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ルドラの秘宝

るどらのひほう

ルドラの秘宝とは、スクウェア・エニックス(スーパーファミコン版発売当時はスクウェア)から発売されたRPG。及びそのイラストにつけられるタグのこと。2011年にWii版の、2015年にWiiU版バーチャルコンソール版のダウンロード販売が開始された。
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概要

『ルドラ』という破壊と創造の神によって、4000年周期で滅びと再生が繰り返される世界が舞台となるファンタジーロールプレイングゲーム

キャラクターデザイン雨宮慶太氏(『クラウド』名義)、作曲担当は笹井隆司氏


迫力ある壮大な音楽や、ザコキャラの一体一体までが細かく動くアニメーション等、スーパーファミコン最高峰の出来であるが、発売時期がプレイステーション等の次世代機と重なった上、テレビCMすら流れていないため、ファイナルファンタジーサガなどの他シリーズに比べて知名度はかなり低い。


バーチャルコンソールでの配信開始は正にファン待望の移植であった。

ゲーム内の随所に、北欧神話を由来とする名称が到る所に使われている他、仏教における梵字がジェイドの紋章に反映されていたり、色々な神話のネタも散見される。(そもそもルドラは仏教やインド神話における暴風神のことでもある)

2014年にDS/Wiiのオンラインサービスが終了し、その後WiiUで配信が開始。3DS版では配信されていないため、バーチャルコンソール狙いであればWiiU以外に選択の余地がない。


ストーリー

ルドラという破壊と創造の神が4000年ごとに現れ、それまで栄えていた種族を滅ぼし、新たな種族を生み出し繁栄させる。という滅亡と再生のプロセスを繰り返す世界が舞台。


物語は、5番目の種族である人間族が後16日で滅びてしまうという時間軸から始まる。

複数の主人公がそれぞれの目的の元、世界の滅亡に立ち向かって行く。


ゲームシステム

シオン』『サーレント』『リザ』という3人主人公の視点から同時間軸で描かれた3つのシナリオがあり、全てクリアすると最終章となる『デューン』シナリオがプレイ可能になる。

世界と時間軸が共通しているため、世界規模で起こるイベント等は全てのシナリオに影響し、別のパーティに会うことや、取った行動が他のシナリオに微妙な変化を与えることもある。


『言霊』というゲームシステムがこの作品最大の特徴となっており、1〜6文字のカタカナを自由に入力することでそれが魔法の呪文となる。

どの組み合わせがどんな効力を持つかは登録するまで分からない。

他のゲーム作品の魔法や人名を入力することも可能で、プレイヤー次第でおもしろ呪文だらけにすることもできる。

(同じスクウェアであるためか、ファイナルファンタジーの呪文はほぼそのままの効力を流用できるが、威力は低く設定されている。初心者救済策としてドラゴンクエスト系列の呪文もほぼそのままの効力で通りやすいが、こちらは全体的に強力な反面、元の作品よりコストが高め)

無論、本気で強力な言霊を使いたければ、本作オリジナルの文字並びの法則を見つける必要があるのだが。ゲーム中にヒントが多く隠されているほか、敵が使ってきた言霊をそのままパクって使うことも可能で、攻略においてはある意味かなりの近道かもしれない。


