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曖昧さ回避編集

  1. 750mlのワイン瓶。 → フルボトル(ワイン)
  2. 特撮作品『仮面ライダービルド』に登場するアイテム。本項で解説。

概要編集

仮面ライダービルドのボトル型キーアイテム。

このボトルの2本をビルドドライバーに装填する事で、ビルドに変身できる。さらに一部の相性の良い組み合わせは「ベストマッチ」と呼ばれ、より強力な力を発揮できる。


名前の通り、振る事で内部の成分が活性化しより力を発揮し、変身していない状態でも、持ち主と相性の良いフルボトルは活性化させて持っていれば、その効果を部分的に使用する事ができる(ラビットを持っていれば生身でも高速移動ができる等)。

振れば振る程に力が高まる為、特に変身の時にはひたすらシャカシャカ振る事になるので、敵を目の前にしてボトルをシャカシャカ振る姿は地味にシュールである。

逆に力を弱める為に、わざと振らなかったと思われる描写もある。


フルボトルは最初から使える訳ではなく、スマッシュを倒してその成分をエンプティボトルに採取し、完成したスマッシュボトルの中身を空のフルボトルに移し変えて、そのボトルを石動美空の能力と彼女用の浄化補助装置で浄化する事で、フルボトルとして使用できる状態になる。


各フルボトルにはそれぞれの成分の元となるものの絵柄が描かれている。

桐生戦兎らの拠点であるnascitaの地下室の壁にはベストマッチを判別する装置が露出しており、この装置を基にして戦兎はビルドドライバーにベストマッチ判別機能を追加した。

この装置に関しては兼ねてより、ディテールやモールドなどがパンドラボックスに似ている事が指摘されていたが、後に大方の予想通りパンドラボックスの一部であるパンドラパネルであった事が判明している。加えて同様のパンドラパネルがファウストのアジトにも存在する。


さらに当初は、単にライダーシステムを運用する為の変身アイテムと思われていたが、後にフルボトルはパンドラボックスに関連するアイテムである事が明らかになっていく。

そして、マスターの石動惣一によればベストマッチの組み合わせがすべて揃った時、とんでもない事が起こるらしいが…。


フルボトルの実態編集

後にパンドラボックスは6枚のパネルに囲われた2重構造の箱であり、「スカイウォールの惨劇」の際にその内の2枚のパネルが外れた事、そしてその2枚のパネルの1枚がnascitaに保管されているパネルで、もう1枚がファウストが所有するパネルである事が判明する。


そして、フルボトルはその2枚のパンドラパネルに予め10本ずつ内蔵されていたアイテムで、それぞれ10本ずつ計20本のボトルがパンドラボックスを開く為の鍵である事が明かされる。惣一の言う「とんでもないこと」というのは、フルボトルが揃った時にパンドラボックスが開かれる事を指していたのである。


このボトルの浄化の為にファウストは、かつて7年の昏睡状態から目覚めた美空を拉致してボトルの浄化を強要し、惣一を脅迫して東都の研究所からパネルの強奪成功するも逆に惣一が美空ともう1枚のパネルとビルドドライバーとフルボトルを奪取し、そのまま逃走してnascitaに潜伏していた。

その後、記憶喪失の戦兎と出会って自分ではできなかった仮面ライダービルドへの変身を成し遂げた彼をファウスト打倒の鍵として見い出だして迎え入れたのである。


第10話でパンドラボックス争奪戦の際にナイトローグによって殆どのボトルを奪われてしまったが第12話でパンドラボックスと共に無事奪還する事に成功した。


さらに第13話で2枚のパンドラパネルを埋める20本が揃ったが、第17話でそれが東都の分の20本に過ぎず、パンドラボックスの残り4枚のパネルにもそれぞれ10本ずつフルボトルが装填されていた事が明らかになる。つまりフルボトルは合計60本存在し、60本のフルボトルでパンドラパネル6枚を全て埋めた時に、パンドラボックスは開かれるという事が判明。


