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「人生は戦場です。曖昧な志では生き残れませんよ」

これに参加すれば、息子が健康になっている世界に変えられるんじゃないかって……」


演:長谷川朝晴


変身する仮面ライダー

仮面ライダーギンペン


概要編集

仮面ライダーギーツ』の登場人物。

デザイアグランプリ仮面ライダーギンペンとして参戦している、同じく参加者である桜井景和/仮面ライダータイクーンが面接を受けたIT企業の人事部長。


立派だが具体性のない曖昧な目標を持つ景和に上記の台詞で窘めるなど、真面目で「大人らしさ」を感じさせる人物。その際に彼の願いを一笑せずに肯定するなど、人間としても善良な人物。


病に苦しむ息子がおり、「息子が健康になっている世界」を叶えるためにデザ神を目指す。


劇中の行動編集

  • 1話「黎明F:ライダーへの招待状」

桜井景和の受けるIT企業の面接にて初登場。

立派だが具体性のない曖昧な目標を持つ景和に対し上記の台詞で窘めていた。


  • 2話「邂逅I:宝探しと盗賊」

ツムリに仮面ライダーとしてライダーに選ばれ、デザイアグランプリに参加。

自分と同じくライダーに選ばれた景和に遭遇する。

そして、理想の願いを問う景和に「自身の息子を救う」願いを語る。

緊急ミッションにて家族の写真を手に取り、孝人は、他の参加者達と共に盗賊ジャマトへの戦いに挑む。


「私は……勝たなきゃならないんだ……!!」






















※ネタバレ注意











「息子を…救いたいんだ……」

他のライダー達と共に盗賊ジャマトの集団と戦闘するが、頭領の標的にされ一方的に攻撃されてしまう。


「こんな……所で……脱落……する……わけには……」


力を振り絞り立ち上がるギンペン。そこにすかさず手斧を投げつける頭領。手斧そのものは命中しなかったが、そこから発生した爆炎がギンペンを吹き飛ばし……。


「ここまでのようだ……苦しんでいる息子を残して逝くなんて……愚かな父親だな……」

景和「戦うしか……なかったんですか……!?」


「息子を……救いたいんだ……!」


“MISSION FAILED”


景和に看取られる中、ライダーコアIDを砕かれ、自身が持っていた家族の写真とアローレイズバックルを残し、理想の世界を叶えられない無念と共に消滅してしまった。











しかし、息子は「名無しのキツネ」を名乗るある人物からの寄付金によって治療のための手術を受けられるようになった。

それは「彼からのせめてものの弔いだと信じたい」とする視聴者も数多い。


  • 3話「邂逅Ⅱ:ゾンビ狩り」

3話にて職場では無断欠勤という扱いになっている事が判明。

「家族も心配していて、警察に失踪届と捜索願を出したらしい」と同じ社員の男性が彼の会社に訪れた景和に伝えた。このことから家族にも職場の人間にも慕われていたことがうかがえる。

なお、彼が所持していたアローレイズバックルは消滅しておらず、看取っていた景和がゾンビ狩りのミッションにて形見として使用していた。


余談編集

  • 演者の長谷川氏は50代であるが、中堅の役者が仮面ライダーに変身するのは映画のゲストや、物語の終盤辺りで行われる扱いが多かった。今回のように50代の役者が序盤から仮面ライダーに変身すると明かされたのは、珍しい事例である。

  • 景和は彼の死後、ツムリに人を生き返らせることは出来るか問うシーンがあったためおそらく脱落者の復活が不可能ではないなら前話で退場した豪徳寺と共に再登場する可能性はゼロではない。

  • 退場後の3話のOPでは、彼とギンペンの姿が砂嵐状のシルエットになっているという監察医のあの人と似たようなことになっていた。

  • 謀略編にて、リタイアした場合自分の理想の願いを失うことが明らかになり、もし彼が死亡ではなくリタイアだった場合、自分の息子の病気を治そうとせずに放置してしまうか治療方法を模索することを諦めてしまうと思われる。その場合死亡より悲惨なことになっていたかもしれない。

  • 42話にて景和が「デザイアグランプリの犠牲者が全員蘇った世界」を叶えた際、彼も一時的に復活したと思われる。ただし、再登場していないためその動向や願いが取り消された後並びに最終回後の状況は不明。

関連タグ編集

仮面ライダーギーツ デザイアグランプリ

仮面ライダーギンペン 2話退場おじさん


豪徳寺武八木沼雪絵:本作において、同様に退場に追い込まれたライダーの変身者達


葵連息子を救おうとした父親繋がり。こちらはある巨悪に目を着けられ、その手先として操られていた。


飯田病魔に苦しむ息子を救おうとした父親繋がり。ただし、こちらは追い詰められた末に禁忌の手段を採ってしまった。奇しくも「ゲーム」繋がりであり、元ネタの方の脚本家は本作と同じく高橋悠也氏。






























「ワタシハ……カタナキャナラナインダ……」

「コンナトコロデ…ダツラクスルワケニハ…」

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