言霊に制限は無い(一部例外あり)ため、知っているのならば序盤から強力な言霊を入力・使用することも可能。

あまり強すぎても序盤ではオーバーキル、かつMPも少ないため一回限りしか使えない、または最大MPが伸びるまで使うことができないこともある。


言霊自体はシナリオ毎に再設定する必要があり、シナリオ内のパーティー全体で登録した言霊を共有する。また、登録できる数そのものに限りがある。


バトルは基本的なターン制で、1つのシナリオで最大4人のメンバーが同時に戦闘に参加する。

新加入する仲間はパーティの平均レベルを基準にした強さになるため、加入時期によって足手まといになったり極端に頼れる戦力になったりはしない。


属性観念と能力値強化に重点が置かれたバランスになっており、属性は

『火⇔水』『風⇔雷』『陰⇔陽』の相反関係にある。

敵の属性と逆の属性ならば大ダメージを与えられるが、同じ属性ではダメージが半減する。

また、状態異常もその多くは属性とセットになっているため、該当する状態異常に対応した属性防御ができていれば、その属性の状態異常にもかからなくなる。


能力値強化も奥が深く、相手との相性や強化具合によっては強敵をほぼ完封することも可能。

登場キャラクター

プレイヤーキャラ

その他の登場キャラ

主なボスキャラクター

  • ゴモラ
  • ソドム
  • ラウメーン
  • ハウゼン
  • サイゾウ
  • メイファ
  • ミトラ

種族

ゲーム中には5つの種族が登場する。ゲーム内の時間軸においては、人間族の時代であるため、地上にある街のほとんどは人間族が主な住人であり、それ以外の種族はそれぞれに地の底や海の中などに定住し、山で囲まれた隠れ里や天空に浮かぶ島々に住んでいる。


ダナン神族

ダナン神族のルドラによって生み出された最初の種族。基本的に温和で争いは好まず、思慮深い。「〜であろう」や「まいられよ」といった言葉遣いをする。

に最も近い種族とも言われており、古代文字を生まれながらに読むことが出来たり、人の魂を見ることが出来る等他の種族にはない特殊な力を持っている。

背丈や外見は人間族と大差はない。非常に長い寿命を持つ種族であり、100歳を越える者も当たり前に存在する。その分出生率が非常に低く、子供が生まれることは非常に稀であるとされる。

世界中で使われている『言霊』という技術もダナン神族によって生み出されたものである。

(したがってダナン神族のボスも言霊を多用する)


一生に一度、望んだものと融合する力を持っており、機械と融合することでその機械の動力となって活動することが出来る。

なおその際、意識はそのまま残るため、融合したダナンの精神が不安定になると融合した機械も動けなくなる。尚、生命体との融合は禁忌とされている。


水棲族

水棲族のルドラがダナン神族を滅ぼした後に生み出した第2の種族。

世界の殆んどがとなった時代を生き抜くため、海原を自在に渡る能力を持った。


言葉の語尾に「〜ダシ」という特徴的な言い回しをつける。人間族と同じような上半身に魚の下半身を持ついわゆる『人魚』のような外見を持つ者がポピュラーだが、中には全身が水棲生物となっている者も存在する。


ダナン神族の生み出した言霊技術を更に発展させた。

(水棲族のボスも水系統の攻撃や言霊を多用する)


本来清い水にしか住めない種族であるが、人間族の時代になって汚染された環境に適応するために体の構造を作り変えた者達も一部におり、彼らは逆に清い環境では生きられないという。


ハ虫類族

ハ虫類族のルドラが水棲族を滅ぼして生み出した第3の種族。

非常に好戦的な種族であり、数々の武器防具を生み出した。


血の気は多いがその分自らの存在には高い誇りと志を持っており、礼儀を重んじる面もある。

「〜でゴザル」といった口調で喋る。


外見は2足歩行のトカゲであり、他の種族とは異なる面立ちをしている。


暗い洞窟などの環境を好んでおり地底に数多くの生き残りが存在する。

大酒飲みが多いらしく、彼らの町ではかなり度の強いが飲まれている。


優秀な武具を多く生み出した反面、言霊は殆んど使っていなかった。


水棲族からハ虫類族への種族交代が起こったせいか、水棲族と不仲な者が多い。

種族が新しくなるほどに闘争本能が強くなる傾向があり、ハ虫類族の世代に入ってそれが顕著に現れ始めた。


巨人族

巨人族のルドラがハ虫類族を滅ぼして生み出した第4の種族。

過酷な環境となった時代を生き延びるため、あらゆる環境に耐えうる強靭な肉体を持つ種族となっている。


ハ虫類族の時代に生みだされた武器を更に改良発展させた種族である。

その一方言霊は一切使わず、巨人族が栄えた世は言霊が消えた時代とも言われている。

(そのため巨人族の魔術士は珍しい)


