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オレンジピッコロ

おれんじぴっころ

映画『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』に登場するピッコロの新形態の一つ。
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※本記事は、映画『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』のネタバレを含みます。

「神龍の奴…随分おまけしやがったな」

「ここからが 本気の戦いだ」

概要編集

映画『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』に登場するピッコロの新形態の一つ。

映画公開前より公表されていた新形態・潜在能力解放からの更なる強化変身形態として登場した。


神龍による潜在能力の解放時に付与してくれた「おまけ」であり、それにより得た変身能力。しかし、ピッコロ自身も追い詰められるまでこの変身の存在に気付いていなかった。


名称は、この形態を見た孫悟飯に「超サイヤ人みたいに名前をつけましょうよ」と提案されてピッコロが自ら考案したもの。



ナメック星人版の超サイヤ人という説もあるが、実際のところどうなのかは不明。

※今まで同化による強化ばかりでピッコロ、ネイル、神様の個々の戦闘力が一定数まで行っていなかったが、今回の潜在能力解放で3人全員が一気に覚醒に必要な戦闘力になったことで覚醒したという説もある。


外見編集

ドラゴンボール超スーパーヒーロー オレンジピッコロ

元の身長226cmよりも体格が一回り大きくなり、なおかつ筋肉質な体型に変化。頭部の二本の触角が横向きから上向きに、顎の骨が隆起し四角い顔付きになり、鬼などを思わせる厳つい風貌となる(極一部のファンからはスラッグのように見える」とか)。


体色は潜在能力解放の時よりも暖色系の色合いがより強まり、頭部や胴体はマンダリンオレンジ色で、腕はキャロットオレンジ色に変色している。

また胴着の背中部分に〇の中にアジッサの木が入ったような形の紋章が浮かび上がる。


戦闘力編集

これまでのピッコロとは比較にならないレベルのパワーアップを遂げている。


潜在能力解放の状態でもなお劣勢だったガンマ2号を相手に、彼の攻撃をものともしないタフネスと彼を一撃でノックアウトさせるパワーを発揮。また、かつて天下一武道会で披露した巨大化や腕を伸縮させる能力など、ピッコロの既存の特殊能力との併用も問題なく可能のようだ。


作者曰く、「孫悟空ベジータに匹敵する戦闘力を手に入れた」とのこと。


劇中での活躍編集

潜在能力解放の状態でガンマ2号と交戦するも力及ばず、渓谷らしき場所に落下するピッコロ。

その時、神龍の姿とアジッサの木がピッコロの姿と重なる。橙色のまばゆい光と炎に包まれながら谷底からゆっくりとせり上がって来るその姿こそ、真の新形態と呼ぶべきオレンジピッコロであった。

それまで苦戦を強いられていたガンマ2号を一切寄せ付けず、一方的に打ちのめしてみせる圧倒的な実力を見せ、初披露に相応しい活躍をした。


セルマックスとの戦闘では、かつてピッコロの巨大化を目撃していた数少ない人物の1人であるクリリンの助言により、久々の巨大化能力を披露。戦闘力自体はほとんど変わらないものの体格差・体重差・質量差による不利の克服にはなったようで、ある程度は渡り合えるようになり、ドラゴンボール世界では実は希少なシチュエーションである「巨体戦士同士による肉弾戦」に発展した。


