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エボルト

えぼると

特撮『仮面ライダービルド』に登場する火星文明を滅ぼした悪しき存在。
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概要

第24話にて意識を失った石動美空の口(その正体は火星の王妃ベルナージュ)から初めてその存在が明かされた存在。
第30話で明かされたその正体は、かつてパンドラボックスに秘められた強大な力で火星文明を滅ぼした張本人だが、それ以外の詳細は今のところ謎に包まれている。

以下、第33話以降で判明した事実及び、物語の核心に迫る事実につき閲覧注意!




























正体

演:前川泰之(石動惣一憑依時と擬態時)、赤楚衛二(万丈龍我憑依時)、犬飼貴丈(桐生戦兎憑依時)、冨家規政(御堂正邦擬態時)

CV:金尾哲夫(エボルトとしての人格表出時)、前川泰之(石動惣一憑依時と擬態時)

パンドラボックスによって多くの星の文明を滅ぼし、数多の命を奪い去ってきた凶悪な地球外生命体で、本作の黒幕にして全ての元凶である。第36話のベルナージュの発言によれば、地球ではいまだ発見されていない未知の惑星からやって来た“星狩り族”という存在であるらしい。
パンドラボックスの力を最大限に発揮し、宇宙をも支配するとされる究極のドライバー“エボルドライバー”によって、本来の姿である仮面ライダーエボルに変身する。

経歴

火星を滅ぼした後、最後の生き残りであるベルナージュとの死闘の果てにドライバーを破壊され、肉体と魂を分離された。自身のエネルギーをパンドラボックスに閉じ込めることで消滅を免れたが、力を失いアメーバのような不完全な存在になってしまう。
そして23年前、火星に地球の無人探査機が着陸したことで、次に滅ぼす星を探す目的で自らの遺伝子の一部を探査機に潜り込ませた。その遺伝子は地球でとある女性に憑依したつもりがその女性が宿していた胎児に憑依、その所為でエボルトとしての記憶と能力を失い、1人の人間としてこの世に誕生した。それが万丈龍我である

その後、残された魂は自らの遺伝子を回収するために、有人探査機で火星にやってきた宇宙飛行士・石動惣一に憑依し、そのままパンドラボックスを地球へ持ち帰った。そして、惣一の記憶からパンドラボックスを解放する鍵である地球のエレメントの力を込めた60本のフルボトルを精製し、帰還セレモニーの際にパンドラボックスを開け地球を滅ぼそうとした。しかし、幼い美空に憑依したベルナージュによってボトルの一部の成分を空にされたため、ボックスが不完全な状態で解放されスカイウォールの形成で事態は終息した。その後、病院に強制連行されたエボルトだったが入院先から脱走、葛城忍に接触・脅迫しパンドラボックスを操る力を秘めたエボルドライバーの修復を目論んだ。しかし、エボルトの危険性を察知した葛城巧によってドライバーを隠されてしまう。

その後、エボルトは惣一の身体を介して“ブラッドスターク”として暗躍を開始。エボルドライバーを取り戻すこと、龍我を自身と融合できるハザードレベル5.0にして自身の“器”として完成させること、そして封印される直前に自身のエネルギーを封じ込めたパンドラボックスを開けて完全態となることを目的として様々な策謀を巡らせていた。

お前は何がしたいんだ


なお、ボックスの光によって人間を好戦的な性格に変え戦争が引き起こされるように仕組んできたのは、桐生戦兎にライダーシステムを強化するように仕向けることで、強力なビルドのボディを肉体として手に入れ、完全態になるために必要不可欠なエボルトリガーを完成するためであったことが第36話で判明している。そんな戦兎の科学力を利用していたが、当の本人は「科学の行き着く先は破滅」、「科学の発展は、人の考える力を止め争いを引き起こす」という信条を持っており、その科学の力を利用して生活している地球人全体を終始「愚かな下等生物」と見下し、嘲笑っている

「ビルド」という作品の中核をなすパンドラボックス争奪戦においては、当初東都のファウストに所属していたが、12話辺りから難波重工に鞍替え。
さらに38話で難波重工を壊滅させ、以降は難波重三郎が成りすましていた御堂正邦に今度は自分が成りすまして西都勢力を従えている
42話現在、その御堂率いる西都軍が東都制圧に成功してしまい、何と統一された日本の首相に就任する。

