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ターレス

たーれす

ターレスとは、劇場版アニメ『ドラゴンボールZ 地球まるごと超決戦』に登場するオリジナルキャラクターである。
目次 [非表示]

「丁重にお断りする」

弾けて、混ざれぇっ!!

「所詮は下級戦士、無様なもんだ…だがこの俺は違う!神精樹の実で全宇宙を跪かせてみせる!」


曖昧さの回避

  1. 劇場版アニメ『ドラゴンボールZ に登場するキャラクター。→本項で説明。
  2. SFCゲーム『ルドラの秘宝』に登場する人物。

概要

CV:野沢雅子


TVアニメ『ドラゴンボールZ』の劇場版第6作目『地球まるごと超決戦』に登場するオリジナルキャラクター

原作の漫画『ドラゴンボール』には登場はしていない。

純血サイヤ人の生き残りの一人で、元々は下級戦士だったが宇宙を暴れまわるならず者集団「クラッシャーターレス軍団」のリーダーにして、本作における最大の敵役でもある。


本作以降の作品でたびたび登場する孫一家を除いた悟空顔キャラの第一号である。


名前の由来は「レタス」から。


人物像

容姿

悟空カカロット)と瓜二つの容貌をしているが、ターレス曰く「サイヤ人の下級戦士は使い捨てで顔のタイプが少ない」らしく、悟空と似ているのはあくまでも同じタイプの顔で生まれたというだけで、血縁関係があるわけではないとのこと。

相違点を挙げるとすれば、肌が色黒であることと、特徴的な髪のハネが少し多めであることぐらいである。


衣装は原作に登場したラディッツナッパに近いデザインの戦闘服姿で、カラーリングはグレースケール調。

赤いレンズのスカウターを装着している他、初登場時は白いマントを羽織っていた。


性格

外見こそ悟空によく似ているが、その性格はこれまでのサイヤ人の例に漏れず残忍で好戦的。

クールで落ち着いた言動を用いるが、相手を平然と殺し、ときには他人を利用して更なる混沌を引き起こさせるなど、冷酷無慈悲な戦士である。


加えて束縛を嫌い、己が思う欲するままに破壊や強奪、殺戮を繰り広げる自由主義者でもある。

かつてはフリーザ配下の一軍だったが、決して彼に忠誠を誓っているわけではなく、いつか彼を出し抜き自らが宇宙を征服するという野心を抱いている。


一方で、一定の同族意識はあるらしく、同族の悟空やその息子である悟飯に対しては破壊の快楽を甘い言葉で語り「俺たちは生き残ったサイヤ人の僅かな仲間、仲良くしようや…!」と仲間に勧誘している…と言えば聞こえは良いが勧誘しつつ悟飯を締め上げているので全然説得力はない

ただし、本来なら生き残り仲間であったはずの王子・ベジータ、エリート戦士のナッパ、同じ下級戦士のラディッツなどとは別行動をとっていたらしく、彼らの事についても作中では一切言及していない。ターレス自身、この時点で彼ら以上の戦闘力を身に付けていた。


戦闘力

悟空同様に下級戦士出身であるため、サイヤ人として生まれ持った戦闘力は決して高くない。

だが、星の生命を吸い上げて成長する“神精樹の実”を食べることでパワーアップを繰り返しているため、地球に降り立った時点で最低でも3万近い戦闘力を誇っており、作中で戦闘力1万8000とされたピッコロの攻撃を軽く弄び、フルパワーでないといえど「魔貫光殺砲」を片手で受け止めるなどの芸当を見せた。

サイヤ人の王子であるベジータですら地球襲来当時の戦闘力は1万8000だったことを考えると、この戦闘力は驚異的という他ない。

また、本来はエリート中のエリートにしか扱えないとされる「パワーボール」を使いこなし、同族であるサイヤ人に大猿変身を誘発させることもできる。

しかも、このパワーボールは本格的な戦闘をする前に使用している。パワーボールの生成には戦闘力を大きく消費するため、実際の戦闘力は4万ほどあった可能性がある。

ちなみに、ターレス自身も尻尾が生えているため大猿化は可能。だが、パワーボールを見ることなく自ら破壊して「俺まで猿になっちまうからな」と発言しているあたり、悟飯などと同様に大猿状態では理性が制御できない模様。

