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内海成彰

うつみなりあき

『仮面ライダービルド』に登場する主要人物の一人。
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演:越智友己

概要

東都先端物質学研究所所長・氷室幻徳の秘書。 元は優秀な科学者だったらしい。
パンドラボックスの解析を行うことになった桐生戦兎を監視している。

第7話でナイトローグに変身した氷室と、ブラッドスタークの小競り合いを無言で傍観しており、彼もまたファウストの一員である様子。

第9話では研究員たちに研究の成果を一晩で纏めるように命じる等ブラックな一面を見せており、戦兎に「サイボーグ」と揶揄されていた。
第19話のあらすじではそれが露骨にコラージュされた「サイボーグ内海」が登場する。

第12話で幻徳の指揮の元、東都政府のファウスト壊滅作戦が開始された。多くのテレビカメラや報道陣が集まる前で、必要以上に派手な立ち回りを見せるナイトローグの姿に、駆け付けた戦兎と滝川紗羽は「パフォーマンスのような違和感」を感じる。
それでも放っておくわけにもゆかず、戦兎はビルドに変身して新兵器カイゾクハッシャーでローグを撃破するが、変身解除して現れた素顔は何と内海だった。彼は報道陣に向けて「武力を行使してでも、かつての誇り高き日本を取り戻したかった」ともっともらしい動機を叫び、桑田のようにフルボトル内のネビュラガスを振りかけることで自決しようとするも、ビルドに止められる。
彼はこの「ファウスト壊滅作戦」という茶番のためにナイトローグに仕立て上げられ、捨て駒にされたのだ。

そして逃げ出した内海は、追ってきたビルドに本音を告白する。

「どこで道を間違えたんだろうな… 俺は、ただ… 他愛のないことで笑って、人の想いに泣いて… そうやって普通に生きたかっただけなのに…」

と後悔の念に打ちひしがれながら呟く内海。そしてビルドに、

「俺のようにはなるなよ… 桐生戦兎」

と語りかける。彼はビルドの正体を知っていたのである。
だが「今ならまだ引き返せる」と言いかけた内海の肩を幻徳の撃ち放ったライフル弾が貫く。彼は谷川に転落し、姿を消した。

後日、幻徳の「自分の秘書がしでかした不祥事」に関しての謝罪会見があり、 アジトからも様々な証拠物件が発見されたが、東都政府や難波重工とのつながりを示す痕跡は何一つなかった。
幻徳は内海一人を生贄にして、表向きはファウストを壊滅させた形にし、「仮面ライダー軍事兵器化計画」を水面下で推し進めていくのであった。

難波重工の一員として復活(第18話以降の行動)

しかし第18話では、死んだはずの彼が難波重工の代表として幻徳の前にその姿を現した。実は、幻徳に狙撃されて谷川に転落した後、流された先でスタークに助けられていたのである。なお正式には、難波重工開発担当とのこと。
これ以降は彼が難波重工の窓口となったが、「何故北都がファウストのノウハウを得ているのか」という幻徳の問いかけには何も答えようとしなかった。

なお、仮面ライダーグリスが使用しているスクラッシュドライバーは難波重工に移った内海が開発したと幻徳は推測しており、後述のネットムービーで彼が作ったことが確定した。なお戦兎に開発した理由を問い詰められた時には「あの設計図を見て血の騒がない科学者はいない」と即答しており、筋金入りの科学者であることが窺える。

第23話では、かつて最上魁星が作り出したカイザーシステムを元に、その改良型であるリモコンブロスエンジンブロスのシステムを開発していたことが判明する。

第24話では自分の野心のために仮面ライダーになる事を要求した幻徳に対して、土下座を要求した上に土下座した幻徳の手を踏みつけて嘲笑うというエグいシーンを見せる。
もっとも、上記のように幻徳は内海を替え玉に仕立て上げて射殺しようとした上に、すべての罪をなすりつけた経歴がある為、その事を根に持っていたと考えればこうした行動に走った彼の気持ちもわからなくはない(実際にアドバイスしたのは難波重工の会長であるが)。第18話で幻徳と再会した際にかなり冷淡な態度を取っていたのも、これが原因と考えれば辻褄が合うだろう。
内海も案外と執念深い性格の持ち主なのかもしれない。
その後は幻徳に対して敬語を使わなくなり、「お前」呼ばわりするなど完全に立場が逆転することとなった。

