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「『創る』『形成する』って意味の、ビルドだ。以後、お見知り置きを」

演:木山廉彬

概要

仮面ライダービルド』の登場人物。

故人。万丈龍我が殺害したという事になっている、東都先端物質学研究所所属の科学者

生前は年若くも誰もが認める天才で、かつて火星で発見された謎の物体である“パンドラボックス”を研究する責任者として活躍していたらしい。

その一方で一部の関係者からは何故か“悪魔の科学者”とも呼ばれており、更には彼の事について尋ねると、あからさまに不審がる者達もいるようだがその理由は判然としていない。

物語の重要な秘密を握っていると思われる。

悪魔の科学者として

彼はかつて、禁忌とされたネビュラガスを人体に注入する人体実験を強行していた

このことが原因で「悪魔の科学者」と呼ばれるようになり、東都先端物質学研究所を追放されたのである。

彼が殺害された日、戦兎と瓜二つの顔をした人物が龍我よりも1時間早く会っていたことから「葛城殺害の真犯人は戦兎ではないか?」との疑惑が発生し、真偽をはっきりさせる為に彼の調査をしていくうちに、研究データの中に一部データを実母に預けていたという暗号が発見され、彼の実家がある北都へ向かった戦兎達は、そこで対決したブラッドスタークから更なる真実を知る。

それは葛城巧がファウストの創始者であること。

ブラッドスタークの発言はどこまで本当かは定かではないが、ファウスト誕生に何らかの関わりがある人物だと思われる。

第8話ラストにて、彼の残した研究データからプロジェクト・ビルドというものが見つかる。

続く第9話で再生した映像記録ファイルには防衛システムとしてビルドの性能を解説する彼の姿があった。その映像の中で彼はビルドの名前について「創る、形成するという意味のビルド」と述べたり、映像の終わりを「以後、お見知り置きを。シーユー」で締め括るなど、仮面ライダーエグゼイド』先行登場時のビルドと似た喋り方をしていた。

本当に死んだのかどうかはその時点では不明で、第9話・第10話にてファウストの手下だった研究員の桑田河合が彼の生存を語っており、河合に関してはブラッドスタークに向かって「葛城巧」と呼んでいた。

第13話の中で、ブラッドスターク・ナイトローグへの変身アイテムであるトランスチームシステムを開発し、同時に「仮面ライダーハザードレベルを上げる最強のライバル」としてブラッドスタークを開発していたことが明かされる。

平成ジェネレーションズFINAL』では最上魁星の助手を務めていたことが語られ、設定では彼の開発したカイザーシステムを発展させたものとなっている。

その素顔

第1話冒頭の回想で葛城忍という名前の人物が登場していたが、こちらは彼の父親であると第8話で判明。パンドラボックスの管理責任者だったが、スカイウォールの惨劇が起こったがために、激しいバッシングを受けて自殺してしまったという。

父を尊敬していた葛城は、この事件に大きなショックを受けたようだ。

父を尊敬し、同じ科学者の道に進むなど純粋な人物だが、同時に相当用心深い性格だった様子。

上述の研究データに関しては母親に「信用できないと思われる人間にはブラフを話してやり過ごす」よう頼んでおり、実際に氷室幻徳は見事にそれに引っかかった。

またこの物語の黒幕にあたる人物も葛城が隠したものの在り処だけは把握できず、戦兎を様々な餌で釣ってその隠し場所を当てさせるという方法をとることを強いられている。

ちなみにかなりの甘党だったらしく、第8話で母・京香が戦兎と龍我に振る舞った卵焼きは龍我が礼儀を忘れて「甘すぎだろ!」と驚く程であった。

『平成ジェネレーションズFINAL』では『エグゼイド』においてビルドが見せた一連の不可解な行動の詳細が明らかとなり、そこには葛城のある真意が隠されていた。

ガンバライジング』では「葛城巧データカード」と呼ばれるプロジェクト・ビルドの研究データを保存したカードが存在する。

『平成ジェネレーションズFINAL』入場者プレゼントやボトルマッチ4弾で手に入り、第9話でもプロジェクト・ビルドの研究データの映像に一部のカードが登場している。

カードにはビルドなどの戦士の設計図が描かれ、裏面にはその戦士に関する「葛城巧の手記」が記載されている。

手記とされている通り、中には個人的な感想や平和を願う思いが詩のように綴られたものもあり、その言葉からはおよそ「悪魔の科学者」とされる彼の姿は意識できないかもしれない。

事件の真実(ネタバレ注意!)