その後、44話にて遂にライダー達に敗れるが、ずっと笑い者にしてきた“下等生物”に敗れたにしては最後まで余裕ある態度を崩しておらず…

なお、彼自身の姿は火星ではベルナージュと相討ちした直後のアメーバ状の姿しか描写されておらず、完全復活を果たした38話以降も石動をはじめとした地球人に擬態したままであり、エボルト本来の姿がどのような物かは未だ謎のままである。



劇中での活躍

  • 第33話

遂にエボルドライバーを取り戻し、仮面ライダーエボル フェーズ1・コブラフォームへの変身を果たした。

EVOL


その強大な力の一端(本人曰く本来の力の2%)を振るい、己の野望達成のために動き出す。

  • 第34話
自身の出自を知った龍我を戦いの中でハザードレベル5.0にすることに成功。惣一の肉体を捨て龍我と融合し、フェーズ2・ドラゴンフォームに進化した。

  • 第35話
 nascitaに最後のフルボトルであるフェニックスボトルを持った幻徳を呼び出し、協力を持ちかけていた戦兎達の前に姿を表し、「お前らをセレモニーに招待する」と言ってライダー三人ごとパンドラタワーへ転移(美空はベルナージュごと気絶させられた)し、戦兎との戦いで全てのフルボトルを回収し、遂にパンドラボックスを開放。

  • 第36話
パンドラボックスの光の粒子からエボルトリガーを精製し完全態になろうとしたが、まだ十分な力が発揮されず、地球の崩壊には至らなかった。
一旦西都に帰還すると、難波会長から勝手にパンドラボックスを解放したことをたしなめられるが、「難波重工の軍事力を宣伝するためのパフォーマンスである」と主張し説得、会長も一応これを信用した。
その後、戦兎との戦いの中で、龍我の肉体を捨てビルドのボディと力を手に入れようとしたが、戦兎がハザードレベルを6.0以上に急激に上昇させたことで、刺違えにより消滅されそうになる。しかしその直前、今度は戦兎の肉体に憑依し、フェーズ3・ラビットフォームへと変身した。

  • 第37話
あらすじ紹介はいつも通り戦兎が行い…と思いきや、エボルトが戦兎になりすまして行っていた。
前回本編で身体を乗っ取られた筈の戦兎が何故あらすじ紹介しているのか、と疑問に思った龍我にコーヒーを淹れるよう指示され、案の定不味いコーヒーを淹れたためバレてしまい、「バレちまったらしょうがない」と金尾ボイスに戻って開き直った。

フェーズアップを果たし龍我から自身の遺伝子を回収したものの、中途半端に人間に憑依したことでパンドラボックスを操る力を失ってしまう。八つ当たりのようにグリスを一蹴すると一旦西都へ撤収。首相官邸で難波会長から「正体を聞いた」と言われると、「この10年で地球人が好きになった、もっと観察していたい」等とのたまっていた。
しかし戦兎の策略で計画を潰されたことへの怒りは収まることを知らず、彼の身体で彼の仲間を始末しようと画策。戦兎の人格を人質として龍我達にパンドラボックスを持って来させるが、約束を守る気は毛頭なく、グリスローグに襲いかかり彼らを圧倒するが、その最中にドラゴンエボルボトルを龍我に盗まれてしまう。変身出来ないのをいいことに龍我を散々に甚振るが、龍我の執念による変身・グレートクローズからのクローズマグマに圧倒され、クローズマグマ・グリス・ローグのトリプルライダーキックで止めを刺されそうになる。その直前、エボルトリガーで3ライダーキックのパワーを吸収することで、トリガーをパワーアップさせる。戦兎の肉体を捨てトリガーの力を解放、遂にエボルトの真の姿にして究極のフェーズ・ブラックホールフォームへの変身を遂げた。

この回では巧妙な彼には珍しく計画が完全に頓挫しており、これまた珍しく他人に対して苛立つ様子を見せていた。
しかし最終的には相手の力を利用し本来の力を取り戻すなど、土壇場での機転の利きようも彼の恐ろしさの一つと言える。

