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勝ち取った 夢の中で

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概要

コラボユニット、倖田來未×湘南乃風による楽曲。『仮面ライダーギーツ』の主題歌。後述するが湘南乃風は(単独ではないものの)鎧武以来2度目のライダー主題歌担当である。

作詞はお馴染み藤林聖子、作曲・編曲は倖田來未氏の夫・KENJI03ことHi-yunkBACK-ON)。

なお、KENJI03率いるBACK-ONは次作『仮面ライダーガッチャード』の主題歌も担当している。

今までのライダーとは一線を画す暗く重苦しくも激しい曲調と、デザイアグランプリを想起させる歌詞が特徴的。

CDは2023年3月8日発売。平成ライダー以降の主題歌の中では遅めの、番組開始から半年経過してのリリース。

CDのみ、特別仕様のDXビートレイズバックルとのセット、MVを収録したBlu-rayとのセットの計3形態での販売となる。

CDにはフルサイズ、TVサイズ、インストゥルメンタルの本曲と、劇場版『MOVIEバトルロワイヤル』主題歌『Change my future』が収録される。

本編の映像では、有刺鉄線に絡め取られ、後半でそれを引き裂く英寿"desire"にまつわる文が書かれたデザイアカード白黒を基調とするカット、そして英寿へ向けるツムリなど、伏線を仄めかすような不穏さを感じさせるものとなっており、放送期間中に視聴者間で考察が飛び交った。

常にOP映像が変わらないシーンが存在しているのは主人公・浮世英寿、ヒロインの1人・ツムリ、2号ライダー・桜井景和の3人だけであり、本編の進行に合わせて映像中の参加者が一新(脱落・退場者はノイズ化して空白となる)、さらに慟哭編以外では各話の本編映像(その話で変身しているシーンが無い場合は前話またはギーツのシーン、脱落者と退場者は脱落/退場シーン)も挿入されるため、高頻度で映像が変更されている

各話の仕様

登場人物の並び順は、サビでの登場順に準拠。太文字は変化があった部分。

黎明編(第1話)

  • エンディング挿入曲として使用(スタッフロールもEDに記載)

邂逅編(第2話~第9話)

  • OP映像解禁
  • TVサイズ音源配信開始
話数プレイヤー脱落/退場備考
2
3~4
  • 景和/タイクーン
  • 祢音/ナーゴ
  • 森魚/メリー
  • 道長/バッファ
  • 奏斗/ダパーン
  • 英寿/ギーツ
  • 平/ギンペン
5~6
  • 景和/タイクーン
  • 祢音/ナーゴ
  • 森魚/メリー
  • 道長/バッファ
  • 英寿/ギーツ
  • 平/ギンペン
  • 奏斗/ダパーン
7~8
  • 景和/タイクーン
  • 祢音/ナーゴ
  • 道長/バッファ
  • 英寿/ギーツ
  • 森魚/メリー
  • 平/ギンペン
  • 奏斗/ダパーン
9
  • 祢音/ナーゴ
  • 道長/バッファ
  • 英寿/ギーツ
  • 景和/タイクーン
  • 森魚/メリー
  • 平/ギンペン
  • 奏斗/ダパーン
  • Bメロの景和のソロシーンは残っている

謀略編(第10話~第16話)

  • サビの英寿達のシーンが変更
  • 第16話ではエンディング挿入曲として使用(スタッフロールもEDに記載)
話数プレイヤー脱落/退場備考
10
11~12
  • 道長/バッファ
  • 一徹/ケイロウ
  • ウィン/パンクジャック
  • 祢音/ナーゴ
  • 英寿/ギーツ
  • 雪絵/レター
13~14
  • 道長/バッファ
  • ウィン/パンクジャック
  • 祢音/ナーゴ
  • 景和/タイクーン
  • 英寿/ギーツ
  • 一徹/ケイロウ
  • 雪絵/レター
15
  • 道長/バッファ
  • ウィン/パンクジャック
  • 景和/タイクーン
  • 祢音/ナーゴ
  • 一徹/ケイロウ
  • 雪絵/レター
  • 英寿/ギーツ
  • 英寿/ギーツのソロシーンは残っている
  • ギーツ復帰後の戦闘シーンでも使用

