「オレはベジータと孫悟空(カカロット)の合体 ベジットだ
そしてこれが────ベジットブルー!!!!!」
概要
悟空とベジータがポタラで合体したベジットが超サイヤ人ブルーに変身した姿。
変身時に、超ベジット変身時を意識したような冒頭の台詞を発しており、「ベジットブルー」の名称は公式である。
とよたろう作の漫画版では「ブルーベジット」を自称している。
ゴクウブラックと合体したザマスと互角以上の実力を誇るが、超サイヤ人ブルーに変身したことに加え大技「ファイナルかめはめ波」を使用したことにより、合体に使う力を使い果たしてしまい、1時間が経たない内にポタラの効力が切れてしまった。
漫画版においては合体ザマスとの力関係が異なり、合体後は終始圧倒。しかし、持続時間は更に短いようで、ファイナルかめはめ波を撃つ前に合体が解除されてしまっていた。
合体解除という原作には無かった弱点の追加、原作では圧倒的な強さだった超ベジットとは正反対の両者拮抗した戦闘描写については賛否両論(但し、敵も同じポタラを使って合体した相手だったので、ソコに理解を示す声は少なくない)だが、青を基調としたパワーアップと衣装デザインの親和性、満を持して登場した神の気を持つ合体戦士の設定も相まって非常に人気の高い形態である。
ゲームにおいて
DRAGON BALL Z DOKKAN BATTLE
ソーシャルゲームのドッカンバトルには5体実装。初登場はアニメ登場のわずか4日後の2016年11月17日。超サイヤ人ロゼゴクウブラックと共に電撃実装され、プレイヤーに衝撃を与えた。
最終レアリティに違いはあれど、5体中4体は期間限定開催のガシャ「DOKKANフェス」限定キャラクターとして実装されている。
名義はベジットブルーではなく超サイヤ人ゴッドSSベジット。
ガシャと同時開催のベジットブルーと戦う超激戦イベントのクリア報酬として手に入る覚醒メダルを一定数集めて使用することでレアリティ向上を伴う強化が行われる。
以下性能解説(極限Z覚醒済みのキャラクターは覚醒後の性能)。
超体属性(極限Z覚醒)
2016年11月実装。
DOKKANフェス限定キャラクター。
ドッカンバトルに初めて登場したベジットブルー。
リーダーに据えることで超属性(速・力・体・知・技の5属性とは別の、正義キャラを指す属性)を大幅に強化するリーダースキルを持つ。
自身への通常攻撃に対する40%ダメージカット性能と反撃性能に加え、必殺技を最大4連発する事で総合火力性能を誇る。
更に必殺追加効果によりそのターン中のみ自己ステータスを上昇させることが出来、反撃の威力も上がる。
しかし自己強化スキルの倍率の低さが仇となり行動前の防御性能、および一撃毎の火力は流石に2024年現在では低い水準であり、最前線で活躍出来るキャラクターではない。
超技属性(限界突破UR)(極限Z覚醒)
2017年12月実装。
DOKKANフェス限定キャラクター。
超体属性のベジットブルー同様、超サイヤ人ロゼゴクウブラック(超力属性)と同時実装。
攻撃回数を重ねて総合火力を稼ぐのは超体属性と同じだが、こちらは反撃ではなく最大3回の追加攻撃の手数とステータス永続上昇の必殺追加効果によりステータスを無限に高めていくタイプ。
超体属性に比べて自己強化スキルの倍率はかなり上がっており、超長期戦ともなればかなりの実数値を叩き出すことも可能だが、その分序盤のステータスは低く、近年のキャラクターと比べ成長も遅いこともあって現環境での活躍は困難と言わざるを得ない。
超力属性(LR)(極限Z覚醒)
2018年3月実装。
イベント産キャラクター。
冒険モードで入手可能な交換用アイテム「ふしぎな宝石」の交換により手に入る通常状態のベジット(SSR)を、ミッション「界王神の試練」により手に入る覚醒メダルを用いてLRまでドッカン覚醒させるとベジットブルーになる。
超必殺技発動に伴う最大2発の通常必殺技による追撃で手数を稼ぐタイプのキャラクター。通常必殺技の追加効果によりステータス永続上昇効果を最大2回重ねがけすることで基礎ステータスの補強も可能。
専用の強化アイテム「専用スキル玉」によりステータスを大幅に伸ばすことが出来るため見た目以上のパワーを発揮出来る、イベント産キャラクターの中でも上位クラス、それこそ下手なガシャ産LRをも超える性能。
