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演:山崎銀之丞


概要編集

湊家の心優しい父親で、セレクトショップ「クワトロM」のオーナー。年齢50歳、5月14日生まれ。

漢字表記は「湊潮」。


多少の物事には動じないおおらかな性格だが、勝手に病院から抜け出した息子達を叱責する等、父親らしい一面も見せる。また、ほとんど無関係な宇宙人を体を張って守ろうとするなど、息子たちと同じく優しさと強い正義感を持っている。しかし、店の経営には細かく頭は回っていないらしい。


アメリカニューヨークで店を構えるという夢を追って服飾のデザインを手がけ、自分のブランド「UshioMinato」を展開し店でも販売しているが、センスはかなり独特(毎回謎の単語・一文が描かれている)で、店内に大量の返品の山を抱えるなど好評とは言い難い様子(第2話では3着纏めて買ってもらう寸前まで漕ぎつけたものの、ブラックキング出現の混乱の影響で台無しになってしまった)。このことは頻繁に指摘されているが本人に全く自覚はなく、「先駆者は周囲の無理解とも戦わねばならない」とある種の開き直りすら見られる。

しかし、第4話では逆にカツミの考案した草野球チームのチームTシャツのデザイン(デカデカと根性の二文字が書かれているというもの)に対して「ダサくないか?」とダメ出ししている。お前が言うな


しかし、あの奇抜なデザインは宇宙人の間では人気らしく、愛染マコトことチェレーザが『汗染み』Tシャツを1万着(金額にして約3000万円)も大量購入したり、『うちゅ~ん』Tシャツを巡ってバド星では『うちゅ~ん戦争』が勃発したと語られ、後にピット星からも大量の発注が届いていた(ウシオには悪戯扱いされたが)。

放映終了後の作品でも、『ジェネクロ』ではペガに興味を持たれていたほか、ホマレも流行しているのを知っており「最先端のファッション」と評している(シリーズ公式Twitterでの発言。警備を頼まれて行ってきたフリマで買えたとのこと)ことから、少なくとも地球時間で言えば息の長いファッションであるようだ。


セレクトショップをオープンしたのは宇宙考古学者である妻のミオを支えるためであり、ミオが謎の失踪を遂げた今でも心から愛している。また彼女とは「どんなことがあってもTシャツを作り続ける」という約束を結んでおり、Tシャツ作りへの情熱はこれに裏打ちされたものである。


末っ子のアサヒが赤ん坊の時に撮ったはずの写真に彼女が映っていないこと、保管していた家族の思い出の品の中にアサヒの物が一つもないことから、その存在に疑問を抱きだす。

そして、アサヒに対して「君は誰だ?」と聞いてしまったことが原因で一大事件を引き起こしてしまうのだが、騒動の終結後は素直に娘に謝罪し、「この瞬間があればそれでいい」と考えを改めた。


カツミ、イサミがウルトラマンであることは長らく知らず、彼らの行動も遅い反抗期だと勘違いしていた。

第22話にてミオが帰還した後、息子2人の口からウルトラマンであることがカミングアウトされた(アサヒは第12話で知り、ミオも次元の彼方にいた際に動向を把握していたため、これで湊家全員がウルトラマンの秘密を共有することとなった)。


ルーゴサイトとの最終決戦では、ミオから言われた通り、カツミとイサミを戦いによる死から守るためにウルトラマンへの変身を止めさせていたが、2人から地球の命を守るための使命があることを聞かされる。その後、アサヒを飛んできた岩からかばって右腕を負傷するが、2人に隠していたジャイロを返却し、ミオにも「子供は俺たちが思っているよりずっと大人」と諭しながら2人の変身を見送った。

劇場版でも相変わらずのテンションと奇抜なデザインの服を作り上げたが、アサヒの同級生が一緒に試験勉強するために遊びに来た際に、アサヒは男子生徒から学校でモテてると聞いた際には、動揺して息子二人と共にファルコン1Tシャツを着てアサヒと一緒にいた容疑者を監視した後、容疑者がアサヒの顔に近付けた瞬間に確保に行くなど、少し過保護な行動を取っているが誤解と分かると自宅に招き入れてすき焼きをご馳走している。息子達の戦いが終わりリクを見送った後、カツミが何となく書いた落書きをデザインの服がそれなりにバズっており、自分の知り合いがミラノでデザイナーをしてるから弟子入りしてみないか?とデザイナーとしての道を勧めている。

(話の展開上リクとわかるためカットされた未公開シーンではイサミと一緒にスマホ2台使って友達の家に行ってたカツミと仕事中のミオに電話しておりミオの電話ではリクの特徴を伝えた上でわざわざアイゼンテックの高性能人工衛星でアサヒのスマホのGPSを探知しようとしている。)

作ったTシャツのデザイン編集

第1話うちゅ~ん
第2話I♡あやか市
第3話バイブス派(バイブスの間違い)
第5話親知らず
第6話あみだくじ
第7話兄弟
第8話汗染み(実際に汗染みの模様がプリントされている)
第10話〇家(※好きな名前を書いてね) バカンスCHU!!
第13話ニャンちゃってー(猫、お茶、猫の手のシルエット)
第13話べーたかろちん(イサミの子供の時の服)
第13話ウシオ♡ミオ(UshioMinatoブランド第一号)
第15話カレー辛くてごめんなチャイ
第17話はろうぇーい
第18話☆いとしい HAPPY&BLUE
第21話もう、おしまいです(照明スタッフの泉谷(いずみたに)しげる氏がモデル)
第25話父の背中を超えていけ
第25話大円団(大団円の間違い)
劇場版ファルコン1(アサヒがある人物と接触したのをデートだと勘違いしこっそり尾行した時に使ったコールサインみたいなもの)
劇場版アサヒデザイン(アサヒの描いたロッソとブル)
劇場版メザシイヌ(カツミの落書きを勝手に使用した)

ネタ編集

その独特のデザインセンスが同時期の仮面ライダー作品あの人に通じるものがあるため、第1話放映日から早速コラボイラストが投稿されていた。

Q「その服どこで買われたんでしょうか?」

全部オーダーメイドとのことだったが、まさかクワトロMで作ってもらっていたのだろうか……?


彼のデザインしたTシャツは実際に販売されており、メイン監督の武居氏らもイベントなどで着用している。


演者の山崎銀之丞は『ジード』で朝倉リクを演じた濱田龍臣とは以前刑事ドラマ相棒』で親子役で共演したことがある

その後、『R/B』劇場版で再び共演する機会を得た。


関連タグ編集

ウルトラマンR/B


アスラン(キュウレンジャー):役者繋がり。主人公の父親である点も共通している。


五十嵐元太仮面ライダーリバイスに登場する一家の父親。家族構成は湊家と同じ息子2人&娘1人だが、銭湯の経営は妻や長男に任せきりで動画配信にいそしんでは盛大に滑るという、ウシオと似たようなことをしでかしている。

しかし、一般人であるウシオに対し、あちらには戦いにも大きく関わっていた重大な秘密があり…

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