「「よっしゃー!!!」」
「「お前が1人になったから、こっちも1人になったのさ」」
「「さァ来いよ神サマ、お前の理屈は聞き飽きた!!」」
概要
※セリフを同時に発声する
本作の主人公・孫悟空(カカロット)とベジータが界王神の持つイヤリング・「ポタラ」を使って合体した姿。
ゴジータ&ベクウ同様に二人の名前が合わさったネーミングだが、こちらは悟空のサイヤ人としての本名である「カカロット」に由来するのが特徴(「ベジ」ータ+カカロ「ット」)。実際作中でも「ベジータとカカロットが合体して……ベジットってとこかな」と名乗っている。
因みに合体戦士の中では悟空やベジータからは特にベジットの名前を出される事が多いが、対するゴジータは悟空やベジータから呼ばれた事は少なく(唯一『宇宙争乱編』にて悟空がゴジータの名前を出したのみで見ていた界王神達の会話でベクウになった際の「あれじゃゴジータじゃ無くベクウだな」と言う台詞があり、それがゴジータ、ベクウそれぞれの名称に使用されている)、後にゴジータ自身もベジットの名を口に出している。
只でさえ強い彼らが合体した結果戦闘力は桁違いに上がり、アルティメット悟飯を吸収した魔人ブウを子供扱いしている。このブウは原作で最後を飾るラスボスであり、しかも「(原作時点での)フリーザ程度なら一撃で倒せる」と称する界王神でさえ敵わなかった程の最強の敵。それを容易く圧倒するパワーは読者に強烈なインパクトを与えた。
尚、老界王神によるとポタラの効果はフュージョンをも上回るらしい。これが何を以て「フュージョン以上」なのかは曖昧ながら、後述の設定的に矛盾は無い。
原作ではポタラを使用すると二度と元の姿には戻れないとされていたが、吸収された悟飯たちを助ける為、ブウの体内に入った際に分離してしまった。これについては悟空が(アニメでは老界王神も言及)「ブウの体内の嫌な空気が合体を解いたのだろう」と推測している。
その後、界王神達から再度ポタラを渡され合体を促されるが双方拒否し、更にベジータはポタラを破壊したので、原作内ではこの夢のタッグは1回のみとなった。因みにこの後、悟空はブウ(純粋)を倒すのにかなり手を焼いたので、原作では「ポタラだったら一発でやれたのにな」、アニメ版では「こんな事になんだったらやっぱベジットになった時やっつけておくべきだったぜ」と後悔している(原作に近付けた『改』では言ってない)。
作中では出番は少ないが、原作における最強キャラである事もあってその人気は高く、多数のゲームに参戦しており、近年始まった新シリーズ『ドラゴンボール超』にも登場している。
『超』においては合体ザマスとの戦いで登場。本作では新たにポタラは界王神以外での合体だと1時間の制限時間があり、以前の解除も時間切れだと解釈され(コレに関しては特に漫画の『超』では時間切れだったと言われている)、極度にエネルギーを消耗すると制限時間より早く合体が解除される設定も付き、作中では戦いの最中に元の2人の姿に戻ってしまった(尚、ゴジータやゴテンクスのフュージョンは30分しか持たない)。
…まあ、この設定変更の内少なくとも合体解除された理由の方に関しては、原作では合体解除された理由を悟空が推理していただけで理由としても非常に曖昧な理由だし、界王神達は一切触れていなかったので、特に矛盾もしていない。
尚、エネルギーの消耗による合体解除は原作・アニメのゴテンクスや『GT』のフュージョンも同じだった為、ポタラも同様の効果が現れたと思われる。
容姿・形態
『原作 / ドラゴンボールZ 魔人ブウ編』
通常時
悟空・ベジータとも黒髪なのだが、何故か薄い茶髪(黒髪に赤い光沢で表現される)。この点はゴジータも同じ。
髪型は前髪の生え際までが悟空、残りの部分はベジータを受け継いでいる。服装は悟空の胴着とインナーの色の反転させたモノに、ベジータの手袋とブーツを着けている。
その圧倒的な強さから常に自信があるような態度を見せるが、一方で頭も切れ、計算高い知略家の面もある。
悟空とベジータが合体している為、それらは彼らの性格の反映でもあり、他には悟空の事をカカロットと呼んだり、超サイヤ人に変化した際に超ベジータを連想させる「超ベジット」を自称したりする点はベジータの性格と良く似ている。