実際、ターレスの大猿化が実装されているゲームでは雄叫びしか発していない。


地球の栄養を吸った神精樹の実を食べた後は更に大幅なパワーアップを遂げ、10倍界王拳を使った悟空(推定戦闘力30万以上)すら容易く圧倒したことから、推定50万近い戦闘力になっていても不思議ではない。


下級戦士でありながらのパワーボール生成、魔貫光殺砲の片手防御、(未完成ながら)元気玉を押し返すなど、今まで強力な技として描かれてきたものを悉く覆すシーンの連続は、今までにない強敵といっても過言ではないだろう。


作中での動向

宇宙を暴れまわるクラッシャー軍団を率いるターレスは、星の生命を吸い上げて成長する「神精樹」の種を使って様々な星を荒らしつつ、その樹に実った果実を食べることで絶大な力を手に入れていた。


宇宙征服を目論む彼らはより多くの神精樹の実を欲し、新たな拠り所として地球に目を付け、密かに地球に潜伏し各地に種を撒く。

神精樹はみるみる内に成長し、その影響で地球では天変地異が起き始め、その原因を突き止めた北の界王からの指令を受けた悟空たちと闘うことになる。


同族である悟空や悟飯に対し、

「宇宙をきままにさすらって、好きな星をぶっ壊し、美味いものを食い美味い酒に酔う。こんな楽しい生活はないぜ…?」

と現在の破壊や強奪に明け暮れる生活の魅力を語り仲間に引き入れようと勧誘するが、断った途端パワーボールを使って悟飯を大猿化させて、親子殺しをさせようと差し向ける(この時、自分が暴走するのを懸念しすぐにパワーボールを破壊するという機転の早さもみせた)。


怒りに燃える悟空に苦戦し戦況を不利と見るや、神精樹の実を食べてさらに力を手に入れてこれを覆す。界王拳10倍を発動した悟空を圧倒した上で彼が動けなくなるまで攻撃を続け、至近距離から気功波による連射撃を行う。


瀕死ながら復活したピッコロ達を「邪魔」といなし、さらには悟空が放った一発目の元気玉を無効化するも、今度は神精樹から吸収した2発目の強力な元気玉が直撃し、神精樹もろとも消し飛ばされ死亡。

皮肉にも自ら蔓延させた神精樹で奪った地球のパワーを逆に元気玉のパワーとして利用されて倒されるという自業自得とも言える最期を迎えた。


ゲームでの活躍

ドラゴンボール関連のゲーム作品では、原作キャラの参戦が優先されている経緯もあり、ターレスをはじめとする劇場版オリジナルキャラクターたちは概ね続編タイトルでの登場となっている。


一部タイトルでは劇場版の再現として神精樹の実によるパワーアップが出来たりサイヤ人特有の大猿変身が出来る場合もある。


対戦モードでの個別会話イベントなどでは、劇場版で絡みのあった悟空や悟飯、ピッコロは当然ながら、王族であるベジータを揶揄うように「王子様」と呼んだり、逆にナッパからは「下級戦士」と軽んじられたりなど、サイヤ人同士との特殊会話が存在する。他にも、悟空を知る人物が一瞬勘違いをし、それを不敵に笑いながら訂正するという流れが定番となっている。


サイヤ人絶滅計画(FC/OVA)

原作ゲームでは中ボスとして、OVAでは前編にのみ登場。

フリーザクウラスラッグと共に、ツフル人の怨念増幅装置「ハッチヒャック」の力で蘇った。


自身もサイヤ人であるのだが、「サイヤ人に復讐だ」と主張するメンバーに混ざっている。

ドクターライチーは恨みのあるサイヤ人を仲間にすることに抵抗はなかったのだろうか……と思いきや、「『サイヤ人に殺されたサイヤ人』である故に、悟空達への恨みは他の面々より深い」と発言しているあたり報復の手駒として都合がいいとでも考えたのだろう。


