概要
『ドラゴンボールGT』に登場するサイヤ人の変身形態「大猿」の黄金版。
従来の大猿とは違い全身の体毛が黄金に染まっている。超サイヤ人4の前段階ともいえる形態。
変身条件は大猿同様1700万ゼノのブルーツ波を浴びる事とそれに加え超サイヤ人になれる事。
一応月や尻尾が無くても1000倍に増幅させたブルーツ波を浴びれば強制的に変身することも出来る。
大猿版超サイヤ人ともいうべき形態で、その強さは孫悟空の場合は超サイヤ人3ではベジータベビーの時にすらダメージを与えられなかったベビー(スーパーベビー2)相手にダメージを与え、スーパーベビー2の場合は超サイヤ人4の悟空と互角以上の強さにまでパワーアップしている。
デメリットとして理性を保ちづらくなり暴走する危険性があるが、この状態で理性を保つことで更に上の形態である「超サイヤ人4」への覚醒が可能となる。悟空に修行をつけた老界王神曰く「黄金大猿の力をコントロール出来ればそれこそ超サイヤ人4なんじゃが…」とのこと(ちなみに超サイヤ人4の名前が本編に初登場したのがここ)。
悟空とベジータはこの形態を経て超サイヤ人4に変身している。ただし、スーパーベビー2の場合は理性は保っていたものの、ベビー自身の細胞が邪魔になりこの形態止まりだった。
作中では出番も見せ場も少なく少々マニアックな形態な為、スーパーベビー2以外の黄金の王猿はゲームへの参戦はほとんどなかったが、近年ではスーパーベビー2以外も「ヒーローズ」シリーズや「ドッカンバトル」に参戦している。
特にヒーローズではGT本編の悟空達以外にオリジナル形態の超サイヤ人3ゴジータやブロリーまでもが変身可能となっている。またヒーローズでは孫悟飯、ベジットも超サイヤ人4へ変身することが出来るが、彼らは大猿形態が登場していない。逆に、ヒーローズオリジナルキャラで黄金の大猿へ変身できるカンバーの超サイヤ人4は登場していない。また、超サイヤ人のバーダックが大猿に巨大化するカードも存在するが、こちらは普通の茶色い大猿になっている。