原作では合体後に超サイヤ人に即変身してしまった為、出番は非常に少ない。
アニメでは引き伸ばしもあって、老界王神の助言通り暫くはこの姿でブウと戦った。その際、超サイヤ人に変身していないにも拘わらず魔人ブウと互角以上に渡り合い、通常時とは思えない戦闘力を発揮した。
超サイヤ人
「「こいつが超ベジット!!」」
ベジットが超サイヤ人に変身した姿。自らを「超ベジット」と呼ぶ。
この姿のベジット相手にはブウでも手も足も出せず終始圧倒されていた。
劇中では殆ど本気を出しておらず、ブウにアメ玉にされても自由に動き回り彼を痛め付け、「世界一強いアメ玉」を自称する等、その実力は未知数だった。
劇場版『神と神』ではベジットは登場していないが、悟空がベジータと合体しても破壊神ビルスには敵わないと述べており、流石に彼よりは劣る様である。
尚、超サイヤ人に変身する時にオーラに稲妻がほとばしっている事から超サイヤ人2を連想させるが、関連書籍等では普通の超サイヤ人として解説されている(普通の状態でさえ2以上の出力が出ているのか)。
ゲーム『ドラゴンボールヒーローズ』ではベジットが超サイヤ人2に変身出来るカードが存在している。
『ドラゴンボール超 “未来”トランクス編』
超サイヤ人ゴッドSS(超サイヤ人ブルー)
「「そしてこれが───ベジットブルー!!!!!」」
“未来”トランクス編にて登場。
ザマスとゴクウブラックがポタラで合体した合体ザマスに対抗する為に合体した。
『復活の「F」』編にて悟空とベジータが新たに目覚めた超サイヤ人ゴッド超サイヤ人こと超サイヤ人ブルーに変身する。この際ベジットは自らを「ベジットブルー」と自称している。
ベジットが参戦した時点の合体ザマスはパワー型に変化した事でスキが増えており、多少のダメージは受けつつも彼を圧倒。そしてトドメに「ファイナルかめはめ波」を撃ち込むが……その火力を以てしても不死身の再生力を超えるには至らず、合体を維持する力を使い果たして変身が解除。
結果、トドメはトランクスに譲る形となった。
また、合体時の緊迫した状況や時間制限が判明したからか魔人ブウの時とは異なり終始本気で戦っていた。
漫画版でも登場しており、こちらでは合体ザマスを圧倒していたが、アニメ版同様に戦闘中に合体が解けてしまい、決着は着けられなかった。
この際のベジットの戦いぶりを見ていた界王神は、「ベジットのパワーは…もしかして…すでにビルス様を…」と発言していた。
実は、「圧倒的だけど敵を倒した事が無い」と言われる事が多いベジットが唯一敵を倒した事があった形態で、『ドラゴンボールヒーローズ』のプロモーションアニメ特別編にて超サイヤ人ゴッドSSの女性ヒーローアバター(声優的にはノート)を倒していた。しかし、後述の通り、2024年の『ヒーローズ』本編でも敵の撃破に成功している。
『時の界王神編』では久々に新形態を引っ提げずに登場。暗黒王ドミグラへとパワーアップしたドミグラとの対決の切り札として登場。
今回は時の界王神からポタラを託されて合体し、合体の為に時間稼ぎをしてくれたアイオスのピンチを助ける為に暗黒王ドミグラを一撃で大きく吹き飛ばし、暫くダウンする程のダメージを与えた。
その後もゲーム・アニメ・漫画版全てで原作のブウ戦・漫画版のザマス戦時と同様に余裕のままドミグラを無傷で圧倒し、ファイナルかめはめ波を直撃させた後に合体が解除された。
今回も、ファイナルかめはめ波後に合体が解除されたが、劇中の台詞からして、暗黒王となったドミグラからしてもポタラで合体した超サイヤ人ブルーのベジットのエネルギーはかなり凄まじい様で、途中からはベジットを倒す事を諦めていた。また、この時のドミグラは「ゼノ」として呼び出した超一星龍:ゼノを含めて、『宇宙創成編』で戦った超フルパワーサイヤ人4・限界突破状態のブロリーや歴代の様々な次元の戦士達を暗黒の力で強化させた上で従わせる位には強い上、ファイナルかめはめ波のダメージも深刻だった様で邪魔者を確実に消す為に力の回復に数千年は掛かる程の時の力の開放を行ったので、今回のベジットは出番は短いながらも「原作最強」の名に恥じない圧倒的な超戦士として描かれていた事が分かる。
尚、ポタラとフュージョンでどちらも合体可能な場合はポタラを優先する傾向はまだ続いている。