残りの40本のフルボトルは20本ずつそれぞれ北都西都が保有しており、他の国が持つフルボトルは何故か最初から浄化された状態である

東都は空のフルボトルを保有する代わりにパンドラボックス本体の管理を任され、3つの国が互いに合意しない限り、パンドラボックスを開く事ができないようにしたのである。


そして、第14話で惣一の正体がブラッドスタークだった事が判明し、上記の話は全てデタラメだった事が判明する。彼は最初からファウストでは美空の精神の問題で浄化が思うように進まなかった事から彼女が正義の為だと安心して浄化できる環境を作る為に彼女をファウストから引き離してnascitaに「正義のヒーローである仮面ライダービルド」の活動拠点を設置し、ボトルの浄化と戦兎がビルドとして活動する為に必要な設備を整えたのである。

そして、同話では惣一によってパンドラボックスを奪われたもののフルボトルの方は予め鍋島から惣一の正体を聞かされていた戦兎が偽物とすり替えていたので無事だった。


その後は、パンドラボックスの中身を狙う北都及び西都が本格的に動きだし、ブラッドスタークもビルドやクローズを襲い積極的にフルボトルを狙っている為、第19話から戦兎はフルボトルを奪われないように自身が所持しているフルボトルを使い慣れたものを除いて東都の各地に分散させた。


フルボトル争奪戦の行方編集

北都編編集

第19話では東都クリーンセンターでゴリラと掃除機、戦兎が所持していたハリネズミと消防車に引き続き、第20話では考古学博物館でロックとオクトパスが仮面ライダーグリス北都三羽ガラスに奪われている。


第21話ではハザードフォームの件で戦兎が戦意を喪失してボトルを政府に返却した。そしてM2基地でロケット、パンダ、海賊、コミックの4本、工場でライオンとダイヤモンド、M4基地で忍者とライトを次々に奪われている。

この時点で奪われなかった東都のボトルはラビット、タンクホーク、ガトリング、ドラゴン、電車の6本である。


さらに同話で惣一が、北都との代表戦に備えて戦兎を強化する為に北都、西都のフルボトルを「貸してやる」と言って北都と西都のパンドラパネルに装填した状態で披露。(上の段から順に)トラ、キリン、扇風機、ユニコーン、クジラ、サメ※、スマホ、カメラ、ジェット、ハチ、冷蔵庫、カブトムシ、ウォッチ、UFO、タートル、スパイダー、掃除機、ヘリコプター、フェニックス、ローズのボトルが確認されている。

スタークの特訓の時にはトライアルフォームで掃除機を使用しており、さらに「7つのベストマッチ」(前編)の冒頭シーンでサンタクロース、ケーキ、バット、エンジン、サメ、バイクの6本以外の34本のボトルが確認でき、これらのボトルも惣一から渡されたものである(バットとエンジンは後に、ある人物仮面ライダーマッドローグ開発の為に使っていた事が明らかになる)。


※一方でサメは「7つのベストマッチ」完結編で内海成彰からバイクと一緒に初めて渡されているので、どうやら用意した全てのフルボトルが貸与された訳ではない模様(上記のボトル配置は撮影ミスの可能性があると思われる)。

これについては、サメとバイクのベストマッチを最初からヘルブロスの最終調整及び、終盤で明かされた緊急時用のある弱点を仕込む事を計画していた内海がヘルブロスの最終調整前の北都との代表戦の時点では戦兎には使わせなかったのだと思われる。


西都編編集

第23話で戦兎が一海にロボット、ウルフ、ヘリコプター、クマの4本を返還。

第24話でビルドがスパイダー、冷蔵庫、フェニックス、ハチ、潜水艦、ピラミッドの6本をブラッドスタークに奪われている。

第27話でビルドが消防車、ライト、タートル、ドッグの4本を仮面ライダーローグに奪われている。


第24話でビルドが海賊レッシャーハザードに変身、第25話でクローズチャージがロックをビートクローザーで使用、同話でビルドがトライアルフォームで消防車を使用。フルボトルバスターでロケット(第28・29話)、パンダ(第27話)を使用するシーンがある(これは一海が返還した模様)。

