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仮面ライダーエボル被害者の会

かめんらいだーえぼるひがいしゃのかい

地球外生命体エボルトにより多大なる被害を被った方々を紹介していくコーナー。
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この内容は、ストーリーの核心に迫る内容が記載されております。ネタバレ注意!!

(正体が明らかになる前及び、31話以前の被害者については「ブラッドスターク被害者の会」の記事を参照)

























ファイル9 氷室泰山編集

氷室泰山首相は、31話の終盤で、難波重工の人質となり、仮面ライダーローグに誘拐された。しかし、ローグこと氷室幻徳のこの行動には裏があった。


氷室幻徳は、10年前のスカイウォールの惨劇でパンドラボックスの光を浴びて好戦的な気質になっていたが、人体実験によりネビュラガスを注入され仮面ライダーになったことにより、パンドラボックスの光の影響を受けなくなり、以前のような野心にあふれた性格ではなくなっていた。彼が再登場時に言った「地獄」とは、仮面ライダーになるために受けた拷問紛いの実験のことではなく、人格が元に戻ったことで光を浴びてから積み重ねてきた過ちへの後悔と罪悪感による凄まじい重圧だった。

そして元に戻ったにもかかわらず仮面ライダーを張り、苛烈な暴力を用いてまで国を纏めるという目的を果たそうとしていたか理由は、それは自身が汚れ役に徹して日本を再び統一した後、父・泰山に首相として国を治めてもらうためだった。

父親に国を託そうとしていた彼にとって、内海が密かに伝えていた「取引終了後に泰山を始末しろ」という命令は、難波重工との決別を決意させる理由として十分だった。


結局その場はスタークが2つ目のスイッチでチップを作動したことで脱出に失敗したものの、その際に内海が落とした1つ目のスイッチを回収した彼は戦兎に連絡し、彼に体内のチップの信号を変えて貰うことで自身が消滅するリスクをなくす事に成功。そこから本格的に難波への反逆を開始し、泰山達からエボルドライバーを奪おうとするスタークと対峙し、クラックアップフィニッシュで彼を変身解除に追い込んだ。


しかし、変身が解けた惣一に気を取られていた美空が内海にエボルドライバーを奪われ、それが惣一の手に渡ってしまい、惣一は仮面ライダーエボルに変身。エボルの圧倒的な戦闘力にはローグの力をもってしても歯が立たず、変身が解けてエボルにトドメを刺されそうになるも、直後に彼を庇った泰山が代わりに攻撃を受けてしまい……


「親父…親父!!親父しっかりしろ!!」


「幻徳…罪を償って…この国をもう一度、建て直すんだ…お前ならできる…」


「親父…」














「頼んだぞ…バカ息子」




「あ゛あ゛あ゛あ゛っ…あ゛あ゛あ゛あ゛っ… 親父っ…親父ィっ!!」



「お゛お゛お゛い゛い゛っ!」




泰山はエボルの凶弾から息子を庇い、彼の目の前で息を引き取った。

地獄を味わってきた幻徳にとって、その死は過去の贖罪よりも遥かに重い責め苦であった。


ファイル10 石動美空編集

エボルトに寄生されているマスターこと石動惣一の娘。惣一がエボルトによって自分の意思を奪われているため、この父娘はエボルトが地球関連で起こした最初の所業が原因で引き裂かれている。

真実を知った美空はエボルトに激しい怒りを見せるが「俺の正体も見破れなかったくせによく言うよ」と最悪な開き直りを見せた。

実情として、宇宙飛行士で多忙であった惣一は幼少期の美空とはほとんど接する機会が無く、美空もスカイウォールの惨劇から数年間昏睡状態だったため、「父親」と暮らせていたのは昏睡から目覚めた数年間、つまり惣一がエボルトに乗っ取られた後である。

彼女からしてみれば父親とは惣一の姿をしていたエボルトしか知らないため見抜けるわけがなく、それを知った上でのこの言い草である。

また、35話では彼女を完全にベルナージュ扱いしており、衝撃波をぶつけて気絶させる容赦のない攻撃を行った。


ファイル11 ベルナージュ及び火星の人々編集

ベルナージュの故郷は火星で、彼女は古代異星人文明の王妃であったが、エボルトにより滅ぼされてしまう。

彼女自身の肉体は活動不能になり、代わりに美空の持っていたバングルの中に意識を移したと見られる。

(この時点で火星の文明自体がエボルトにより滅んでいる。また、32話の描写からして元々仮面ライダーエボルとしてエボルトは暗躍していたと思われる。)

