概要
劇場版ドラゴンボールZ地球まるごと超決戦に登場するターレスが所持する神精樹の果実のことである。
この実は界王曰く、「神しか持ってはならないもの」であるとのことでターレスはどこで手に入れたかなどは一切語られていない。
ゼノバース2でのザマスによると、未熟な神が本来持ちえない力を得るために食べる実らしいが、信ぴょう性のない俗説として知られていたようだ。
実の作用
現実の世界で言うと今騒がれているドーピングと同様に、筋肉増強と戦闘力上昇などの効果がある。クラッシャー軍団はこれを食べ続けており、元々下級戦士だったターレスはベジータのような上級戦士級の戦闘力を得るにまで至った。
直接的な副作用(リスク)に関しては不明。間接的には、一度木が生ったその星が神精樹の根に栄養を吸い取られ最終的に滅ぶことだろう。
神精樹自体は善でも悪でもなく、悟空の元気玉を作るのに協力している。ターレスとしては皮肉なことに「神精樹から元気を得た元気玉」に敗れるという形となった。
ドラゴンボールゼノバース2では
暗黒魔界の女戦士トワが利用しており、ターレスやスラッグに与えることでパワーアップをさせていた。しかもトワによる魔術が施されており、従来のものよりも大幅なパワーアップが可能となっている。
……ということになっているが、実は生命力と引き換えに戦闘力を高めるというのが正解である。しかも悪の心を増大させるという副作用があり、これを食べたターレスとスラッグは正気を失ってしまった。
劇中ではこの状態は「極悪化」と呼ばれている。
スーパードラゴンボールヒーローズワールドミッションでは
番外編ノートの冒険に登場。
暗黒ドラゴンボールを取り込んだターレスが神精樹を植えたことで出現した。しかも異変の影響で本来なら存在しないはずのケールとカリフラがクラッシャー軍団に加わっていた。
ここで登場する神精樹の実は異変の影響によって「食べたものを禍々しく変異させ凶暴化させる」という効果がある。このためターレスはおぞましい姿に変異してしまい、それを知った2人は「自分たちも実を食べていたら……」とぞっとしていた。