乖離編(第17話~第24話)

話数プレイヤー脱落ジャマト備考
17~19
  • 道長
  • 道長はノイズがかかっている
20~21
  • 景和/タイクーン
  • 祢音/ナーゴ
  • 冴/ロポ
  • 英寿/ギーツ
  • 大智/ナッジスパロウ
  • 道長
22~24
  • 景和/タイクーン
  • 祢音/ナーゴ
  • 英寿/ギーツ
  • 冴/ロポ
  • 道長
  • 大智
  • 道長からノイズが外れる
  • サビの大智のシーンが変更(サビ直前では消えたまま)
  • 24話では変更された英文が元に戻っている

慟哭編(第25話~第32話)

  • サビ直前のシーンにもジャマトグランプリ側が追加され、道長と大智が復活(この2人のみ背景のライダーがポーンジャマトに置き換わっている)
  • サビの一部シーンがJGP仕様に変更
    • デザイアドライバー所持者の登場順がJGP側→DGP側になり、ジャマト達のシーンをギーツが破壊する演出が追加。また、直前のプレイヤーのネームプレートのシーンがベロバのアップに変更される
    • 衣装の変更に伴い道長のシーンが変更され、JGP側の仮面ライダーも登場
    • サビのDGPプレイヤーの集合シーンの背景のDGPのロゴが消滅→直後の道長と大智の2ショットの背景にJGPのロゴが登場
    • ラスト直前に出るDGPのロゴがJGPのものに変更
  • サビに登場する各ライダーの形態がエントリーフォームからそれぞれの基本フォームに変更
  • サビのDGP側はサポーターとのペアになり、英寿&ジーンが先頭に
話数JGP側DGP側DGPサポーター備考
25~28
29~32
  • 道長/バッファ(ゾンビジャマト)
  • 大智/ナッジスパロウ(モンスター)
  • 英寿/ギーツ(レーザーブースト)
  • 景和/タイクーン(ニンジャ)
  • 祢音/ナーゴ(ビート)
  • ジーン
  • ケケラ(カエル)
  • キューン(手紙)
  • 31話で景和/タイクーンが消滅したが、32話でも変化なし

慕情編(第33話~第38話)

  • 第33話ではエンディング挿入曲として使用(スタッフロールもEDに記載)
  • サビの一部シーンがDR仕様に変更
    • ベロバに差し替えられていたネームプレートのシーンや、各話の本編映像が復活
    • 英寿達のシーンが変更され、動きが少ないシリアスなものに統一
    • プレイヤーの集合シーンの背景がDRのものに統一、DGPジャケットを着ているか否かで分離され、道長と英寿は両端に位置
    • ラスト直前に出るJGPのロゴがDRのものに変更
  • 第38話ではギーツⅨ戦闘シーンにて挿入歌として使用(サビ前に一時停止する演出もあり)
話数黒背景白背景脱落
34~35
36~37
  • 景和/タイクーン(ニンジャ)
  • 沙羅/ハクビ(アームドクロー)
  • 祢音/ナーゴ(ビート)
  • 道長/バッファ(フィーバーゾンビ)
  • 英寿/ギーツ(レーザーブースト)
  • 大智/ナッジスパロウ

創世編(第39話~)

  • サビ直前のシーンの演出が変更。プレイヤーが消えていき、最後に英寿だけが残る
  • 上記のシーン、およびサビのシーンに登場する人物/ライダーが主要4名のみに
    • 英寿達のシーンが変更され、同じ構図でほとんど動かないものに
  • ライダーの集合シーンの背景ロゴがDGPに変更された
  • サビにギーツⅨが登場、38話のシーンが用いられている。
  • ラスト直前に出るDRのロゴが無くなり、DGPのロゴの有刺鉄線だけになった
  • ネームプレートのシーン内からライダーズクレスト、参加者名、ライダー名が白紙に(参加者名とライダー名の欄は元々は各アルファベットの連続であった※aaaaaaなど)
話数人物/ライダー備考
39~41
  • 英寿/ギーツⅨ
  • 景和/タイクーン(ニンジャ)
  • 道長/バッファ(ゾンビ
  • 祢音/ナーゴ(ビート)
42~44
  • 英寿/ギーツⅨ
  • 景和/タイクーン(ブジンソード
  • 道長/バッファ(ゾンビ)
  • 祢音/ナーゴ(ビート)
45
  • 英寿/ギーツⅨ
  • 景和/タイクーン(ブジンソード)
  • 道長/バッファ(ゾンビ)
  • 祢音/ナーゴ(ファンタジー
  • 英寿と景和の決着の回の為、ラスト直前のシーンがギーツⅨとブジンソードが向かい合うような構図に変更。(そのときのみバッファとナーゴはフェードアウトしている。)
46~48
  • 英寿/ギーツⅨ
  • 景和/タイクーン(ブジンソード)
  • 道長/バッファ(ゾンビ)
  • 祢音/ナーゴ(ファンタジー)
  • ナーゴがファンタジーフォームになったこと以外44話までと同様のスタイル