そして、エボルトは極プロジェクトの活動で火星に降り立ち、パンドラボックスを見つけた宇宙飛行士の石動惣一の体に乗り移った。(エボルトの肉体は火星が滅んだ時点で消滅していたと思われる)



「火星からの侵略者!地球を狙う悪のライダーは…エボルだ!」

本編終了後、エボルライドウォッチの解説音声では、火星も被害者なのにあたかもエボルトは火星が生み出したかのように誤解を招きそうな解説がなされた。

確かに火星(経由地)からの侵略者であるため嘘は言っていないが…。


ファイル12 葛城忍編集

桐生戦兎葛城巧の実父。彼が龍我を研究している事を偶然知った上で、彼を脅迫しエボルドライバーの修復を行わせていた事が判明。彼の残したデータを見る限り、この事で罪の意識に苛まれ自殺したと思われる。


ところが、第40話で、木根礼香により生存していた事がわかった。

そのうえエボルトとは普通に協力関係にあり、ロストスマッシュの開発をおこなったり突如ハザードレベル7となった龍我をニンニンコミックで姿を隠しながら変身解除に追い込んだりと悪魔に魂を売っている

…と思いきや、エボルトがいない新世界を作るためにエボルト自身の力を利用すべく従っていたことが判明。エボルトの参謀を装いつつ暗に戦兎達を誘導していたが、目論見がバレて毒殺される。企図した新世界の誕生を見ることなく散っていった。


しかし、その目標は戦兎と仲間たちが命懸けで実現し、今まで払ってきた多くの犠牲は報われる事になる。


ファイル13 万丈龍我とその両親と小倉香澄編集

前記事のファイル3に記載されている龍我だったが、さらなる事実の発覚及び緊急事態の発生があった。

龍我の恋人の香澄が闇堕ち状態の幻徳に(間接的に)殺害されたのは"龍我を怒らせるため"というスタークことエボルトの指示で、龍我に近い人物なら誰でもよかったというだけで命を奪われたのだった。

さらにエボルトは龍我がパンドラボックス保管場所前の戦いでハザードレベルが5に上昇しついに念願の寄生を達成。エボルトの一部が入った肉体はエボルトの進化、声は戦兎に精神攻撃を仕掛けるための武器の一つとして悪用されることになった。龍我は泣いていいなどというレベルではない

なお、龍我の両親の事故死にエボルトが関わっているかどうかは本編では言及されなかったが、『ビルドNEW WORLD 仮面ライダークローズ』にてやっぱりエボルトの仕業であることが本人の口から明かされた。


ファイル14 桐生戦兎葛城巧編集

ご存じナルシストな天才物理学者。

戦兎は龍我を助けるために捨て身の作戦をとったがエボルトは自分の現在の計画を犠牲に戦兎に寄生するという方法で生き残る。

撤退後エボルトはかなり理不尽な逆切れを起こし、乗っ取った戦兎の意識に「お前の大事なものを全て壊してやるよ。まずは大切な仲間から始末してやる」と怒鳴りnascitaへ接近(ベルナージュの能力でnascitaは九死に一生を得たが)。

その後龍我と一海にパンドラボックスを持ってこさせて殺しにかかり、途中で参戦した幻徳諸共戦兎の肉体で殺そうとする。

最終的には戦兎と分離するが、解放された彼の人格は葛城巧のものと化した上エボルトリガーが完成、フェーズ4へと進化してしまった。


ファイル15 難波重三郎および鷲尾兄弟編集

これまでエボルトが根城にしていた巨大軍事企業・難波重工の会長およびその配下の兄弟。第38話でエボルトは難波に「俺の操り人形になれ」と要求するが、当然難波はこれを拒否し、エボルト抹殺の為にガーディアンおよび鷲尾兄弟を派遣する。


しかしエボルトはブラックホールフォームの圧倒的過ぎる力でこれを返り討ちにすると、手始めに一番ボロボロだった鷲尾雷を殺害。その後龍我を庇った鷲尾風を立て続けに殺害する。

難波重工の兵を抹殺した後エボルトは瞬間移動で難波の部屋に侵入し、難波の醜い命乞いを聞きながら、御堂首相同様に毒で跡形もなく消し去った。

(もっとも、素性もろくにわからぬ存在である上、散々勝手な行動を取り続けてきたエボルトを便利な飼い犬と錯覚して野放しにし、結果身の破滅を招いた難波は、自業自得と言われても仕方がないのだが。)


