とベジータ2人がかりでも逃げ切るのがやっとだったブロリーの攻撃を華麗に躱したり弾き返したりと、通常時とは思えない程の機敏な動きを見せた。
超サイヤ人
超サイヤ人のブロリーに対抗するため変身。
距離を取って変身の時間を稼いでいたが超サイヤ人になった瞬間にブロリーから殴られて追撃を受けるも効いておらず、即座に反撃に転じた。
その後次々とブロリーの猛攻を受け流しカウンターを入れ、逃げ場を無くす為広範囲拡散型のエネルギー波を放つ等圧倒的な力を持ちつつも知的な戦闘スタイルで戦いを進める。
やがてブロリー相手に優勢になり、2人の本気のエネルギー波がぶつかり合った結果あまりの強大過ぎる力に時空そのものが耐える事が出来ず、空間が裂け2人は異次元へと突入。
そしてその異次元にてブロリーが緑髪のフルパワーへと変貌を遂げ、ゴジータの攻撃を受け止めてしまう。そしてそのままゴジータを吹き飛ばしながら怒涛の攻撃を仕掛けるが……
超サイヤ人ゴッドSS/超サイヤ人ブルー
超サイヤ人フルパワーとなったブロリーに対抗するため異次元の中で変身した姿。
最初こそブロリーもゴジータの動きについて行っていたが、次第に戦闘力の差が明らかになりゴジータが圧勝、一方的に攻撃していた。この際、懐かしの「ソウルパニッシャー(スターダストブレイカー)」や相手の体内に膨大な気を送り込んで内側から大爆発を起こす新技等を使っている。
またトドメの際には、GTのビッグバンかめはめ波ではなく通常のかめはめ波を使用している。
ブロリーを圧倒するそのパワーはウイスも絶賛する程だった。
ゲームオリジナル形態
性格は悟空寄りだが、映像作品の強化としてはベジータ寄りの形態が登場する事が多い(無論、悟空寄りの強化もある)。
ゲーム「ドラゴンボールヒーローズ」シリーズではアニメ内では登場しなかったゴジータの超サイヤ人2、超サイヤ人3が登場する。
超サイヤ人2は原作で叶わなかったブウの体内での合体をアニメPVで見せた他、超サイヤ人3はGTの超サイヤ人4と繋がる様にか、ここから更に大猿に変身する黄金大猿のカードが存在する。
超サイヤ人ゴッド等の他の変身形態にも変身できるかは不明。
「スーパードラゴンボールヒーローズ」でタイムパトロールである本来の2人とは別の時空の孫悟空:ゼノとベジータ:ゼノがフュージョンした姿。
腕や肩回りの輪っかがオレンジ色から黄色に変わったり、劇場版では着ていなかった黒のインナーを着用しズボンも黒色になるなど黒で統一している。
通常時は依然存在せず(漫画版には存在する)、超サイヤ人、超サイヤ人3と変身し、最終的に超サイヤ人4となった。また、超サイヤ人4に界王拳を上乗せする新技も披露している。
更に、ビッグバンミッション11弾にて超フルパワーサイヤ人4・限界突破状態のゴジータも登場し、映像作品では主にこの形態のみ登場している。
『スーパードラゴンボールヒーローズ』のユニバースミッション(第2期)で登場。故にUniverse Mission。
通常形態と超サイヤ人ブルーが登場。
『スーパードラゴンボールヒーローズ』のビッグバンミッション(第3期)で登場。こちらもゴジータ:UMと同じくBigbang MissionでBM。
超サイヤ人ブルーと超サイヤ人ブルー・進化が登場。
ゲーム「ドラゴンボールフュージョンズ」では普通のフュージョンとは異なるメタモリングを使ったEXフュージョンで合体して誕生したEXゴジータが登場。服装は悟空の胴着とベジータのかつての戦闘ジャケットを組み合わせたような物を着用している。これまでと違い制限時間は無く、いつでも分離可能。超サイヤ人など変身形態は登場していない。
技
劇場版『復活のフュージョン!!悟空とベジータ』にて超サイヤ人状態で使用。
掌を上に掲げ虹色のエネルギー弾を発生させ、握って光の粒子状にしたものを相手に向かって投げつける。
これを食らったジャネンバは内側から破壊されていき元のサイケ鬼の姿に戻った。
劇場版『BROLY』では、アニメでは23年ぶりに使用。
こちらは虹色のエネルギー弾を生成し、握る事なく弾のまま相手に投げつけている。
作中ではブロリーに向けて放ったがジャネンバの時とは異なり、着弾と同時に虹色の火柱が立つ大爆発を起こした。
