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氷室幻徳

ひむろげんとく

氷室幻徳とは「仮面ライダービルド」の登場人物である。
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「誰がこの国のリーダーに相応しいか、決めようじゃないか…!」

演:水上剣星

では、その概要について隣のホテルで朝まで語り明かそうじゃないか……

東都政府首相補佐官。及び東都先端物質学研究所所長。
テストで満点を取った桐生戦兎を採用し、火星で発見されたパンドラボックスの研究を命じる。
父は東都の首相の氷室泰山

スカイウォールの惨劇に居合わせてパンドラボックスの光を浴びた一人であり、その所為か西都北都に対抗するための軍備増強を提案するというタカ派的な思想を持っている。

第3話にて、P/Rのマークが描かれたフルボトル(ロケットフルボトル)を持ちながら「スタークの奴…いよいよ動き出したか」と意味深な発言をしているが、その時点ではファウストとの関係性は不明であった。

そして第6話の終盤、ブラッドスタークからの指示で戦兎をファウストの秘密研究所へと行くように仕向けていたことが判明し、彼らと繋がりを持つ人間であったことが明かされた。
また、間接的にはあるが万丈龍我の恋人、小倉香澄を殺した人物でもある。

正体と真の人物像

第7話で明かされたその正体はファウストの幹部たちのリーダー・ナイトローグの変身者。
仮面ライダーを軍事目的に運用する事を目論み、ファウストの創立者である葛城巧の研究データを利用している。

第10話で、パンドラボックスがブラッドスタークに強奪された事件の際、心労で倒れてしまった泰山から東都の実権を託されたため、遂に彼の野望は本格的に始動する事になる。

第12話でパンドラボックスをブラッドスタークに奪われ、東都とファウストの関係が発覚しそうになった時、難波重三郎と共に、秘書である内海成彰に「ナイトローグに変身し、自分の身代りになれ」と命令。(具体的な指示の描写はなかったが、第13話で難波のアイデアだった事が明かされた。)
ナイトローグを捕縛に来た政府のガーディアンと戦ってるところにビルドが現れ、戦いに敗れたナイトローグが内海の姿に戻り、内海が報道陣の前で演説を行って死のうとしたところをビルドが阻止。その場から逃げた内海は戦兎に本音を語るが、その途中で幻徳が内海を狙撃し、内海は川に落下。その後の記者会見にて、全ては内海が行った事であると嘘の発表を行った。

表向きは国の為に首相代理として誠意ある態度を見せているが、裏では敵であるファウストのリーダーとして暗躍している上、人体実験を行っている事にも「モルモットの顔など覚えてない」と語るなど全く罪悪感もない。また前述の通り、自分の身を守る為なら周りの人物を犠牲にする冷酷な心の持ち主である。

北都との戦争が始まった第2章では東都軍の総司令官の立場も兼任し、二つの立場を利用して戦兎と龍我ら仮面ライダーを軍事利用することを政府発表。パンドラボックスの防衛を言い渡し、その見返りに二人の罪の抹消を提示する。

悪人のような言動が目立つとは言え、性格については上記の通りパンドラボックスの光を浴びた事によって現在のようになった可能性も否めず、一概に絶対悪とは断言できない状態でもある。
幻徳自身も、自分がパンドラボックスの光を浴びた影響で醜く歪んだ性格になり、欲望のままに生きるようになってしまった事は自覚している様子。

スタークに何度勝手な行動をとられても最終的に不問にし再度彼の言葉を信用する(そしてまた勝手なことをされる)、他の二都を挑発し北都との戦争が勃発して数日で防衛ラインまで攻め込まれると「開戦から数日でこの有様だ」と言いながら戦兎たちを招へいする(見方によっては想像より北都軍が強力だったため泣きついてきたようにも見える)などのイマイチ完全な悪人ではなく人間味を感じさせる甘さから、本来の性格は素直で争いごとや駆け引きには向かないタイプだったのではないかという見方が強い。
第18話ではオープニングのあらすじ紹介にも登場。戦兎が北都との戦争に参入することに喜ぶ様子を見せ、そんな幻徳の言葉にやる気を無くした戦兎に対して「じゃあ、言わない」とやはり素直な様子を見せている。

また戦兎の正体が葛城巧であるということも教えられて初めて知り、パンドラパネルに対応するベストマッチ同士のフルボトルを他の都が持っている理由を知らないため、敵組織のリーダー格でありながら事態の裏で何が起こっているのか知らない、と蚊帳の外に置かれている節がある。

劇中での活躍(第13話以降)

  • 第13話

パンドラボックスをブラッドスタークに奪われた事から、東都にライダーシステムを導入しようとするが、当の難波重三郎からは逆に協力関係を打ち切られ、その事でブラッドスタークと交戦するが、敗北。
戦闘直後に、ブラッドスタークから自分が難波重工の新たなパートナーになったと伝えられ、パンドラボックスの所在が難波重工の重要保管施設である事を教えられる。
東都政府の特殊部隊を動かせば、北都や西都と戦争になる。と言う言葉から、半ばブラッドスタークに唆される形で戦兎にパンドラボックスの所在の情報を教える。

  • 第14話
出演シーンはないが、ブラッドスタークの正体である石動惣一からナイトローグが幻徳である事が暴露される。
  • 第15話
パンドラボックスを奪い損ねた惣一を責めるも、ある秘密を教えられる。
その後の戦闘で、戦兎に「甦れ、お前の本当の姿を!お前の狂気を、野心を!全てを思い出すんだ」と謎の言葉を投げかける。
戦兎に敗北した後、ファウストの一員であることを泰山に知られてしまう。厳しく叱責され、連行されていく幻徳に、戦兎は戦いの最中は理解出来なかった彼の言葉の意味を問いかける。
すると幻徳は皮肉めいた表情で哄笑しながら衝撃の事実を明かすのだった。