しかし回避スキルもダメージカットも無い素直すぎる性能が仇となり、敵味方共にインフレの極まった現環境での活躍は流石に難しいだろう。とは言え現在でもイベント産の中ではトップクラスのスペックであり、ゲーム中唯一の無料で手に入るベジットブルーであることも含めて価値のあるキャラクターではある。
因みに極限Z覚醒後の性能だが、先行公開の時点でははっきり言って(当時の水準からしても)どうしようもない代物であった。元から期待値が高かった事もあり公式SNSは炎上、その結果実装前に上方修正が行われるというドッカンバトル史上珍しい事態となった。
超技属性(LR)(極限Z覚醒)
2020年1月実装。
DOKKANフェス限定キャラクター。
ドッカンバトル5周年を飾るキャラクターとして高水準のクオリティの演出を引っ提げて実装。こちらは超サイヤ人ゴッドSSゴジータ(超力属性)と同時実装。
バトル開始時は通常状態のベジットで、バトル開始から4ターン後に合体する。
合体前は3番目攻撃時のみ発動する超高確率回避で敵の攻撃を躱しつつATK無限上昇の必殺追加効果と必殺技最大3連発によりステータス補強を行い、変身後は怒涛の必殺最大5連発により超火力と高DEFを発揮する。
4回攻撃しなければステータスが仕上がらないパッシブスキルの都合上変身直後のステータスは低めだが、1ターンのみの確定回避効果により安心して場に出せる。
実装当初は変身前の貧弱さや変身後の仕上がりの遅さがネックだったが2023年の極限Z覚醒によりそれらを軒並み改善、克服し、一気に当時の環境トップに躍り出た。
インフレの極まった現在では回避以外の防御性能にケチがつき始めたので環境トップからは下落しているが、その超火力性能と回避効果の優秀さは未だ健在である。
超速属性
2023年8月実装。
DOKKANフェス限定キャラクター。
夏の大型キャンペーン第一弾の目玉キャラクターとして登場。こちらは合体ザマス(LR)(極技属性)と同時実装。
先述の4体がアニメ本編の戦闘シーンを演出として消費していた為か、本キャラクターの演出は7割程度がドッカンバトルオリジナルとなっており、以降オリジナル演出持ちのキャラクターが増えていく事になる。
バトル開始時は超サイヤ人ゴッドSS状態の孫悟空とベジータのコンビカード。登場から5ターン目以降HP70%以下の場合、または登場から7ターン目以降敵か自身を除く攻撃参加中の味方に「未来編」カテゴリのキャラがいる場合にアクティブスキルで合体してベジットブルーになる。
合体前は一番手に置くと高確率回避に加え4ターン限定の全属性ガードと高DEFにより敵の攻撃を凌ぎつつ、ステータス無限上昇効果持ちの必殺技を連発してステータスを補強。二、三番手におくと高確率会心に高確率必殺追撃と攻撃特化になりガンガン攻めつつ詰んでいくスタイル。
合体後は全属性効果抜群効果の必殺技の最大4〜5連発に加え、1番手限定のダメージカット効果と超系の味方のDEF50%アップのサポート効果持ちの超必殺技、そして敵か自分のHPが半分以下の時に発動出来るアクティブスキルによる1ターン限定の確定回避…と守りの方面で強力でありながら優秀なダメージソースにもなれる非常に便利なキャラクター。
しかし、変身前の火力の貧弱さや合体条件の厳しさ、そして何より爽快感皆無の低クオリティな通常必殺演出が多くのユーザーの不満を買い、同時実装の合体ザマスが(当時水準では)文句なしで最強クラスのキャラクターであった事も災いして実装当初からイマイチ評価は芳しくなかった。
その後9周年CP以降の敵火力の大幅インフレによって回避の価値が向上し、七夕CPでは回避キャラ天敵である回避無効ギミックを打ち消してくれるキャラクターの実装が追い風になったことで評価が見直された。
……と思われたの束の間。
七夕CP最後の高難易度にて、高難易度で定番化していた一定以下のダメージを無効化するギミック「ダメージリミット」のダメージ下限が大幅に引き上げられたことによって、ベジットブルーのような連続攻撃でダメージを与えるタイプのキャラクターは軒並みダメージを完全無効化されてしまう事態にまで発展。