またFC版のゲーム本編には色違いの別キャラクターが登場する。

薄緑色の体色をした『ターレスミラージュ』は宇宙でザコ敵として出現するほか、オウター星ではスラッグマインドと2人で海の主を襲う中ボスとしても登場。HPはターレスが750なのに対し1100に上がっているが、必殺技は単体攻撃用のエネルギー波と全体攻撃用の爆発波のみで、キルドライバーを持たない。

赤紫色の体色をした『ターレスファントム』は終盤にザコ敵として登場。HPは1500とターレス型の中では最も高いが、身に付けている技はミラージュ同様で、しかも使えるカード数が減っている。


ドラゴンボールゼノバース2(PS4/Switch)

原作と比べてニヒルでクールなキャラクターとなっている。

暗黒魔界の科学者・トワの策謀によりスラッグなどの他の劇場版キャラクターと共に召喚される。いずれも別次元で悟空に恨みを持つ者たちであり、トワは彼らを各時代に送り込んで歴史を大きく変動させることで、これまで以上のより多くの「キリ(歴史改変により生じる強エネルギー)」を収集しようと目論んだ。


ターレスは主にサイヤ人襲来編~フリーザ編にかけて登場。

生き返った悟空がベジータたちと闘う仲間のもとへ向かうのを妨害し、結果的にベジータだけでなくナッパまで大猿化させる展開を誘発した。


ナメック星ではギニュー特戦隊に助力。ジースバータに神精樹の実を与えて強化した上でタイムパトローラー(主人公)に嗾け、ギニュー戦では悟空を背後から羽交い絞めにしてボディチェンジに協力した。その後はスラッグと共にトワから貰った暗黒魔界産の神精樹の種を食べパワーアップ。

しかしトワが神精樹の種に手を加えていたため暴走し、最後はトランクスと主人公とのエネルギー波の撃ち合いに敗れ消滅した。

ちなみにこの作品ではスラッグとはコンビのような扱いであり、同時にライバルでもある。お互いの目的が全宇宙の征服なのでスラッグから「所詮は相容れぬのだ」と敵として見られている。この関係はコントン都に登場する方でも変わらない。


後日談を描いたDLCストーリー「希望の未来編」に再登場。ゴクウブラックたちが切り裂いた異次元を利用して別の歴史からやって来た。このため悟空、ターレス、ゴクウブラックと同じ顔の三者が睨み合う形となった(ベジータはターレスを知らなかったらしく、「ブラックが二人だと?」と動揺していた)。ターレスの狙いは悟空への復讐であるため、そのままゴクウブラックへ加勢する。しかし実力差は最早歴然であり、敗北の際は「もうオレでは敵わないか」と素直に負けを認めた。だがターレスに続き、他の歴史からスラッグやブロリーなど映画に登場したボスキャラクターたちが現れてしまう。こうなることがわかっていたターレスは、最期に不敵な笑みを残して退場した。


師匠として登場するターレスは、始めは冗談のつもりで主人公を仲間に勧誘するが、鍛える内に実力を認め本当に仲間にしようと考えるようになる。


∞の歴史編ではパートナーとして師匠のターレスを連れて行くことが可能。

ゴクウブラックと戦うルートではザマスが永遠の命を得たという話を聞くや否や、永遠の命について情報を得る前にザマスたちが負けると困ると考え主人公たちと敵対。そしてザマスとブラックに神精樹の実を渡してパワーアップをさせた。この裏切り行為に対しては時の界王神と老界王神に非難されたものの、フューだけは「自ら悪になって弟子に試練を与える。教師の鑑」と言われた。ターレスにも多少はそういう部分があったようで、主人公との戦いでは全力でぶつかって来るように告げている。ザマスとブラックを倒した後は再びパートナーに戻る。

黒幕との戦いでは、主人公がタイムパトロールをやめてクラッシャーターレス軍団に加わるならいつでも歓迎することを告げる。一方で主人公にその気がないこともわかっており、気長に待つという。主人公がピンチになると「その程度の力ではなにも取り返すことができない。出し惜しみするな。全てを使いきれ。オレの知ってるおまえにはそれだけの力がある」と声援を送ってくれる。


