ピクシブ百科事典

一星龍

いーしんろん

一星龍(イーシンロン)とは、『ドラゴンボールGT』におけるラスボス、最強の敵キャラクターである。
目次[非表示]

概要

「貴様等はドラゴンボールを使い過ぎだ」


CV:柴田秀勝
ドラゴンボールの一つである一星球の化身にして、地球で誕生した邪悪龍の頂点に君臨する存在。

一人称は「俺」だが、ゲーム作品では「私」を用いる場合もある。性格は冷酷非情かつ傲岸不遜であり、仲間の三星龍以上に相手を卑下する横暴さも持ち合わせている。その冷酷さは役立たずと見なした四星龍を容赦無く殺害するほどであり、孫悟空の怒りを買っている。(後述の台詞はこの時の悟空に対して向けたもの)
前述した三星龍は愚か、他の邪悪龍でさえ仲間を殺害していないことを考えると、その冷酷さがよく分かるであろう。
その一方で、優れた能力の持ち主であるが故にイレギュラーに慣れておらず、作中ではアクシデントに対応しきれず必要以上に狼狽する傾向がある。

姿は白色の身体に背中や肘と膝を中心に複数の黒く太い角のような突起物を持ち、背中の角は伸縮させ攻撃に用いる事も可能。角の生え方や全体的な造型などは、「DQ6」のラスボスであるデスタムーアの第二形態を彷彿させる。後述の超一星龍時は体格や角がひと回り大きくなり、新たに両肩と手の甲にも小さな角が形成され、胸板の形状も若干変化している。核である一星球は通常時は額に存在、超一星龍時は胸部に一星球を中心に残り六つが囲むように浮かび上がっている (神龍を呼び出す際のドラゴンボールの配列に似ている)。Pixivでは、主にこの超一星龍形態のイラストが投稿されている。
欧米圏での名称は通常時が「Syn Shenron(シン・シェンロン)」、後述の超一星龍時は「Omega Shenron(オメガ・シェンロン)」。ちなみに、ネット検索などでは「一龍」と誤記される事があり、認知度が高いためか他の邪悪龍と比べると間違えられやすい傾向にある。

各種メディアやゲームでは、同じ「GT」出身のベビー超17号などと共に、ボスとして扱われている。
ゲーム作品「ドラゴンボールZ Sparking! METEOR」ではベビーとの対戦時に、ベビーに「オレ様の計画に、貴様の存在は邪魔なのだ!」と言われ
一星龍は「ガタガタとうるさい奴め…引っ込んでいろ!」と言い返し、お互いを邪魔者扱いしていた。
近年ではドラゴンボールヒーローズの邪悪龍ミッション8弾にて、本編と同じく邪悪龍の中で最後に登場。黒煙の龍を含め、全ての邪悪龍が参戦した。

余談であるが、一部のユーザーからの呼び名はチャパ王
一星龍役の柴田氏は、初代「ドラゴンボール」よりいくつかのモブキャラクターを演じられており、その一人がこのチャパ王。彼は天下一武道会の優勝経験者で、同大会の予選にて二度に亘り悟空と戦った相手。つまり中の人ネタである。
一人称以外は、喋り方や翻弄された際の大袈裟な仕草など一星龍と共通する箇所が見られ、そのせいか一星龍は「GT」放送後に悟空への復讐心から人間を辞めたチャパ王などと呼ばれたとかなんとか。

能力や技など

他の六つのドラゴンボールを取り込む事で、超一星龍に変身する能力を持つ。
通常時でも四星龍を二発の攻撃で殺害し、超サイヤ人4に変身した悟空の『10倍かめはめ波』の直撃を受けても平然としており、更にそれを構えから何までそっくりそのまま跳ね返してしまう程の戦闘力だが、超一星龍状態では本人曰く「以前より10倍以上のパワー」を誇る。
しかし、この形態を以ってしても超サイヤ人4状態のゴジータには赤子同然にあしらわれ、終始翻弄されてしまう。

最終決戦?