因みに回前の現代とゼノの共演するカードは超フルパワーサイヤ人4・限界突破のゴジータ:ゼノと並び立ったゴジータは超サイヤ人ゴッド超サイヤ人・進化で、その更に前のベジットのカードは後述の超サイヤ人ゴッド超サイヤ人・バリヤーで超フルパワーサイヤ人4・限界突破のベジット:ゼノと並び立ったが、今回のカードでは通常の超サイヤ人ブルーの状態で超フルパワーサイヤ人4・限界突破のゴジータ:ゼノと同格の様に並び立っている。
そして、ゴジータ(BM)とは違ってブルー以上の強化形態にまでは至らないまま『ヒーローズ』は終了を迎えた。
ゲームオリジナル
性格こそベジータ寄りだが、オリジナル形態はどちらかと言えば悟空寄りの強化形態が登場する事が多い。
超サイヤ人2
『ドラゴンボールヒーローズ』に登場。
超サイヤ人3
『ドラゴンボールヒーローズ』に登場。
アニメPVでは南の界王神を吸収しパワーアップした魔人ブウに対抗する為に合体、変身している。
超サイヤ人ゴッド超サイヤ人界王拳(超サイヤ人ブルー界王拳)
「「勝負だ、カンバー!」」
「「よう、オゾット…お前が越えたがっている“神の力”ってヤツを見せてやるよ!」」
『スーパードラゴンボールヒーローズ』で登場。PRアニメ『監獄惑星編』にも登場。
『ドラゴンボール超』において悟空が使用していた技をベジットが使用した状態。
この悟空とベジータは『ドラゴンボール超』の2人とは少し違う存在で衣装も異なっており、その為ベジットの衣装も2人のモノ(特にベジータ)に合わせ変化している。
『魔の侵略者編』では実に5年ぶりに登場。今回はベジータの服装もお馴染みの青の戦闘服だったので、服装も原典と同じになっており、魔人オゾットに吸収された悟飯を救出する為に合体。この時は『時の界王神編』に続き時の界王神から借りたポタラを使って合体。ゴジータ:BM時と同様、界王拳を使用する前の時点でオゾットや悟飯に擬態したオゾットを無傷で圧倒し、オゾットに「何だ…この凄まじいパワーは…」「これじゃまるで…本物の神の力じゃないか…」と言わせる程の戦闘力を披露した。
そして、トドメの際に界王拳を使用し、オゾットの撃破と同時に悟飯の救出に成功した所で合体が解除された。
本編・番外編を含めて原作時空のベジットは番外編(『ヒーローズ』内の本編とは違う番外エピソード)では敵の撃破があったが、『ヒーローズ』本編では遂に初撃破となった。その後、オゾットはベジットやポタラの強さが想定外だった事を漏らしている。
ベジット:ゼノ
「「どうした?効かないぜ、この程度じゃ…」」
『スーパードラゴンボールヒーローズ』で登場。
時の界王神の元でタイムパトロールとして働いている原作やアニメとはまた違った存在である孫悟空:ゼノとベジータ:ゼノが合体した姿。
悟空とベジータが超サイヤ人4まで変身可能な為、超サイヤ人1~4まで変身可能。また『ドラゴンボールZ』で悟空が使用した超界王拳も使用可能。
超サイヤ人4の際の髪の色は赤髪のゴジータとは違い、薄い茶髪から黒髪になっている。
衣装は悟空とベジータのタイムパトロールの衣装が合体した赤と黒の道着を着用している。
暗黒ドラゴンボールを巡る暗黒魔神ブウ:ゼノとの戦いで初登場。
『監獄惑星編』で再登場しカンバーとの戦いの中で超サイヤ人4ベジットが爆誕した。
PRアニメではカンバーに追い込まれた現代の悟空のピンチを救う為に現れ、その圧倒的な戦闘力で超サイヤ人3のカンバーを相手に善戦し、最後はかめはめ波で何とか彼の攻撃を押し返す事が出来た。しかしその反動か直後に合体が解けてしまった。
配信は大分後だが、実質『監獄惑星編』の前日談に該当する特別編(話数は『監獄惑星編』から地続きの20話)でも登場。暗黒王となったメチカブラと戦い、最後はトランクスが決めたが、メチカブラの攻撃は全く効いておらずに圧倒し、メチカブラ撃破後に合体が解除された。
超サイヤ人ゴッド超サイヤ人・バリヤー
「「実験は失敗だ…フュー…!」」
『スーパードラゴンボールヒーローズ』で初登場。
PRアニメでも『宇宙創成編』で登場。
カンバーの邪悪な気を使える様になったフューに対抗する為にサルサから貰ったポタラを使って合体し、更にカンバーの邪悪な気を無効化する為にバリヤーを展開した状態。バリヤーの展開は通常の状態と超サイヤ人ブルーの状態があるが、戦闘は主に超サイヤ人ブルーで行っている。
