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ビートフォーム


緑のタ・ヌ・キ!


仮面ライダーバッファ ゾンビフォーム


“浮世”繪


人類滅亡へ導くジャマトの力、目覚める。


ドゥームズギーツvsギーツⅨ


CREATORs


世界を創るのは神か、人か━━


概要編集

正式タイトルは『仮面ライダーギーツ ジャマト・アウェイキング』。

特撮番組『仮面ライダーギーツ』のスピンオフVシネマ作品。2024年3月8日にVシネクストとして期間限定上映後、同年7月24日にBlu-ray&DVDが発売された。

監督は坂本浩一、脚本は高橋悠也が担当。坂本監督の登板は前作『リバイスForward』に続き2年連続となる。

上映時間は55分。前作前々作と比較すると短めで、『ゼロワン Others』以前とほぼ同じ時間に戻された。


本編最終回および劇場版『4人のエースと黒狐』よりも後の時系列が描かれ、ジャマトの起源といった更なる真相が判明する模様。


本作では『深罪の三重奏』の様にメインキャラ全員に焦点を当てており、本作の主役は浮世英寿で主演も簡秀吉である(エースとの二役)。ただ、ストーリーの面では吾妻道長が本作の実質的な主役ポジションとなっている。何気に高橋脚本作品ではかなり珍しく本編の主人公が全編に登場しており、我らが主人公・英寿ももちろん変身して敵と立ち向かう。


予告では、坂本監督の得意とする生身アクションや金色のブーストマークⅨレイズバックルを持つ白英寿などの情報が盛り沢山。


前作の『リバイスForward』同様、本作は本編を経た主要人物それぞれの成長や夏映画で断片的に描写されたジャマトの起源も補足説明がなされるなど、満足度の高い作品となっている。


同じ高橋脚本作品の『アナザー・エンディング』トリロジーや『ゼロワン Others』と比較すると坂本監督お得意のアクションも数多く織り込まれた全編バトル続きの作品でもあり、『ギーツ』らしい練り込まれた見応えのあるアクションとなっており、一見の価値あり。


本作が劇場上映されると各評価サイトでも軒並み「4」を超える評価が付けられており、特に『Filmarks』では「3月第2週公開映画の初日満足度ランキング」にて、話題性のある一般作品も多数ランクインする中で本作が堂々の1位を獲得する快挙を達成した

さらに、本作のBlu-rayとDVDが発売されると、2024年7月24日付のオリコンデイリーBlu-rayランキング」および「デイリーDVDランキング」の両ランキングで共に1位を獲得した

あらすじ編集

━━ここからが本当のハイライトだ。━━


英寿が世界を見守る「神」となってから、しばらくの時が流れた。


平和な日常を引き裂く一発の銃弾と、姿を現した変異種のジャマト。

このジャマトの登場が、人類滅亡の元凶、破壊神ゴッドジャマト誕生の前触れであることを、まだ誰も知らなかった。


そして、そこへ現れたのは、白い髪の英寿

彼は黄金に輝くギーツに変身すると、タイクーンやナーゴたちを攻撃する。戸惑う一同の前に、もうひとりの英寿が姿を見せて……


一方、道長の前にはあのベロバが立ちふさがった。

ベロバの手によって、彼の身体の中に眠っていたジャマトの力が覚醒。現れる、禍々しい姿のバッファとは――?

また「ふたりの浮世英寿」の存在が示す、驚愕の真実とは?


破壊神の誕生が刻一刻と近づく中、

仮面ライダーたちは、この世界を、人類を守り抜くことができるのだろうか?


登場人物編集

主要キャラクター編集



Special Thanks編集


ゲストキャラクター編集


※¹ 役名はノンクレジット

※² 道長の同僚


本作限定のフォーム編集

プロージョンレイジ

仮面ライダーバッファがプロージョンレイジバックルで変身した形態。


仮面ライダードゥームズギーツ

金色に輝く仮面ライダーギーツの新たなる姿とされているが…?