さらに第28話でローグがダイヤモンドを使用。北都が奪ったボトルを西都が所持している事が明らかになった。同時に一海は奪った東都のボトルを全て北都政府に渡していなかった事も明らかになる(一海は最初から北都政府もスタークも全く信用していなかったので当然の判断だと言える)。


エボルト編以降編集

第29話でグリスが(戦兎から渡された模様)カブトムシ、カメラ、ウォッチ、マイクの4本をスタークに奪われている。

第34話でビルドがサイ、ドライヤー、シカの3本を仮面ライダーエボルに奪われている。

第34・35話でエボルトからパンドラボックスと残りのボトルと引き換えにエボルトの毒に侵された戦兎を治すという条件で29本のボトル全てがエボルトに奪われている。

第35話終盤でローグこと氷室幻徳が所有していたライダー側が持つ最後の1本であるフェニックスも奪われる(彼は以前から戦闘時に撤退する際にフェニックスを使用していたのでフェニックスボトルを所持している事は確認できていた)。


ちなみに引き換え時にボトルはスーツケースに収まった状態となっていた。ボトルの順番は上段左からおばけ、マグネットスケボー、ペンギン扇風機、キリンジェット、クジラUFO、トラ

中断左から無し、ロボット、テレビ、クマ消しゴム、ユニコーンヘリコプター、ローズスマホ、ウルフ

下段左から電車、海賊ドラゴン、ロックロケット、パンダガトリング、タカタンク、ラビットとなっている。


終盤の展開(ネタバレ注意)編集

第36話でエボルトによってパンドラボックスが開かれ、それによって全てのフルボトルの成分が一度空になってしまったがベルナージュの力によって再び元の状態に戻された。


第38話でエボルトが完全体になった際には、その圧倒的な力にライダー達は圧倒されて撤退せざるを得ず、ライダー達が保有していたフルボトルはパンドラボックスと共に放置され、エボルトによって纏めて強奪されてしまう。そしてエボルトはエボルトリガーを使ってパンドラボックスから黒いパンドラパネルを精製するが、その時点でエボルト自身はパンドラボックスとフルボトルは不要となる。

そして、その後はフルボトルはエボルト陣営が利用しており、内海がエボルトに与えたバットとエンジンを使って仮面ライダーマッドローグに変身し、葛城忍がビルドでラビットタンク、ホークガトリング、ニンニンコミック、海賊レッシャーを使用している。


その為、これ以降は主人公達はフルボトルを所有しておらず、ボトルを使おうにも使えない状況が続く事になる(使えたとしても終盤の彼等は既にフルボトルに依存しないライダーシステムで統一されており、ハザードレベルも上がっていたのであまり使う意味もなかったのだが)。

ただし、彼等との戦闘の中で戦兎と龍我はラビットとドラゴンのボトルを取り戻し、この2つはそれぞれハザードレベル7に達した戦兎と龍我が手にした事で変化している。


第41話ではベルナージュの口から重大な真実が語られる。

エボルトは星を滅ぼす際に、必ずパンドラボックスの鍵となる60本のボトルに滅ぼす対象の星に纏わるエレメントを注入する必要がある。そうして作成されるのが60本のフルボトルであり、エボルト自身もこの60本のフルボトルを使う事でしかパンドラボックスを扱えない。そして一度フルボトルを精製すると後から作り直す事などもできないらしい。

太古の火星での戦いで肉体と魂を分離させられ滅ぼされたエボルトは己の力をパンドラボックスに全て移した。そして時を経て火星に訪れた惣一の身体を乗っ取って地球に侵入し、地球を滅ぼす下準備として惣一の記憶から地球のエレメントを抽出しフルボトルを完成させた。


しかし、同時にベルナージュの魂が宿ったバングルも地球に回収され、ベルナージュはエボルトの野望を阻止する為に、偶々保管場所に訪れた幼少期の美空に憑依し、パンドラボックス内の20本のフルボトルの中身を空にした。しかし、依り代である美空が幼すぎたせいでベルナージュの力に耐えきれず途中で昏倒してしまい、2人はそのまま長い眠りについてしまった。

そうとは知らずに惣一に憑依したエボルトは、パンドラボックスを式典で開いて地球を滅ぼそうとしたものの中途半端にしか開かず、その結果起きたのが「スカイウォールの惨劇」だったのである。