バリヤーの展開にも集中する必要がある状態でありながら、フューとそのパワーアップ状態であり、大猿カンバーのパワーボールを吸収して刀の一振りだけで大猿化を解除させる程の実力を持つ超フューのどちらにも無傷で実質勝利した。
その後、暗黒王フューにパワーアップしたフューを相手にもダメージらしいダメージを受けておらず、互角以上に立ち回った。
更に後述する形態のベジット:ゼノと共闘する事になる。世界が違っててもやはり自分同士な事もあり、ベジット:ゼノとの連携は超フルパワーサイヤ人4・限界突破状態のブロリー相手にも息ピッタリである。ブロリー相手には流石に攻撃を何発か貰ったがそれでも最終的にダメージらしいダメージは受けておらず、ブロリーの打撃を何度も単独で抑え込んだ上に頭脳プレイを見せてカウンター気味に抑え込んだりと単独でも対応出来ていた。プロモーションアニメとは言え超サイヤ人ブルーと超サイヤ人4のベジットが共闘は正に夢の組み合わせとも言えるだろう。
尚、この時のベジットの相手は特にフューの形態がめくるめくと変わっており、形態別で言えば実質4連戦(フュー→超フュー→暗黒王フュー→ブロリー)だった。
超フルパワーサイヤ人4・限界突破
「「コレ以上、好きにはさせねえぞ…」」
上記のSSGSSB同様、『スーパードラゴンボールヒーローズ』で初登場し、PRアニメでも『宇宙創成編』で登場。
トワにカンバーのオーラで作った拘束エネルギーによって拘束され、時の狭間に飛ばされたタイムパトロール達が魔神ドミグラ達により救出され、暗黒王フューを止めようとしてトワやミラの妨害を受けていた現代のベジットの前に現れる。実力は暗黒王フューにやや優勢に戦え、死の淵から蘇って戦闘力が増している伝説の超サイヤ人のブロリー(このブロリーは見た目こそ伝説の超サイヤ人だが、トワの魔術でブロリーダークへのパワーアップを経ている存在である)を圧倒出来る程。因みにゴジータとは映画やゲームのOPで戦った事があったが、アニメでのベジットとブロリーの対決はこれが初である。こっちもバリヤーのベジット同じく対戦相手がちょくちょく変わっており、形態別等で言えばこっちも実質4連戦(暗黒王フュー→伝説ブロリー→限界突破ブロリー→暗黒王フュー)だった。
因みに、『ヒーローズ』では一時期ゴジータと比べて扱いが悪いと言われる事があったが、近年ではゴジータの扱いが悪い事もあった(しかもよりにもよって1番目に入りやすいアニメが)り、ベジットとゴジータの対決では(チーム戦の結果としてだが)、ベジット陣営が勝利したりと扱いが悪かったシーンと比較して「ベジットの扱いが全然マシだった」と言われる事も増えており、ゼノのゴジータは再登場して活躍が描かれた一方で、現在軸のゴジータは最後の出番が倒されたまま再登場も叶わずに外伝シリーズが終了してしまったので最終的な扱いは逆転してしまった。
その他
ベジット:アメ玉
「「どうする?お前の相手は世界一強いアメ玉だぞ!」」
魔人ブウ(悟飯吸収)のキャンディビームによりコーヒーキャンディに変えられた姿。
本来なら何も出来ず、一方的に食われる筈がベジットのパワーが強すぎるあまり、自由に動ける様になってしまった。
手足が無い欠点があるが、普通に動けて攻撃力も変わってない上に、的が小さくなったので攻撃を当てるのが難しい。
ある意味通常のベジットよりも厄介である。
技
アニメ『Z』にて使用。スーパーゴーストカミカゼアタックとかめはめ波の挟撃から回避するために使った。
- スピリッツソード/ベジットソード/フラッシュソードアタック/ビームソードスラッシュ
手刀に強力なエネルギーの刃を纏わせ、それを伸ばし、敵を貫く技。
孫悟飯吸収形態の魔人ブウ相手に使用し、彼を串刺しにして地中から引きずり出した。
ゲームでは、この刃で敵を斬りつけるように使用するものもある。
『ドラゴンボール超』では、合体ザマス戦で使用。ザマス達も手刀に剣状の気を纏う技を用いることから「オレにもこの位は出来るんだぜ」と対抗するかの様に披露していた。
原作にも登場しているが命名はゲームによる物。
SFCのハイパーディメンションではフラッシュソードアタックという技で使っていた。
- スピリッツエクスカリバー