『復活のフュージョン!!悟空とベジータ』では左手で撃っているが、『BROLY』では右手で撃っている。
名前は作中では語られておらずゲームによる命名で、ディンプス制作のゲームでは「ソウルパニッシャー」、スパイク制作のゲームでは「スターダストブレイカー」と呼ばれることが多い。
ドッカンバトルではZは「ソウルパニッシャー」、BROLYは「スターダストブレイカー」で分けられている。
ドラゴンボールヒーローズではZ版は「ソウルパニッシャー」でスーパードラゴンボールヒーローズでは劇中の攻撃パターンを再現した完全版が実装された。
「スターダストブレイカー」は別の技となっている。BROLY版は「ゴッドパニッシャー」として実装。
GTゴジータは劇中で超一星龍へ繰り出した格闘攻撃から虹色の弾を放つ「アルティメットパニッシャー」が実装されている。
また、似たような技のソウルブレイカーもある。
『GT』にて超サイヤ人4ゴジータが使用。
悟空の「かめはめ波」とベジータの「ビッグバンアタック」の融合技。
両手を前に出してから気を溜めて発射する点が従来のかめはめ波と異なる。
ゲームでは『Z』や『超』のゴジータも使用している他、超サイヤ人4の究極技として「100倍ビッグバンかめはめ波」が、超サイヤ人ブルーの必殺技として「ゴッドビッグバンかめはめ波」、スーパードラゴンボールヒーローズでは、ゴジータ:ゼノが超フルパワーサイヤ人4・限界突破状態で使うビッグバンかめはめ波・リミットブレイクが存在する。
レジェンズでは100倍を超えた「1000倍ビッグバンかめはめ波」が登場した。
- ブラフかめはめ波
『GT』にて超サイヤ人4ゴジータが使用。
かめはめ波を撃つと見せかけてどこからか取り出したクラッカーを破裂させる。
作中では超一星龍を驚かせる為に使用した。
名称はゲーム『ドラゴンボールZインフィニットワールド』より。
劇場版『BROLY』にて使用。
普段は悟空が使用しているヤードラット星人直伝の技。
使用時には悟空と同じように眉間に中指と人差し指を突く仕草を行う。
劇場版『BROLY』にて超サイヤ人の状態で使用。
空高く飛翔し強力なエネルギー波を放射線状に放つ。放たれたエネルギー波は相手に向かって集結し一気に降り注ぐ。
名称はゲーム『ドラゴンボールZドッカンバトル』より。
ゲームなどでかめはめ波の発展技「超かめはめ波」を度々使用している。
本編では劇場版『BROLY』で初めて使用した。
普段は悟空が使用している亀仙流の技。
劇場版『BROLY』にて超サイヤ人ブルーの状態で使用。
相手に向かって突進しながらエネルギー弾を投げつけ、命中すると追撃で両手から無数のエネルギー弾を連発する究極技。
名称はゲーム『ドラゴンボールゼノバース2』より
『スーパードラゴンボールヒーローズ』では上記の虹色の弾を投げる攻撃にこの技名が付いている。
- スターダストエクスプロージョン/レゾナントエクスプロージョン/メテオエクスプロージョン
劇場版『BROLY』にて超サイヤ人ブルーの状態で使用。
自身の気を相手の体内に送り、内側から大爆破する技。
腕を交差させ、その後勢いよく振り上げる動作をする。
スターダストエクスプロージョンは『スーパードラゴンボールヒーローズ』、レゾナントエクスプロージョンは海外の『ドラゴンボール超カードゲーム』、メテオエクスプロージョンは『ドラゴンボールファイターズ』より。
- アトミックかめはめ波
カードゲームスーパードラゴンボールヒーローズにて超サイヤ人4のゴジータ:ゼノが使用。孫悟空:ゼノのかめはめ波とベジータ:ゼノのアトミックフラッシュの融合技。
- ソウルジャッジメント
スーパードラゴンボールヒーローズにて超サイヤ人4界王拳のゴジータ:ゼノが使う技。
- ソウルバースト
上記2つと同様にスーパードラゴンボールヒーローズにてゴジータ:ゼノが使う技で、超フルパワーサイヤ人4・限界突破状態で使用。上空に掲げた両手にオーラを纏い、左右交互にそのオーラの拳圧を相手に向けて飛ばす。
- メトロアタック
劇場版『BROLY』の超サイヤ人形態で使用。※ドッカンバトルでは通常形態。
肘打ちからの回し蹴り。
名称はゲーム『ドラゴンボールZドッカンバトル』より。
- 名称不明