この時、成分を抜かれた20本のボトルが後の東都のボトルであり、北都と西都のボトルが最初から浄化された状態だったのもこの為である。東都のボトルだけデザインが異なるのも、東都のボトルだけはベルナージュによって一度空にされた上で美空がその力を使って再度浄化して精製した、他のフルボトルとは出自が異なるものだからである。

ちなみにベルナージュがボトルを消せたのは、ベルナージュの力はエボルトの力とは互いに反応して相殺し合う関係にあるからであり、ベルナージュが逆にボトルの中身を再生させられたのは、一度ボトルの中身に干渉して、その中身の各成分を理解していたからだと思われる。


さらにフルボトルの各成分はエボルトが惣一の意識に働きかけて「お前の好きなものを30個と、それを殺せるものを30個それぞれ上げろ」という条件で、彼に上げさせたエレメントであった事が明らかになった。そして惣一が最初に上げた好きなものは、当時の美空が好きだった彼女との思い出である絵本に出てくる様々な動物だったのである。

次に、それを殺せるものとして最初は戦車やガトリング等の厳ついものを上げていた惣一だが、やがて消しゴムやスマホ等といった異星人であるエボルトですら明らかにおかしいと感じるようなものばかりを上げ始め、どれだけ脅しても締め上げてもおかしな答えしか返さないのでエボルトはそのエレメントでフルボトルを精製せざるを得なかった。

この好きなもの=動物と、それを殺せるもの=様々な無機物のそれぞれの組み合わせこそが「ベストマッチ」であり、ベストマッチが有機物と無機物の組み合わせなのはその為である。


そして、戦兎は惣一がおかしなものばかりを上げた理由としてエボルトの危険性に気付いた惣一は美空との思い出である動物達を汚させない為にエボルトに対しておかしな答えを返したのではないかと推測している。当然ながらエボルト相手にこんな抵抗をすれば惣一自身の身も危なかったのだが、それでも惣一は美空が好きなものを守ろうとした。

即ち、フルボトルの各成分とベストマッチとは惣一の美空に対する愛そのものだったのである


第45話でパンドラボックスを取り戻し、この際に内海の持つバットとエンジンを除いた全てのボトルを取り戻す。そこからのボトルの使用状況はBe_The_One(時系列は第45話と第46話の間)で一部のボトルを使用、第47話で内海がエボルトが生み出した分身のヘルブロスを倒す為に7つのベストマッチの完結編で予めヘルブロスの緊急時の弱点としてデータを仕込んでいたサメとバイクを持ってこさせて幻徳と共に使用している。


一覧編集

表のフルボトル名の「~フルボトル」は省略する。

単独使用効果の〔 〕はスクラッシュドライバー使用時、<>は武器使用時の効果。

※ネットムービー「ハザードレベルを上げる7つのベストマッチ」で初登場。


東都のフルボトル編集

成分の描かれたレリーフがフルカラー。序盤で戦兎達が集めるフルボトル。

東都のフルボトルのみ、変身後の姿が全て映像化されている。


有機物編集

マーク名称初登場成分ベストマッチ採取元単独使用効果
R/Tラビット第1話ラビットタンク不明高速移動
H/Sハリネズミ針鼠ファイヤーヘッジホッグニードルスマッシュ<針を発射>
L/Sライオン獅子ライオンクリーナー不明マシンビルダーを起動
G/Dゴリラ第2話ゴリラゴリラモンドストロングスマッシュ
  • パンチ力強化
  • <ゴリラの腕生成>
D/Lドラゴンキードラゴンバーンスマッシュパンチ力強化
T/Gタカ第3話フライングスマッシュ〔翼の生成〕
K/D海賊マリンブルー海賊海賊レッシャー不明<水の刃の生成>
N/C忍者第4話忍者ニンニンコミックミラージュスマッシュ<刃の分身>
P/Rパンダ第7話パンダロケットパンダプレススマッシュ
O/Lオクトパス第13話桃色オクトパスライトストレッチスマッシュ

