概要
退魔の剣士リンクを代表する必殺技の一つ。回転斬りよりも先に登場している。
主にマスターソードを手に入れると使用可能になるが例外も少なくない。
登場作品
初代ゼルダの伝説
初登場作品。体力が満タンの時に攻撃をすると剣ビームを放てる。Lv1の剣から使用可能。
リンクの冒険
本作は装備の概念がないため最初から使用可能。
神々のトライフォース
マスターソードを手に入れると体力満タン時にビームを出せる。見た目はクルクルと回転する軌跡の光弾。
夢をみる島
隠し武器であるコホリントの剣(Lv2の剣)を手に入れると、体力満タン時にビームを出せる。
ムジュラの仮面
鬼神リンクに変身中のみ通常攻撃をするとビームが出せる。見た目は真空波。
ふしぎの木の実
ホワイトソードとマスタソードのみ体力満タン時にビームを出せる。
本作では装備品に指輪が登場しており、以下の指輪を装備することで特殊効果を得られる。
- ひかりのゆびわL-1
ハートが2個まで減ってもビームを出る。
- ひかりのゆびわL-2
ハートが3個まで減ってもビームが出る。
- ビームのゆびわ
回転斬りの代わりにビームを撃てる。
ふしぎのぼうし
久し振りの登場。クッシンから剣技を教わることで剣ビームを習得出来る。
更にハッシンから剣技を教わることで「こんじょうビーム」を出せるようになる。通常の剣ビームと違いハートが残り1を切ると出せる。
またフォーソードで回転斬りをした際に出るビームは石化の呪いを解く力がある。
夢幻の砂時計
「勇気のみなもと」を集めるとビームを撃てるようになる。
大地の汽笛
「剣士のまきもの1」を手に入れるとハート満タン時にビームを出せるようになる。
スカイウォードソード
マスターソードの前身となる女神の剣を入手後から使用可能。チャージすることでエネルギーを溜めビームを放てる。なお、本作ではこのビームは「スカイウォード」という名称が設定されている。
神々のトライフォース2
マスターソードを手に入れると体力満タン時にビームを出せる。
ブレスオブザワイルド / ティアーズオブザキングダム
マスターソードを装備した時のみ体力満タン時、武器投げ動作をすることでビームを出せる。見た目はくるくると回転するカマイタチ。もちろんマスターソードを投げることはない。
剣ビームの度に耐久力を消耗してしまうのが難点だが、ブレワイのみ剣の試練をクリアすると耐久力が減らなくなる。
外部作品
BSゼルダの伝説
初代ゼルダの伝説と同じく初期から使用可能。ハート満タン時に通常攻撃でビームが出る。
古代の石盤
Lv2の剣からハート満タン時に通常攻撃でビームが出る。
ゼルダ無双
ストーリー中盤で手に入るマスターソードを装備すると使用可能。ハート満タン時にビームの追加攻撃を放つ。
厄災の黙示録
ハート満タン時に通常攻撃をすると剣ビームを放つ。射程は短いが攻撃範囲が広がるため雑魚散らしには最適。見た目は真空波。
大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL
リンクの被ダメージが0%時に横スマッシュ攻撃(1段目)をするとビームを出せる。威力も射程も申し分ないが連射が利かない上に地上でしか出せず、正直ブーメランや弓矢で攻撃した方が強い。
しかし横スマッシュ攻撃と組み合わさることでダメージを引き上げることが出来る。
書籍作品
ゼルダの伝説(未将崎雄)
ゼルダの一族が鍛えた退魔の剣ホワイトソードの特殊効果として登場。粒子砲とか波動砲のような見た目になっておりかなり派手。邪悪な存在(魔族)を一撃で粉砕する。
ゼルダの血族以外の人間が使っても光線を放てるが、やはり素養のある者が使った方が出力は高い模様。
ガノンの刺客であるゴーリア兄弟に襲われる中、リンクはジェナード老人からホワイトソードを託され剣ビームによって逆転勝利を果たした。以後も剣の心得がないリンクにとって大きな力となった。
終盤ではホワイトソードを超えるマジカルソードを手にしたことでさらに出力がアップ。精鋭魔族であるアクオメンタスを一撃で倒した。
最後の戦いでは力のトライフォースをガノンにはバリアを張られて通じなかった。しかしバリアを剣で貫き、ガノンの頭部に切っ先を撃ち込み、光線を放つことで頭部を破壊して逆転勝利を果たした。
なお、ゼルダ姫も知恵のトライフォースを所持することで光線を放つことが出来る。まさかのゼルダ姫版剣ビームである。
リンクの冒険(未将崎雄)
前作に引き続き続投。初代ゼルダによってマジカルソードがパワーアップしハイパーマジカルソードへと進化。剣ビームの威力も上がったがダンジョンの中で使うと崩落を引き起こすため使い勝手はかなり悪くなった。
しかしゼルダ姫が知恵のトライフォースで剣ビームのエネルギーを吸うことで威力と範囲を抑え、ダンジョンのボスを撃破している(剣ビームもトライフォースも本質的には同じ力のため出来る芸当)。
前作で活躍したホワイトソードは密かに生き延びていたガノンの手に落ちてしまい、暗黒の剣(ダークソード)へと生まれ変わってしまう。まさかのガノン版剣ビームが披露され、ジェナード老人が住んでいた小屋を跡形もなく吹き飛ばしてしまった。
ガノンとの再戦ではリンクとゼルダ姫の合体攻撃“極大剣ビーム”で撃退した。その際にダークソードは粉砕されてしまった。
黒き影の伯爵
ガシム仙人がリンクに授けたホワイトソードには魔法が掛けられており、柄の部分のスイッチを押すことで太陽と同じ温度のビームが放てる。剣技の心得がないリンクにとって大きなアドバンテージとなった。
夢をみる島(かぢばあたる)
オバケのナクラから「強力過ぎて使いこなせなかった剣(ナクラの剣)」を託されたことで剣ビームが使用可能になった。リンクの精神力に影響を受けるかのような描写がある。
メーベの村に侵攻した魔物の群れとの戦いでは活躍したが、以降は殆ど出番がなかった。
神々のトライフォース(かぢばあたる)
マスターソードの持つ特殊能力として登場。マスターソードを輝かせるほどの使い手のみ使用出来る。
リンクは当初マスターソードの力を引き出せなかったが、最終巻にて先代勇者を助けるために剣を輝かせ剣ビームの会得に至る。
七賢者の末裔たちは自動防御術「血族封鎖の術」によってクリスタルに閉じこもってしまい、解放するためには剣ビームが必要であった。最終話間近で全てのクリスタルが集められ、末裔たちは救出された。
リルトの誓い
最終巻にて主人公リルトが使用。ラスボスに惨敗を喫し心を折られてしまったリルトだが、友人たちの危機を前に「護りたい」という想いによってマスターソードが進化。剣ビームを使えるようになった。
しかしこの光線は、精神力と生命力を消費して放つため使い続ければ死に至るというリスクがある。
ちなみにラスボスも「閃光剣」というよく似た技を使う。