「フォーートレス…」
『X FORTRESS!』
『ナンバー10!ガッチャー!』
『ハイエンドアーティファクト!テンフォートレス!』
データ
概要
『仮面ライダーガッチャード』に登場するケミーの一種で、城塞がモデルのアーティファクトケミー。城と戦車が一体化したような移動要塞型。
各属性のケミーの頂点に君臨するレベルナンバー10のケミーの一体。
複眼はレッド。矢印は城の窓。Xは髭。
圧倒的な火力と鉄壁の守りでいかなるものも寄せ付けない難攻不落のケミー。
普段は温厚だが、敵が確認された場合は大量の砲弾で相手を攻め立てる。砲塔は回転し、相手の向きに合わせることが可能。
立派な髭や「フォートレッスッスッスッ…」という鳴き声は老爺のような印象を与える。
能力及び生態(ネタバレ注意!)
大量の砲弾を一斉に発射し、近づく相手を寄せ付けない。
実は普段の巨大な城壁のような姿は本体が見せていた幻覚に過ぎず、その状態だとケミーライザーでも捕獲不可能。
本体は城内に存在しており、城内に仕掛けられた様々なトラップを抜けた先の最深部に潜んでいる。その本体はラジコンカー程度の極小サイズ。ただし、砲撃等は健在であるため小さいからと言って侮れない。捕獲した後は幻が解けるようだ。
劇中での活躍(ネタバレ注意!)
「最強ケミー★ガッチャ大作戦」にて初登場。他のレベルナンバー10と共に序盤から登場し、宝太郎たちに攻撃を仕掛けるが、(恐らくクロスウィザードの魔法によって)姿を消した。
クロスウィザードが仕掛けたゲームでは浮世英寿&九堂りんね&ギーツケミーチームと一ノ瀬宝太郎&タイクーンケミーチームが捕獲に向かう。
一足先に捕獲に向かおうとした宝太郎/ガッチャードと仮面ライダータイクーンの存在を確認すると、容赦なく砲撃。だが、その隙にりんねと英寿に城内に本体がいることを見抜かれ、ギーツ・アームドプロペラで城内への侵入を許してしまう。
その後、城内のトラップで宝太郎とタイクーンケミーを翻弄したが、2人を使ってトラップを見抜いた英寿とりんねに突破され、ついに本体が自ら迎撃。しかし、突如出現したギーツケミーに英寿への攻撃を庇われ、存在が露見。結局、りんねの手により捕獲された。
また、ギーツキラーとの最終決戦では宝太郎の想いに応え、他のレベルナンバー10と合体し、仮面ライダースターガッチャードへの変身能力を授け、ギーツキラーの撃破に貢献した。
本編
第18話にて登場。10年前はユーフォーエックス、クロスウィザード達と同じく九堂風雅と行動を共にしており、本体の姿でグリオンと冥黒の三姉妹に向けて砲撃した。
最終話では、他のケミーと共に仮面ライダーエルドに立ち向かい、アルティマスチームホッパーを援護した。
亜種
レプリテンフォートレス
冥黒の三姉妹が作ったレプリケミーカードに封じられているレプリケミーの一種で、テンフォートレスを模造したレプリケミー。
レベルナンバー10のケミーの模造品だからか、裏面はレベルナンバー10の『X』の文字をベースにドレッド仕様のカードデザインにアレンジされている。
テレビ本編ではドレッド参式が必殺技に使用する。
ライドケミートレカPHASE:EX02より登場。
デイブレイクテンフォートレス
仮面ライダーガッチャードデイブレイクが使用するデイブレイクケミーカードに封じられているデイブレイクケミーの一種。
ライドケミートレカ
デイブレイクガッチャファイル&デイブレイクケミーカードコンプリートセットに収録。
レインボーテンフォートレス
仮面ライダーレインボーガッチャードとニジゴンの能力でライドケミーカードおよびその中に封じられているケミーが強化されたレインボーケミーの一種。
ガッチャーブラザーズの召喚に使用される。
劇中では必殺技に使用された。
余談
- CVを務める杉田氏はこれまでに『仮面ライダーキバ』でキバットバットⅢ世、キバットバットⅡ世、キバットバットⅣ世、『劇場版 さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン』でシャドウイマジン、『KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT』の日本語吹き替え版で仮面ライダーストライク(KRDK版王蛇)、『仮面ライダー鎧武』でデェムシュ、『仮面ライダージオウ』で仮面ライダーギンガのCVを担当しており、仮面ライダーシリーズへの出演は今回で6度目であり、4年ぶり。同時に令和ライダーシリーズ初出演となる。
- また杉田氏の初出演作である『キバ』に登場したキャッスルドランは城をモチーフにした巨大戦力である。
- 後に杉田氏は『GRADUATIONS』にてウロボロスを演じることとなった。
- 同じレベルナンバー10であるエックスレックスと同様に、体の内部が描かれた数少ないケミーの内の一体である。また、内部のロケ地はクリスタリア、サウザンベースと同じ場所(群馬県にある「ロイヤルチェスター太田」という結婚式場)である。偶然にも、クリスタリアの王座の間は杉田氏の演じたオラディンが居た場所である。
- 上記の通り本体はとても小さく、巨大な要塞は幻に過ぎないが、決して見かけ倒しという訳ではなく砲撃や城内のトラップはちゃんと当たるしダメージも受ける。あとコラボの影響か某カップ麺が置いてあるが、特に問題なく食べられる(食べたらトラップ発動なんてこともないと思われる)ため幻と言うより戦隊が使うような巨大ロボットに近いのかもしれない。まぁカップ麺に関しては気にしてはいけないのだろうが。
関連タグ
仮面ライダーガッチャード ケミー(仮面ライダーガッチャード)