第15話にて、ナイトローグこと氷室幻徳の口から桐生戦兎の正体こそが葛城巧であると明かされた。

続く第16話にて、その詳細が語られる。

事件当日、葛城はファウストを離反する意思を見せており、離反後にファウストの実態を世間に公表しようしていたが、それを良しとしないスターク=石動惣一は彼を昏倒させた後、そこへバイトとして呼び寄せていた佐藤太郎を替え玉にするべく刺殺し、自身の能力により二人の顔を入れ替える。そして遅れてやってきた龍我を葛城殺害の犯人に仕立て上げ、葛城本人の記憶を消し去ってからネビュラガスを注入して放逐。その後、偶然を装い惣一の姿で記憶を失った葛城=戦兎との出会いを演じていたのであった。

しかし、第34話ではこの話にも一部虚偽の内容が含まれていたことが判明

惣一が幻徳に伝えた話では葛城巧がファウストを離反しようとしたことが事件の動機であるかのように語られていたが、実際には、父・忍の研究資料を見た巧が、惣一と龍我の正体がかつて火星の文明を滅ぼしたエボルトであることを知り、2人を抹殺しようと自宅に招き寄せたことが事件の引き金になったのであった。ゴリラモンドに変身しようとするが、彼のドライバーは既にすり替えられていたために変身することができず(試作品のドライバーで変身しようとしたからか、この時にゴリラフルボトルの成分が霧散してしまっている)、手詰まりになった彼に対し、隠されたエボルドライバーを諦めて渡すように諭すスタークだったが、当然彼はこれを拒否し昏倒させられた。ここから第16話で語られた内容に続くこととなる。

なお、ビルドに変身できていることからこの時点(戦兎の姿で人体実験を受ける前)で既にビルドドライバーを使用できるハザードレベル3以上になっていたようなのだが(開発者である以上ドライバーの使用条件は当然知っている)、どのような経緯でその能力を身に付けたのかは不明。

そして…(第37話ネタバレ注意!)

クローズマグマグリスローグのトリプルライダーキックを前に、エボルトはその力を利用しようとエボルトリガーを突き出し、3人のライダーキックのエネルギーを吸収する事で遂に完全体に覚醒する。

その際、エボルトの魂が抜けた戦兎を龍我が助け出したが、目覚めた戦兎は…

「戦兎、誰の事だ……?」

「俺は、葛城……葛城巧だ」

彼の中に、桐生戦兎の人格はなくなっていた。

今の彼はエボルトに消されたはずの記憶が蘇り、葛城巧の人格に戻っていたのである。

記憶回復直後の一人称は戦兎と同じく「俺」だったが、その後は基本的に「僕」になっている。

そして長らく不明だった彼の目的・真意は、前項でも述べたとおり父のデータから地球外生命体エボルトの存在と危険性を知り、ライダーシステムを開発しその力でエボルトを倒すことであった。葛城は映像の中でライダーシステムは防衛システムであると言っていたが、それは"地球外生命体エボルトからの防衛システム"という意味だったのだ。

だが、それをまだパンドラボックスの影響下にあった氷室幻徳に利用されファウストを設立、ライダーシステムは葛城も知らぬうちに対人間への兵器へと使用目的を変更されてしまった。気づいたときにはもう遅かったが「エボルトを倒すために必要」と自分に言い聞かせファウストにてライダーシステム開発のために人体実験を続けていた。それが悪魔の科学者の真意である。

それ故に第38話にて幻徳と共に焼け野原となった東都を見て回った際、本当に戦争を引き起こした彼に向かって憤りをぶつけている(この際、犬飼氏と木山氏が交互に演じる演出がなされている)。

その末に……(第39話ネタバレ注意!)

