「スチーム!」
データ
レベルナンバー | 9 |
---|---|
英語表記 | STEAMLINER |
属性 | ビークル |
モチーフ | 機関車 |
矢印の意匠 | 鼻(先頭車全面) |
ガッチャンコ相手 | ホッパー1 |
ガッチャンコケミー | スチームホッパー |
カスタムアップ相手 | ナインテイル |
カスタムアップ形態 | ライナーテイルカスタム |
マルガム | - |
CV | 檜山修之 |
概要
『仮面ライダーガッチャード』に登場するケミーの一種で、機関車がモデルのビークルケミー。
複眼はピンク。矢印は両眼の間(鼻?)。
スチームを噴き出して走る機関車、つまり厳密に言うと蒸気機関車のケミーであり、線路もお構いないなしに走り回るダンガンライナー。
カード絵柄では少なくとも十三両以上あり、見切れているため無限に続くのではないかと思われる…。
ガッチャージガンに読み込ませると、黒煙を吐き出して相手の視界を奪う。
人間界とウロボロス界を自由に行き来できるケミーで、事実上の橋渡し役。
線路の上しか走れないが自力で線路を生成でき、妨害等で線路を破壊され脱線してもすぐ線路を生成し走り直すことができる。
第1話では、九堂風雅からの指示でガッチャードライバーを託すに値する人物を探し、線路を走り回っていたところでホッパー1の知らせで進路変更、九堂りんねの妨害を受けつつも宝太郎をウロボロス界に連れてくることに成功した。
基本的に巨大な姿だが、第18話でホッパー1と一緒にウロボロス界に迷い込んだ幼い頃の宝太郎と遊んでいた事が判明した際、ミニカー程の小さなサイズとなっており、第24話ではホッパー1と共にキッチンいちのせの店内を逃げ回っていたケスゾーを挟み撃ちにしている。
これに関しては、再錬成した姿であるテンライナーに運行目的に合わせた自身の質量交換を行う能力があることから、再錬成前のスチームライナーの頃からこの能力を元より有しているものと思われる。
亜種
トナカイライナー(TONAKAILINER)
トナカイがモデルのクリスマスケミー。LNはEX。
ガッチャンコ相手はサンタクロース。ガッチャンコケミーはメリークリスマス。
スチームライナーをアニメ調にデフォルメしたような姿をしており、トナカイの赤鼻もきちんと再現されている。
レプリスチームライナー(REPLI STEAMLINER)
「スチーム……」
CV:檜山修之
冥黒の三姉妹が作ったレプリケミーカードに封じられたレプリケミーの一種で、スチームライナーを模造したレプリケミー。仮面ライダードレッドへの変身に利用される。
爛々と複眼を光らせていたオリジナルとは異なり、鉄仮面を被らせたような無機質な印象を与えるケミーとなっている。冥黒の三姉妹に洗脳された鶴原錆丸をドレッドに変貌させた。こちらはドレッドライバーの力意識を強制的に奪われているのもあり、物静かかつ壊れかけのような雰囲気となっている。
錆丸のドレッドが倒された後は再調整され、ラケシスとクロトー、そしてミナトをドレッドに変身させた。
基本的に壱式、弐式、参式とドレッドの強化フォームに変身する際にも必ずレプリスチームライナーが必要であり、仮面ライダードレッドの力を扱う鍵となるケミーカードと言える。
デイブレイクスチームライナー(DAYBREAK STEAMLINER)
仮面ライダーガッチャードデイブレイクが所有するデイブレイクケミーカード、およびその中に封じられているデイブレイクケミーの一種。
ガッチャードデイブレイクの変身に使用されている。
喋り方がやや大人しくなっている。
レインボースチームライナー(RAINBOW STEAMLINER)
仮面ライダーレインボーガッチャードの能力でライドケミーカード、およびその中に封じられているケミーが強化された姿。
ガッチャーブラザーズの召喚に使用されている。
テンライナー(TENLINER)
スチームライナーが、古代の錬金術によって再錬成された姿。
詳しくは当該項目を参照。
ギガントライナー(GIGANTLINER)
夏映画『ザ・フューチャー・デイブレイク』に登場。スチームライナーが時空を越える力を持つケミー達の力を受けて再錬成された姿。
シャイニングスチームライナー(SHINING STEAMLINER)
夏映画『ザ・フューチャー・デイブレイク』に登場。正確にはスチームライナーではなくデイブレイクスチームライナーの進化系。
スチームライナー(アルティマケミー)
最終話に登場したアルティマケミーの一種。外見と名称は変化していないがカードの色が少し変わっている。一応通称はアルティマスチームライナー。
通常から鳴き声が変化しており、「スチームライナー!」と叫ぶようになっている。
ガッチャードライバー(宝太郎Ver.)にセットすることでアルティマスチームホッパーに変身する。仮面ライダーエルドに立ち向かう。
余談
- CVの檜山氏は『仮面ライダーフォーゼ』のタチバナ、ナレーション以来12年振りのライダー出演となり、シリーズ初のヒーローサイドの主要キャラを演じる事となった(タチバナはライダーの支援者だが立場上第三勢力であるため)。キャストインタビューでも、「ライダー側です。ライダーシリーズも含め特撮作品では敵側キャラを演じてきた事の多い檜山ですが今回はライダー側(嬉しい事なので2度いいます(^^))燃えてます!『スチーーーム!!』」と喜びを爆発させている。余談だが、檜山氏が初めて出演したライダー作品も、電車と深い関わりがある作品だった。
- 第37話では、当初宝太郎が仮面ライダーアイアンガッチャードに変身する際にスチームライナー/テンライナーも相棒を手にかけることに躊躇しながらも覚悟を決めるシーンを入れようとしていたが、尺の都合もあって没となってしまった。ついでに続く第38話には未登場。
- 列車(機関車)モチーフの変身アイテムは電車フルボトル以来。
- パラレルレアでは『銀河鉄道の夜』及び『銀河鉄道999』をモチーフにしたのか、宇宙空間を走るスチームライナーという完全に狙ったような絵柄となっている。
- 特に後者に関しては「レベルナンバー9」の時点で意識していたとしか思えないが…。
関連タグ
仮面ライダーガッチャード ケミー(仮面ライダーガッチャード) レプリケミー
マグナムレイズバックル/ブーストレイズバックル ← ホッパー1/スチームライナー → ポッピングミゴチゾウ