ドラゴンボールヒーローズシリーズ(AC)

他のゲームとは異なり、彼を含めた「クラッシャーターレス軍団」全員が参戦している。

バーダックラディッツなどが超サイヤ人化する中、今のところ超化はしていないが、バビディによって洗脳された「破壊王ターレス」なる強化形態が登場している。


更にスーパードラゴンボールヒーローズでは4弾から暗黒ドラゴンボールが埋め込まれた「ターレス:ゼノ」が登場。PVでは暗黒仮面王と互角に渡り合っている。

戦いの最中、他の戦士達以上に浸食が激しくなり暴走するが最終的に鎮圧化され、そのドラゴンボールは暗黒仮面王たちに奪われた。


アルティメットミッションXに登場するパラレルワールドではバーダック一味を唆し、宇宙制服を企むも神精樹の実で楽をして強くなるのを見たトーマから「サイヤ人の誇りがない」と言われ、駆け付けたタイムパトローラーの悟天と共闘したバーダック一味によって倒される。


センシティブな作品

ビッグバンミッション2弾からではマントの色が黒に変更。

孫悟空に倒される前に、フューによって救出された存在。

神聖樹の実によって、凄まじいパワーアップを果たしている。

目的は不明だか、フューの計画に加担しており、ボージャックとともに孫悟空たちに挑む。

しかし、フューの横やりで戦う気が薄れてしまい、撤退。


宇宙モドキに取り込まれた際には、惑星ベジータモドキにてベジータカンバーと激突。

ターレスの神聖樹の実は、悪の気を増大させるらしく、それにより悪のサイヤ人へと変貌。

頭髪は黒色のまま腰まで伸び、戦闘力はカンバーとも渡り合える。

そしてベジータを追いつめ、悪の気を注ぎ込み暴走を促そうとする。

しかし、ベジータは悪の気を制御し覚醒

圧倒的な戦闘力で打ちのめされる。実力の差を思い知らされるが、実に頼らずに鍛え直せと諭され、神精樹の実に頼らない、ただの下級戦士に戻ることを決意する。


しかし紅き仮面のサイヤ人が来襲。孫悟空と激闘を繰り広げた紅き仮面のサイヤ人は、惑星ベジータモドキを破壊し孫悟空たちを殺そうとする。が、突如としてそれを妨害。その間に悟空達はセルの瞬間移動で撤退する。サイヤ人の誇りを汚した紅き仮面のサイヤ人から、命をはって彼らを逃がしたのであった。



またURがぶっ壊れ性能と話題となった。特に注目なのはそのカードのアビリティである「分かち合う神精樹の実」は「毎ラウンド終了時に気力が少ない仲間3人に気力大幅回復と永続でパワーとガード3000アップ。自分がサポーターの場合効果がアップする」である。この効果で2020年のオンライン大会で上位の選手達のほとんどがデッキに入れており、カードショップやネットオークションでは(保存の質やその時の相場等にもよるが)15000円前後と同ゲームの中でもトップクラスとなっている。

ウルトラゴッドミッションではSEC1枚とUR2枚を復刻する投票で堂々とUR部門1位を獲得し、UGM4弾でイラストを新規されて復刻された。


ドラゴンボールZドッカンバトル

フェス限定速属性SSR1体、体属性1体、イベント入手力属性SR1体、レアガシャ知属性SSR1体、天下一武道会イベント限定技属性SSR1体の合計3体が実装されており、SSR版3体はそれぞれドッカン覚醒(いわゆる進化)によって強力なカードに進化も実装されている。

また、レアガシャ産では別名のターレス(大猿)というカードも実装されており、こちらもドッカン覚醒することができる。

更に通常ガシャ産LRも登場し、こちらはLRまでドッカン覚醒させると表記がターレス軍団となる。


知属性版は覚醒することで、HP50%以上で味方全体の必殺技発動に必要な気力を3も(基本12で発動)上昇させ、更にATKもUPするサポート能力を持っており、更に実装当初はリーダーにすることで属性を問わず味方全体の気力を3上昇させるスキルも持っていることからリーダーとしても重宝されていた。