劇場版『BROLY』の超サイヤ人ブルー形態で使用。突撃してきた相手に左指で描くように衝撃波を起こして、回し蹴りで攻撃する。
ドッカンバトルでは9周年ゴジータブルーのパッシブスキルの反撃能力として設定されてるため名称が付いていない。
劇場版『BROLY』の超サイヤ人ブルー形態で使用。※スーパードラゴンボールヒーローズではブルー進化で使う。
両手に携えたエネルギー弾を相手に投げつけ、さらに両手に作り出したエネルギー弾を持ったまま相手に突進して吹き飛ばす。
- アルティメットパニッシャー
超サイヤ人4のゴジータが使う技。超一星龍に対して使った技で、敵の顔面に膝撃ちをした後蹴りで敵を吹っ飛ばし、最後にエネルギー弾を放つ。名称はゲーム『スーパードラゴンボールヒーローズ』でエネルギー弾はゲームオリジナルの追撃。
- スターダストライジング
超サイヤ人4のゴジータ:ゼノが使う技。スターダストフォールとよく似ている。フォール版とは違いその名の通り上空の敵に向けて上昇する無数のエネルギー波を放つ技。
- エクシードブレイザー
超サイヤ人ブルー形態で使うドッカンバトルオリジナル技。腕を交差して右手にベジータの(映画で放った黄色の)ギャリック砲、左手に悟空のかめはめ波のエネルギーを両手で掲げて融合し放つ。演出ではこの技を撃つ前の突撃で劇場版での異次元空間に突入したが、この技が敵に直撃すると空間を破壊し現実世界に戻った。
- ファイナルシャインかめはめ波
超サイヤ人4のゴジータが使うスーパードラゴンボールヒーローズオリジナル技。
悟空の「かめはめ波」とベジータの「ファイナルシャインアタック」の融合技。
右腕を後ろにファイナルシャインアタックのエネルギーを右手で保ちながら左手でかめはめ波のエネルギーを手前で融合した後、かめはめ波のモーションで放つ。
ゲームでの活躍
対戦ゲーム系
原作で登場したベジットに比べると参戦作品はあまり多く無く、スーパーファミコン時代には1つもなく、プレイステーション・セガサターン時代も1つずつで、本格的に参戦が増えるのはPS2のドラゴンボールZシリーズやSparking!シリーズ以降となる。
超サイヤ人状態であれば総じてベジットと同格の性能で、大体「超ゴジータ」名義で参戦している。やはり性能はトップクラスに高く、基礎能力が段違い。超サイヤ人4に至っては一人頭ひとつ抜けた性能になっていることも。
「Sparking!METEOR」では通常攻撃の手数が通常キャラの数倍もあり、攻撃力も高い。
「ゼノバース」では超サイヤ人4の状態で破壊神ビルスと戦わせると、彼から「凄いパワーだ。いい線いってるんじゃない?」と評価され、ゴジータからは「今ならビルス様にも勝てるかな?」と言っている。
「ドラゴンボールファイターズ」ではシーズン2のDLCキャラクターとして使用可能となった。こちらではSSGSS(超サイヤ人ブルー)の姿であるが、復活のフュージョンやGTにて使用していた技も使うことができる。
無敵技やコマンド投げを持ち、通常技としてかめはめ波やギャリック砲を撃つことが可能、超必殺技も2ゲージ技と5ゲージ技を両方備える唯一のキャラであるなど破格の性能を持つ一方、技の癖が強く下段技の発生も遅いなど扱いづらい部分もあるキャラクターとなっている。
ドラマティックフィニッシュも実装されており、対ジャネンバと対ブロリー(DBS)の2つがある。特に後者は劇場版における戦闘シーンを再編成した長編のものとなっており、スタッフの気合いが窺えるものとなっている。
さらにシーズン3のラストとして、GTの超サイヤ人4ゴジータも参戦。
超必殺技以外で遠距離攻撃手段を持たない代わりに、全キャラで唯一空中ダッシュ・空中バックダッシュが2回使えるという近距離特化キャラとして登場。これまでにも近距離に寄った性能を持つキャラは登場していたが、遠距離攻撃手段をほぼ持たないというレベルまで徹底して特化した性能のキャラは初である。
近距離特化らしく通常技はいずれも性能が高く、派生で中段と下段の択を迫れる特殊技、飛び道具無敵を持つ突進技、超ダッシュで追撃可能な当身や1Fから完全無敵の切り替えし技などの技を取りそろえている。コンボダメージもアシストの有無を問わずかなり伸ばしやすい。
「フィニッシュサイン」と「正義のプラスエネルギー」という、他のキャラにはない特殊な性能を持つ技を有する。
