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ジーニアスフォーム

かんぜんむけつのぼとるやろー

ジーニアスフォームとは仮面ライダービルドの形態の一つである。
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『グレート!』「オールイエイ!」
「ジーニアス!」
「イエイ!」 『イエイ!』 「イエイ!」 『イエイ!』
「Are you ready?」
戦兎「変身!」

『完全無欠のボトルヤロー!』
「ビルドジーニアス!」
『スゲーイ!』
「モノスゲーイ!」

概要

仮面ライダービルド最強フォーム。初登場は第39話。
桐生戦兎ビルドドライバージーニアスフルボトルをセットして変身する。

葛城巧はジーニアスフルボトルを完成させマッドローグとの戦いで変身しようとしたが、理論上可能なはずの変身ができなかった。そこに現れた龍我「気持ちが足りねえんだよ!」と一喝。戦兎に有って葛城にないもの、「誰かの力になりたい、守りたい」という気持ちが変身のカギだった。
そして痛めつけられる龍我を見る葛城の脳内に次第に戦兎の記憶が蘇っていき、二人は精神世界で邂逅。葛城は未来を戦兎に託し、戦兎はこのフォームへの変身に成功した。

これまでのビルドは兵器の範疇を超えず戦兎の正義でヒーローとして成立させていた。しかし、このフォームはネビュラガスを中和する機能を持っておりこれまでは救えなかった人の命を救うことができるようになり、真にヒーローと呼べるだけの力を手に入れた

変身時は巨大なステージ型のスナップライドビルダー『プラントライドビルダーGN』が出現し、黄金のビルドマークが戦兎に重なると同時にスーツが出現、その後コンベア上を流れる無数のフルボトルがスーツに刺さり変身が完了する。
これまでは大気汚染薬品漬けプレスされ全身真っ黒溶鉱炉と高温の液体など、科学の負の一面を表したような危険そうな変身バンクが多かった。しかし、最終フォームでは子供が想像する未来都市のような明るいイメージの変身バンクであり、戦兎の科学は平和の為にあるという信念を象徴しているのかもしれない。

初変身の際に理性を失い、スマッシュを浄化させる事なく消滅させた「破壊」の象徴ともいうべきラビットタンクハザードフォームとはカラーリング的な意味でも対になる存在と言える。

容姿

「正義のヒーローの復活だ!!」


白いスーツを基本とし、頭部・背中・肩部・腕部・脚部に60本のフルボトルが刺さっており、かなり特異な姿をしている。ちなみに刺さっているのは全て色つきのエンプティボトル。
ボトルの刺さり方にも法則があり、暖色系のボトルは左複眼・左側頭部・右背部・右肩・右腕・左脚に、寒色系のボトルは右複眼・右側頭部・左背部・左肩・左腕・右脚に、互い違いに配置されており、これはラビットタンクフォームの装甲パターンと同じである。
ビルドの強化形態は全てラビットタンクがベースになっているが、成分の2/60として含まれているのとデザイン的な共通項からこのフォームもその系譜にあると言えるだろう。

頭部にはビルドドライバーの「ボルテックチャージャー」と同様の意匠「GNシンキングサーキット」が額部分に存在し、複眼は左右それぞれ3本のフルボトルとそこから伸びたパイプが、これまで同様に複眼&アンテナを模している。

スペック

パンチ力55.7t
キック力61.1t
ジャンプ力86.3m(ひと跳び)
走力0.9秒(100m)

※これは初期値であり、変身者のハザードレベルに応じて変動する。

ビルドのフォームらしく身体能力は控えめで、エボルブラックホールフォームには全ての面で劣る。反面、60のフルボトル全ての成分を使いこなせるようになっているため手数が豊富で、しかもフォームチェンジ不要で即座に発動できる。そして戦兎自身の頭脳と合わせ、相手を翻弄しながら戦う。

胸部「フルビルドリアクター」は全身各部に装着された複数のフルボトルの成分を混ぜ合わせ、新たな能力や複合機能を展開するための特殊成分や、ネビュラガス中和粒子を作り出すことができる。この中和粒子によりネビュラガスを限界まで注入された人間が変身し敗北した時に消滅してしまうというデメリットを安全に取り除き、人命を助けられるようになった。
なお、このフルビルドリアクターによって人々の強い想いを特殊攻撃成分へと変換し、必殺技と共に放つ事ができるようで、攻撃を叩き込まれた相手には何らかの感情が芽生えるらしい。第41話ではあのエボルトに人の感情を芽生えさせた

同時に、身に纏う「BLDファイナライドスーツ」は敵の致命的攻撃や未知のウイルスから身を守り(地球に存在しないエボルの毒を中和できる)、「GNジオセイバーグローブ・シューズ」には人体や地球に悪影響を及ぼす存在の力を中和する必殺技を放つ機能が搭載されているため、仮面ライダーエボルと戦うにも十分な力を備えている。