余談

  • 倖田來未は令和ライダーシリーズとしては初の女性アーティストによる主題歌担当となり、湘南乃風がシリーズの主題歌を受け持つのは『仮面ライダー鎧武』以来9年ぶりとなる(『鎧武』の際はレーベルの都合上「鎧武乃風」名義で担当していたため、「湘南乃風」名義での担当は初)。
  • 今回の第1話も令和ライダーの例に漏れずOP無しであり、現時点で4作連続である。だが、上記の通りエンディングにこの楽曲がBGMとして使用され、スタッフロールと共に流れた。
  • 脱落・退場者が次々ノイズ化して消えるという演出がなされているが、次々脱落していく展開を受けてそのうち1人だけかゼロになるんじゃ…などとも囁かれていた。
    • avex公式Youtubeで上げられている動画のコメントでは現時点で動画内にいるライダーの半分がいないことを「振り落とされたら そこで Drop out」という歌詞と掛けて半ばネタにされている。
    • さらに、かなりの頻度でオープニングの演出が変更されていることから、「編集の方々、いつもお疲れ様です。」といった労いの声もある。
  • OPムービーにある7枚のデザイアカードに書かれた文は以下の通り。()内は意訳。
    • また最後の文の“gets”はOP演出の通り、大文字にして真ん中に“A”を入れるだけでGEATSに早変わりする。
    • ドリカムと言っておいて直後に真逆のカードが出てきているため、これもまた様々な憶測を生んでいるが……

・What's your desire?(あなたの望みは?)

・Let's make your desire come true.(あなたの望みを叶えましょう

・Break out.開幕

・Who's the one to achieve the desire?誰が望みを成し遂げる?)(~第15話、第24話~)

 → Who is back stabber(裏切り者はだ)(第17話~第23話)

・Desire come true.(望みは叶う)→ The world where all is happy can exist.(全てが幸せな世界は存在しうる。)(第39話〜)

・Desire won't come true.(望みは叶わない)→ The world where all is happy can’t exist.(全てが幸せな世界なんて存在できない。)(第39話〜)

・Winner gets desire.(勝者は理想を掴み取る

    • ちなみにサビで"願いは叶う"という趣旨のカードはギーツが持っており"願いは叶わない"という趣旨のカードはギーツから離れた位置にあるものになっている。
  • 2023年3月13日~17日にて、発売配信初週であるにも拘らずOfficial髭男dismNiziuなど名立たる有名なアーティストの面々を押しのけ、オリコンチャート、ダウンロードソングチャート・サブスク1位を記録するなど大快挙を成し遂げている。
  • MVでは現状TV本編未登場のバッファ・ブーストフォーム(単体版)が登場している他、何故かナーゴがハブられている
    • ちなみにナーゴは基本フォームにあたるビートフォームの登場がやや遅いせいか、公式グッズなどでもハブられることが多い。
  • 「trust last」は直訳で「最後を信じろ」となり、本編と重なるような重ならないような…本質的には単なる語呂合わせである可能性が高い。
  • ギーツ放送終了後の2024年に倖田來未のアルバム「UNICORN」に「Trust・Last -TYPE K-」としてソロ歌唱版が収録されている。

関連動画

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Music Video Short Edit
超英雄祭LIVE

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倖田來未 湘南乃風

藤林聖子 Hi-yunk BACK-ON

仮面ライダーギーツ オープニング(仮面ライダー)

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