無機物編集

マーク名称初登場成分ベストマッチ採取元単独使用効果
R/Tタンク第1話戦車ラビットタンク不明
G/Dダイヤモンド第2話水色ダイヤモンド〔ダイヤの盾の生成〕
L/S掃除機青緑掃除機ライオンクリーナー
T/Gガトリング第3話ガンメタルガトリングガンホークガトリング<弾丸の連射>
O/Lライト薄黄色ライトオクトパスライト
P/Rロケット空色ロケット
  • <誘導弾を発射>
  • <ドリル刃の発射>
N/Cコミック第5話黄色漫画ニンニンコミックスクエアスマッシュ
H/S消防車第8話真紅消防車ファイヤーヘッジホッグアイススマッシュ<放水攻撃>
D/Lロック第9話金色錠前ストロングスマッシュハザード〔鎖の生成〕
K/D電車第12話黄緑電車不明

北都のフルボトル編集

抜き取られた成分のモチーフのレリーフのみにカラーが付いている。

玩具版のサンタクロースとケーキは東都ボトルと同様にフルカラー。


有機物編集

マーク名称初登場成分ベストマッチ単独使用効果
W/Sウルフ第9話スマホウルフ
P/RフェニックスFINAL不死鳥フェニックスロボ
  • <炎を纏い飛行>
  • 〔炎を纏い飛行〕
K/Tクマ第17話クマテレビ〔熊の腕生成〕
U/Kユニコーンユニコーンユニレイサー<貫通力強化>
R/Hローズ第21話薔薇ローズコプター
  • <花弁の弾丸生成>
  • 〔棘のある蔓状のムチの生成〕
K/Cカブトムシ第22話黄土カブトムシビートルカメラ<カブトの角生成>
T/Wタートル第21話タートルウォッチ
S/Rスパイダー第24話蜘蛛スパイダークーラー<捕獲ネット生成>
D/Mドッグドッグマイク
S/Cサンタクロース第29話サンタクロースメリークリスマス

無機物編集

マーク名称初登場成分ベストマッチ単独使用効果
W/Sスマホ第9話ターコイズブルースマートフォンスマホウルフ
P/RロボットFINAL灰色ロボットフェニックスロボ
R/Hヘリコプター第17話青緑ヘリコプターローズコプター
  • パンチ力増強
  • 〔飛行〕
K/Tテレビテレビクマテレビ
U/K消しゴム第19話消しゴムユニレイサー〔姿を消す〕
K/Cカメラ水色カメラ
T/Wウォッチ第21話腕時計タートルウォッチ
S/R冷蔵庫第24話冷蔵庫スパイダークーラー
D/Mマイクマイクドッグマイク
S/Cケーキ第29話薄く赤みがかった白ケーキメリークリスマス

西都のフルボトル編集

デザインは北都と同タイプ。


有機物編集

マーク名称初登場成分ベストマッチ単独使用効果
S/Dサイサイドライヤー
P/Sペンギンペンギンペンギンスケーター
O/Mおばけ透明(中身は緑)おばけ
S/Pシカダークネイビー鹿シカミッド
T/Uトラ第22話トラユーフォー
K/Jクジラクジラジェット
K/Sキリンキリンキリンサイクロン
H/Sハチ第24話レモン色ハチマリン
B/E*バット第35話蝙蝠バットエンジン
S/Bサメサメバイク〔サメ状のエネルギーを飛ばす〕

無機物編集

マーク名称初登場成分ベストマッチ単独使用効果
S/Dドライヤードライヤーサイドライヤー<熱風で攻撃>
P/Sスケボースケボーペンギンスケーター
O/Mマグネット磁石マグゴースト<磁力で圧壊>
S/Pピラミッド第24話黄橙ピラミッドシカミッド
T/UUFO第22話ピンクUFOトラユーフォー
K/Jジェット水色戦闘機クジラジェット
K/S扇風機空色扇風機キリンサイクロン
H/S潜水艦第24話水色潜水艦ハチマリン<魚雷生成>
B/E*エンジン第35話エンジンバットエンジン
S/Bバイクバイクサメバイクバイク状のエネルギーを飛ばす(エボルドライバー)

