ネビュラスチームガン
ねびゅらすちーむがん
「Nebulasteam Gun!」
CV:小林克也
生物兵器として考案された「カイザーシステム」の戦士が使用する拳銃型変身デバイス。ベースは紫、銃身には金のパイプや基盤があり内部に緑色の歯車が4つ程埋め込まれている。
「バグスターウイルス」と「ネビュラガス」と言う「2つの世界の存在」に基づいた変身銃である。フルボトルやそれに酷似した変身用アイテム・ギアを装填できる「ギアボトルスロット」を一つ持ち、装填したギアやボトルによってそれぞれの動作を行う
映画に登場した物とTV本編に登場した物の、2パターンが存在する。
オリジナル版
最上魁星が考案し、開発・所有するモデル。平成ジェネレーションズFINALに登場。
ビルド世界とエグゼイド世界、2つの世界にそれぞれ一丁ずつ存在しており、最上魁星本人も一人ずつ存在している。
ビルドの最上はギアリモコンを装填しカイザーに、エグゼイドの最上はギアエンジンを装填しカイザーリバースに変身する。さらに平行世界に存在する二人の最上が同時にギアをセットすることで融合した完全体「バイカイザー」となる(戦闘に使用するのは一丁のみであり武器も融合、またはもう一丁は破棄する模様)。
「平行世界の人間をその場に二人揃える」という極めて難解な条件を満たす必要があるが、その代わり計画通りに進めば「万物を超越した力・不老不死」(最上当人曰く「帝王の力」)を会得しているという。
ギア以外を装填した場面が存在しないので、フルボトルをセットできるかは不明。
TV本編第1話から登場しているトランスチームガンは、葛城巧がこのネビュラスチームガンをアレンジして開発した武器である事が判明している。
改修版
難波重工に戻った内海成彰によって改良されたモデル。本編第23話から登場。
外見は変わっていないが「ネビュラガスによる人体実験が必要ない」「スチームブレードと連結してライフルモードになる」などデチューンモデルのトランスチームシステムに近い仕様になっている。フルボトルをセットすることで成分に合わせた特殊弾を放つ能力ももっている。
少なくとも三丁作られている。
西都の戦力として登場した鷲尾風がギアリモコンを装填してリモコンブロスに、鷲尾雷がギアエンジンを装填してエンジンブロスに変身する(変身時の掛け声は「潤動」)。
単純な数値上でもカイザー/カイザーリバースよりも高スペックになっている。
こちらの完全体「ヘルブロス」は、ギアエンジンとギアリモコンを順番に装填するだけで変身可能になっており、「不老不死」という大それた力はないが「平行世界の人間を揃える」という突拍子もない条件も無いため使い勝手が大幅に改良されている。
この仕様のため鷲尾兄弟の二人で一丁のネビュラスチームガンを共有して使っている。
武器としては氷室幻徳/仮面ライダーローグも使用しており、ブロス退場直後に登場した仮面ライダーマッドローグも使っている(引き継いだのかは不明)。
マッドローグの物は第40話でビルド・ジーニアスフォームに破壊されてしまったが、次の変身した際に何事も無かったかように手元に出現していたので新造したようだ。
「カイザーシステム」に使用されるアイテム。
フルボトルとは無関係に開発された物だが見た目は酷似している。
デザイン上の違いは上部のマークとギアの色のみ。フルボトルではないので"振る"事もフタを締める事も無い。
ネビュラスチームガン単体での必殺技のみ記載。
ライフルモード必殺技については別ページを参照されたし。
ファンキードライブ・ギアリモコン
ギアリモコンを装填して発動する。
青い歯車状のバレルを展開し、中央から青い光弾を発射する。ビルド・フェニックスロボ迎撃に使った。
- リモコンブロス
青い歯車型エネルギーを発射する。同時にエンジンブロスがスチームブレードを使って白い歯車型の斬撃を飛ばしたのでどうやら連動するらしい。23話オウルハザードスマッシュ/黄羽に対して使用。音声ミスなのか音声がやたら高音だった。またよく見るとギアリモコンが挿さっていない。
- クローンヘルブロス