同種族での闘争が始まった種族であり、滅亡にこそ協力して立ち向かったものの、滅亡後の絶対数はそれまでの種族に比べて少なく、その殆んどが精神を狂わせ魔物と化してしまった。

これは人間族のルドラが、重火器によって徹底的に滅ぼしたためである。

よって、物語開始の時点で自我を保って生き残っている巨人族はたった2人だけである。

そのため巨人族が治める国は登場していない。


肌の色などは人間族に近いが、人間族の数倍という全種族の中でも最大の巨体であり、力もかなり強い。


人間族

人間族のルドラによって巨人族が滅ぼされた後、彼の血を分けられて生み出された第5の種族。

最初の2000年の繁栄で高度な物質文明の繁栄を極めるが、大規模な戦争による自然破壊によって世界全体を汚染させてしまう。その後精神文明を発展させ言霊を世界に蘇らせた。


平均的な能力を持ち、ダナン神族や水棲族の築いた精神文明と、ハ虫類族や巨人族が発展させた物質文明双方の歴史を極めた種族である。


物語開始時点では精神文明寄りの世界になっており、物質文明の優れた技術の殆んどが失われている。


それまでの種族とは明らかに違う運命を持つ存在であり、この世界が繰り返す滅びと再生のプロセスを終らせる鍵を握っている。

一方で、人間族のルドラの性質も他のルドラとは一線を画しており、単に『自分の血を分け与えた人間を繁栄させるためだけの存在』ではない。

ルドラ

本編に登場する破壊神。

4000年周期で現れそれまで栄えていた文明と種族を滅ぼした後、自らの種族を新たに創造し生み出す存在であり、破壊と創造の二面性を併せ持つ。

役目を終えるとラゴウ石と呼ばれる石柱と融合し石化して眠りにつく。尚、ルドラ単体で世界を破壊するほどの力を持つわけではなく、十神宝と呼ばれる宝を身に付けることで初めて無敵の破壊神となる。


物語には全部で6体のルドラが登場。


ダナン神族のルドラ

世界に最初に現れたルドラで、固有名不明。

フィールドのドット絵しかないため詳しい容姿は分かりにくいが、一般的なダナン神族と大差ない姿のようだ。『ジグムンド氷山』にラゴウ石がある。


ダナン神族は最初の種族であり、滅ぼすべき種族がいなかったため、全てのルドラの中で唯一破壊神としての本能を持たない。

そのため他のルドラに比べて理知的な性格で、戦うことはない。サーレントの章でのみ直接会話することが可能。


カダル

ダナン神族を滅ぼした水棲族のルドラ。

人魚のような姿をしており、ラゴウ石は『海底神殿』に安置されている。

実質破壊神として活動した最初のルドラであり、ダナンのルドラから一変して荒々しい性格になっている。


サーレントの章にのみ登場し、有無を言わさず戦いを仕掛けてくるが勝利すればそれ以上戦いを望むこともなく、必要な助言を残してラゴウ石に戻る。


余談だが物語終了の時点で生存しているルドラはダナンルドラとカダルだけ。


ラズム

水棲族を滅ぼしたハ虫類族のルドラ。

外見は角を持つ二足歩行の巨大トカゲで、『竜人の遺跡』にあったラゴウ石はミュンヒ博士の研究所に運ばれた。


物語の中ではカタカナだけの片言で喋り、他のルドラに比べ知性が低いように見受けられる。


復活直後。目の前に居た人間達に襲いかかった。

サーレントの章でのみ戦うことになる。


登場イベントでの暴れっぷりとバトルでの強力な戦闘力から、全ルドラの中でも最強クラスの強敵。

ある意味、最も破壊神らしい行動をとっているルドラともいえる。


アビリジャ

ハ虫類族を滅ぼした巨人族のルドラ。

重厚な鎧を身に纏い片手で巨大なメイスを振り回す巨人の姿をしている。


ラゴウ石は『巨人の塔の屋上』にある。


シオンの章序盤のボスであり、ジェイドを奪われた怒りに任せてシオンに襲いかかるが(最初に奪ったのはスルトで、スルトとの交戦中にシオンに宿った)、復活直後で本調子ではなかったためか、シオンに負けてラゴウ石に戻ることなくその場で石の姿に戻る。


