「さぁ、戦うがいい!お前達の戦いが私の計画の力となる」
概要
CV:野沢雅子
『スーパードラゴンボールヒーローズ』に登場する新たな仮面の戦士。
ビッグバンミッションの新時空大戦編から参戦する。
赤く光るラインの入った仮面を身に付けており、何故か右目の光が無い。
仮面の影響か、ハーツの心を読む能力も意味を成さない。
その正体はフューにより連れてこられた、全王に消滅させられる前の"ゴクウブラック"であり、ある計画の為、宇宙モドキにて暗躍する。
活躍
プロモーションアニメ
ゴールデンフリーザとゴールデンメタルクウラ等と闘いを繰り広げる孫悟空とハーツ達の前に姿を現す。
そして、フリーザ達に暗黒ドラゴンボールを寄生させ暴走を促し、その戦いを傍観する。
さらにはブロリーが乱入。暴れ狂う彼を醜いと一蹴するが、それとは裏腹に戦いを続けることに絶賛する。
しかし、黒衣の戦士の介入により暗黒ドラゴンボールは奪われ、果てはブロリーも連れていかれてしまう。
彼は「いずれまた会える」と言い残し、その場を立ち去っていった。
この時点での彼の正体や真意は不明ではあったが、何かしら良からぬことを企てているようであった。
次に姿を現したのが、惑星ベジータのコピーである、惑星ベジータモドキ。
カンバー、そしてターレスと戦闘しているベジータの救援に向かう悟空とハーツの前に立ち塞がり、超サイヤ人ロゼへと変身。仮面の一部が剥がれ、その正体がゴクウブラックであることが判明する。
そして超サイヤ人ブルーの孫悟空と超ハーツとの戦闘を開始。彼らを圧倒するのであった。
2人を一掃したのち、カンバー達を倒したベジータの前に現れ、自らの正体を語る。
自分は全王に消される前のザマスであり、あらゆる時空の孫悟空(超サイヤ人3、ゴッドやブルー)と戦い、遂には99人の孫悟空を殺し、その力を高めていったのであった。
そして、まだ新たな力を使いこなせていないベジータを尻目に、惑星ベジータモドキを破壊しようするが、身勝手の極意”兆”を発動させた悟空と闘うこととなってしまい、なんとか食らい付こうとするも、その実力に圧倒されてしまう。
だが、隙をついて惑星ベジータモドキを攻撃。悟空達を惑星もろとも消し去ろうとする。
が、そこへシュルムの協力者として救出に現れたセルと、身を張って悟空らを逃がそうとするターレスの妨害により、彼らを逃がしてしまう。
ターレスを排除したのち、惑星ベジータモドキは崩壊。その場を後にする。
宇宙モドキにて暗躍する彼の目的は、全人間0計画というものであった。
彼は、こちらで引き起こした事象が現実とリンクする宇宙モドキの性質を利用し、これから生み出されるであろう"人間モドキ"を殺すことで、全王ら神の干渉を受けること無く、現実の人間を全て消し去ろうと企んでおり、その人間モドキを生み出す為のエネルギーを得るため、悟空らに闘うよう促していたのであった。
しかし、その計画は黒衣の戦士やシュルムらに漏れており、それを阻止しようとする黒衣の戦士と戦闘へ。
超サイヤ人へと変身した黒衣の戦士の素顔に驚くも、自身は超サイヤ人ロゼ2へと変身し、彼と激闘を展開する。
そして、戦闘の最中、その力を高めていき、なんと超サイヤ人ロゼ3なる形態へと変身する。
黒衣の戦士を圧倒し、トドメをさそうとする。が、元魔神達の修行を終えた悟空とベジータが現れ、彼らとの闘いが幕を開ける。
超サイヤ人ロゼ3の力をもってしても、身勝手の極意を発動した孫悟空と超サイヤ人ゴッド超サイヤ人・暴走制御に変身したベジータには敵わず、果ては仮面まで破壊されてしまう。
しかし、宇宙モドキで行われた戦いのエネルギー、人間モドキを生み出すため発生させたそれらを我が身に吸収、超サイヤ人ロゼフルパワーへと進化を遂げる。
この姿となった彼の力は、超サイヤ人ゴッド超サイヤ人・暴走制御状態のベジータですら一撃で鎮圧するほどの強さを誇る。
身勝手の極意が解けてしまったため、フュージョンを考案する孫悟空とベジータに襲いかかろうとするも、ゴールデンフリーザとゴールデンメタルクウラが現れる。
彼らには邪悪龍である洗脳された超一星龍をあてがえ相手をさせていたが、そこへハーツ、さらにはカンバーらに乱入され、仕方なくフリーザ兄弟に応戦、圧倒する。
しかし、それら全てがゴジータを誕生させる要因となってしまい、彼の相手をすることに。
