漫画については⇒「天体戦士サンレッド」
「ヴァンプ達が弱えーんじゃねえ。俺が強えーんだ。」
概要
CV:髙木俊
見ての通り正義のヒーローではあるが、短気で暴力的、常に咥え煙草のヘビースモーカーな上、全く働かず恋人のかよ子のヒモ(ただしかよ子と二人っきりの時は禁句)でいつもごろごろしていたりパチンコをしているなどかなり難ありな人物。
これでも過去のサンレッドは現在の彼が可愛く見えるレベルでヤバい人物だったらしく、ヴァンプ曰く「あの頃に比べたらレッドさんも丸くなった」「人間的に成長した」らしい。
だが決して悪党ではなく、根は優しく、変な所で律儀だったり、義理堅かったりする。
(例)戦闘の際に壊れたブロック塀の破片で子供が怪我をしないように戦闘員達に片付けさせたこともあるなど。
また殺生も好んでないらしく、怪人相手でも半殺しにするぐらいで命までは取っていない(加減を知らない先輩達と行動していた際は彼らに気取られないよう、ヴァンプ達を逃したりしている)
常に防毒マスクを被っており、素顔は未だに不明。どういう原理かは知らないが、このマスクを着けたまま食事をしたり煙草を吸ったりできる。ちなみにマスクは花粉も完全シャットアウトする優れモノなのだが、風邪のウイルスは素通ししてしまう。
ヒーロースーツはぴったりしたもの(本人のボディも筋骨隆々)であるが、基本的に警邏などを行っていないためいつも普段着(気象戦隊ウェザースリー時代にヴァンプ将軍から突っ込まれていた)。
かつてウェザーブルー、ウェザーイエローと一緒に気象戦隊ウェザースリーという
チームを組んでいたがある事情があって解散している。ちなみに当時の名前は「ウェザーレッド」。
他がヒーローを引退する中でヒーローを続けている辺り、ヒーローとしての自分に誇りを持っているようだ。
そのため、自分のヒーローらしからぬ振る舞いを見て釈然としない態度をとった人に機嫌を損ねたり、チンピラ呼ばわりされることに嫌悪感を抱く等の一面を見せている。
年齢は27歳だが、誕生日は本人もわからないらしく不明。物心つく前に両親が他界している。
能力
戦闘力に関してはフロシャイムの怪人をいとも簡単に倒す程に強い。ただヴァンプ達が弱いわけではなく、彼が異常なほど強いだけである(事実、他の悪の組織がフロシャイムの縄張りを荒らそうとした際にアーマータイガーが撃退している)。ヒーロー内での強さも並外れているらしく、先輩の兄弟戦士アバシリンからは一目置かれており、ナイトール一家をたった一人で秒殺するなど、その強さは計り知れない。
重機を簡単に破壊できるようなフロシャイムの怪人たちが手も足も出ないほどの馬鹿力、巨岩を砕くハンマーや岩盤をぶち破る威力の攻撃にも耐え本気で振り下ろされた金棒をただ座ってるだけの頭で受けても逆にひん曲がる程の打たれ強さ、時速700㎞での突撃を普通に視認して素手で止めるスピードと三拍子揃っており、作中では無敗を誇る。
これでも自身の能力を殆どフル活用しておらず、下記の様な形態や武器を使ったことが殆どない。
こんな戦い方をするのも自分が強すぎる結果、冷めてしまった影響で相手が弱すぎて本気を出す気になれない傾向によるもの。自分より強そうな相手に対しては期待することもある。
究極形態・ファイアバードフォームという第2形態を持つが、通常形態だけで大抵の相手には勝てるので使ったためしがない。(現在は押し入れの中に入っている)
第1期15話以降のOPと第2期のOPではフロシャイムの怪人相手にファイアーバードフォームでの必殺技で無双しているが、アニメ作中では第1期のヴァンプ将軍の夢の中でしか出ていない。パワー重視のヒュペリオンフォームや高機動形態・プロミネンスフォームも存在するが、やはり使ったためしがない。
また、サンシュートと呼ばれる武器(光線銃)を持っていたが長い間紛失しており、2年前に工具箱で見つけたことが最後になっている。第2期のオープニングではこのサンシュートが充電されている。度々掃除の為や他の用途にプラグを抜かれて充電が中断されているが、25話のOPには過剰充電の結果オーバーロードを起こし、続く最終話のOPでは最大出力で撃って壊れている。他にもコロナバスターという二千万度の火の玉を放つ銃など凶悪な火器を持ってはいるが、使うと確実に殺してしまう為鈍器として使用している。武器を使わないのもそれが理由の一つと思われる。
第1期では専用のバイクを所持、オープニングでは中古バイクの販売店に売られてどんどん値引きされて行き、第24話のOPには売約がようやく付いた(購入したのはアントキラー、第2期OPで引っ張っている姿が確認できる。最終的なお値段は23万円)。そもそも敵組織が同じ市内で活動しているため、ヒーローとしてはバイクがなくても別に問題ないと思われる。
特技
子供の頃は「カッパのサンちゃん」と呼ばれるくらいに泳ぎが得意で、独り暮らしが長かったため裁縫も得意である。更に、過去に喫茶店でアルバイトをしていた経験から、グラタンとホワイトソースの腕前は店長とヴァンプにお墨付きをもらえるほど。ただし、これまで2度かよ子のためにグラタンを作っているが、あらゆる理由でまだ一度も食べてもらえたことがない。
関連イラスト
普段はTシャツと短パンでうろついており、ヒーロースーツを着ることは絶無に近い。
4年に一回くらい異常なまでに正義の心に燃えることがあり、その時はコスチュームを着用する。
ヒーロー同士の訓練といったヒーロー関連に関する物事では、しっかり着ている様子。