記憶を取り戻した葛城は、徐々にエボルトの記憶を取り戻しつつある万丈龍我の様子を見て完全に記憶を取り戻す前に倒すべきだと提案する。

その夜、石動美空に「もっと仲間を信頼したら?」と言われた彼は「少年漫画じゃあるまいし、そんな定義が曖昧なモノ信じてどうなる」と発言するが、美空に本当は仲間を信用したがっていることを見抜かれる。

しかしその発言に対しても「信用しているのは科学だけだ」とまるで自分に言い聞かせるように言ったのだった。

その後の仮面ライダーマッドローグ戦にて、ついに完成したジーニアスフルボトルを取り出すが、理論上は起動するはずのジーニアスフルボトルが起動せず、窮地に陥ってしまう。

そんな彼を助けたのはグレートクローズだった。

「気持ちが足りねえんだよ!」

「誰かの力になりたい! 誰かを守りたい!」

「それが、アイツの戦う理由だ……」

「お前にはそんな気持ち、これっぽっちもねえだろ!」

「桐生戦兎はなぁ……正義のヒーローなんだよ!」

と言い放つ龍我の喝と、戦いの傷が癒えていない自身の身を押して龍我達の元に駆け付けようとする幻徳が告げた「もう一度だけ、信じてくれ!」という発言がトリガーとなり、彼の中で戦兎の記憶が蘇る。

「君は信じられるのか? 仲間を……」

「……なら見せてくれ。君がつくる“未来”を」

こうして彼は、これからの日本と地球の未来をもう一人の自分、桐生戦兎に託したのだった。

その後第40話によると、戦兎は葛城としての記憶も高校時代までは思い出せるが、「悪魔の科学者」と呼ばれていた頃の記憶は抜け落ちているという。

葛城の人格も消滅はしておらず、統合後も戦兎の頭の中に現れて対話を行っているので、二重人格に近い状態なのかもしれない。

一方で、元からそうだったのかはわからないが、戦兎と共存するようになってからも向こうに比べるとどこか内向的で何事もネガティブに考える傾向が強く、あくまで希望的な意思で突き進む戦兎に対して冷めた言葉で諌めようとすることも多いなど、その性格に関しても戦兎とはどこまでも対照的な人間として描かれている。

※葛城の記憶が本来の状態にもかかわらず、幻徳以外の主要人物からは「戦兎の記憶は戻らないのか」とさも「戦兎の方が本来の人格」みたいな扱われ方をされており、戦兎の人格が戻った後も葛城に対するフォローが全くなかったことと葛城の心情を理解できるのが直接想いをぶつけられた幻徳しか居なかったため、葛城があまりにも可哀想と思う視聴者もいる。

とはいえ直接接したことのある幻徳以外にとってはずっと接してきたのは戦兎であって葛城巧は記録や伝聞のみで知っている人物であり、葛城自身が記憶が蘇った時に殊更偽悪的で周囲を拒絶する態度をとっていたのもあって、周りの人間がこういう態度になるのは仕方ないとも言える。エボルトに対処するために精一杯だった父・忍はともかくとしても母・京香が登場していれば状況も変わっていたかもしれないが……(こちらはこちらで大人の事情も絡むと思われるが)。

最終回で誕生した10年前の悲劇のない世界でも当初は戦兎の中で人格が残っていたが、父である忍が、そしてもう一人の自分自身である戦兎が新世界を創り上げたことを見届けると、彼に最後の言葉を残してやがて戦兎の中から消滅していった。消滅する瞬間の彼のその顔は、どこか晴れやかなものであった。