フィニッシュサインはその場で挑発のポーズを決める。一切の攻撃性能を持たないが、超必殺技以上の技のダメージが上昇するレベルアップが発動し、気力ゲージを増やすという効果を持つ。レベルは最大で7まで上げることができ、一度でも超必殺技以上の技を使用するとレベルはリセットされる。最大の7に到達すると、メテオ超必殺技「100倍ビッグバンかめはめ波」が解禁。発生こそ遅めだがコンボに組み込める上、そのダメージは最低保証の時点で16740。本作のキャラの体力は共通で10000なので、事実上の即死攻撃である。
正義のプラスエネルギーは、上述した1Fから完全無敵の切り替えし技。裏側も含めた全身に攻撃判定が発生したり、当たった相手がスライドダウンしたりと単発寄りの切り替えし技といった感じの性能。しかし最も特殊なのは、発動に成功した時点で必ずドラゴンボールを1つ入手できるという点。これまではたまたま揃っていたら狙える程度であった神龍システムを、実戦の範疇で狙って揃えて発動することもできる。ちなみにこのドラゴンボールは未入手のものから手に入るが、必ず二星球→五星球→六星球→七星球→四星球→三星球→一星球の順に手に入るようになっている。これはGTにおいて悟空が出会った邪悪龍の順番が元になっているとされている。
誰よりも近距離に特化した性能、極めて特殊な技や固有システムなど、これまでのキャラにはない全く新しいスタイルの戦闘が楽しめるキャラとなっている。
また、なんと超サイヤ人ブルーと超サイヤ人4のドラマティックフィニッシュ演出が両方追加されている。誰しもが予想しなかったゲームオリジナルの演出である。勝敗は実際のバトルの結果で決まる、ヤムチャ対ナッパやバーダック対フリーザなどと同様の形式となっている。
17年ぶりの新作である「Sparking!ZERO」においては、Zと超とGTの全てにおいては別形態。
Zのゴジータはスーパーサイヤ人のみの形態で、劇場版でジャネンバに対して見せた攻撃の動きが全て必殺技に組み込まれている。
GTも同様にスーパーサイヤ人4のみの形態となっている。
超のゴジータは通常→スーパーサイヤ人→スーパーサイヤ人ブルーと順番で三形態に変身可能。
ソーシャルゲーム
『ドラゴンボールZドッカンバトル』
Z版、GT版、超版全てのゴジータがゲーム内に実装されている。
- Z版
「超ゴジータ」名義でフェス限力属性と知属性の2種が、更に「超サイヤ人孫悟空(天使)&超サイヤ人ベジータ(天使)」が戦闘中に条件を満たすと合体するという形で、体属性の「超ゴジータ」が初のフェス限LRとして実装されている(超ベジットと同時実装)。また、新たに孫悟空(天使)&ベジータ(天使)名義で技属性フェス限LRとして実装された。
超力属性(限界突破UR)(極限Z覚醒)
1周年記念でスーパージャネンバと共に実装され半年間、超ベジットが実装されるまで「持っていないやつは去れ」と言わんばかりに最強の座に君臨していた。そのため2023年現在時点で唯一の人権、覇権キャラである。
性能はATK7000上昇と全属性に大して相性抜群の攻撃。この相性抜群の攻撃がとんでもなく、苦手な速属性には本来ダメージが半分以下まで減らされるのが、それを無視して効果抜群(逆に+1.5倍)するというぶっ壊れスキルであった。
その後ゲームのインフレが進み、定数上昇のパッシブは完全に時代遅れとなり、一強時代は過去のものとなっていたが、極限Z覚醒実装により大幅強化。
パッシブは「ATK・DEF77%アップ&虹気玉取得ごとに更にATK7%アップ&全属性に効果抜群」。割合パッシブに加えある程度の防御性能を獲得。倍率は一見低めに見えるが、このゴジータは潜在能力解放によるステータスの伸びしろが非常に大きく、カテゴリリーダー下では虹気玉の取得状況で若干増減はあるものの、概ねATK200万付近(全属性効果抜群があるため実際には300万超)の攻撃力をアベレージで叩きだす。
防御は盤石とはいえないものの、それでもDEF6~7万レベル。これに加えて必殺技に「ATK&DEF低下」が付いたため、ATK低下が通るイベントであれば防御面での貢献度も無視できない。
