兄弟戦士アバシリン
きょうだいせんしあばしりん
北海道網走市で活動しているヒーロー。
その名の通り兄のアバゴールドと弟のアバシルバーが組んでいるタッグチームであり、サンレッドの先輩ヒーローにあたる。レッドが敬語を使う数少ない相手。
2人ともに見上げるほどの大巨漢(原作・アニメとも首から上が映ったことがない)。
普段の軽いノリや言動、ヘラヘラした態度とは裏腹に「正義の心が滾る」などと宣って怪人たちを楽しむように容赦なく惨殺するというヒーローらしからぬ連中で、性格はあのレッドをして「タチが悪い」と言われるぐらいに凶悪かつ凶暴。
親しい相手には気さくでフランクだが遠慮がなく、かよ子にもセクハラ紛いの冗談を飛ばすなど、親交の深いレッドとかよ子も彼らのそういった面は苦手としている。
活動拠点である網走市を筆頭に北海道の悪の組織は彼らによってほぼ根絶されたため暇を持て余しており、度々担当区外であるはずの東京まで怪人狩りのために遠征に出かけている。
当然ながら戦闘能力は非常に高く、その強さと凶悪さで全国的に名が知れ渡っていた北海道最強の悪の組織「デスヒグマ団」を酔った勢いのまま寝込みを襲って壊滅させてしまったほど。
そのためレッドは絶対にフロシャイムの怪人達をアバシリンに会わせないようにしており、彼らの会話を聞いたヴァンプ将軍も「北海道には絶対行きたくない」と思うようになった。
なお、後述の甥っ子の存在から少なくとももう一人は兄弟がいることになるが、どういった人物なのかは不明である。
アバシリンの甥。世間知らずで怖い物知らず、生意気な自信家でアバシリンの言うことさえ聞かなかった問題児。
一時ウェザースリー時代のレッドに預けられ、緑の追加戦士ウェザーグリーンになった事がある。
預けられた直後は強気だったものの実際に本番になると完全に怖じ気づいてしまい、ビビった挙げ句レッドに攻撃を当ててしまったことで半殺しにされ、北海道に逃げ帰った。
その後は心を入れ替え、名前も「ナチュラルグリーン」に改めるとブルーグリーン、グリーンブルーと共に森林戦隊グリーンレンジャーを結成。青森県で活躍していたがその活躍がヒーロー協会に認められたことでカナダのヒーローに任命され、現在はカナダで活躍している。