ファイル16 内海成彰編集

難波重三郎の腹心の部下であり、鷲尾兄弟と同じく難波が洗脳し使役する難波チルドレンの一人だった男。第12話にてファウスト殲滅の茶番に巻き込まれてナイトローグに変身させられ氷室幻徳に殺されそうになり(裏で手を回していたのはもちろんスタークことエボルト)、その後は難波重工の開発担当として難波および彼と手を組んだエボルトをサポートしていた。


しかし第38話にて難波をエボルトに殺されたことで精神的支柱を失うと、あろうことか主君の敵であるエボルトに忠誠を誓いマッドローグに変身。これにより、人の身でありながら人間を滅ぼさんとするエボルトの配下となり果てるという二進も三進もいかない状況に陥ってしまった。


実はエボルトに降ったのは現行のライダーシステムではエボルトに対して勝ち目がないと判断したため、難波会長の仇を取るためにエボルドライバーとエボルトのデータを手に入れるのが目的であり、土壇場で幻徳に協力してエボルトに反旗を翻すが、僅かに一矢報いはしたものの結局敵わずに志半ばにして斃れることになった。


なお、エボルトにエボルドライバーを渡し仮面ライダーとして復活させたのは内海自身であるため、ある意味では難波以上に自業自得の最期だったと言えなくもない。


ファイル17 多治見喜子編集

前記事にて、裏切られて切り捨てられた北都の首相。

西都編が始まる直前に西都に拘束されることになったが、その後、40話にて再登場する。

その時には、エボルトによるロストスマッシュの実験体として高濃度のネビュラガスを注入され、人体改造を施された奴隷として仮面ライダーグリス仮面ライダービルドと戦わされる。

但し、彼女は仮面ライダーとの戦闘によりジーニアスフルボトルの力によって体内のネビュラガスを中和された状態で生存しており、ビルド世界の三首相で唯一の生存者となった。

40話にて初めて、エボルトの魔の手から救われる人が出てきたと言う事になる。


ファイル18 葛城京香編集

葛城忍の妻であり、=戦兎の実母。エボルトの暗躍の結果、夫と息子と死別するという境遇に置かれた上、息子の研究データを狙うファウストによって教え子だけでなく自身も人体実験の被検体にされて怪人化するといった悲惨な目に遭っている。更にはその後、実は夫も息子も生存していた事実が判明したものの、本人にはほとんど知らされず、夫も息子もエボルト絡みで手一杯で京香に対する配慮などは無く一家離散状態に陥っているなど、目立たないがエボルトのせいで人生を滅茶苦茶にされている。


ファイル19 志水恭一編集

葛城忍の教え子だった男性で、1話にてストロングスマッシュの素体にされていた人物。これだけでも十分に被害者だが、第41話で久しぶりに登場…と思いきや今度はスタッグロストスマッシュの素体にされてしまい、再び戦兎と戦うことに。ジーニアスフォームの力でなんとか元に戻されたのもつかの間、エボルトに口封じに毒を入れられ、抹殺されてしまった。


ファイル20 黛首相代理ほか東都政府関係者編集

首相であった泰山が殺害された後の東都を統治していた人々。ただでさえエボルトの策謀により戦争を仕掛けられたうえ代表戦の結果も捻じ曲げられ侵攻を受け続けるなど散々な目に遭ってきた東都だが、第42話にてエボルトが自ら官邸前に現れ、ブラックホールフィニッシュで官邸ごと東都政府を消滅させてしまった。言うまでもなく中にいたであろう首相代理やほかの政府関係者も全員消滅してしまったものと思われる。

こうして泰山首相の遺志を継ぐ政治家は全滅し、邪魔者を消したエボルトは西都の御堂首相に成り代わり国家統一を宣言したのであった。


ファイル21 どこかの星の異星人達編集

半透明のヒト型生物。

エボルトとライダー達の戦いには全く無関係であったが、45話において怪人態へと進化を果たしたエボルトによって星間ワープ能力の試験運転の対象(兼、戦兎にエボルトの力を見せつけるための生け贄)にされてしまう。

突如現れた謎の存在(エボルトとビルド)に驚き戸惑っている間に、ブラックホールブレイクによって星ごとエボルトに飲み込まれ、あっけなく滅ぼされてしまった。


ファイル22 猿渡一海北都三羽ガラス編集

本来彼らは戦争や荒事とは何の関係もない平和で気のいい農家であったが、スカイウォールの惨劇を発端に土地が痩せて農家を続けられなくなり、生きるために戦う以外の選択肢がなくなってしまった。