「そろそろお別れだ…。…楽しかったよ……」

ちなみに東映公式サイトによれば「戦兎の中のもう一人の自分としての「葛城巧」は消えてしまいましたが、この「新しい世界」では、別の「葛城巧」が科学者として研究を積み重ねていることでしょう」とのこと。佐藤太郎の顔と葛城巧の頭脳を持つ存在である桐生戦兎とは別の人生を歩んでいると思われる。

余談

また、戦兎が開発したライダーの変身待機音やビートクローザー等、武器の必殺技待機音やBGMノリやセンスが良いのは佐藤太郎の音楽的センスが影響しているのではと考察するファンもおり、一部ファンからはDJ葛城」「佐藤太郎の頃の音楽性のノリが残っているのでは」等と言われている。

無論、佐藤太郎と戦兎との間に直接の繋がりは無いため理論上はありえない考察であり、一種のネタとして見るべきであろうが、彼もまたこんな形で戦いに華を添えていたと考えるのも胸熱かもしれない。

本編後の活躍

仮面ライダージオウ

仮面ライダージオウ』第2話ではアナザービルドの誕生によって変化した歴史により、佐藤太郎顔の葛城巧として万丈龍我とコンビを組んでいた(彼からはツナ義ーズのファンの時には「巧氏」、そうでない歴史の時には「巧」と呼ばれていた)。エボルト関連の問題がなければ彼とも何の問題もなくベストマッチな関係になれたようだ。

ちなみにこの時の巧はツナ義ーズのファンの時はオタク染みた口調・性格(涙が9.8ニュートンなど物理的知識はこちらでも豊富な様子)、アナザービルドを倒した後の過去では上述した記憶を取り戻した葛城巧の状態に近い性格(より明るいもの)となっている(一人称は「僕」)。オリジナルのビルドの世界の葛城巧も、運命さえ狂わなければこのような性格になっていたのかもしれない。

なお、上記の「佐藤太郎顔の葛城巧」が歴史改変の影響を受けてもそのままな件に関しては大人の事情なのでツッコんだら負けである。(アナザーライダーも参照)

ビルドNEW_WORLD 仮面ライダーグリス

「ヒーローが使うなら、それは"兵器"じゃない。」

「"希望"だ!」

前作『ビルド NEW WORLD 仮面ライダークローズ』において、キルバスが起こした騒動の結果、人体実験を受けた者にだけ旧世界の記憶が戻る事態が発生していたが、巧もその一人であった。

だが、それにより旧世界で戦争に加担してしまった罪悪感や父・忍への不信感に苛まれてしまい、忍とは距離をとって自身の研究室に籠っていた。

ダウンフォールが事件を起こした後、戦兎・万丈・紗羽が研究室に訪れ、ファントムリキッドの解析や変身不能状態への対策、そして新装備の開発に着手することになる。

その際、万丈への疑心が晴れて、彼を「ヒーロー」として送り出しており、事件解決後の戦兎達の会話では忍とも和解できた模様。

関連項目

仮面ライダービルド 桐生戦兎 葛城忍  葛城京香

ビルド(仮面ライダー)  ゴリラモンドフォーム  プロジェクト・ビルド

関連・類似項目

  • 宝生永夢パラド仮面ライダーエグゼイド:映画「トゥルー・エンディング」でエグゼイドを襲撃し彼らの成分をフルボトルに取り込んだのは、実は巧の変身したビルドだった。これも理由があってのことだったのだが…。なお、別人格として戦兎と対話する姿は、永夢とパラドの関係を連想させる。
  • 檀黎斗神仮面ライダーゲンム:↑のエグゼイド襲撃の目的でエグゼイド本編中に乱入した際、間違えてうっかり倒してしまった神。コンティニュー出来る彼だったからまだ良かったものの、もし他の人、もしくはオリジンガシャットを持っていない頃、すなわちレベル2だったら大惨事である。