超サイヤ人ゴッド超サイヤ人状態の彼から攻撃を喰らうも、宇宙モドキ内からかき集めたエネルギーで不死身となっており、直ぐ様傷を癒す。
これを神の力などと豪語するも、実力の差は歴然であり、彼に圧倒される。
さらには超サイヤ人ゴッド超サイヤ人・進化となった彼には手も足も出ず、遂には回復が追い付かなくなる。
自棄になり怒りのままに攻撃を繰り出すも、難なくかわされ、残りの仮面を着けている顔面への強烈な拳を喰らい、仮面を破壊されてしまう。
すると、その肉体は光となって消滅していった。
結末(ゲーム版)
ゴジータに完膚なきまでに敗北した紅き仮面のサイヤ人だが、まだ息があり、性懲りもなく満身創痍の孫悟空を殺そうとする。
しかし、そこに現れた黒衣の戦士と、彼により気を分け与えられ超サイヤ人となった孫悟空の2人によって今度こそ消滅。
かつて全王という神により打ち砕かれた彼の独りよがりの野望は、今度こそは人間の手によって打ち払われ、潰えたのであった。
強さの差異
ゲーム版、アニメ版での紅き仮面のサイヤ人は、身勝手の極意”兆”を発動させた孫悟空に対し超サイヤ人ロゼで応戦。結果孫悟空に劣っていたが、漫画版では彼と渡り合い、まだその力を使いこなせていない事もあって孫悟空に勝利している。
また、超サイヤ人ロゼ3に関しては、ゲーム版・アニメ版共々、身勝手の極意を発動した孫悟空や、超サイヤ人ゴッド超サイヤ人・暴走制御に変身したベジータには劣っており、ゲーム版に至ってはまだ完璧ではない身勝手の極意の孫悟空と1対1で戦い、一度完全に敗北している。
しかし、漫画版では修行を終え、上記の力を覚醒させた2人でも敵うかどうか懸念されており、サルサにフュージョンを提案させる。
そして案の定サルサの危惧していた通り、不死身の肉体を手に入れていた。その為身勝手の極意の弱点である長期戦を強いる事が可能な上に、宇宙モドキのエネルギーとサイヤ人の特性により力を高め、超サイヤ人ロゼフルパワーへと進化を遂げている。
また上記の状況は、どの媒体でも一貫して孫悟空やベジータに対して力で勝っているという描写は無く、あくまで孫悟空たちの修行不足や、紅き仮面のサイヤ人の不死性である様な描写で描かれている。
必殺技
- ダークネスインパクト
突進しながらのパンチからの背後へ回ってキック、そして最後に相手目掛けて赤黒い気功波を放つ。
- 漆黒の断罪
薔薇色の気の鎌を作り出し横一文字に相手を一閃、からの縦にもう一度斬り下ろし吹き飛ばす。
超サイヤ人ロゼで使用。
- 裁きの逆鱗
気の球体を相手に飛ばし、相手を気の球体の中に入れ中心から爆発を起こす。合体ザマスの聖なる逆鱗と酷似している。
超サイヤ人ロゼ2、超サイヤ人ロゼ3で使用。
- 神縛裂光弾
相手に気の波を飛ばし、魔封波のように体を操って地面へ激突させ、最後に巨大な気弾を投げつける。
漫画版『ドラゴンボール超』でトランクスに対して使った技が元ネタ。
超サイヤ人ロゼ3、超サイヤ人ロゼフルパワーで使用。
その名の通り黒いかめはめ波。同一人物であるゴクウブラックのものと同様の技。
通常形態で使用。
- 神滅光破
空中を飛びながら自分の周りに無数の気の矢のようなものを出現させ、相手目掛けて発射、当たった瞬間の隙をついて腕に纏わせた気の刃で突き刺し、エネルギー波で吹っ飛ばす。最後は腕を組んでニヤリと笑い、「神の裁きだ…」と言い放つ。
超サイヤ人ロゼフルパワーで使用。
外部出演
ドッカンバトル
コラボガチャ限定で登場。形態は超サイヤ人ロゼ3。条件を満たすことでロゼフルパワーになる
余談
- プロモーションアニメの公式サイトでは「仮面のサイヤ人」と表記されている部分がある。
- 仮面の模様がイラストや動画によって違うが、恐らく単なるミスと思われる。
- ビッグバンミッション7弾から10弾にかけて4連続でシークレットアルティメットレアに選ばれている。2連続や3連続例があるが、4連続と言うのはこの紅き仮面のサイヤ人のみでああった。
- その後、ビッグバンミッション11弾~ウルトラゴッドミッション3弾にかけて孫悟空のSECが5連続・9種類出たため記録は破られた。
関連動画
第1話
第3話
第4話
第5話
第6話
関連タグ
超サイヤ人ロゼ 超サイヤ人ロゼ2 超サイヤ人ロゼ3 超サイヤ人ロゼフルパワー