「久しぶりねグリス。役立たずの仮面ライダー!」
「流石カシラ、優しいなぁ~」
CV:魏涼子、吉村卓也
データ
- 身長:203.0cm
- 体重:115.0kg
- 特色/力:索敵能力、飛行能力
概要
『仮面ライダービルド』第40話「終末のレボリューション」に登場。
素体にされた人物は第22話以降長らく安否不明となっていた元北都の首相の多治見喜子その人でロストフルボトルに1つであるフクロウロストフルボトルを体内に取り組むのと同時に2体のクローンスマッシュ(プレス、ストレッチ)と融合する事でこの姿に変貌する。
容姿はオウルハザードスマッシュとほぼ同一で下半身が黒くなり、左腕に装着されていたロストフルボトルが無くなっている。
高濃度ネビュラガスを投与された影響で倒されると消滅して死に至るリスクを抱えているが、スマッシュの最終形態だけあってその戦闘力は数々の強敵たちを退けて来たライダー達と互角以上に渡り合える程に強大。
最後はビルドの最強フォームであるジーニアスフォームの必殺技ジーニアスフィニッシュを受け、体内のガスを浄化され消滅することなく無事に元の姿へと戻った。
第46話でエボルトの遺伝子が擬態した黄羽が登場し、ロストフルボトルを使わず単独で変身している。詳細は不明だが、黄羽自身がエボルトの遺伝子の擬態であるため、このスマッシュ体も擬態能力によるものと仄めかされている。
続く第47話では一海が変身したグリスブリザードに3体がかりでも圧倒され、最後は必殺技グレイシャルナックルで天井に叩きつけられ撃破された。
オウルロストスマッシュ(新世界)
「ヘイ、カモーン」
Vシネクスト『仮面ライダーグリス』に登場。
旧世界の記憶を取り戻した黄羽が黒いフクロウロストフルボトルで変身する。
偶発的にファントムリキッドを取り込んでいた事もあり、変身能力を奪われずに他の三羽ガラスや一海との連携攻撃でファントムクラッシャーを撤退に追い込むがメタルビルド相手には分が悪く敗北し重傷を負わされた。
外見はオウルロストスマッシュそのものだが、通常の個体と異なり
- 人間が変身するのにもかかわらず、クローンスマッシュを取り込む必要が無い。
- 敗北し変身を解除されても消滅しない。
- 特に精神に変調を起こす様子が見当たらない。
といった具合にロストスマッシュの欠点がほぼ解消されており、ほとんど別物といっても過言ではない。
恐らくは忍か戦兎が変身用のロストフルボトルを調整もしくは新調したのだと考えられるが詳細不明。
クレジットには「オウルスマッシュ」と記載されていた。