本作の怪人編集

葉月の真の姿。

予告では清春が蒼斗によって撃たれた時に激高し変身している。


未来世界を滅ぼした元凶とされる存在。

白英寿曰く、1000年後の未来、人類を滅ぼすと言われているが……。


クイーンジャマトとともに誕生した存在。人間に対する強い憎悪を抱いている。


音楽編集

  • 主題歌

Dangerously

歌唱:倖田來未


  • 挿入歌

CREATORs

歌唱:PRAYERS(簡秀吉佐藤瑠雅星乃夢奈杢代和人青島心)


Chair

歌唱:BACK-ON


Trust・Last

歌唱:倖田來未×湘南乃風


日曜日のノラネコ』(ノンクレジット)

歌唱:橋村姫


関連動画編集

特報


本予告


関連作品編集

本作の前日譚にあたる作品であり、『ギーツエクストラ』シリーズ第4弾。ニラム復活の経緯や彼の業績、ジャマトの起源などが更に掘り下げて描写されている。



余談編集

  • 副題の「アウェイキング」とは目が覚めること、覚醒を意味する。タイトルと組み合わせるなら「ジャマトの目覚め」「ジャマト覚醒」だろうか。

  • ニラムは本編第38話で死亡、消滅したはずだが、特報や本予告を見るに何らかの理由で復活しており、同様にベロバも復活し暗躍する模様。果たしてその意味とは…。
    • なおニラム役の北村氏、ベロバ役の並木氏の2人はオールアップ後にギーツエクストラと本作で再出演していることになる(ギーツエクストラに関しては事前に撮ってあった可能性もあり)。
    • ベロバ役の並木氏は完成披露舞台挨拶にて「本編オールアップ後に撮影所を歩いていたらVシネ出演の旨を伝えられた」と明かしている。「出演を知った際は嬉しかった」ともコメントしていた。
    • 前日憚に当たる『仮面ライダーゲイザー』の配信記念のインタビューにて北村氏が夏場に『仮面ライダーゲイザー』の撮影があったと語っていたことから恐らくゲイザーと同時進行で行われてたと思われる。

  • 最強ケミー★ガッチャ大作戦』との時系列の前後は不明。なお、『ガッチャ大作戦』でプロージョンレイジは登場していないため、少なくとも本作は『ガッチャ大作戦』の後に起こった出来事と思われる。

  • 今作では変身エフェクトがプロージョンレイジやドゥームズギーツのみに手掛けられており、その他ライダーの変身エフェクトが省略されている(Vシネマ作品は元より主役キャラクター以外変身演出がやや簡略化されがちだが)。また、ギーツⅨに関してはエフェクトが無いのにSEだけ鳴っている。

  • 序盤のシーンで普段の特撮では使われない一般住宅の団地が使われたのは坂本監督曰く「見てるお客さんが日常を感じてもらえるように」という意図がありホラーチックなのも狙いとして入れ込んだと語っている。

  • アクション面に関しても、坂本監督が舞台挨拶で「今回は合成の使用を抑えてワイヤーアクションを主体にしている」と話しており、ダムでの撮影シーンはギーツのスーツアクターである中田裕士氏をワイヤーで吊るす形で撮影された。また、本編のレーザーブーストフォームの初陣と同様に坂本監督の代名詞であるGoProカメラによる撮影を取り入れている。

  • 公開前は、脚本家が同じであることも相まって一部の視聴者からあの作品の二の舞になってしまうおそれがあるのでは?」という心配の声も上がっていたが(坂本監督だったこともあり)さすがにそんなことは起こらずに済んだ。


関連タグ編集

仮面ライダーギーツ

仮面ライダーVシネマ

Vシネマ Vシネクスト


パラダイス・リゲインドジャマト・アウェイキングGRADUATIONS




外部リンク編集

公式サイト

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