合体条件やパッシブの発動条件を満たすため編成しなければならない「未来編」縛り、合体後も一番手運用が必須、一撃あたりの火力の低さ、そもそもの合体条件の厳しさに見合ったリターンが少ないという根本的な問題が再び浮き彫りとなり、再評価には至らないままインフレの波に呑まれていった。
ドラゴンボールレジェンズ
ソーシャルゲームドラゴンボールレジェンズの二周年にて登場。(2020/5/31)
2周年Wステップアップの両目玉キャラとして登場し、排出確率は0.25%となっている。
ガチャ終了時刻は2020/7/15 15:00となっている。興味が湧いた人はリセマラでベジットブルーを引こう!(※新垢で引くなら未来編キャラが主体の「TERROR OF GOD」がオススメ。これ引くだけで環境パーティである未来編が機能するようになる)
キャラ性能
[LEGENDS LIMITED]のスパーキングキャラとして登場。青属性の打撃タイプとなっている。
ステータスも最新キャラなだけあって高く、攻撃力が半端ないヤベー奴
□アーツ(技コマンドみたいな感じ)
〇打撃アーツ
・射撃アーマー特性の打撃(射撃受けようが構わず突っ込める)
・攻撃を与えると気力が5回復する
・攻撃を与えた相手に「被回復量100%ダウン」の能力低下を3秒間与える。
・打撃アーツヒット時、打撃アーツを次にドローする(回数二回 交代時発動回数がリセット)
〇射撃アーツ
・特になし
〇必殺アーツ「ファイナルかめはめ波」
・敵に衝撃属性の特大ダメージを与える。
・発動時敵全体に交代禁止を3秒間付与。狙いたい相手を確実に狙うことが可能。
・攻撃を与えた相手に「被ダメージ15%アップ」のデバフを付与(15秒間)
・一部を除き、他の必殺技に打ち消されない。
〇特殊アーツ「サベージストライカー」
・ヒット時、以下の効果が発動する
1.敵の能力強化を消去(発動回数2回)
2.敵に「被ダメージ25%アップ」のデバフを付与(15秒間)
・打撃アーツ、射撃アーツ、特殊アーツ、必殺アーツ、究極アーツに繋げることが可能。
〇究極アーツ「ファイナルインパクトラッシュ」
・敵に衝撃属性の超特大ダメージを与える。
・発動時、自身に以下の効果を発動。
1.究極与ダメージを50%UP(3秒間)
2.敵が発動する「被ダメージカット」の効果を100%マイナスする能力強化を付与(3秒間)
3.攻撃時、敵の「体力が0になった時一度のみ回復する」踏ん張り効果を無効化する(3秒間)
4.敵がカバーチェンジ時に発動する専用のアクションを無効化する(3秒間)
ボージャックの「役に立ってみせろ」やセルの救出みたいな専用カバーチェンジなど。
・突進時射撃アーマー(打撃アーツと同じで射撃受けようが構わず突っ込める)
※究極アーツで決着をつけた場合特殊な演出が入る。通称「Legendary Finish」
(アニメドラゴンボール超で合体ザマスにきっちりトドメを刺した場合のIF演出)
□メインアビリティ「俺のスピードにはついてこられないか!!」
・戦闘開始から25秒後発動可能。
・ランダムで手札を一枚破棄し究極アーツをドローする。
・自身の体力を20%回復&気力を50回復する。
・自身の与ダメージを40%アップ(20秒間)
・自身の被ダメージを20%カット(20秒間)
□ユニークアビリティ「決着をつけようぜ」
・場に出た時以下の効果を発動
1.与ダメージを50%アップ(重複不可。能力消去で消去は可能だが時間制限はない)
2.被ダメージを30%カット(15秒間)
3.能力低下・状態異常の発生を無効化(15秒間。ただし消去可能なバフなどは消せる)
4.特殊アーツを次にドローする(発動回数1回)
・射撃アーツの攻撃に対してカバーチェンジした場合、敵を遠距離まで吹き飛ばす(専用アクション)。また必殺アーツのみ追撃が可能。
□ユニークアビリティ「さっさと捻り潰してみな」
・「タグ:合体戦士」に対する、自身の与ダメージを30%アップ(消去不可)
・敵と対峙する度に、敵のバトルスタイルに応じて自身に以下の効果を発動。
打撃タイプ:打撃与ダメージを40%UP(15秒間)
射撃タイプ:射撃与ダメージを40%UP(15秒間)