その後、調査に訪れたサーレントにも襲いかかるが、それにも敗北。

人間族に2度目の大敗を帰したことで、もう巨人族の時代が終ったことを受け入れ消えていく。


ハウゼン

巨人族を滅ぼした人間族のルドラ。

容姿は人間の老人の姿。


ラゴウ石は『地底の魔道博物館』に展示されている。


人間族を生み出し栄えさせたのだが、実は他のルドラとは少し違う性質の存在であり、彼の目的は人間を栄えさせることではなく、より強い種族を生み出すこと。

そのために人間族を滅ぼし次の種族を生み出すルドラにもなろうとした。

その本質はルドラをも超える4勇者の一人であり、己が分身を人間族のルドラに融合することでルドラとなった。


ルートによってはサーレントの身体を奪い、次期ルドラとの融合を果たす。

その本心は別に自分自身が強い種族の礎とならなくても良く、人間族の中で強い存在が生まれる事を目的としている。


次期(第六種族の)ルドラ

人間族の次の世代の第六種族を生み出す存在として生まれた一番新しいルドラで、人間族の天敵。

その本名も生み出すはずだった種族も一切謎。


鳥のかぎ爪のような形の二本足に、長い指の手と筋組織が剥き出しになったような皮膚を持つ異形の姿をしている。


シオンの章終盤で生まれ、シオン達と世界の存亡をかけて激闘を繰り広げる。


ルートによってはハウゼンによってサーレントの体を取り込み、より強力になるがどちらにせよルドラとしての役目を果たすことなく倒される。


関連動画

OP


このゲームの開発などに関して

このゲームはスクウェア大阪の開発が難航したらしく、本来は『デューン編』も1日目からプレイできる予定であったものの、それは開発の途中でなくなったといわれている。

また、このゲームの発売された時期は次世代機の出始めの時期(『NINTENDO64』はまだ発売されていなかったが)であり、『プレイステーション』では『バイオハザード』などが発売された時期であり、SFCのゲームにおいては風呂敷をたたむ時期に入っていた。そのため、宣伝等の活動はあまり行われなかった。このゲームは後にある雑誌により再評価されたことも評価を上げることとなった。

pixivにおけるタグ

このタグはこのゲームに登場する人物が描かれたイラストにつけられる。

また、4人の主人公たちだけではなくほかのキャラクターに関してもイラストが多く存在する。

外部リンク

スクウェア・エニックス 公式サイト内 SFC版紹介

スクウェア・エニックス 公式サイト内 VC版紹介

任天堂 公式サイト内 VC版紹介

wikipedia

関連項目

スクウェア/スクウェア・エニックス ロールプレイングゲーム/RPG レトロゲーム

サガ3時空の覇者 FFUSA バハムートラグーン…同じスクウェア大阪開発部のRPG作品。






























各シナリオの顛末(ネタバレあり)



















































シオンシナリオ

師を追い、戦いの道を行く戦士の物語。という見出しの通り序盤から終盤までバトルが続く章。

クリューヌ王国の兵士である戦士『シオン』は、ルドラ教団を追ったまま行方不明となった師であり、クリューヌ兵士隊長『ターレス』の後継者となるために、武人の塔と呼ばれる闘技場への挑戦を数日後に控えていた。

そんなある日、捕らえられたルドラ教団員がクリューヌ城に連行されてくるところから物語は始まる。


ルドラ教団の謎と師の行方を追って旅立ったシオンは、いつしか世界の存亡を左右する戦いに身を投じることとなる。


ライフジェイドを宿すこととなり、仲間の死や新たな出会いを経て戦い続けたシオンは、冥界の中心シュミセンで次期ルドラとルドラをも創造していた存在を倒し、ついに種族の滅亡と再生のサイクルを終わらせた。