彼固有の必殺技は、貫通性と破壊力に優れたエネルギー弾を連射する『秒殺魔光弾』。ゲーム等では『トラップシューター』という名称が用いられる場合もある。
超一星龍時は、究極技として七つのドラゴンボールのマイナスエネルギーを練り上げた『マイナスエネルギーパワーボール』を使う。さらにこの形態では他の邪悪龍の技をも使いこなし、一部ではオリジナルが使用しなかった応用技を用いる場合もある。

超一星龍が使用する受け継がれた技・能力

  • 三星龍の技『冷凍光線』(ドラゴンボールヒーローズではフリージングアイ)
  • 四星龍の『体温変化』能力(ドラゴンボール W爆裂インパクト以降のゲームではフレイムフィールド)
  • 五星龍の技『ドラゴンサンダー』、『電気スライム』能力。前者は落雷のように放つ、または角で突き刺した相手に高圧電流を浴びせる派生技、後者は応用としてバラバラになった自身の身体を『電気スライム』に変化・結合させる再生能力として使用。
  • 六星龍の技『烈風真空斬』と『旋風回転刃』
  • 七星龍の技『大地からのエネルギー波』、『寄生』能力。前者は通常形態でも似たような技を使っており、一部のゲーム作品では『ギガンティックブレイズ』という名称で採用されている。GT本編で超一星龍が七星龍の技として使った場合の判別は、発動時に身体の七星球が発光する点。後者の『寄生』能力は四星龍の身体を乗っ取る際に使ったものとされている。


以上が超一星龍に受け継がれた技と能力であるが、仲間の内で二星龍のみ使っていたと思しき技や能力が確認されていない。恐らく単純に使用しなかっただけか、純粋なパワー増強に留めているものと思われる。
また、四星龍の究極技である『バーニングスピン』の存在や性質を知らなかった事から、それぞれの邪悪龍の技を把握しきれていない節があるが詳細は不明である。

生い立ち、作中での役どころなど

作中では語られていないが、彼が誕生する原因となったマイナスエネルギーは、「フリーザ一味に殺された者たちを生き返らせる」願いによるもの。一年以内に限ってもフリーザ一味に殺された人数は膨大な数に上ると予想でき、その分蓄積されたマイナスエネルギーの量も凄まじいものであったと考えられる。また一星龍の自分こそが最強の存在であるというプライド、そして自分を超える存在を断じて認めない性質は、この願いに関わったフリーザに酷似している。

作中では悟空を仕留めようとしない四星龍を見限り、『秒殺魔光弾』で彼を殺害し姿を現す。
当初は一時的に視力を失った上にパワーが衰えた超サイヤ人4の悟空に対し優勢で戦っていたが、後に駆けつけた悟飯たちからサイヤパワーを受け取り限界以上の力を得た悟空の反撃に遭い、形勢が逆転。
しかし、辛うじて生き延びた一星龍は、浄化された六つのドラゴンボールを飲み込み超一星龍(スーパーイーシンロン)へと強化変身を遂げ、増幅したパワーとほぼ不死身の耐久力で逆に悟空たちを窮地に追い込んだ。なお、この後に『大地からのエネルギー波』で吹き飛ばし攻撃を加えた非戦闘枠の仲間の内、ミスター・サタンへのみモロに蹴りを入れている

ところが、後に現れたベジータと悟空による超サイヤ人4状態でのフュージョンで誕生したゴジータには全く歯が立たず、またしても形勢が逆転してしまう。
合体技の『ビッグバンかめはめ波』の直撃を受けるも一命を取り留め、この直後にゴジータのフュージョンが解けたが、取り込んだ六つのドラゴンボールが分離してしまった。ドラゴンボールを再吸収しフュージョンの阻止にも成功したが、四星球だけは悟空に飲み込まれてしまう。その後に悟空の額に浮かび上がった四星球から四星龍が現れ復活、四星龍に悟空の始末を任せるが、悟空の体内でマイナスエネルギーが浄化されていたために反逆された。一瞬の隙を突かれ、四星龍の究極技『バーニングスピン』で焼き尽くされる寸前にまで追い詰められたが、四星龍に自身が保有するドラゴンボールを打ち込み寄生、肉体を乗っ取り完全復活を遂げた。