  • 第38話
再変身により疲弊したライダーをブラックホールフォームで圧倒するが今一歩のところで撤退される。その後は、完全復活を遂げたことにより依り代の人間を必要としなくなった為、長年の憑依元だった石動惣一の姿を模すようになる。そして、難波会長に地位だけは今のままでいいと言いつつも、国の実権は自分に引き渡せ、傀儡になれという屈辱的な条件を突きつける(この時難波会長に擬態して見せている)。当然会長は怒り狂い、難波重工による抹殺の対象となるもあっさりとこれらを撃破。鷲尾兄弟を殺害、さらには難波会長をも抹殺し返し、難波重工を事実上の壊滅に追い込んだ。
この際、財産を差し出すと言って命乞いをする難波会長を「人間はどこまでも醜い」と評しつつ「最高だよ。俺はお前のような人間が大好きだ!」と語ってハグをするなど、一見彼を気に入って助けるような態度を見せたが、実際は毒を打ち込んで消滅させる等、狂気を垣間見せた。
その後、あらかじめ取引を持ちかけていた内海を心変わりさせて自身の配下に置くことに成功。信じる対象を失い、狂気に囚われ自分に忠誠を誓う内海を見て心底楽しそうに笑い転げながら「だから人間は面白い」と語り「この星を滅ぼすのは止めた!!」と言いながら二本目のエボルドライバーを投げ渡し、彼を仮面ライダーマッドローグに変身させる。

上記の言動を踏まえると、前話での地球人に興味を持ったかのような発言は、どうやらまんざら嘘でもなかったようである。ただしこれは厳密には、恐怖や狂気といったものに基づき行動する人間への興味であり、上記の台詞も、狂気に取りつかれた人間が争いの果てに自滅するのに手を貸すことのほうが自分で滅ぼすより面白いと感じたためとも考えられる。

  • 第39話
内海=マッドローグが因縁の相手ローグ=幻徳を打ちのめしたのを見届けると、マッドローグを伴って撤収。
今度は自分が御堂に擬態して東都制圧の継続を表明し、内海にハードスマッシュの軍勢を付けて東都首相官邸前まで差し向ける。出撃前、内海が自分が貰った存在する筈のない二つ目のエボルドライバーの出処を尋ねているが、「余計な詮索はするな」とはぐらかしている。

  • 第40話
マッドローグに倒されたグリス=一海の前に現れ、北都三羽ガラスが使っていたロストフルボトルを奪取。北都ファウストの施設に移ると、そのロストフルボトルを使ってロストスマッシュ製造に着手。
今や単独で容易く地球を滅ぼせる彼が何故今更そんな事をするのか内海に尋ねられると、「欲望にまみれた人間がロストスマッシュになり、同族を蹂躙して滅ぼす様を楽しむため」と答える。仮面ライダー達も最高のロストスマッシュになると見込んで生かしていたという。つまり38話の「この星を(俺が)滅ぼすのは止めた」というのは先述の通り、人類の自滅を楽しむつもりの発言だったのだ。この返答に戸惑う内海の前で、早速多治見喜子をロストスマッシュ第一号:オウルロストスマッシュとして完成させる。
その後ジーニアスフォームがオウルロストスマッシュを浄化したところに現れ、ジーニアスフォームの能力に驚きつつオウルロストフルボトルの返却を要求。戦兎にその目的を問われると「新世界を創る」とまた壮大な文句で誤魔化した。

  • 第41話
冒頭でジーニアスの必殺技を受けたことでなんとエボルトに人間と同じ感情が芽生える。
今まで知識としては知っていても実感することの無かった感情のうねりに大感激し、感情の理解によってますます人類の支配に対する自信を深めた。
そして、スタッグロストスマッシュを救出することに成功した戦兎の前に現れ、その変身者であった志水恭一を殺害、ジーニアスフォームとの戦闘になる……
だが、完全体であるブラックホールフォームでもジーニアスに苦戦。
更に、完全に防ぎ切ったと思っていたジーニアスの攻撃でダメージを受けたことで激怒(この時の怒りようはあくまで真似でしかなかった今までのエボルトとは真逆とも言える本気の怒りである)。
戦兎を下等な生命体と罵り、怒りをトリガーとしてハザードレベルが上昇、ジーニアスを下すも怒りが納まる事は無く「お前は最後まで生かしてやる。お前の希望を根こそぎ奪って、究極の絶望を味合わせてやる」と吐き捨て、オウルとスタッグの二本のロストフルボトルを回収し、撤収した(これに関しては戦兎は戦いでは敗れているも、戦兎の体を乗っ取った時と同様エボルトの計算外の事態を引き起こしたので負けとカウントしていない人もいる)。

