「スチーム!」
データ
概要
『仮面ライダーガッチャード』に登場するケミーの一種で、機関車がモデルのビークルケミー。
ガッチャンコ相手はホッパー1。ガッチャンコケミーはスチームホッパー。
複眼はピンク。矢印は両眼の間(鼻?)。
スチームを噴き出して走る機関車、つまり厳密に言うと蒸気機関車のケミーであり、線路もお構いないなしに走り回るダンガンライナー。
カード絵柄では少なくとも十三両以上あり、見切れているため無限に続くのではないかと思われる…。
ガッチャージガンに読み込ませると、黒煙を吐き出して相手の視界を奪う。
人間界とウロボロス界を自由に行き来できるケミーで、事実上の橋渡し役。
線路の上しか走れないが自力で線路を生成でき、妨害等で線路を破壊され脱線してもすぐ線路を生成し走り直すことができる。
第1話では、九堂風雅からの指示でガッチャードライバーを託すに値する人物を探し、線路を走り回っていたところでホッパー1の知らせで進路変更、九堂りんねの妨害を受けつつも宝太郎をウロボロス界に連れてくることに成功した。
基本的に巨大な姿だが、第18話でホッパー1と一緒にウロボロス界に迷い込んだ幼い頃の宝太郎と遊んでいた事が判明した際、ミニカー程の小さなサイズとなっており、第24話ではホッパー1と共にキッチンいちのせの店内を逃げ回っていたケスゾーを挟み撃ちにしている。
これに関しては、再錬成した姿であるテンライナーに運行目的に合わせた自身の質量交換を行う能力があることから、再錬成前のスチームライナーの頃からこの能力を元より有しているものと思われる。
亜種
トナカイライナー(TONAKAILINER)
トナカイがモデルのクリスマスケミー。LNはEX。
ガッチャンコ相手はサンタクロース。ガッチャンコケミーはメリークリスマス。
スチームライナーをアニメ調にデフォルメしたような姿をしており、トナカイの赤鼻もきちんと再現されている。
レプリスチームライナー(REPLI STEAMLINER)
「スチーム……」
CV:檜山修之
冥黒の三姉妹が作ったレプリケミーカードに封じられたレプリケミーの一種で、スチームライナーを模造したレプリケミー。仮面ライダードレッドへの変身に利用される。
爛々と複眼を光らせていたオリジナルとは異なり、鉄仮面を被らせたような無機質な印象を与えるケミーとなっている。
こちらはドレッドライバーで意識を強制的に奪われているのもあり、物静かかつ壊れかけのような雰囲気となっている。
錆丸のドレッドが倒された後は再調整され、ラケシスとクロトーをドレッドに変身させた。
デイブレイクスチームライナー(DAYBREAK STEAMLINER)
仮面ライダーガッチャードデイブレイクが所有するデイブレイクケミーカード、およびその中に封じられているデイブレイクケミーの一種。
ガッチャードデイブレイクの変身に使用されている。
テンライナー(TENLINER)
スチームライナーが、古代の錬金術によって再錬成された姿。
詳しくは当該項目を参照。
余談
- 演じる檜山は『仮面ライダーフォーゼ』のタチバナ、ナレーション以来12年振りのライダー出演となり、シリーズ初のヒーローサイドの主要キャラを演じる事となった(タチバナはライダーの支援者だが立場上第三勢力であるため)。キャストインタビューでも、「ライダー側です。ライダーシリーズも含め特撮作品では敵側キャラを演じてきた事の多い檜山ですが今回はライダー側(嬉しい事なので2度いいます(^^))燃えてます!『スチーーーム!!』」と喜びを爆発させている。
- 列車(機関車)モチーフの変身アイテムは列車フルボトル以来。
関連タグ
仮面ライダーガッチャード ケミー(仮面ライダーガッチャード) レプリケミー
マグナムレイズバックル/ブーストレイズバックル → ホッパー1/スチームライナー