コブラフォーム
こぶらふぉーむ
エボルト「遂に···遂に戻って来たーーっ!」
『コブラ! ライダーシステム! エボリューション!』
『Are you ready?』
「変身!」
『コブラ! コブラ! エボルコブラ!』
『フッハッハッハッハッハッハ!』
「エボル、フェーズ1……!」
エボルドライバーにコブラエボルボトルとライダーエボルボトルをセットして変身する。
この段階で既に(初期状態の)クローズマグマさえ凌ぐ身体能力を持ち、デフォルトで備えられた能力と合わさり凶悪な攻撃力を誇る。
しかもフェーズ1と言う呼称の通りまだまだ進化の余地を残している。本人によれば、フェーズ1の時点では全体の僅か2%の実力しか発揮出来ていないらしい。それでも尚、ダイラタンシーを利用したスーツで高い防御力を持つローグを「準備運動」だけで圧倒し、ビルドラビットラビットフォーム、クローズマグマ、グリスの3人を1人で圧倒出来るだけの力を有している。
頭部にある見た目がまんま星座早見盤の「マスタープラニスフィア」は見た目通り、宇宙空間における自身の位置情報や次に滅ぼす天体の座標を確認出来る。また降り立った天体の構造を把握し、効率よく滅ぼす為のプランを提案する役割を持つ。
更にワープ移動やエネルギー波、ブラッドスターク時代にも使っていた毒等攻撃方法は多岐にわたる。
完全体を取り戻した後も、憑依能力による工作をする際には(力が分散するからか)このフォームに戻っている。変身に必要なエボルボトルが無いフェーズ2はともかく、フェーズ3では無くこちらなのは装填してあるボトルの為だろう。
ちなみに、ハイパーバトルDVD『仮面ライダー プライムローグ』にて、胸部の特殊変換炉「アーミラリアクター」からレーザーのような攻撃をする事が出来ると判明。
拳銃型デバイス。ブラッドスターク時から引き続き使用。
エボルトの力が流れ込んでいるのか威力が大きく上昇しており、エボルトのエネルギーと同じ真紅の炎を纏った弾丸を放つ事もある。
剣状の武器。こちらもブラッドスターク時から引き続き使用。
クローズマグマとの戦いでは炎を纏い刀身が伸びると言う変化を見せた。
第35話にてローグから奪い取る形で使用。
- エボルテックフィニッシュ
足元に星座早見盤を模したフィールドを発生、エネルギーを右足に収束させてキックを見舞う。
または右腕にエネルギーを収束させてパンチを放つ。
ガンバライジングでは周囲を宇宙に似た空間に変化させ、飛び蹴りを放つ。
最後にはビッグバンを思わせる爆発が出る。
- スチームショット
ライフルモードにコブラエボルボトルを装填して発動する。
コブラのように曲がりくねるエネルギー弾を標的に炸裂させる。
劇中では事前にエレキスチームで電気を纏わせていた。
- デビルスチーム
ネビュラガスを含んだスチームブレードで斬りつけて、一息に貫く。
ガンバライジングで披露。
- ○○フィニッシュ
フルボトルとライダーエボルボトルを装填してレバーを回すことで発動する。
2本のボトルを装填すると「クリエーション!」の音声が流れる。
○ガトリングフルボトル
第35話で使用。装填すると「機関砲!」の音声が流れる。
ホークガトリンガーを召喚し、ボルテックブレイクを繰り出した。
- エボル滅弾
腕から放つ赤い光弾。技名はシティウォーズで判明。
「コブラフォーム」という形態名の通りマスクは口を開け牙を剥くコブラ、赤い複眼は口を開いて舌を出したヘビを真横から見た姿を思わせる形状をしており、胸や肩の装甲にもよく見るとコブラらしき意匠が存在している事が分かる。
エジプトや北欧の神話など、ヘビはしばしば宇宙図に組み込まれる動物でもあり「コブラ」と「宇宙」はデザイン上でも意外なベストマッチを見せている。