その他のフルボトル編集

いずれもベルナージュの力で生み出したコピーか、ハザードレベル7に達した戦兎と龍我が持った事で変化したボトルであり、本来のフルボトルとは異なるものである。


マーク名称初登場所有者成分形態
兎の絵ローラビットフルボトル第26話戦兎薄ピンク(少量)-
Dシルバードラゴンフルボトル第42話※龍我ドラゴンラビットドラゴン
Rゴールドラビットフルボトル第43話※戦兎

※それぞれドラゴンラビットが変化したもの。


ロストフルボトル編集

フルボトルを基に開発された特殊な人工フルボトル。

トランスチームシステムを用いたファウストの兵器の変身や必殺技発動に使われる他、後に北都三羽ガラスハードスマッシュハザードスマッシュへの変身に用いている。使用者をより好戦的にするという作用を持っており、それ故に「悪魔のフルボトル」とも言われている。

玩具版はネビュラスチームガンに装填すると「ロストマッチ!」の音声が鳴る点で共通する(なお、バットのみバットエンジン版のバットとピン配列が共通の為に例外となる)。

詳細は上記リンクを参照。


スマッシュボトル編集

スマッシュの成分をエンプティボトルに採取したもの。

通常のボトルより膨らんだ形をしており、棘が描かれているのが特徴。

この成分を空のボトルに移し、美空の力で浄化する事でフルボトルとして使用可能になる。

詳細は上記リンクを参照。


フルボトルを発展させた変身アイテム編集


詳細は各リンクを参照。


スクラッシュゼリー編集

仮面ライダークローズチャージ及びグリスの変身に使用するゼリーパウチ。

ビルドライダーズクレストがキャップに描かれている。

フルボトルから抽出された物質「トランジェルソリッド」を特殊活性化ゲルと混合する事で、その特殊効果を最大限に発揮できるように改良した次世代の変身アイテム。


名称初登場回所有者成分変身後
ドラゴンスクラッシュゼリー第17話龍我水色ドラゴンクローズチャージ
ロボットスクラッシュゼリー第18話一海黄色ロボット仮面ライダーグリス

エボルボトル編集

仮面ライダーエボル及びグレートクローズの変身に使用するボトル。エボルトが自分自身の力と憑依した人間の成分から精製する専用の変身用アイテム。


ギア編集

「カイザーシステム」に使用される、フルボトルを基にしたアイテム。元はフルボトルの技術とバグスターウイルスを融合させたもので、本編に登場するのはその複製品である。

詳細は「ネビュラスチームガン」を参照。


メタルボトル編集

新世界で開発されたファントムリキッドを用いる新型のボトル。

ファントムクラッシャー仮面ライダーメタルビルドの変身に使用される。


マーク名称所有者成分変身後
なしメタルボトルダウンフォール構成員銀色不明ファントムクラッシャー
T/Tメタルタンクタンクフルボトル浦賀啓示黒色戦車仮面ライダーメタルビルド

本編以外で登場するフルボトル編集

レジェンドミックス専用編集

ベストマッチによりレジェンドライダーに変身できるボトル。

デザインは東都と同タイプ。ドクター・ゲームのみ映像作品登場。

『仮面ライダービルドスペシャルショー』ではメダルが登場した。


有機物編集

マーク名称成分レジェンドミックス採取元単独使用効果
D/Gドクターフルボトル医者エグゼイドフォームエグゼイドネビュラバグスター撃破能力の付与
O/Lオレンジフルボトルオレンジ鎧武フォーム
M/D魔法使いフルボトル魔法使いウィザードフォーム
Y/R友情フルボトル友情フォーゼフォーム
T/U探偵フルボトル探偵ダブルフォーム
M/Dモモタロスフルボトルモモタロス電王フォーム

無機物編集

マーク名称成分レジェンドミックス採取元単独使用効果
D/Gゲームフルボトルゲームエグゼイドフォームエグゼイドパラド永夢の交信
O/Pパーカーフルボトルパーカーゴーストフォーム
T/Mメダルフルボトルメダルオーズフォームカザリコアメダルの生成
T/UUSBメモリフルボトルUSBメモリダブルフォーム
C/Cライダーカードフルボトルカードディケイドフォーム