そして、彼の拠点には生きていると判明した葛城忍の姿があった……

  • 第42話
前話で志水を殺したことを忍に問われると口封じのために殺したと返すと同時にロストフルボトルが手に入れば志水にもう用は無いと非情に切り捨てる。そして、ロストスマッシュに変身可能な被験者がいなくなった今、残り4本となったロストフルボトルを生成する新たなロストスマッシュの被験者として戦兎達仮面ライダーに狙いを定める。
手始めに国を1つに統一することを画策し東都政府官邸に攻め入り、そこでジーニアスとローグと交戦。自身の父親が生きていたことに動揺し、その事しか頭に無くなっている戦兎を詰りつつ圧倒。そして、ブラックホールフィニッシュを発動、ブラックホールを発生させ東都政府官邸を跡形もなく消し去ってしまった。父が築き上げた東都が消え去る瞬間を目の当たりにし、衝撃を受ける幻徳達を尻目にその場を去った。
そして残っている都市がとうとう西都のみとなり、自身は御堂の姿に擬態し、全国民に国を1つにすると宣言して人々の支持を獲得。これで日本を自身の支配下として手中に収めることに成功し、内海に残る仮面ライダー達を捕獲し、ロストスマッシュの生産を急がせる。しかし、ロストスマッシュが人々を襲えば、いずれ国は滅び、エボルトが成し遂げようと目的とは矛盾していると内海に指摘されるが、前のように「余計な詮索はするな」とはぐらかした。
さらに残る仮面ライダー達をおびき寄せるべくマッドローグやクローンスマッシュを使って破壊活動を行わせ、仮面ライダーが国に楯突く反乱分子として仕立て上げた。

  • 44話
残るロストフルボトルは後3つ。当初はライダー達を使って生成する予定だったのだが、ライダーシステムの変身者の捕獲をことごとく失敗し続ける葛城忍に対して次第に不信感を覚え始めたのか、「先生らしくない」となじる。それに対して忍は計画を変更した方が良いと話を逸らすと、自身の手で“新世界の扉”を開けるようにと促される。その言葉に敢えて乗ったのか、戦兎に前回の戦いで奪われたCDロストフルボトルを持ってくるようにと連絡を入れ、もし来なければ一瞬で世界を滅ぼすと脅しをかける。その後、指定したとある廃工場(と思われる)へとやって来た戦兎と、いきなりブラックホールフォームで対峙。更にそこへ1人で何でも抱え込む彼の行動を見越して戦兎に取り付けた発信機を頼りに駆けつけた万丈一海幻徳を交えた4大ライダーと遂に雌雄を決するべく最後の戦いへと突入。4人相手に互角以上所か全く全力を出していないのにもかかわらず(曰く地球人ごときに全力を出すまでも無いとの事)、その圧倒的な力の差を持ってして4人を追い詰めて行くが、人類のラブ&ピースという強い信念により奮起したライダー達の連係プレイで動きを止められた所に回前半の忍からのメッセージと一海の言葉がヒントとなり、エボルトの弱点を把握したビルドの指示を受けてクローズマグマから放たれたブリザードナックルの一撃を弱点であるエボルトリガーに受け大幅に弱体化。フェーズ1の姿になりエボルトリガーを攻撃された影響で身動きが取れなくなった所へすかさず放たれた『ジーニアスフィニッシュ』を叩き込まれ遂に爆散。「だが…これで終わったと思うな!」という意味深な言葉と、完成された3つのロストフルボトルを残して………。

…そもそも、ブラックホールフォームはエボルトの『完全体』であり、『究極の姿』があるからこその上記の発言ともとれる。

余談

当初、ブラッドスタークとしての声はトランスチームシステムに組み込まれている擬声機能によるものと思われていたが、実際のところはエボルト自身の声であった様子。
その場合、動画ファイルで擬声機能について言及していた葛城巧はエボルトの存在を知っていた可能性があるのではないかと言われていたが、第34話でスタークと万丈の正体がエボルトであることを父の忍の研究データを見たことで知ることとなり、両者を始末しようと画策していたことが判明する。

エボルト人間態を演じている前川氏は2018年7月に発売された特撮雑誌「宇宙船」にて、自分とスターク/エボル状態の声を担当している金尾氏、そしてスーツアクターの岡田和也氏と3人でエボルトを作っていると語っている。また意外にも(インタビューを受けてる時点では)金尾氏とはまだ会った事がなく、おそらく打ち上げで初めて会うのではとも語っている。

関連項目

仮面ライダービルド
ベルナージュ パンドラボックス(仮面ライダービルド)
全ての元凶

ショッカー首領(岩石大首領orJUDO)、ネオショッカー大首領帝王テラーマクロ悪魔元帥仮面ライダーシリーズにおいて正体が宇宙生命体(宇宙人)である黒幕。
銀河王フォッグ:こちらも多くの宇宙の星の文明を滅ぼして来た生命体。
ワームメガヘクス仮面ライダーシリーズにおける敵宇宙人勢力。だが途中で明らかになったエボルトと異なり物語の最初から明確に宇宙生命体である事が明らかになっている。

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