ゲーム『ドラゴンボールヒーローズ』で超サイヤ人3のベジットが使う技。巨大な剣を作り出して一気に振り下ろす。
- バリヤー
体全体を覆うようにして気のバリヤーを張る技。
魔人ブウに吸収された悟飯たちを助けるために、この技で身を守りながらわざと吸収された。結果、吸収されずに魔人ブウの体内に侵入出来たが、全身を覆っているバリヤーを解いた途端に合体が解けてしまった。
- ビッグバンアタック/アルティメットビッグバンアタック
普段はベジータが使用している技。
原作では使用していないがアニメやゲームでは度々使用している。
アニメ内では球体ではなくエネルギー波を放つタイプとして描かれている。
『ドラゴンボールヒーローズ』では「アルティメットビッグバンアタック」の名称で使っている。
普段は悟空が使用する亀仙流の技。
原作では使用していないがアニメやゲームでは度々使用している。
アニメ『Z』においても技名は叫んでいないが、かめはめ波と同じ構えの気功波を放っている。
ベジータの「ファイナルフラッシュ」と悟空の「かめはめ波」が合体した技で、激烈な火力のエネルギー波。
初出はゲームだが後にアニメにも登場する。
『ドラゴンボールヒーローズ』では「ゴッドファイナルかめはめ波」や「瞬間移動ファイナルかめはめ波」など派生技がある。
- オメガフィニッシュブロー/ゴッドフィニッシュ
敵の真上から強大な神のオーラを纏わせたストレートパンチを繰り出す。ファイナルかめはめ波の直撃を受けてもそれを耐えた合体ザマスに最後の一撃を叩き込んだが、それでも倒し切れず、直後に合体が解けてしまった。
- キャノンブローコンビネーション
『スーパードラゴンボールヒーローズ』で超サイヤ人ブルー・バリヤーの状態で使用する。命名は『スーパードラゴンボールヒーローズ』であり、登場はテレビアニメ『ドラゴンボールZ』、『ドラゴンボール改』から。テレビアニメで魔人ブウに対して通常状態時に使用していた攻撃で、『スーパードラゴンボールヒーローズ』では連撃を加えて蹴り飛ばしたあと、両手をかざして気弾を放つ。
- ウルトラスピリッツソード
ゲーム『ドラゴンボールヒーローズ』で使う技。
敵を上方向に殴った後、下方向へ叩きつける。その後、スピリッツエクスカリバーのように大きな剣を作り出して切り裂く。技の後には後ろを向きながら「無様だな…」と言う。
ゲーム『ドラゴンボールZドッカンバトル』で
超サイヤ人ブルー状態で使用した連続技。2つの強力なエネルギー弾で攻撃しながら、両手のベジットソードで切り刻み、最後に高火力のエネルギー波を放つ。
- ギャラクシースピリッツソード
ゲーム『スーパードラゴンボールヒーローズ』でベジット:ゼノ(超サイヤ人4)が使用。右手に気の刃を纏い、相手をメッタ刺しにする。続けて蹴りで吹き飛ばし、スピリッツエクスカリバーと(大体)同じ構えから切り裂き、とどめを刺す。「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」に登場した際も、超サイヤ人4ベジット:ゼノはこの技を使用。
- ギャラクシーエターナルソード
使用者は同じくベジット:ゼノだが、こちらは超フルパワーサイヤ人4・限界突破の状態で使用。敵に向かって高速ラッシュ攻撃を叩き込み、その後蹴りで吹き飛ばす。吹き飛ばされた敵は岩盤に叩きつけられ、そこに「こいつでトドメだ!切り裂けぇぇ!!」と叫びながら、気の刃で縦に斬る。スマホゲーム「ドッカンバトル」でも登場しているが、こちらでは岩盤に叩きつけない。
- 界王拳スピリッツソード
「「さてと、お前に“最強”ってヤツを教えてやるぜ…界王拳!!」」
使用者は超サイヤ人ゴッド超サイヤ人界王拳状態のベジット。
『ヒーローズ』と『魔の侵略者編』で使用。内容は相手に連撃を当てた後、お馴染みのスピリッツソードに界王拳のパワーを上乗せした技。
関連イラスト
関連タグ
ポタラ フュージョン ゴジータ 超サイヤ人 ベジット(アメ玉) 超サイヤ人ゴッドSS
スーパーマリオくん:ワンダとの合体が解けたクッパが「地元の空気のおかげで戻れたぜ」と述べるなど、ブウの体内でベジットの合体が解けたのを思わせるネタを披露している。こちらは合体したせいで弱くなってしまったタイプなので元に戻ったことでマリオの窮地を救っている。