かつてのようなゲーム中一強とは流石に言えないが、相手を選ばない超万能アタッカーとして、どの所属カテゴリでも選択肢に入り得る性能に返り咲いた。現在はインフレで使い物にならないが7周年で専用のEXスキル玉が実装されたことで多少強化された。
因みにこのキャラのBGMは後に高難易度イベントの汎用BGMと化し、挙げ句の果てには現在ではベジットのテーマにされてしまっている。因みに元ネタとなった曲は恐らくZ2のop。
超知属性(限界突破UR)(極限Z覚醒)
超知属性の120%リーダー。
パッシブの効果そのものは極限前の力属性版と同様だが、基礎ステータスが上昇、必殺技効果に敵のATK&DEFダウンが追加、更にステータス補正はATK120%UPと当時の水準としては破格の割合補正を引っ提げた、強力なアタッカー。
インフレが進んだ現在では防御補正の全くないアタッカー専門キャラはだいぶ肩身が狭くなっているものの、バーチャルドッカン大乱戦のリーダー等、登板機会が全くないわけではない。
2020年12月8日に極限Z覚醒を果たす。
超体属性(LR)(極限Z覚醒)
3周年に登場。ドッカンバトル史上初となるフェス限LRとして登場した。ゴジータそのものは、変身前のキャラクターが「戦闘開始後6ターン&HP50%以下」という非常に厳しい条件を満たした際に登場。
フェス限LRの能力値でATK&DEF150%補正というステータスの暴力に加え、虹気玉取得1個につき気力+4という超必殺技の出しやすさ、更に超ゴジータ恒例の全属性効果抜群と、無茶苦茶な破壊力と安定した防御性能を兼ね備えた、フェス限LRに相応しい戦士となっている。
また合体時にHPが全快するという、ゲーム中を見渡しても非常に希少な能力も持っており、登場した暁には映画さながらの逆転劇を体感できることだろう。
ただ合体条件の厳しさはかなりのネックであり、敵が非常に強力な長期戦が増えた現在の環境では登場・活躍の機会は大幅に増えたが、実装当時はせっかく入手したのにどのイベントでも合体する前に決着がついてしまってさっぱり雄姿が見られないなどということもざらであった。
そして、7周年第3弾キャンペーンで、対の知属性LRベジットと共に極限Z覚醒を果たした。
Vジャンプで極限Z覚醒されることのみ先行的に公開され、尚且つ初フェス限LRの極限Z覚醒、昨今の敵の火力等のインフレも相まって、どれくらい強化されるのか大いに期待された。
以下変更点を記載。
融合前
- リーダースキルのステータスアップ率は「フュージョン」カテゴリの気力+3、HPとATK170%UP、DEF130%UP→DEFも含め180%UPに。
- 必殺技・超必殺技両方に1ターンATKとDEF上昇効果が追加。
- パッシブスキルのATKとDEFの上昇効果が120%から180%の倍率に。
- 中確率会心が発動&中確率で敵の攻撃を回避が追加。
融合後
- パッシブの上昇効果がATKとDEF180%→200%に。
- 登場から3ターンの間、必ず会心が発動し、高確率で敵の攻撃を回避&登場から4ターン目以降は高確率で会心が発動し、中確率で敵の攻撃を回避を追加。
- 必殺技に1ターンATKとDEF上昇効果、超必殺技は1ターンDEFのみ大幅上昇効果が追加。
極限前もそうだが対である3周年ベジットの強さが異常だったこともあり若干格差はあったもののそれを加味しても十分強力な性能である。
後に対のベジットや4周年と一緒に期間限定強化が入った。
超技属性(LR)(極限Z覚醒)
体ゴジータを最後にZ版ゴジータの実装は無かったが、2021年6月末に七夕キャンペーンの一環として技属性の超ゴジータが登場した。体ゴジータから実に3年以上のブランクを経ての参戦である。ガシャ排出時は前述の通り孫悟空(天使)&ベジータ(天使)名義であり、条件を満たすことでフュージョンする。
全体的に同じくフェス限LRである『【ひとつに重なった希望】超ベジット』の対となる性能となっており、似通った部分はあれどところどころで差別化している。
汎用性が非常に高く、ダメージカットで非常に安定した防御を展開できるのも魅力だが、一番大きいのは高確率で属性気玉一種類を虹気玉に変換する能力だろう。
この虹気玉はあらゆる気玉とつながる事が出来、気力増加に重要な役割を担っているのはドカバトプレイヤーならば周知の通りだが、圧倒的に高い基礎性能を持つ虹気玉変換要員というのはドカバト全体でも未だに数えるほどしかいないため、これだけでも採用価値があるというもの。