最大技の『マイナスエネルギーパワーボール』で悟空を倒した後、地球全土を高濃度のマイナスエネルギーで覆い、破壊の限りを尽くし地球滅亡へ王手を掛けた。
しかし、抵抗してきた悟飯・悟天トランクスを蹴散らし、ベジータを追い詰めた直後、死んだはずの悟空が現れた事で状況は一変。完全体である自身の攻撃を加えても全く通用しない事も手伝い、次第に恐怖を覚え冷静さを失ってしまう。

DBGTクライマックス


「ま……待て、やめろ……!!」

最期は悟空が宇宙の旅で出会ってきた人々を含めた、地球と全宇宙から集めた気で作り上げた『超ウルトラ元気玉』を放たれ、恐怖のあまり身動きもとれなかった一星龍は受け止めきれずに完全消滅、七つ全てのドラゴンボールが完全浄化された。

余談であるが、彼の核である一星球は初代『ドラゴンボール』のストーリー上において、何気にピラフ一味が所持していた最後の球だったりする。これは悟空とブルマ編だけではなくレッドリボン軍・占いババ編でも同様である。彼がラスボスとして採用されたのは、このことと関係があるのかもしれない。

台詞

  • 本編

「“俺を許さねぇ”だと? その俺を誕生させたのは誰だ? お前だ、孫悟空!」
「お前らがドラゴンボールを乱用したために生まれたのだ。地球がおかしくなったのも、みんなお前らのせいだ!」
「散々ドラゴンボールに助けてもらったくせに……勝手な事を言うな!!」

悟空から怒りをぶつけられた際の台詞。
敵が使った場合を除けば、悟空たちがドラゴンボール使った理由は決して悪意は無かったものの、老界王神に危険性の指摘と警告を受けながら尚も使用した報いが邪悪龍の誕生であり、この指摘は非常に理に適ったものである。これには悟空本人も「悪いことした」と思っており、ゼノバースでもトランクスは「頼りすぎたのかもしれない」と発言している。一方で自分達の都合で関係のない者を巻き込み、上記のように仲間であるはずの四星龍を平気で殺すなどの一星龍たちの破壊行為も決して許される事ではなく、悟空から「それ(自分達がドラゴンボールを使い過ぎたこと)とこれ(一星龍が四星龍や罪のない者を殺したこと)とは話は別だ」と反論された。また亀仙人やトランクスからはドラゴンボールがなければ悟空と仲間達の出会いは存在していなかったと話している。ただそれは身勝手な感情でしかない。
理由は異なっているものの、お互いに「正当性と同時に間違いを抱えている矛盾」という事実を考えさせる、感慨深い台詞と言える。ただ本来なら死んでいるものを有るべき状態に戻している。ドラゴンボールの使用者は全て自分の欲望を自制できていないと考えれば罪に対する罰としての存在として邪悪龍の行動の方に正当性はでてくる。悟空たちにしても起こった事(悲劇、死)を受けいれて使わずに現実を生きて行く行為を誰も出来なかった結果がこの邪悪龍の誕生。先に間違った行為をするのは常にドラゴンボールの使用者側である。

なお、「地球がおかしくなった」というのは、ドクター・ゲロドクター・ミュー、彼らによって誕生した超17号によって引き起こされた、あの世とこの世が繋がった事件を指しているようである。(全てのドラゴンボールが浄化された後に出現した神龍と悟空の会話より)

  • 番外編
「ナ、ナマズだと!? この私に向かって、なんと失礼な!」

ゲーム作品「ドラゴンボールZ Sparking! METEOR」における、対孫悟空(少年時代)戦の開幕デモより。悟空から「ごっついナマズ」呼ばわりされ、出てきた返答がコレ。大変貴重な公式による一星龍のネタ要素である。
しかし、ナマズっぽいのは口元のヒゲのような触角くらいで、むしろ出演していないが同じ邪悪龍のこいつの方が近いような。

関連イラスト

一星龍
Syn/Omega
最期の闘い



関連タグ

pixivに投稿された作品 pixivで「一星龍」のイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 29038

コメント