援護タイプ:アーツカードドロー速度を1段階アップ(15秒間)
防御タイプ:敵が発動する「被ダメージカット」の効果を30%マイナスする能力強化を付与
手数による総合火力のぶっ壊れで、合体戦士や神の気では人権キャラと言われるほど
※未来編パでは青属性のイベント産変身トランクスがZENKAI覚醒で化けたこともあり必須キャラクターではなくなった。
打撃アーツや究極アーツに射撃アーマーがあるから強気でいけるのも魅力的で1対3などでもPSによっては勝機があるレベル(ZENKAI覚醒したビルスやブウなどの硬い緑属性は流石に厳しい)
未来編では黄色未来悟飯と相性が良く、未来悟飯の死にバフの恩恵を受けやすいのも魅力。
未来悟飯の死にバフ
・打撃与ダメージを30%UP(時間制限なし)
・気力回復速度を35%UP(時間制限なし)
・アーツドロー速度を1段階UP(時間制限なし)
・「タグ:未来」の与ダメージを15%UP(時間制限なし)
また、レジェンズ初の超特大ダメージというダメージ表記キャラでもある。
スーパードラゴンボールヒーローズ
1弾ではラディッツ超サイヤ人3と共にシークレット枠として登場。HPは低めガードは並程度で、パワーは高いエリートタイプ。
必殺技はファイナルかめはめ波。アビリティもファイナルかめはめ波。ヒーローエナジー10個の時に必殺技を発動すると必殺ダメージ2倍&敵チームのエナジーを0にするという効果を持っている。
ロックオン「狙いを定めた一撃」は狙った敵のチャージインパクトスピードを速くして必殺ダメージを3倍にするという効果。
ユニバースミッション3弾で合体してこの形態になれる悟空がURで登場。プロモーションカードにもこういうカードはあるので初ではないが、こちらのURは服装が少し変わり、技がゴッドファイナルかめはめ波となっている。
ベジットの方も界王拳状態で再びシークレットで登場。こちらは技が瞬間移動ファイナルかめはめ波となっている。
ビッグバンミッション4弾では特殊な形態、超サイヤ人ゴッドSSバリヤー状態でシークレットで登場。さらにビッグバンミッション6弾では二人のベジットの時空転送アビリティシークレットで登場した。
ドラゴンボールファイターズ
DLCシーズン1より参戦。ドラゴンボール超のみならず、原作におけるスーパーベジットのモーションやセリフも採用されている。技やセリフの原作さながらのかっこよさなどから使用プレイヤーは多い。
ややテクニカル寄りのキャラクターで他キャラのセオリーが通じない場面は多いが、親切設計で比較的扱いやすい技も多い。気の剣や足技など、全体的にリーチの長い攻撃が多く、相手の間合いの外から一方的に攻め立てるアウトレンジの戦法を得意とする。コンボ火力も高め。
メテオ超必殺技は「ファイナルかめはめ波」。発動時にはベジータと悟空のそれぞれの姿が交互に浮かび上がるという粋な演出の後、特大の気功波(ファイナルかめはめ波)を相手に叩き込む。
原作らしく適当にボタンを押しているだけでもド派手な技演出で爽快に戦うことができる。とはいえ、位置を入れ替えずにスライドダウンをさせるのに苦労したり、インファイトに持ち込まれるとやや不利になる、背が高めで喰らい判定が大きいなど、ある程度のランク帯以上になると、こうした明確な弱点を突かれてしまうパターンも多い。これらをどう補っていくかが勝負のカギ、「真のベジット」となれるかの分かれ目といえるだろう。
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【PS4/ Xbox One「ドラゴンボール ファイターズ」ベジット(SSGSS)/キャラクターPV】
※バンダイナムコエンターテインメント 公式YouTubeチャンネル『876TV』より転載
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超サイヤ人4ゴジータ:ベジットブルー同様にエネルギー消費の激しさから時間制限が通常よりも短くなった合体戦士。
ゴジータブルー:ベジットブルー同様に超サイヤ人ブルーになった合体戦士。ベジットブルーとは対照的にこちらは戦いの最後まで合体が解けることはなかった。