『ハザードレベルを上げる7つのベストマッチ』でラビットタンクスパークリングに対し使用。透明化して死角に移動し、青と白の歯車型エネルギーを放つ。
ファンキードライブ・ギアエンジン
ギアエンジンを装填して発動。
カイザーリバースが使用。赤い歯車状のバレルを展開し、中央から赤い光弾を発射する。
弾はクローズの「ドラゴニックフィニッシュ」で弾かれたため、そこから更に赤いオーラを纏ったファンキーな蹴りによるカウンターを重ねた。
発動時のSEが振り切るマキシマムドライブににている。
エンジンブロス版は未使用。
ファンキーフィニッシュ
劇中未使用。
玩具ではヘルブロスの状態でトリガーを引くと発動する技。
ライダー図鑑ではバイカイザーの必殺技は「ファンキードライブ」になっているためヘルブロス専用の必殺技の模様。
ファンキーブレイク・クロコダイル
クロコダイルクラックフルボトルを装填して発動する仮面ライダーローグの必殺技。
紫色の電気と粒子のようなエネルギーを収束させて強力な光弾を放つ。
クローズチャージを吹き飛ばして変身解除させた。例の悲鳴が鳴る。
初使用時23話では「クロコダイル」の音声がスクラッシュドライバーの物になっていた。42話で久々に使用、仮面ライダーマッドローグとストレッチクローンスマッシュに対しそれぞれ一回ずつ使用。ジーニアスフォームのフルフルマッチブレイクの斬撃及び砲撃と共に放った。
ファンキーアタック・ロストマッチ
『ハザードレベルを上げる7つのベストマッチ』にてクローンヘルブロスがコブラフルボトルを装填し、ビルド・サメバイクに対して使用。
ブラッドスタークが扱うような水色のコブラ型エネルギーの放出し、続いて青・白・水色の歯車型エネルギー弾で波状攻撃を行う。
ファンキーアタック・フルボトル
上記以外のフルボトルとバットフルボトルを装填すると発動。
仮面ライダーローグがフェニックボトルで使用。火の鳥になって飛行能力を得て、長距離を素早く移動する。(恐らく)任意で味方を運ぶことも可能。
攻撃手段としては使っていない。
煙幕(仮称)
トランスチームガン同様、撤退用の煙幕を張ることができる、詳しくはトランスチームガンの項目を参照。
こちらは敵だけでなく、味方となったローグやローグのものを拾ったグリスも使用した。
2018年2月17日に「駆鱗煙銃 DXネビュラスチームガン」名義でDX玩具が発売。
付属するギアはブロス版のカラーとなる。スチームブレードとの連動も健在。
駆動装置である歯車とワニの鱗を合わせて駆鱗(くろこ)と読ませるファンキーな名前である。
- 鷲尾兄弟と仮面ライダーローグは別々のネビュラスチームガンを使用する。二人で一つのデバイスを使う鷲尾兄弟に対しローグの使用頻度はあまり多くないため、「譲ってやれよ」と思う視聴者もいるとかいないとか。
- 変身時に鳴る音声「ファンキー!」についてだが、「funky」という単語には「イカした、すばらしい、型破りな」という良い意味の他に「いやな匂いがする」という悪い意味もある。変身時に出る煙は悪臭がするのだろうか。
- 声を担当した小林克也氏はラジオ番組「ファンキーフライデー」を担当しているが、小林氏&「ファンキー」繋がりで連想した視聴者もいるのではないだろうか(あるいは一種の中の人ネタか?)。
- ビルド公式サイトでは一切情報は出ず、のちに立ち上がったサイト「仮面ライダー図鑑」で情報が羅列された。
- 劇中ではトランスチームガン同様ギアを装填して直接「ファンキードライブ」を発動していたが、玩具では先に「Funky!」と変身音が鳴るため再現できない。
- もし本編で登場しているネビュラスチームガンが劇場版で使用された物の複製品などではなく同一の物であった場合、エグゼイドの世界で製造されたアイテムが仮面ライダービルド本編で使用されている事になる。
- ただし適合手術やら人体実験が必要な「バグスターウイルス」と「ネビュラガス」を使っているオリジナル版に対し、ビルド本編の改修版は「ネビュラガスによる人体実験が必要ない」という大幅な緩和がなされているので明らかに別物であるが。
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