そして『戦闘開始から4ターン経過時、体力が70%以上』という条件を満たすことでフュージョン、文字通り戦いの歴史を変える活躍を見せられる。
ゴジータお馴染みの全属性効果抜群攻撃があるが、超高確率で会心攻撃があり実質的には70%の確率でクリティカルヒットが出るため、LR特有の高ステータスも相まってまさに破壊的な火力を叩き出せる。
その他、合体前は確率だった虹気玉変換も合体後は必ず変換するようになり、敵の打撃系必殺技を無効化、5ターンの間敵の必殺技見極め(敵の必殺技発動タイミングがわかる)、30%ダメージカット、などなどとにかく戦いを有利に進める要素が盛りだくさんである。
ただし、敵の攻撃力のインフレが進み続ける昨今においては合体条件が体ゴジータと別ベクトルで厳しい面がある他、敵の打撃系必殺無効化も事前に超必殺技を撃っておく必要がある上、そもそも打撃必殺を打ってくるパターンが少ないので実質あってないようなものだったりするなど制約も少なくなく、敵の通常攻撃に対する反撃による圧倒的火力や、10ターンという長時間の間敵の必殺を見極める上記ベジットと使い心地を比較して物足りず器用貧乏である、という意見も多かった。
とはいえ、あくまでベジットと比べた上での意見であり、こちらは虹気玉変換やダメカによる安定した防御など、ベジットに出来ない仕事は多いので適材適所といったところだろう。
特に7周年を期に敵の火力がとんでもない事になり続けるなかにあって、ダメカの需要はますます高まり続けており、比較対象に上がりやすいベジットが防御面で遂に限界を迎える一方、このゴジータが注目されているのはまさに証左と言えるだろう。(注目されている要因は他にも多いがここでは割愛する)
流石に8周年辺りからは活躍は難しくなってきたが、9周年を過ぎた2024年にサプライズ極限の実装が決定。
地力の大幅な向上の他、対であるベジットとは対照的に必殺追加効果にATK無限上昇が追加され火力面が向上。合体前の時点でダメージ軽減40%を持っており登場から1ターンもしくはHP70%以下なら更に20%プラスされて60%になるので序盤で負け筋になる事はほぼ無い。それにもしHP70%を切って合体出来ずに後半に突入しても通常攻撃耐性はある。
合体後には無条件会心確定にダメージ軽減40〜80%を持ち、全属性ガードや必殺技追加発動も虹気玉を1個でも取れば発動できる(実質無条件)。更に敵の必殺技を受ける時は一時的に高確率で回避が出来るなどのまさかの圧倒的超強化を受けレジェンド悟空パーティーでのスペックはあのビーストすら上回るポテンシャルを持っている。
会心や追撃、ガードに高倍率軽減など強力な要素を盛り込んだまさに「僕が考えた最強のゴジータ」である
しかし合体前はどうしても弱点となりこのゴジータが極限した直後に出たメモリアルバトルのゴジータとジャネンバのステージでは1バトルしか無い代わりに序盤から必殺でATK400万〜500万以上も出してくる。これは合体前の防御力は勿論、リーダーのレジェンド悟空ですらも耐えられないレベルである
合体さえすれば問題無いが1ターン目から敵の火力が高すぎるためアイテムや他のキャラによる接待はほぼ必須。仮に4ターン耐えてもその時点でHPが70%以上なければ合体できずアクティブ条件が足を引っ張ってしまっている。
しかもそのステージはクリアすれば自身を更に強化できるスキル玉が手に入り、自身の強化の為に用意されたステージで負け筋を作ってしまうのは皮肉なものである
とはいえ合体すればビーストにも匹敵する最強クラスなのは間違いなく合体前でも通常攻撃は完封できATK240万でも耐える事ができるため十二分に大当たり極限と言える
そして演出面も2024年現在で見てもドッカンバトルトップクラスの演出となっていて原作の動きを完全再現したソウルパニッシャーはもちろんのこと、旧カードダスのカード絵、映画公開当時の版権絵、ヒーローズPRアニメ、超『BROLY』などありとあらゆる媒体から元ネタをかき集めた『超絶かめはめ波』は必見。この技は後にヒーローズのドッカンコラボゴジータの必殺技として採用された。