また必殺技も確率で相手の行動を止める「気絶」状態にできるため、リーダースキルなどのインフレが進んだ今でもサポートキャラクターとして優秀に機能している。極限実装済み。


技属性版も覚醒によって7ターンの間自身の気力とステータスを大幅に上昇し、知属性版と同じく必殺技効果に確率気絶があるので、属性デッキではやはり優秀な戦士。極限実装済み。


そして2018年4月にフェス限定のターレスが実装された。

数少ないフェス限定産の極速属性で、しかもサポートキャラとしてとても優秀なキャラ。味方全体の気力やATKを上げるだけではなく、超系の敵のATKもDOWNさせることができる。

また、4月の時点では他に3体しか持っていない変身を持っているキャラでもある、(他に変身機能を持っているのはベジットに合体する孫悟空&ベジータ、ゴジータに融合する孫悟空&ベジータ、身勝手の極意孫悟空の3体)

変身方法は神精樹の実を食べパワーアップ。変身前とは比べ物にならないほどにパワーをアップをする。ただ他の変身キャラとは違い3ターンほどで変身が解けてしまう。

フェス限ターレス実装当初にはバグでターレスの変身が終わるターンにそのラウンドが終わると変身が解除されないいうバグがあった。

リーダースキルは劇場版BOSSカテゴリの強化、カテゴリこそそこまで広くないが、フェス限定産やLRが多いため、キャラさえ揃えばとても強いカテゴリである。後に極限Z覚醒が実装され、サポート面も攻撃面も強化された。


そして同時にドッカン覚醒が実装された大猿ターレスはフェス限定ターレスとほとんどのリンクが繋がるため、劇場版BOSSカテゴリや極速属性デッキで使うならとても強いカードである。

同年8月には潜在能力解放が大猿にも適用されるようになったのがかなりの追い風。


上記2体をドッカン覚醒させる際に周回する超激戦「闇をさすらう宇宙の壊し屋」はSUPER2の例に漏れずかなりの難易度だが、ラウンド3のターレスは2ターン後にラウンド4になり体力を全回復するが、SUPER2をクリアできるほどの実力があればラウンド3の内に仕留めることも簡単。

また、ラウンド4に移っても次の攻撃ターンに回復するため、回復する前に仕留めたり、整列オバケを使ってターンを伸ばしたりすれば倒すことができる。


2020年10月下旬、極力属性のLRターレス軍団が登場。近年の例に漏れず戦闘演出は超ハイクオリティを誇る。通常ガシャ産のためいつでも引き当てることが出来るが、例によって狙い撃ちはほぼ不可能。


その性能は、ざっくり言えば「味方のサポートをこなしつつ自身も超強力なアタッカーとして活躍できるユニット」であり、通常ガシャ産のLRの中でも最上位クラスの性能を誇るカードである。

パッシブスキルで「恐怖の征服」カテゴリの味方のATK,DEFを上昇させるがこのカテゴリには自身も含まれているため、基礎効果となる自身への上昇効果と併せATK,DEF160%upのバフが自分に常時かかっていることになり、LR特有の高ステータスも相俟ってその恩恵は凄まじいものになる。

また、気絶している敵へ攻撃する際には全属性効果抜群扱いとなり、苦手属性だろうと気にせずある程度のゴリ押しが効くのもポイントで、ターレス自身の必殺・超必殺にも確率で気絶効果が付いているため特にバトルロードではその真価を存分に発揮できる。更に気力メーター24(即ち最大値)でも効果抜群が付与される他、高確率で必殺技による追撃も行う。

そしてターレスの代名詞とも言える神精樹の実もアクティブスキルで登場、発動する事で気力メーター+24の効果を得られる。

パッシブスキルの気力+24で~のトリガーになるためその効果は非常に高く、しかも最大二回発動できる(当時のドッカンバトルにおいてアクティブスキルを二回発動出来るユニットは、こいつだけだったが後に8回使用可能なキャラが追加された)。