「ウィズダムラッシュアーム・レッグ」は胸部リアクターで調合した成分を流し込み、これまでのベストマッチフォームで発揮されてきた様々なパンチ・キック攻撃を叩き込む。公式サイトで紹介されているのは即死効果を持つ電磁加速パンチ蒼炎を纏った無限軌道キックなど。

肩部分を覆うアーマー「GNエクスペリメントショルダー」は仮面ライダービルドの肩部を保護する装甲ユニット。
万能形成装置が組み込まれており、斬新な実験器具や新たなアイテムを即席で創り出すことも可能な他、胸部リアクターで調合した成分を流し込むことで、ビルドの各フォームの肩部に搭載された強化装置や攻撃ユニットの機能を複数同時に発動できる。(対象を転送する異空間ゲートの発生炎の防護壁の発生などが該当すると思われる。)
実際にゴリラモンドフォームのBLDプリズムショルダーを発動し、ダイヤモンドのシールドを展開している場面があり、劇場版でも同じようなダイヤの盾や分身棘のエネルギーをまとった打撃光る稲妻のパンチなどを発動し、浮遊能力も持っている事が判明した。

ジーニアスハザード(仮)

第45話にてハザードトリガーを装備したままジーニアスに変身したビルド。上記名称は仮名でありあくまで仮面ライダービルド ジーニアスフォームのままである上、後述の特殊能力以外スペックに変動があるのかも不明。
必殺技を発動することで金色に変色したロストボトルを元の紫に戻すことが可能であり、劇中ではキャッスルとハンマーの二本を浄化した。

必殺技

  • ジーニアスアタック

ビルドドライバーのレバーを1回回して発動。有機物系フルボトルの必殺技。
発動時の音声は「ワンサイド!

  • ジーニアスブレイク
レバーを2回回して発動。無機物系フルボトルの必殺技。
発動時の音声は『逆サイド!
  • ジーニアスフィニッシュ
レバーを3回以上回して発動。全フルボトルの必殺技。
発動時の音声は「『オールサイド!』」
相手を虹色のグラフで拘束しライダーキックを叩き込む。
ロストスマッシュに変えられてしまった人間をネビュラガスを中和して助け出すことができる。
  • ハザードフィニッシュ+ジーニアスフィニッシュ
上記のジーニアスハザード状態で使用。上述の通りロストボトルを浄化することができる。
ハザードフォームでのハザードフィニッシュが災害で対象を終わらせるという意味に解釈できるのに対し、こちらは災害を終わらせるという意味に取れる。

活躍

  • 40話

初戦闘回。変身してすぐにマッドローグに銃で攻撃されるも、目にも見えない速さで弾丸と銃を破壊、その後一瞬で倒してしまう。(その際マッドローグの体内に何か変化があったようだが、真相は不明。)後半ではオウルロストスマッシュとマッドローグのタッグと交戦。ロストスマッシュと化した北都首相を救う為、ジーニアスフィニッシュでネビュラガスを中和し無事に人間の姿へ戻した。マッドローグはグリスとのダブルライダーキックで撃破する。

  • 41話
冒頭でロストフルボトルを奪いに来たエボル フェーズ1と戦闘。
それまで互角だったエボルをも圧倒し、強力なブラックホールフォームに変身する前に倒す事で撃破した。
しかしジーニアスで倒す事でエボルトに感情が芽生える結果となる。
後半では志水の変身したスタッグロストスマッシュと対決。必殺技によりネビュラガスを中和する事でロストスマッシュから救い出す。
(またこの時のキックポーズは“ハザードフィニッシュ”と同じ動きで、以前は人を殺める力だったものを人を救う力に変えた事が表れている。)
しかしすぐにエボルト(ブラックホールに変身済み)に志水が殺され、命を弄ぶ姿に激怒し戦闘。
最初は圧倒されたものの、「例えお前が何を壊そうと、俺がこの手でビルドする!」と覚悟を決めた戦兎はエボルを押し返す。しかし、感情を覚えたエボルの怒りの力で再び圧倒され、ロストフルボトルを奪われてしまった。

  • 42話
東都に侵攻してきたエボルを倒す為、ローグと共に変身する。
しかし父親の事で迷っていた戦兎はエボルには敵わず、エボルの高速の銃撃をなんとかダイヤモンドの盾で防ぐも、東都官邸を消し去るエボルをただ見守る事しか出来なかった。
その後仮面ライダーを反逆者に仕立て上げるために暴動を始めたマッドローグと戦闘。
マッドローグに「エボルに支配された今何をしても反逆者だ」と共闘するローグと同じく追い詰められるが、ビルドは「エボルに明日が奪われるなら取り戻す為に戦う意義がある」、ローグは「仮面ライダーは不滅だ!」と再起し、マッドローグをダブルライダーキックで撃破する。