総合的に、ドッカンバトルにおけるZ版ゴジータの決定版と言えるカードであり、ドカバト公式Twitterの演出公開ツイートがRT&いいね数歴代トップ、リリース時から長らくストアランキングに君臨し続けた絶対女王から再びセールスランキング1位を勝ち取るなど、ゲーム内外問わずその存在感を大いに刻んだ。
- GT版
個別記事を参照。
- 超版
変身などのない通常の「ゴジータ」がイベント産として、「超サイヤ人ゴッドSSゴジータ」に変身する「超サイヤ人ゴジータ」がフェス限速属性として、「超サイヤ人ゴッドSSゴジータ」に変身する「ゴジータ」がフェス限LRとして実装。
イベント産は極限Z覚醒も実装されており、編成を縛るものの「劇場版HERO」カテゴリなどでは力を発揮する。ゴジータ系お得意の全属性効果抜群は「劇場版BOSS」カテゴリに限定されるものの、特効抜きでも超激戦レベルのイベントであれば苦戦することもないレベルの実力の持ち主であるため、手駒の足りない初心者であれば作っておくのもよいだろう。
超速属性(限界突破UR)(極限Z覚醒)
「超サイヤ人ゴジータ」は5ターンで「超サイヤ人ゴッドSSゴジータ」に変身する。
変身前でもATK&DEF100%と全属性効果抜群に加え中確率回避まで兼ね備えた高水準の万能戦士だが、変身後はステータス補正が130%アップに、全属性効果抜群は確定会心(属性およびDEF無視&ダメージ1.9倍)に、回避は高確率にと、あらゆる面でパワーアップを果たす、まさにオールラウンダー。
超サイヤ人のゴジータであっても名義が違うため、「超ゴジータ」と並べて新旧ゴジータそろい踏みを楽しめるのも嬉しいところ。
使い勝手とは全く関係ないが戦闘アニメのクオリティもすさまじいことになっており、性能面でもビジュアル面でも、映画さながらの大活躍を拝むことができる。
そして2023年の1月5日に極限Z覚醒が追加された。
超力属性(LR)(極限Z覚醒)
フェス限LR「ゴジータ」は4ターンで「超サイヤ人ゴッドSSゴジータ」に変身する。
最近のトレンドである長期戦に重きを置いた性能であり、変身後は攻撃するたびにステータスがどんどん上昇していく。仕上がった際の火力はトップクラス。全属性効果抜群および回避は隊列によってスイッチする形になっているほか、アクティブ必殺も搭載されているため、今までのゴジータのどこに置いても一定の実力を発揮する、といった特徴からは少々外れた、テクニカルな要素が増えている。
高難易度な短期決戦が増え出足が非常に遅いこのゴジータはもはや最前線で戦うのは厳しいという声も多いが、まるで映画のシーンをそのまま切り取ったかのような演出は現在でも最高水準のクオリティであり、この演出を見るために未だに愛用してるユーザーもきっといるだろう。
そして実装から3年の年月が経ち、ドッカンバトルも8周年を迎え、キャンペーン3弾開始間近の2023年2月20日、遂に同じ目玉PUだったベジットとともに極限Z覚醒の発表がされることとなった。
8周年のテーマである「元気玉」とは無縁であったものの、7周年で3~4周年キャラが同時期に極限Z覚醒を貰っていたこともあり、今年も周年目玉PUの極限Z覚醒を貰えるのではと囁かれていたが、その予想通り強化が貰える結果となり、多くのユーザーから驚きと歓喜の両方があがった。
そして肝心の強化内容は...
- リーダースキルの倍率が150%→170%に
変身前
- パッシブのステータス上昇倍率が70%→140%
- 「1番もしくは2番目で攻撃時必ず追加攻撃し中確率で必殺技が発動」発動確率が超高確率に。
- 「3番目に攻撃時高確率で敵の攻撃を回避」回避の確率が超高確率になり、必ず必殺技が追加発動するように。
- 攻撃時にDEF100%UPが追加。
- 必殺技効果に1ターンDEF上昇が追加(超必殺技は大幅上昇)
全体的に確率上昇、様々なDEF補正の追加により極限前の弱点であった守りが補えるようになり安定感が上昇、必殺技の抽選確率が上がったことによるATK無限上昇を狙いやすくなったのも嬉しい、それでもDEFが厳しいなら3番目で回避して確定必殺技で安定してATKを上げるという、戦略としての幅を広げる事にも繋がる良い強化を受けることとなった。
そして本命のブルーに変身後は...