「石動が俺にこう言った。『葛城巧は生きている。姿を変えて…』
 お前だよ、桐生戦兎。お前が悪魔の科学者、葛城巧だ…!」
  • 第16話
惣一から聞かされていた戦兎=葛城の過去を語り、その残酷な真実に打ちひしがれる戦兎に背を向けた幻徳は「俺はこのままでは終わらない」と言い捨て、その場は去って行った。
その後、自室で身辺整理をしていたところ(首相代行が逮捕となると世間の混乱は免れない為、異動などの口実で表向きは穏便に退任させてから厳罰を与えようという泰山の思惑と思われる)、泰山が再び倒れたという報を受ける(幻徳に義理を果たすべく、スタークが泰山に毒を打ち込んでいた)。
それにより首相代行に返り咲いた幻徳は、首脳定例会の場でパンドラボックスを見せつけながら「もう狐と狸の化かし合いは止めにしませんか?」と露骨に挑発。その挑発に乗った北都の多治見首相は東都に宣戦布告し、遂に戦争の火蓋が切って落とされる。
  • 第17話
東都に侵攻を始めた北都の戦力に対して、戦兎と龍我を拘束し、一般市民に対しては「仮面ライダーを軍事兵器として採用する」という方針を打ち出す。
二人に発信機付きの腕輪をつけた後に、龍我には完成したスクラッシュドライバーを使用するように促す。
  • 第18話・第19話
あくまでも東都を守る為に戦うと告げる戦兎に対して「理由などどうでもいい」と満足そうな様子を見せており、テレビ局を乗っ取った仮面ライダーグリス率いる北都軍に対し、戦兎達にテレビ局に向かうように指示した。
その一方で、自身はスクラッシュドライバーを北都に横流しした難波重工に抗議をしようとしたが、その際に難波重工の窓口となった内海と再会。彼が生きていた事を知って驚きつつも、何故北都がファウストのノウハウを得ているのか理由を問い詰めたが、内海は一切返答しなかったため何も聞けずに終わった。
その後は戦兎と話し合い、北都軍に奪われてしまわないよう、ビルドが所持しているフルボトルを東都各地に分散する。しかし、何故かグリスにはボトルの隠し場所がバレてしまっており……。
  • 第20話
パンドラボックスを難波重工総合科学研究所の地下3階に隠すというダミー情報を流し、グリスとハザードスマッシュ達を罠に嵌める事に成功。その隙に龍我を北都に進軍させ、独断で北都と戦争を繰り広げようとしたが、そこへ美空の力で回復した泰山が姿を現し、遂に親子の縁を切られ東都からの追放を宣告されてしまう。このままでは終わるまいとナイトローグになってパンドラボックスを奪い去ろうとしたが、後を追ってきたビルドと対峙し、またしてもラビットタンクスパークリングフォームに敗北を喫した。
しかし「まだ終わらない。俺は貴様等の前に現れる、更なる力を手に入れて……!」と言い放ち、トランスチームガンの煙でその場から姿を消した。
























そして・・・(ネタバレ注意!)

第22話では、西都のガーディアンに拘束されていた多治見首相の前に、謎の戦士・仮面ライダーローグが登場。
第23話ではリモコンブロスエンジンブロスと戦っていたビルドとクローズの前に姿を現し、ラビットタンクスパークリングフォームクローズチャージの力でも歯が立たないほどの圧倒的な戦闘力を見せつける。
そして彼等の前で変身を解除したローグの正体は……













氷室元首相代理


「また会えたな、葛城」

新たな服装に身を包んだ氷室幻徳だった。
東都から追放された彼は、西都の傘下に下っていたのだ。





余談

ビルドについて取材しようとした滝川紗羽に対し、「では隣のホテルでそのヒーローについて朝まで語り明かそうか」なる台詞を吐いて第1話から視聴者を騒然とさせた。小さいお友達はその意味を分かったのだろうか……?
そのため、一部のネットユーザーからは「ホテルおじさん」(本人公認済。平ジェネFINAL初日舞台挨拶で"ホテルおじさん役"と自ら発言した)「ナンパおじさん」「銭湯おじさん」(9話の風呂シーンから)と呼ばれている(テレビ朝日の仮面ライダービルド公式ブログでは更に「蒸血おじさん」と呼ばれていることを水上氏自身が取り上げている)。
他にも、「げんとくん」(実際16話でスタークに呼ばれた)やスタークの「マスターク」に倣って「ヒムローグ」とも呼ばれている。

ネット上では悪役のはずなのにどこか人の良さを感じさせるシーンからネタキャラとして愛されつつある。第15話でのシチュエーションや態度がどこぞの神に似ていたことから顔芸キャラ、スタークの件も併せて不憫系キャラとして愛されている面も。

第23話で強キャラの仮面ライダーローグになって再登場したのだが、一部の視聴者から前回に初登場したローグの後頭部に「割れ物注意」と書かれていた事を早速いじられている。(美術スタッフの剥がし忘れではなく、そういうデザインで造られているとの事)。
桐生戦兎役の犬飼貴丈氏も、仮面ライダービルドの公式ブログで上記の件をネタにしている。

関連タグ

仮面ライダービルド
東都 ファウスト ナイトローグ
呉島貴虎:こちらも組織のトップにいた人物。奇しくも、仮面ライダーに変身する人間をモルモット扱いしていたり、『特に信用しちゃいけない人』の話をやたらと信じてしまい自分だけ蚊帳の外にされる人物である。

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