天津垓「いいところに来てくれた。ようやくプロジェクトが実を結んだ」
「いや、このプロジェクトはまだ終わっていない」
垓「………なんだと…!? うっ!?」
『エボルドライバー!』
『ネクストフェーズ!』
『エボルX!』
『Are you ready?』
「変身!」
『蛟竜毒蛇のコブラヤロー!エボルエックス!』
『フゥ〜コエ〜イ!超コエ〜イ!』
「俺は仮面ライダーエボルX。以後、お見知りおきを」
CV:金尾哲夫
概要
『仮面ライダーアウトサイダーズ』に登場する仮面ライダーエボル。
その正体は、財団Xの一員であるエコルが『仮面ライダービルド』のラスボスであるエボルトの遺伝子サンプルを元に創り上げたクローン、およびその変身態。
後に、ep.6で創造主であるエコルに従いジョゼフ乱堂の肉体を乗っ取った状態で変身した。
変身
変身シークエンスはブラックホールフォームをコブラフォーム寄りに着色したものであり、変身直後にはコブラフォームの額にあった「マスタープラニスフィア」(星座早見盤)が背後に一瞬出現する。
容姿
ブラックホールフォームをベースとしつつ、両肩に大型のケープが追加されている。
カラーリングはフェーズ1・コブラフォームをブラッドスタークに近づけたような、あるいはグレートクローズドラゴンにも似た配色となっている。その配色や肩のマントから同族が変身した仮面ライダーブラッドにも近い。
スペック
オリジナルのエボルトが変身する従来の仮面ライダーエボルとの差異は不明だが、オリジナルに限りなく忠実な完成度であることが示唆されていることから、少なくともフェーズ3の能力までは踏襲されている可能性が高い(ブラックホールフォームについては後述の事情より詳細不明)。
また、仮面ライダーゼインを2度に渡って撃退している仮面ライダーゼロスリーと肉弾戦で渡り合うなど、相当の戦闘力を有している。
ep.5、6では上空にワームホールの様な物を作り上げて周りの人間共々移動する技も見せており、オリジナルのエボル同様移動手段には困っていない模様。
必殺技
ジーニアス、クローズエボルと同様に三種の必殺技を使用する仕様。何故か発動時のカウントはイタリア語であるが、これはエボルトの口癖「チャオ!」がイタリア語であることから由来するものと思われる。
- エボルエックスブレイク
- エボルエックスナイトメア
- エボルエックスフィナーレ
使用アイテム
エボルXの変身ベルト。エボルトの擬態ではなくドライバーとして存在しており、財団Xがかつてのマッドローグ仕様のように複製したものと思われる。
なお、流石に財団Xの技術力でもエボルトリガーは解析しきれなかったのか、特にドライバーにはセットされていない(あるいはトリガーそのものがオリジナルのエボルトが所有したまま宇宙に旅立ってしまったため、地球には現物が存在せず複製できなかった可能性もある)。
エボルXでドライバーに装填されている新たなフルボトル。
ジーニアスフルボトルやマッスルギャラクシーフルボトルに似た形状で、エボルドライバーと似たカラーリングとなっている。
これも財団Xが開発したと思われる。
ゼロスリー戦にて使用。一応かつてブラッドスターク(エボルト)が使用していた物と同形状で、恐らく財団Xが複製した物と思われる。
余談
- スーツはブラックホールフォームをリペイントし、両肩にパーツを追加したものと思われる。
- 変身音の「蛟竜毒蛇」(こうりょうどくだ)とは、気味が悪く、恐ろしいものを例えた言葉である。
- エボルXと言う名前に関しては、「仮面ライダーXを意識しているのでは?」と言う説がある(直前にV3を意識したゼロスリーが登場しており、Xはその後番組である)。また、本作で関わっている財団Xがボトルを開発したという考察もあるが、現状真偽は不明。エコルがエボルトのクローンを作り出したことから、財団Xの「X」から取られていると思われる。
- 上記の変身直後の台詞はかの葛城巧の口上を意識したものと思われる。相手が相手だけにまさかのセルフオマージュである。
関連タグ
仮面ライダーアウトサイダーズ 仮面ライダービルド 仮面ライダーエボル エボルト(クローン)
仮面ライダーG3-X・仮面ライダーバースX・仮面ライダーレーザーX:末尾にXが付くライダー。
配信作品限定フォーム
バッファローゲノム → 王蛇サバイブ/キングフォーム(ギャレン)/ハイパー不滅ゲーマー/エボルX/ゼロスリー/ジーンゲイザー → ビートフォーム(パンクジャック)/シノビフォーム