概要
クリューヌ王国の兵であり、シオンの親友。今回の旅が始まるよりずっと前からロスタムも含めて気の合う3人組だった。しかし、逃げ出したルドラ教団の教徒を追いかけた末に暴走するスルトと戦った際に、シオンを残して死亡。
経緯
言霊とはあまり縁の深くないクリューヌ王国において、極めて優秀かつ有名な言霊師である。シオンの章ではその後は亡霊や死体として出る役割になるが、彼の変わった点としてサーレントの章でも登場機会がある。理由は、死体がゴモラの管理に置かれたことで、同じく一度死亡したサーレントが一時的に現世で活動する為の肉体として使われるため。
そして、言霊師として優れている証拠は、各地の町にいる言霊伝道師のお姉さんに話を聞けばすぐわかる。普通は「言霊を教えてあげる」立場のこの人物が、恐れ多くも「あなたに教えてあげられる言霊があるかどうか···」という態度で接してくる。言霊研究者の中でも相当尊敬される人物なのだろう。
サーレントが自分の肉体を取り戻した後は、再びゴモラの管理に置かれ、シオンが次期ルドラ&ゴモラを倒した時、ロスタムと協力して最後の力を使い、間もなく閉ざされるダンジョン「シュミセン」から脱出させた。