第25話で石動惣一から、幼い頃から難波重三郎に忠誠を誓うよう洗脳され、「難波チルドレン」として動いていた事が明かされた。その為、初めから難波重工のスパイとして幻徳の秘書を務めていた事も判明する。

第26話から第28話で行われた東都と西都による代表戦では、同じ難波チルドレンである紗羽から渡された戦兎側の要であるラビットラビットフォームのデータを仮面ライダーローグこと幻徳に送り、ラビットラビットフォームの動きを封じる事に成功する。

しかし内海とは違い、戦兎たちと過ごす時間を通じて難波の手先である自分と決別する気になっていた紗羽は戦兎に事情を白状してしまっていた。
紗羽がデータを渡しに来たことも、戦兎がラビットラビットフォームでの苦戦を演出したことも全ては2人の計画の内であり、猿渡一海が人質にされていた鍋島の家族を解放すると、戦兎はもう一つの隠し玉であるタンクタンクフォームに変身。
内海が集めたデータでも対応できない猛攻に、ついにローグは倒れ、代表戦は東都の勝利に終わってしまった。

怒った御堂首相は難波を責めるが、難波は部屋にスタークを招き入れて御堂を殺害させ、自分の顔を御堂に仕立て上げて西都を乗っ取ってしまう。
この計画は内海には知らされていなかったようで、流石の彼も一部始終を見ながら動揺して後退りする事しか出来なかった。

ハザードレベルを上げる7つのベストマッチ

  • 前編

スタークの指示で、グリスとの代表試合に臨む戦兎のため、スマッシュホログラムを呼び出すなどして彼の特訓に付き合う。
その後、ハザードフォームの自動変身解除機能の追加に必要なデータを取るため、自らナイトローグに変身してスマホウルフハザードフォームに変身したビルドと対決。案の定途中で暴走されるが、呼び出したスマッシュのホログラムを盾にしながら上手く立ち回り、何とかハザードトリガーを外してビルドの変身を解除させることに成功、十分なデータを収集することもできた。
「リスクはあったが、最高の実験だった」と実験結果に満足する姿は、間違いなく一人の純粋な研究者のそれであった。

なお、このエピソードの冒頭ではコーヒーを淹れるのが上手いという意外な特技が判明。戦兎からも「カフェ開けますよ」と絶賛されている(ただし、内海自身は「それは首相補佐官の秘書にも科学者にも向いてないという皮肉か?」とあまり嬉しくなさそうだった)。


余談

橋から転落してすぐに姿が見えなくなったことと平成ライダーでは伝統の生存フラグである「水落ち」をしたことで彼が再登場するのでは、と予想する視聴者も少なくなかった。
そしてそれは、6話ほど経過した後の第18話にて実現した。

幻徳と同じようにナイトローグに変身して戦えている事から、彼もまた3以上の高いハザードレベルに達している事がうかがえる。ただし戦闘力は本物のナイトローグほど高くはない様子。
と思われていたが、上述のようにネットムービーでは機転を利かせてハザードフォームを相手に深手を負わずに立ち回っている(ハザードフォームは所謂「初登場・販促補正」全開の頃である)。対して幻徳のナイトローグは初登場から話数が経過し、北都陣営相手に陰りを見せていたラビットタンクスパークリングフォームに手も足も出せずに惨敗しており、トランスチームシステムはハザードレベルの上昇がなく変身者の経験が強さに直結するため、用意があったとはいえ知略面も考慮すれば本当は彼の方が強いのではないかという可能性も。

優秀な科学者だったとはいえ、北都のスクラッシュドライバーや西都のカイザーシステムなど葛城巧が関わったものを安易に作成できる事や、目的がない限り人助けをするはずがないブラッドスタークが彼を助けた事を考えると生前の葛城と何らかの関係があった可能性が考えられるが・・・。

ネットムービーではフルボトルを振る手つきがぎこちなく、ネタにされる一方でそこが可愛らしいという意見も。

関連タグ

仮面ライダービルド ファウスト 氷室幻徳 難波重工 難波チルドレン

ブレン:外見や組織での地位が類似する平成二期第6作敵幹部。自分を陥れた相手に正当な報復攻撃を作中で行った点も類似

あとはハンカチ

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