その後、セルマックスにトドメを刺す一撃を決めるべく悟飯に気を溜めるよう指示。自らは時間稼ぎのため足止めに回る。

さすがに正面きっての戦いでは分が悪く追い詰められるも、悟飯はその光景を見て怒りを爆発させ新たなる力に目覚める。


ドラゴンボール

そして、悟飯が渾身の魔貫光殺砲を放つのを見たピッコロは、咄嗟に腕を伸ばしてセルマックスを雁字搦めにしてアシストを行う。

見事弱点を打ち抜かせてセルマックスの撃破に成功したのだった。


ゲームでの活躍編集

  • スーパードラゴンボールヒーローズ

ウルトラゴッドミッション3弾にてアルティメットレアで登場。

必殺技は『魔貫光殺砲』だが、巨大化すると口からエネルギー波を放つ『超激烈魔口波』となる。


また、同5弾では孫悟飯ビーストとの『チェンジスイッチ』というキャラクターを交代できるシステムが搭載されたシークレットカードとして登場。

必殺技はガンマ2号を一撃でノックアウトした鉄拳を『激烈剛拳』として再現されたものとなっている。

ちなみに孫悟飯ビーストと背中合わせのカードデザインはなかなかにカッコいい。


  • ドッカンバトル

年末のWドッカンフェスで孫悟飯ビーストの対として登場。ただし厳密には参戦したのは潜在能力解放ピッコロでオレンジピッコロはアクティブスキルの巨大化で登場。性能としてはATKとDEFが150%上昇。20%のダメージカットと攻撃を受けるとDEFが最大150%まで上昇+そのターン中味方の気力サポート。ダメージを7回受けた後HP30%以下の時はHPが全回復+30%のダメージカットと耐久寄りの性能になっている。更には「師弟の絆」カテゴリの味方が居ると3ターンの間ATKとDEFが100%上昇し全属性ガードが付与される。巨大化はアクティブスキルなので条件を満たせば任意に発動可能であり、巨大化特有の無敵、必殺や全体攻撃等の特殊行動を実質無効化する仕様により、実装してしばらくは環境最強として君臨していたが後に未来悟飯の登場で最強からは席を降ろすがそれでも総合的には未来悟飯より優れていると言うことで場面次第ではやっぱり最強。火力インフレが一気にぶっ飛んだ9周年以降は流石に最強ではなくなるもののまだ現役。1年半くらい経った今でも普通に使えるとか言う破格すぎる性能である。こいつやっぱおかしいよ……


  • ドラゴンボールレジェンズ

5周年キャンペーン第二弾で登場。戦闘開始時は潜在能力解放ピッコロの状態から始まり、敵に倒されるとオレンジピッコロに変身・復活するという、先に実装され同じく専用のギミックが仕込まれていたとはまた異なる形の凝った専用演出を貰っている。

変身後は特殊アーツが打撃アーツとタックルのカウンターかつ打撃アーツに射撃アーマー持ちのため、中距離での待ち戦法を取ることができる。



余談編集

これまでも修行や融合などで度々パワーアップや内面の変化を重ねてきたピッコロだが、明確に外見が変化したのは本項のオレンジピッコロが初。


セルマックスを仕留める一連の流れは、原作で魔貫光殺砲を初披露したかつてのラディッツ戦のセルフオマージュとなっている。「神龍の願いで(内容は異なれど)パワーアップする」点も父親と同じである。


外見に関して鳥山明のコメントによると「サイヤ人と違い髪を逆立てる必要がないのでゴツくして、そのままでは違いが分かりづらいのでオレンジ色にしてみました」と答えている。


過去に魔貫光殺砲などカッコイイ技名を付けたピッコロがこの形態を捻りのない名前にしたのかは、ファンからは「地球の神と同化した為、ネーミングセンスが低下したではないか?」と推測されている(作中でも地球の神は、ウケないオヤジギャグをしている場面が度々あった他、神と同化後の魔人ブウ編においてもゴテンクスを「トランテン」と呼んでしまうシーンが存在する)。



関連動画編集

  • 【映画『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』キャラクターPV(ピッコロver.)】

※公式YouTubeチャンネル『東映映画チャンネル』より転載


関連イラスト編集

Twitterまとめ11(映画ネタバレ有)オレンジピッコロ

オレンジピッコロオレンジの覚醒


関連タグ編集

ドラゴンボール ドラゴンボール超 スーパーヒーロー(ドラゴンボール)

ピッコロ(ドラゴンボール)

潜在能力解放:1段階前の変身。

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