発動条件は「体力が60%以下、または戦闘開始から8ターン以降」とおいそれと発動出来るものではないが、昨今の短期決戦系バトルは敵の攻撃が激しいので早期ターンに発動可能になってたりするパターンも多いし、長期戦ならば言わずもがな。

気力系のリンクスキルが乏しいターレス軍団にとってはまさに切り札と言えるアクティブスキルである。


ちなみに名前表記がターレス軍団名義なので、上記ターレス達とはリンクスキルが殆ど合致する。…が、今となってはその全てがインフレに置いてかれてしまい戦力としては力不足となってしまってるのが悲しいところ。


そして2023年5月、体属性の新たなフェス限ターレスが実装。孫悟空、もしくは幼年期悟飯が敵に居るとき味方全員にATC18%upのサポート(これは常時発動、つまり自分が裏に居る時も持続する。裏のターンでも持続するサポートはたまにあったが常時発動は現状こいつのみ)があったりATC無限上昇があったりと強力なキャラ。


そしてLRのターレス軍団も……極限しなかった。


ターレスとブロリー

どちらも、もう一人の悟空というコンセプトがある為か、共通点がある。


  • ターレス「虫けらのように岩場に叩きつけるのだ!」→ブロリー「また一匹ムシケラが死にに来たか…」&岩盤
  • ターレス「子供が親を殺す、それがサイヤ人だ!!」→パラガス「自分の子供に殺されるとは…これもサイヤ人の定めか…」

因みにゼノバース2ではターレスが「暴れるばかりで品がない」と言う台詞にブロリーが「品の良いサイヤ人などいるものか!」と返答する専用掛け合いがある。


余談

前述の「サイヤ人の顔の種類が少ない」という設定は原作者の鳥山明による公式の裏設定であり、それを聞いたアニメスタッフにより「悟空と同じ顔の敵は面白い」とノリ気になって本作のターレスや悟空の実父であるバーダックのイメージが生まれたという。


ターレスの人格は「もしも、悟空が赤ん坊の頃に頭を打って記憶をなくさず、サイヤ人の性格のまま育ったら」というコンセプトをもとに構想されたという経緯を持ち、作中でも悟空自身がターレスに対して「地球に着いた際に頭を打ったお陰で、お前の様にならなくて良かった」という旨の発言をしている。


ブロリーと同じくもう一人の孫悟空というべきキャラクターであり、西遊記の孫悟空も、天界で栽培されていた仙桃の他に、蟠桃会に出されていた仙酒仙肴や、太上老君の仙丹を食すことにより不死性を獲得している。


担当声優は悟空と同じく野沢雅子であり、『地球まるごと超決戦』では悟空・悟飯・ターレスの一人三役を演じている。1人の声優が複数のキャラクターを演じる場合、2人目以降は別録りするのが基本であるが、当時の野沢は台詞が重複する場面以外は瞬時に役を切り替えながら通しで演じ分けていた。同作の脚本を担当した小山高生によると、「野沢さんを困らせてやろう」と悟空・悟飯・ターレスの会話する部分をわざと当初の予定よりも増やしたのだが、収録では難なく演じ分けられてしまい驚いたという。この演じ分けは共演者から絶賛され、野沢氏自身も「役者として最高に幸せです」と述べている。


こう言った事情からブロリーなどの劇場版キャラには劣るものの、野沢氏の全く異なったダークな演技も相まってそれなりに知名度は高く、人気も根強い。


関連イラスト

20周年企画参加7/7 追悼


関連タグ

ドラゴンボール ドラゴンボールZ 地球まるごと超決戦

悪役 サイヤ人 悪のカリスマ 神精樹の実

悟空顔 カニ頭 そっくりさん


アモンド ダイーズ カカオ レズン ラカセイ


孫悟空 孫悟飯 ピッコロ


ゴクウブラック:同じく悟空の姿をした悪の戦士だが、誕生の経緯や正体などは大きく異なる。

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