卒業、そしてそれぞれの明日へ
つかめるか、俺たちの卒業(GRADUATION)ー
終われないループから抜け出せ!
概要
『仮面ライダーガッチャード』のVシネマ作品。2025年2月21日公開。同年6月11日にDVD&Blu-ray発売予定。
同時上映として、短編『ホッパー1のはるやすみ』も公開される。
『深罪の三重奏』『ジャマト・アウェイキング』と同様に主人公を含むメインキャラクターに焦点を当てた作品になっている。
上映時間は『ホッパー1のはるやすみ』と合わせて59分(短編で5分、本編で54分)。前作と同じく50分台に収まっている。
前作と同じく主演は本島純政であるが、実質的な主人公ポジションは黒鋼スパナである。
監督は山口恭平、脚本はガッチャードの超バトルDVDと『ガッチャニメ』を手がけた大西雄仁が担当。内田裕基が脚本監修を務める。
あらすじ
ついに、宝太郎や九堂りんねたちが、富良洲高校を卒業する日がやってきた。
学園生活や、錬金アカデミーでのかけがえのない思い出を胸に、
彼らは卒業式を終え、新たなる道へと向かっていく……はずだった。
突然、同じ時間が繰り返し流れ、宝太郎たちは、そのループから抜け出せなくなってしまう。
この状況を認識しているのは、なぜか黒鋼スパナただひとり。
異常な現象が発生した理由は、いったい何か。
時間の流れを操っているのは未知のケミーなのか、それとも?
やがてスパナが、そして宝太郎たちが辿り着いた、驚愕の真相とは!?
登場人物
- 一ノ瀬宝太郎/仮面ライダーガッチャード…演:本島純政
- 九堂りんね/仮面ライダーマジェード…演:松本麗世
- 黒鋼スパナ/仮面ライダーヴァルバラド…演:藤林泰也
- 銀杏蓮華…演:安倍乙
- 鶴原錆丸…演:富園力也
- ミナト…演:熊木陸斗
- 加治木涼…演:加部亜門
- 枝見鏡花…演:福田沙紀
- ホッパー1…CV:福圓美里
- スチームライナー…CV:檜山修之
- ニジゴン…CV:岡本信彦
- クロスウィザード…CV:高橋李依
- テンフォートレス…CV:杉田智和
- サボニードル…CV:阿澄佳奈
- パクラプター…CV:高岡香
本作限定のフォーム
仮面ライダーヴァルバラドがダイオーニGTとギガントライナーGTで変身した形態。
本作の怪人
CV:杉田智和
ウロボロス界から突如出現した怪物。
音楽
歌:BACK-ON
主題歌。
関連動画
予告
余談
- 本作の正式解禁は2024年9月27日に行われたのだが、前日の26日に東映公式Youtubeチャンネルや各種SNSではなくキネマ旬報の公式Youtubeチャンネルで誤って発表された。この時点で東映から何のアナウンスも無かったため「これ、お漏らしじゃね?」と推測するファンもいたが、その数時間後に削除されてしまったので、その推測は的中してしまった。
- この騒動に対して、宝太郎役の本島氏はXで「そう言えばなんか昨日、、記憶を消されたような気もするけど、、なんだったか思い出せないよね!?」と間接的に言及している。
- このような経緯のため、ファンからは「元々ファイナルステージ幕開きの前後でサプライズ発表する予定だったが、キネマ旬報のフライングのせいで発表が数日前倒しになったのでは?」と推測する声も。
- タイトルの「GRADUATIONS」とはそのまま「卒業」の意味。これまで『仮面ライダーフォーゼ』で主人公の卒業に関するエピソードが外伝作品で描かれたことはあった(『小説仮面ライダーフォーゼ~天・高・卒・業~』)が、映像作品としては初となる(但し、あくまで主人公の卒業に関してのみで、「卒業」に関してのエピソード自体はその『フォーゼ』でしっかり描かれていた上に、自体は丸々すっ飛ばされたが『ジオウ』でも主人公の「卒業」自体は描かれていた)。
- ティザータイトルの「GRADUATIONS」のGとTの部分が大きく強調されていたため、当時変身音声のみで示唆されていたGTの名が付く新フォームが登場するのではないかと予想されたが、2024年11月14日の告知にて登場が発表された。
- 完成披露舞台挨拶では撮影での苦労が語られ、ループものの宿命である「同じ演技を何回もしなければならない」撮影方法がキャスト・スタッフ陣共々初めての挑戦だったため、本島氏も「途中から何やってんのか分からなくなるくらい混乱した。」「腕の位置まで同じじゃないと違和感が出るからどの位置に置くのかはしっかり決めていた。」とコメントしている。
- また、熊木氏がホワイトボードに「∞」を書くシーンで字が下手すぎて何回も撮り直してしまったことをキャスト陣にイジられていた。
関連タグ
行って帰ってきた烈車戦隊トッキュウジャー:11年前に公開された戦隊のVシネ作品であり、同じく『卒業式』を題材にした後日談作品繋がり。奇しくも2025年が舞台になっている点も類似している。
仮面ライダーVシネマ作品
ジャマト・アウェイキング←GRADUATIONS→???