「ベジータとカカロットが合体してベジットって所か」
「さらに、こいつが超ベジット!!」
概要
悟空とベジータがポタラで合体したベジットが超サイヤ人に変身した姿。
超ベジータと同じ発想なのか自身をそう呼んでおり、後年のドラゴンボール超ではアニメ版・漫画版共にベジットブルーがこの名称を意識したセリフを使うなど知名度は高い。
アニメ版ドラゴンボールZでは通常形態の時点で単体の戦士としては最強のアルティメット悟飯を吸収した魔人ブウと互角以上の闘いを繰り広げていたが、超サイヤ人に変身してからは終始圧倒的な力で相手を翻弄し、挑発しつつ足だけで闘う、コーヒーキャンディに変えられた状態でも強さが変わらないなど、規格外の実力を発揮した。
しかし戦闘中に手を抜いて敵を挑発する行為は悟空やベジータ、悟飯なども行っていることであり、この内ベジータと悟飯は煽って返り討ちに遭うことを繰り返している。ベジットの余裕はそうした過ちを想起させるもので、読者の心臓に悪く、作中でも老界王神から非常に心配されていた。そしてその心配は的中し、他の戦士達と同じくブウに吸収されてしまった...と思われたが、実はそれはベジットの作戦であり、悟飯たちの救出のため、バリヤーを張りながらあえて吸収されることでブウの体内への侵入に成功した。後に合体は解除されてしまうが、体内の悟飯たちを助け出すことには成功したため、結果的にはベジットの目論見通りとなった。
単純な実力は原作「DRAGON BALL」中で最強である上に、上述のような計算高さも持ち合わせる、まさに天下無敵の合体お父さんである。
ゲームにおいて
DRAGON BALL Z DOKKAN BATTLE
ドッカンバトルにおける超ベジットは「通常攻撃に対する反撃」を持っており、反撃数が重なると(実装当時水準では)異次元級のATKを叩き出すことが可能となる。そのため実装時に環境トップとして君臨することも多く、「超ベジット実装=ベジット最強時代到来」という図式が概ね成り立つ。
比類なき黄金の気・超ベジット(速属性)
ソーシャルゲームのドラゴンボールZドッカンバトルにて、2016年7月アニメ30周年キャンペーンのドッカンフェスに目玉のフェス限キャラクターとして、ガシャ排出最上級レアであるSSRとして実装。
性能は、リーダーに据えることで速属性を大幅に強化するリーダースキルと、バトル中自身に対する通常攻撃のダメージを80%軽減し、攻撃される度超絶大な威力で反撃するパッシブスキルを持つ。(必殺技に対してはダメージカットと反撃を発動できない)
自身の攻撃力を大幅強化するパッシブスキルが主流のゲーム内において、直接攻撃力を強化しないパッシブスキル(実は超絶大な威力で反撃と書いてある為、反撃の威力は表示されるATK値の3倍)でありながら、その相手が攻撃する度に反撃できるトリッキーなスキルで当時の人権キャラであった1周年力属性超ゴジータ一強時代に幕を下ろし、コスト48世代フェス限初のキャラクターで且つ後続の反撃持ちベジット達が実装される度一時代を築くということもあり、名実共にドッカンバトルにおいて新たな時代をもたらしたキャラクターである。後に極限Z覚醒(古い世代のキャラに対する救済措置)が実装され息を吹き返したが必殺耐久のなさは変わらずで、現環境となっては否めない火力不足などの要因で使われることは少なくなってしまった。
2024年3月、極限Z覚醒の上たる超極限Z覚醒が実装される。2024年8月現在、このベジットの超極限Z覚醒は未実装ではあるが、同じコスト48世代フェス限である超サイヤ人3ゴテンクスは実装されているため、いつ実装されてもおかしくはない。反撃と突出した通常攻撃耐性を持つこのベジットは、超極限Z覚醒によって必殺技に十分対応できるようになれば大化けする可能性を秘めており、必殺見極め条件の緩和などによる大幅強化が期待される。
無限の輝き・超ベジット(体属性)
2017年10月ドッカンフェスにて40体目のフェス限キャラクターとして実装。