サーレントシナリオ

過酷な運命に翻弄される言霊師の物語。その見出しの通りとんでもない運命を担うことになる。

他の章に比べて世界の各地をまんべんなく探索することになる。


言霊四天王の一人ソロンに師事して言霊を学ぶ『サーレント』は、ソロンの予知で、ラゴウ石研究の第一人者ミュンヒ博士の研究を手伝っていた。そして、ハ虫類族のラゴウ石の発掘作業現場から物語は始まる。


ラゴウ石のエネルギーを一時的に押さえる手段を探していたはずが、いつしか滅亡と再生の謎を解き明かすことになる。


リバイブジェイドを体に宿し、生と死の狭間をさ迷いながら、世界がなぜ現在の形になったかを探っていくサーレントは、人間族の滅亡を防ぐために冥界のシュミセンで人間族のルドラ、ハウゼンと対峙することとなる。


尚、このシナリオはバッドエンドが存在し、特定の手順を間違えると、最終バトルのハウゼン戦で敗北が確定する(戦況がたとえ有利でも最終的に100%即死するダメージの全体技を使われる)形で物語が終わる。正解の手順を踏むと通常通り勝利することが可能となり、戦ったハウゼンが分身に過ぎなかったことが明らかとなる。


リザシナリオ

生まれ持った使命にまけず、世界を浄化していく物語。その見出しの通り、汚染された世界をキレイに浄化することが目的。


ホーリージェイドを額に宿して生まれた『リザ』は、生まれながらに動物の心を聞き、自然の苦しみを肌で感じることができた。

汚染された世界の嘆く声に耐えきれなくなったリザは、自ら世界の汚染を浄化する術を探しに旅立つことを決意する。

そこで祖父から母親が生きていることと自分に課せられた使命について知らされるところから物語は始まる。


様々な種族の仲間と出会い、世界が汚染された生々しい歴史を目の当たりにしながらも、大気、大地、海を見事に浄化したリザは、自分の真の使命が、遥か月から地上の種族を浄化(消滅)してしまうシステム、ソドムを破壊することだと知ることになる。


月面基地にて、ソドムを破壊したリザは、ソドムを造った存在が月にいることを知ることとなる。

この先の戦いはジェイドに選ばれた戦士の戦いになると悟ったリザは、仲間を地上に帰し一人月に残り、ジェイド戦士の集結を待つのだった。


デューンシナリオ

世界のあらゆる人々が共に平和に暮らせる秘宝を求め、世界を巡っていたトレジャーハンターの『デューン』と相棒のキッドは、求める宝が月にあるということ、そこに至るためにはジェイドを持つ戦士が集まる必要があるということを知る。


世界を巡るなかで自らもデスジェイドに選ばれていたデューンが、月に向かうためジェイド戦士を集めるところから物語は始まる。

尚、他の章をすべてクリアした後に開かれる最終章であり、16日目からの開始となる。


シオン、サーレントと共に月面基地にたどり着いたデューンは、そこでリザと合流し、月の各所にある門で試練を越えて、ついに秘宝の持ち主にして、全ての元凶であるミトラと対決することになる。

かつてない激闘の末にミトラを倒したデューンたちは、かつてミトラが、ハウゼン、メイファ、サイゾウと共に感情もなくただ全てを無にかえる存在……『虚空よりきたる者』と戦っていたこと、退けたその存在が再び現れるかもしれないこと、それに対抗しうる強い種族を作るために、ミトラが滅亡と再生のシステムを造ったことを知る。

そして、デューンは地上の生態系のサイクルを意図的に操ることができる秘宝、『ミトラの知識』を半ば強引にミトラから渡されることとなった。


『虚空よりきたる者』に対抗するには今のままでは不十分だと、最後にミトラに警告され、デューンは知識を使おうと考える。

だが、そうして自然を制御しようとした結果生み出された数えきれない悲劇をリザに指摘され、思い直したデューンは、知識を永遠に封印することを誓うのだった。

もし、『虚空よりきたる者』がやってきたらどうするのかというサーレントの危惧に、シオンはこう答える、「俺がもっと強くなってぶっ倒してやる」と。

こうして、滅亡と再生のサイクルを終わらせたジェイド戦士たちが地上へと帰還するシーンで物語は幕を下ろす。

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