概要
東方Projectの第15作目、東方紺珠伝にて自機である早苗がEXボスであるヘカーティアに言った名(迷)セリフ(というか暴言)である。
なお、ヘカーティアは少女(神様)であり、決してヤローではない。
以下、原作での早苗とヘカーティアの会話の一部
早苗 「何かヤバイ雰囲気……ひとまず退散して味方を呼んでこようかしら」
ヘカ 「そーんなに怖がらなくてもいいわよ?何も本気で戦ったりはしないわよぉ
どうやら純狐も敗北を覚悟しているみたいだし……
もう勝ち負けは重要じゃ無いみたい
だから私達も正々堂々一人ずつ戦うわ
これは余興みたいなもんよ」
早苗 「そうですか 安心しました
では改めて……
さっさと勝負しろ!この変なTシャツヤロー!」
ヘカ 「よーし、可愛いねぇ ちょっと遊んでやるわ
本来なら、人間など相手にしないんだけど
『貴方は私に暴言を吐いた』
それだけの理由で貴方を地獄へ堕とす
ただそれだけの理由だ!死んでも悔しがれ!」
この時、ゴゴゴゴ…という擬音があるため怒っているのでは、という意見もあるが、ZUN絵を見る限り明らかに笑っている。
余興なのはこれから行われる戦いだけではなく、パフォーマンスじみた暴言とそれへの返しも含めて余興なのだろう。
なお、早苗の当の発言以降のヘカーティアの台詞は、「貴方は私に~」の部分以外は霊夢・魔理沙とほぼ共通の台詞でもある。
ちなみに鈴仙は「変な格好」と言っているが、そのことについてはほぼスルーしている。このこともあり、本気で怒っていないのだろうという意見もある。
紺珠伝では「イイエを選んでも永遠に質問を繰り返す奴でしょう?答えはイエス!」「寝たら(私が)死ぬぞ!」など印象に残るセリフを残している早苗であるが、
このセリフは仮にもEXボスであり女神に対してのあんまりにあんまりな発言や、東方キャラとしては異色すぎるヘカーティアの服装、何より完璧すぎる会話の流れなどから一際目立ち、ヘカーティア登場から数日と経たぬうちにファンから「変T」と呼ばれることになった。
これは愛称であって侮蔑を込めているわけではない……決して。
ただしこのセリフは公式ではあるが、シリアスな場面や特にTシャツをネタにしているわけではないイラストではあまり似つかわしいとは言えないため、当タグはTPOを考えて使用するべきである。
呼称こそ定着しかけているものの、別に変にも思えない、カッコいいという意見もある。
手軽な衣装なのでグッズとして手元に置くファンもいる。あくまで蔑称ではない。
また、東方Projectの第19作目東方獣王園では、「Welcome to hell」と書かれたTシャツのキャラとして天火人ちやりが登場した。
ヘカーティア&ちやりのTシャツは2023年12月に期間限定でアベイルオンラインストアにて発売されている。→関連リンク
二次創作から入った人には「早苗がこんなことを言うの?」と思うかもしれないが、原作の早苗は初登場作品を除いて気が強く怒りっぽいキャラ付けがされている。
関連イラスト
みんなで着れば怖くない。
関連タグ
変なTシャツヤロー(こちらはTが全角。タグとしては現時点で使われていない)
ヘカーティアの服(この服を着た他のキャラにつけるタグ)
氷室幻徳:特撮ヒーロー作品『仮面ライダービルド』に登場する仮面ライダーローグの変身者。主人公の味方になってしばらく経った時期にそれまでの渋い雰囲気が崩壊する壊滅的なセンスの私服を披露。誰も言い出せない中ヒロインだけが『ダサッ!』と苦言し彼を暫くの間拠点の出入り禁止にした。彼のダサイ私服を着ているイラストにもこのタグが付けられるようだ。
また、同じ特撮作品の『ウルトラマンR/B』では主人公達の父親が店長を務める洋服店で店長の彼がデザインしたTシャツが販売されているのだが、一般的に良いセンスとは言えないデザインになっている。(それでも今作の悪役にあたる大企業の社長が大量注文する程気に入ってたりもするので割と支持者はいる模様)
こちらにも当記事のタグが付けられている。
サンレッド:漫画及びアニメ作品「天体戦士サンレッド」の同名の主人公(多分)。彼が登場する度に変なワードが入ったTシャツを来ている(しかも毎回ワードが変わってる)。上記の作品ほどの頻度では無いがこちらにも当記事のタグが付けられていることがある。