レジェンドライダーフルボトル編集

エンプティボトルと同造形のボトル上部に、英語でライダーの名前とイラストが描かれている。

エグゼイドフルボトルのみ映像作品登場(かつてエグゼイドの成分を採取しやエグゼイドフルボトルを浄化する事で、上記のドクター・ゲームのフルボトルが生まれた)。

玩具ではビルドドライバーにて単独でそれぞれの変身音を鳴らす事ができ、ライダー同士でのベストマッチも存在する。


マーク名称成分ベストマッチのフルボトル
Fフォーゼフルボトルフォーゼウィザード
Wウィザードフルボトルウィザードフォーゼ
G鎧武フルボトル鎧武ドライブ
Dドライブフルボトルドライブ鎧武
Gゴーストフルボトルゴーストエグゼイド
Eエグゼイドフルボトルエグゼイドゴースト

その他(全て玩具オリジナル)編集

マーク名称成分ベストマッチ
B/Gブットバソウルフルボトルブットバソウルブットバガンバ
B/Gガンバライジングフルボトルガンバライジングブットバガンバ
S/Kスーパー戦隊フルボトルスーパー戦隊スーパーヒーロータイム
S/K仮面ライダーフルボトル仮面ライダースーパーヒーロータイム

玩具としてのフルボトル編集

DX、食玩、ガシャポン共に外見上はあまり変わりないように見えるが、ベルト連動に大きな違いがある。


DX版はビルドドライバー、エボルドライバーに装填してレバーを回す(スクラッシュドライバーはレバーを捻る)と中の液体パーツが上下に動くが、SG・GP版は動かない。

エボルボトルの場合は、SG・GP版は下部の上下に動くパーツが固定されている。

また、GP版は蓋が別パーツになっており、購入後取り付ける必要がある。


この他に雑誌付録版があり、こちらは前後分割の為に組み立てが必要な他、中の液体パーツが無いのでシャカシャカギミックが無い。


余談編集

前述の通り、3つの都市のフルボトルの中で全ての変身後の姿が映像化されているのは東都のフルボトルのみ。北都、西都のフルボトルには存在が示唆されたり、玩具としての販売はあるものの変身後の姿が映像化されておらず、玩具のパッケージでもフォームがCG絵となっているフルボトルが多い。


また、小型でかつ同じような色のフルボトルが多数存在し、『仮面ライダーOOO』の様に毎話主人公側が持っているアイテムが表示するという事もないので作中のシーンのみで誰がどのフルボトルを所持しているかを確認するのは至難の業である。

ただし、本作のフルボトルは3つの国家が奪い合っているという作中での展開上、厳密には奪い合いをしているのは主人公達というよりは3つの国家そのもの(中盤で北都は西都に併合されるので途中からは東都と西都での奪い合い)という構図になっているのが、オーズとの最大の相違点であり、そういった構成上主人公達が多くのボトルを直接保有している事の方が少ない。


加えて、そもそもフルボトルを奪い合っている動機はパンドラボックスを開ける為であり、作劇上一番重要なキーアイテムはあくまでパンドラボックスなので、ぶっちゃけ今どの勢力がパンドラボックスを持っているか(加えてどの勢力がフルボトルを集めようとしているか)だけ把握しておけば、個々のフルボトルを誰が持っているかは別に把握していなくても特に物語を見る上では問題はなく、物語的にもそこはさして重要な部分ではない。


関連タグ編集

ビルド(仮面ライダー) 仮面ライダークローズ ビルドドライバー

仮面ライダーマッドローグ エボルドライバー

スマッシュ(仮面ライダービルド) トランスチームガン

ロストフルボトル クラックフルボトル エボルボトル


フルボトルで変身するライダー編集


歴代コレクション変身アイテム

ライダーガシャットフルボトル/スクラッシュゼリー/エボルボトルライドウォッチ/ミライドウォッチ


怪人変身アイテム

眼魔眼魂フルボトル/ロストフルボトルアナザーウォッチ

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