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    戦兎:地球外生命体エボルトは、契約者のレイを唆す。半年間の潜伏を経て彼女の劣等感と悪意を増幅させたエボルトは、レイ自らの手で万丈にトドメを刺させた。そうして万丈の体内から自らの遺伝子を回収した瞬間、彼女の体内で新たなボトル、ストームギャラクシーフルボトルを精製する。そして桐生戦兎の目の前でレイを取り込み………最悪の仮面ライダー、エボルクローズに変身を果たした。 久しぶりの葛城巧。見えなくても立派な参謀、彼ももうリビルドメンバーの仲間 このタイミングならプライムローグ出してもいいんじゃねーかなーとも思ってたのですが、やはり素のローグのままフェーズ1をぶっ倒して欲しかったのだ。そう、三十三話。あの時幻徳がエボルトを倒していれば、あんな悲劇は起こらなかった。だからこそ幻徳は自らの力で、今度こそ正しくエボルトを葬りたかったのです。あとユイちゃん謎の覚醒については6章まで待て コーリンさん。ダンスで踊った中なのでヒヨリとチームプレイ。ブラッド族に呑み込まれる怖さを味わってるので、頑張ってレイ様に手を伸ばそうとするのがなんともいじらしい。あとヒヨリちゃんは間違いなく強くなってる 戦兎。ユウキの強化と葛城のバックアップがあったとはいえアイ○ンマンばりの超高機動&超能力戦闘をやらかすチート担当。身体は愛と平和で出来ている。 もう一つ、彼に気になる変化。左腕の謎の現象ですが、篠ノ之束の時にも現れたモノです。さて、この前後には何があったでしょうか? 正義と誇りと仲間のために。胸に秘めた守るべきモノがバラバラでも、戦う場所が違くても、彼らは迷う事なく眼前の脅威に立ち向かいます。 愛と平和のために。みんなの明日を創るために。 力の限り、『全員』で
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    37話が凄くて最高でしんどかったです。(語彙力) 目覚めた葛城さんの独白?的なもの。 桐生戦兎というもう一人の自分をどう受け取るのかなぁと。 想いが強くてもエボルトに利用されてしまう現状、それぞれの出した答えがベストマッチしないと地球は救えないのかな~と思って書きました。
  • in the box

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    13,510文字pixiv小説作品
  • Re:semble ~似ている君への返信~

    主に記憶の世界の戦兎と巧のやりとりをまとめた短編集『Re:semble』に収録した作品です。全体的にじんわりくるお話しが多めかなと思います。よろしければ。 『雨上がりの先』 苦悩の先に出口を求めて、立ち上がれない巧視点からの劇場版「BetheOne」。 『勝手のいい玩具のように』 研究に打ち込む葛城忍の元にエボルトがある計略を持ちかける。 『カーネーションと卵焼き』 母の日の花束を選んだ戦兎(と記憶の世界の巧)は北都の実家に向かう。 『淡雪が降る』 「もし戦いが終わったら何がしたい?」 決戦前夜の戦兎と巧のぎこちなく不器用な会話。
  • キッタリハッタリ

    途中で力尽きて申し訳ございません いずれ本編で葛城巧と桐生戦兎の2人で変身することがありえそうで怖いですかね
  • 過去作ログ

    本編リアタイ時に作成した掌編まとめ。本編とは異なる点が多々見受けられます。ご了承下さい。 『悪魔の科学者の悪夢』 最初に書いた小説。本編終盤、もう自分のものでない腕を伸ばす葛城巧の話。 『悪魔の科学者の焦燥』 第44話頃。巧が記憶の世界から、万丈や戦兎君を心配する話。 『遠い思い出』 高校生だった巧が父の遺書を手に取る話。 『レンズ越しの嘘』 巧がデバイス説明用動画を撮っている話。 『燐光の散る先に』 第48話、氷室幻徳が闘っている姿を見ている巧の話。 『別れの言葉はいらない』 「新世界を創造できたら、消えようと思う」と言う巧と戦兎の記憶の世界の対話。
  • 最後の証明問題

    36話が凄かったです(語彙力)。 前回も同じようなものを書いた気がするけど、白戦兎くんを見たら書かずにはいられませんでした。 葛城巧と戦兎くんにどうしても会話させたいマンです。

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