概要
武器を使った戦いを重んじるクリューヌ王国の元兵士であり、予言者ソロンの弟子にして重戦士。サーレントの章でのパーティメンバーの1人。
経緯
かつてクリューヌで最も剣技に長けた戦士であり、ターレスからも「確実に次の隊長になれる」と目されていたほどの男。しかし「俺は隊長にはなれぬ」と断り、国を出て予言者ソロンに師事するようになる。目つきから想像できる通りの危険な性格で、事ある毎に「斬る」ことで物事を解決しようとする。クルガンの「見逃してくれたら望みをかなえてやる」と訊かれた時の返答は「おまえを斬る事だ」だった。武器を外しても攻撃は「手刀」。なにか拘りでもあるのだろうか。実際、隊長を辞退した理由も「自分の剣は人を殺す為だけの剣」だと自覚していたことによる。
元々サーレントの仲間になった経緯は、サーレントの研究に必要な宝を盗んだコソドロをとっちめる事だったが、予想以上に難航した結果、パーティに加わり続け、その結果サーレントやレギンと信頼を築くようになる。また、サーレントの肉体を使ってソロンを殺したクルガンに激しい怒りを燃やすシーンは、彼の中では珍しい「熱い」場面である。それくらい、彼にとってソロンとは大切な人生の指標になってくれた師匠であり、一度殺されたサーレントが別の人間の肉体を使って蘇った時にサーレントを斬らなかったことなども、彼の性格を考えればソロンの影響が極めて大きいと言える。