  • 43話
葛城忍のビルドを暴走した龍我が叩き伏せるのを見て、戦兎はそれを止めるために変身しそのままライダーキックをして変身解除させる。
その後スマッシュ科した美空を治すためにタンクタンクフォームから変身しようとするが葛城忍から「ベルナージュの力の影響でジーニアスの力でも復活はできない」と言われてしまい、2人がかりで攻撃され何もできないまま負けてしまう。
龍我に励まされジーニアスに変身。「エボルトとベルナージュの力を相殺させる」という勝利の法則を生み出し、美空と龍我を助ける事に成功。そしてクローズマグマと協力して忍のビルドを撃破した。

  • 44話
エボルトにCDロストフルボトルを持ってくるように言われたため1人でやってきたが、ブリザードナックルに付けられていた発信機の情報を元に駆けつけた龍我、一海、幻徳と合流。4人全員でエボルと戦った。
グリスとローグが必殺技でエボルの動きを止め、クローズマグマがブリザードナックルでエボルトリガーに集中攻撃することでエボルがコブラフォームに弱体化。その隙にジーニアスフィニッシュで撃破し、ついにエボルトを倒した。

  • 45話
葛城忍が殺されたことで激怒し、ジーニアスフォームになろうとしたがジーニアスフルボトルが起動しなかった。ラビットラビットフォームのままでも何とか戦おうとしたがエボルト(怪人態)にはまったく歯が立たず、負けてしまう。だが戦兎は憎しみでは強くなれないと気付き、ハザードトリガーを付けたままジーニアスフォームに変身。4人の同時ライダーキックとジーニアスフィニッシュの力で2つのロストボトルを浄化した。

  • 46話、47話
ついにエボルトとの最終決戦が始まり、襲いくるスマッシュやハードガーディアンを蹴散らしながらパンドラタワーの最上階を目指す。

  • 48話
龍我、幻徳と共にエボルトとの最終決戦に挑むが圧倒されロストボトルを奪われてしまい、月と地球の一部を取り込んだエボルトが究極態になってしまう。そのまま変身解除されてしまうが幻徳の最後の一撃によってエボルトリガーが破損し、エボルトの動きが止まった。その隙に戦兎と龍我は再変身をしてエボルトからロストボトルと黒いパンドラパネルを奪い、新世界創造の条件がついに揃った。
新世界を創る際にジーニアスフルボトルは成分を使い切ったのか、一部が変色した後に消滅しタンクタンクフォームに戻った。

余談

フォーム名のジーニアスは英語で「天才」、さらに語源であるラテン語では「守護神」を意味する。戦兎そのものを表すと共に、地球を支配しようとするエボルトから地球を守るものとしてベストマッチなネーミングと言える。
一部機能の名前である「ジオセイバー」も「地球の救世主」という意味なので、侵略兵器ではない "守る者" というニュアンスは大切にされているのが分かる。

初登場が第39話というのは最強フォームの登場ではブラスターフォームと同率2位の遅さである。そのブラスターフォームも夏映画で先行登場しているので、それを加味すればこちらの方がもっと遅い。

前回のマッドローグと同じく、回の最後でオープニング曲に乗っての初変身であり、科学の力で人類を破滅させる存在人類の未来を切り拓く存在という対照の構図ができている。

変身・必殺技発動音声は小林克也氏と若本規夫氏の二人が担当し、音声面においてもまさにビルドの集大成となっている。(「」部分が小林氏、『』部分が若本氏)

登場回の第39話「ジーニアスは止まらない」が放送されたのは6月10日、月と日を掛けるとフルボトルの総数と同じ60になる。また対照的な存在であるハザードフォームが猛威を振るったほぼ同じサブタイトルの回「ハザードは止まらない」は第21話で、話数を足すとやはり60になる。

「ナルシストで自意識過剰な正義のヒーロー」を体現したような変身音が特徴的だが(ちなみにこのアイテムを使ったのは葛城巧の方である)、ハザードトリガーを併用することで「ヤベーイ!スゲーイ!モノスゲーイ」とさらに酷いことになった。万丈の事を言えた語彙か

関連タグ

仮面ライダービルド ビルド(仮面ライダー) 桐生戦兎 葛城巧
最強フォーム 最終フォーム てんこ盛り

キングフォーム クライマックスフォーム コンプリートフォーム コズミックステイツ 極アームズ タイプトライドロン……これまでの力を全て結集させて変身する最強フォーム。

龍騎サバイブ コンプリートフォーム ムテキゲーマー…ジーニアスフォーム同様初めて最強フォームを使用した相手が仮面ライダーだったフォーム。

ムゲン魂……同じく白を基本とした最強フォーム。上記の通り感情を攻撃成分に転換できる点も共通している。

仮面ライダーエターナル……白い素体に(マキシマム発動時限定だが)他のアイテムが刺さるライダー。

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