性能は、リーダーに据えることで「魔人ブウ編」カテゴリを大幅に強化するリーダースキルと、バトル中自身に対する通常攻撃のダメージを50%軽減し、攻撃される度超絶大な威力で反撃し、その度にATKを10%UPさせる(最大100%)パッシブスキルを持つ。
自身の攻撃力を大幅強化するスキルと、相手が攻撃する度ATKに3倍補正をかけて反撃できるスキルを併せ持つことにより、凄まじいATKを繰り出すことの出来るキャラクター。守備面が少々心許ないものの、このゲームの仕様である掛け算パッシブにより仕上がれば凄まじい威力の攻撃を雨のように浴びせる事が可能で実装当時としては文句無しのトップクラスである。
8周年にて極限が実装……されたが過剰な通常攻撃耐久にそんなに上がらなかった火力、一発喰らえば致命傷レベルになる必殺耐久の無さと正直悪くはないのだが通常攻撃耐久に尖りすぎた性能になった。その結果付いたあだ名はぺチット。だが通常攻撃耐久は現在でも強力なので場面次第では使ってみても良いのかもしれない。
合体する超パワー・超サイヤ人孫悟空&超サイヤ人ベジータ→超ベジット(知属性)
2018年1月3周年キャンペーンのWドッカンフェスにおいて相方の超ゴジータと共に初のフェス限LRとして実装。
性能は、リーダーに据えることで「ポタラ」カテゴリを大幅に強化し、知属性もかなり強化するリーダースキルと、ターン開始時にATKとDEFに120%の補正をかけ、虹気玉を取る度に気力+1し、更にバトル中、6ターン経過後HP50%以下で超ベジットに合体し、合体後は補正が150%にUPし、虹気玉補正も+2になり、攻撃される度超絶大な威力で反撃するパッシブスキルを持つ。
合体前からすでにATK・DEF共に(当時は)高水準かつ気力補正により必殺が打ちやすかったが、合体後はそのステータス・気力補正が更に上がるだけでなく、超高火力の反撃も追加され、「本気を出せるステージがない」とユーザーに言わしめるほどの暴れっぷりであった。当時はポタラカテゴリに強いキャラが集中していたこともあり、リーダーとしてもサブとしても断トツトップのキャラクターであった。極限Z覚醒後は合体前・後ともに基礎戦闘力が大幅強化され、再び環境トップレベルに返り咲いた。
ひとつに重なった希望・孫悟空&ベジータ(天使)→超ベジット(力属性)
2020年8月夏の大型キャンペーンのWドッカンフェスにおいて相方の魔人ブウ(ゴテンクス吸収)と共にフェス限LRとして実装。通称は力ベジット。
性能は、リーダーに据えることで「頭脳戦」「魔人ブウ編」の2つのカテゴリを大幅に強化するリーダースキルと、ATKとDEFに120%の補正をかけ、属性気玉を取る度に気力+1し、更にバトル中、4ターン経過後HP77%以下で超ベジットに合体し、合体後は補正が150%にUPし、気玉補正も属性を問わない様になり、必殺技を10ターン見極め(どの時点に必殺が飛んでくるか分かる)、攻撃される度超絶大な威力で反撃するパッシブスキルを持つ。
基本的には3周年ベジットの強化版と言うべき性能だが、10ターンの必殺見極めがこのベジットの最大の特徴であり、当時の技属性アルティメット悟飯などの防御特化キャラに必殺技を受けさせ、それ以外の通常攻撃をベジットで受けて反撃するという非常に強力なコンボを成立させることができた。また、この必殺見極めは持続ターン以内であればベジットのいないターンにも発動するため、必殺技が飛んでくるタイミングを見誤ってゲームオーバーになることがなくなり、チーム全体の安定感を大幅に向上させた。登場から1年半もの間、3周年ベジット・技属性アルティメット悟飯との組み合わせが猛威を振るい、7周年の大幅インフレまで環境トップクラスに居続けた。
そして2024年に極限が実装。合体前は耐久の上昇に加えてDEF無限上昇、合体後は回復が全回復になり3ターンの間は全属性ガード、地力の大幅な向上により再び最強格に舞い戻ってきた。実装当時は上手く組めるパーティーが存在しなかったが、後続の新キャラ実装によって現在(2024年8月)では超サイヤ人カテゴリや魔人ブウ編カテゴリパーティーのサブとして高難易度イベントでも問題なく使うことができる。