概要
公式でのゴハンクス
公式で登場したのはドラゴンボールフュージョンズで、現代トランクス(少年)と孫悟飯(少年)がメタモリングの使用によるEXフュージョンで誕生した。
同時にゲームの初回封入特典として、ドラゴンボールヒーローズのカードで「ゴハンクス:EX」として筐体として使用できるスペシャルとして出た。また、ゴッドミッション9弾から「ゴハンクス:未来」がカードとして誕生した。
初めてゴハンクスが世の中に出たのは…
1995年、少年ジャンプのアニメJ WING内のコーナーで「フュージョン大会!」と言うものがあった。
コミカルなフュージョンが多く掲載される中、「カッコイイで賞」に選ばれたのが当時15歳の投稿者(※後述)が描いた「ゴハンクス」であった。
青年トランクスと悟飯をフュージョンさせたものと説明されているが、当時ジャンプでは魔人ブウ編が連載されていたため悟飯は青年期のもの、トランクスはセル編に登場した未来トランクスと思われる。
本来フュージョンをするとメタモル星人の民族衣装を身に纏うのだが、こちらのゴハンクスは亀仙流の道着にトランクスのデニムジャケットを合わせたようなファッショナブルなものとなった。
2種類のゴハンクスについて
ドラゴンボールフュージョンズ
現代版少年トランクスと少年時代の孫悟飯がメタモリングによってEXフュージョンした姿。性格はキャラ説明では不明であったがサブシナリオでゴテンクスと全く同じだと判明したがゴテンクス以上に調子に乗りやすい性格になっている。劇中では合体して即調子に乗って仲間達からゴテンクスと変わらないと指摘されゴテンクスとは違うことを証明するために破壊神ビルスに喧嘩を売って秒で返り討ちになっている。せめて相手は選べよ……。後にアップデートで後述のヒーローズに登場する未来版も実際された。
ドラゴンボールヒーローズ
フュージョンズに登場するゴハンクス(ゴハンクス:EX)もあるが、ここでは未来悟飯と未来トランクスがフュージョンした姿(ゴハンクス:未来)として登場している。未来悟飯はゲームでは両腕があるので問題なくフュージョン出来ている。こちらはメタモル星人の服装で、剣を背負っている。
スーパードラゴンボールヒーローズにて、孫悟飯:ゼノとトランクス:ゼノがフュージョンした姿(ゴハンクス:ゼノ)も登場した。こちらは服装が少々違うが、未来側とほぼ同じ。
技はゴハンクス:EXがトランクスの技「ダブルバスター」、ゴハンクス:未来、ゴハンクス:ゼノが「爆裂砲火斬」。
変身形態はゴハンクス:ゼノのみ、超サイヤ人3がある。
余談
上述したJ WINGのコーナーで受賞したゴハンクスを書いた投稿者は、後にジャンプの漫画家になる矢吹健太朗氏である。
ドラゴンボール超スーパーヒーロー公開時のXにて、当時の思い出を振り返っている。
また、2024年3月の鳥山明氏の訃報に際してはコンテスト入賞時の誌面(と、鳥山氏によるララのイラスト)をアップしたほか、応募時に色々と考えた没案も投稿している(もっとも、本人は「何故これが残っていたのか」と不思議がっていた)。