- ステータス上昇150%。
- 変身した1ターンの間、必ず攻撃を回避。
- 1番目か2番目に攻撃時自身の気力+5、全属性効果抜群、必ず2回追加攻撃し中確率で必殺技が発動。
- 3番目に攻撃時自身の気力+7、必ず必殺技が追加発動し、超高確率で攻撃を回避
- 攻撃するたびに更に自身の気力+1(最大+5)、ATKとDEF22%UP (最大88%)
- アクティブスキル発動時または気力メーター24のとき必ず会心が発動。
- 必殺技時に1ターンATKとDEFが大幅上昇、超必殺技時3ターンDEFが大幅上昇するように。
変身前同様抽選確率の追加、だけにとどまらず知身勝手を彷彿とさせる変身したターン100%回避等、最早極限前とは比べ物にならないほどの強化が施されている。
特に極限前は必ず1~2番手に配置し、11回(一回の攻撃で7%上昇の最大77%)も攻撃しないと仕上がらなかったステータスは何処に置いても上がるようになり、仕上がるのに必要な攻撃回数もたったの4回だけに緩和された。
1~2番目に配置し潜在能力による追撃が確率ではあるものの、変身後確定回避と合わせて一切のダメージを受けずに1ターンで性能を仕上げるなんてことが出来るようになってしまったのである。
そして仕上げた次のターンからは、変身前に積んでおいたATK無限上昇分と合わせて一発が数百万~1000万オーバーのダメージを、まさに映画のゴジータのように怒涛の猛攻で叩き込める。
追撃の必殺技の回数にもよるが、超必殺技のDEF大幅上昇が3ターン持続するのもあり、変身前同様行動後であればDEFも今のインフレに耐えうるレベルにまで引き上げられるようになっている。
それでも尚厳しい場面がある場合は3番手に配置し、超高確率の回避で避けてしまうなんてことも出来、戦略の幅も広がっている。
変身後に使用可能なアクティブスキル「究極のかめはめ波」には、なんと対のベジット共々新たに専用のBGMが追加という破格の待遇、強化で貰った確定会心等の要素と合わせて数千万ダメージを叩き出す様はまさに究極に相応しい一撃である。
実装から年月を重ねてもなお、最高峰の演出はコイツだと名前が挙がる程だった5周年LRゴジータブルー、8周年最後の切り札と言っても過言ではないという期待を背負った究極最強の融合が、
3年を時を経て演出、性能ともに最高クラスのキャラクターとしてドッカンバトルの8周年に再臨したのである。因みに圧倒的なインフレを巻き起こした9周年現在でも受け性能の低さが目立つものの全然使えます。
超技属性(LR)
7周年ではフェス限LRの超サイヤ人4ゴジータの対となるフェス限として…ではなく超ブロリーより超サイヤ人ゴッドの悟空&ベジータ(アクティブスキルで超サイヤ人ブルーに変身)が登場し、予想されたゴジータブルーは登場しなかった…と思っていたのか?
なんと変身後発動可能なアクティブスキルの演出内でまさかまさかの登場。その破壊力たるやまさに驚異的で、火力面、リーダースキルの汎用性においてはインフレの激しいドッカンバトルの世界で実装から2年経った今でも十分に通用する水準である。
超体属性(LR)
そして9周年。伝説降臨祭で新スキル「ターゲット集中」を携えた新たなゴジータが実装。効果としては「相手に究極ダメージを与えた後、1ターンの間自身に敵の攻撃を集中させ、回避する」という回避が有効なステージであれば実質1ターン無敵になれる非常に便利なスキルである。
対であるブロリーの性能が目に見えて異常なのとこの時追加された高難易度ステージが軒並み回避無効ギミック持ちばかりなため多少微妙に感じるが、変身前後問わず無条件の気玉変換、最大4回の必殺追撃、変身前は全属性ガードと超必殺でのDEF無限上昇を持ちつつ4ターンで即座に変身可能、変身後は最大2回のHP回復、気弾系必殺の無効化など「パーティーに居てくれると取り回しが非常に良くなる」希少価値の高いパッシブを多く備えており最強クラスのスペックである。
演出面ももう出し尽くしたかに思われたが5周年を超えうる映画再現率やオリジナル演出の変身後の超必殺は必見。アクティブスキルは多少作画崩壊して一瞬だけ下半身が消えるが普通に見てる分には気にならない。
9周年前半の目玉キャラとしてはリーダーとしての汎用性等も含めブロリーには一歩劣る評価であったが、9周年後半の目玉としてついにその気になった最強の戦士とスーパーヒーロー達の実装に伴い評価が急浮上。前述した気玉変換やHP回復といった替えの効かないパッシブが9周年現在のドッカンバトルを席巻している超HEROパーティーにぶっ刺さりであり、更には敵火力のインフレにより生半可な防御重視のキャラは意味を為さなくなった現環境においてターゲット集中による無敵ターンの価値が相対的に上がるなど環境的にも追い風となった結果、今や最強パーティーの作成にはほぼ必須とまで言える程の地位に登り詰めた。(逆にブロリーは単体性能は依然最強格ではあるものの、9周年後半イベントでの新規高難度ステージの敵火力に自分以外のサブキャラの性能が追いついていない点やビーストパーティーに入れた時の相性の悪さなどから相対的な地位は実装前半に比べて少し下がってしまっている)
七夕イベントではドッカンフェスでLR身勝手の極意が登場。変身した際に展開するフィールド効果で敵の必中効果を無効にする事ができるためこのゴジータの地位も上昇。
必中相手にもターゲット集中による無敵ターンを作れるようになり更に評価を上げる事となった
『ドラゴンボールレジェンズ』
2021年5月にドラゴンボールレジェンズは3周年を迎え、3周年目玉のキャラとして超サイヤ人4ゴジータと半壊した合体ザマスが選抜される。超サイヤ人4ゴジータが好きなゴジータファンは今からでも遅くない、ゴジータ4を狙ってリセマラするべし。
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最強 無敵 チートキャラ もう全部あいつ一人でいいんじゃないかな 負ける気がしない