自分達の農地を荒らされた上、大切な子分だった三羽ガラスは次々に命を奪われ、一海は彼らの死を全て直接見ているという悲劇に見舞われており、その上ネビュラガスのオーバードーズによる副作用で身も心もズタボロの状態だったが、さらに追い打ちをかけるかのごとく、エボルトは悪ふざけでスマッシュ状態の三羽ガラスを自分の細胞で複製するという暴挙に出る。

三対一で袋叩きにされた一海は、自分の死を覚悟してグリスブリザードナックルを使用することを決意。ニセ三馬鹿を叩き潰し、美空に看取られながら消滅してしまった

三羽ガラスにとっては自分達の姿を悪ふざけのために複製されただけでなく、恩人を殺すために使われたのだからまさに死者への冒涜以外の何物でもない。

そして一海の死はnascitaメンバーの心にも大きなダメージを与え、美空の報告を聞いた後美空と紗羽は泣き崩れ、龍我は悔しさのあまり石柱をぶん殴り、幻徳は父の死に際と同様に慟哭し、戦兎は不謹慎にもまろび出てきたエボルトに対して今まで見せた事のない憤怒の形相を露わにした


「よっ!」


戦兎エボルトォォォッ!!!!!!


一海という主要人物の死を実感させる非常にシリアスなシーンのはずが、なぜかこのシーンがTwitterで拡散され、主にネタとしてバズることに。これがきっかけで、「よっ」と発言すればたちまちどこからか「エボルトォォォ!!!」と返ってくるのがお約束になってしまった(番外編ファイルを参照)。


ファイル23 取材ヘリの乗員をはじめとする多数の一般人編集

最終決戦時には一連の戦いとは直接関係ないところで夥しい数の犠牲者が出ていることが描写された。エボルトは報道陣を追い払うための見せしめとしてヘリを撃墜し、さらに戦兎たちがパンドラタワーを登る前に、そのルール説明のためだけにブラックホールで街の一部をそこにいた人間ごと消滅させてしまった。しかも戦兎たちがタワーを登り始めると10分おきにこれを繰り返しており、さらに怪人態となった彼は地球の一部すらも飲み込んでいる。想像を絶する物的・人的被害をもたらしていることは言うまでもないが、挙句吸収された人や物全てをエボルトは(おそらく)自身のエネルギーに変換している

すべてを飲み込み喰らい尽くす、まさに大蛇のごとき凶行である。


ファイル24 楠見江編集

シティウォーズにおいて登場した、元財団Xの研究員である男性。

エボルトは彼に、「存在しない彼女が仮面ライダーによって殺された」という記憶を植え付けて復讐鬼たるMr.Xに仕立て上げた、いわば桐生戦兎のIFというべき存在。最期はどの仮面ライダーに彼女を殺されたか、自分自身も何者なのかクロスリンクシステムの副作用でわからなくなり錯乱状態のところをライダーたちに倒された。ちなみにエボルト自らは、彼に新世界とは別の世界からクロスリンクシステムで呼び出されたエボルトになりすましていた。


番外編1 常磐順一郎編集

次回作『仮面ライダージオウ』の主人公・常磐ソウゴの大叔父。

同じおやっさん枠であるが故に、エボルトの悪業が記憶に強く残っていた視聴者から真っ先に黒幕容疑をかけられる事態に。しかも、演者の生瀬勝久氏が「怪演」に定評のある俳優であるため、更にその疑いに拍車をかける事態となった。


しかし、蓋を開けてみれば仮面ライダーシリーズ屈指の超善人でしっかりソウゴのおやっさんとしての役目を果たしてくれた


番外編2 九堂風雅編集

仮面ライダーガッチャード』のヒロイン・九堂りんねの父親で本作のおやっさん枠の一人。


こちらも劇中で序盤に「裏切り者」扱いされたせいで黒幕容疑をかけられたが、後にそのように仕向けた黒幕が判明したことでその疑いも晴れた。


しかし、彼が変身した仮面ライダーウインドブラックバハムートのモチーフの1つがよりにもよってブラックホールフォームと同じブラックホールだったため、ネタ化は避けられない事態になった。


備考編集

最終回では葛城忍が計画していたエボルトが初めからいないあるべき世界の創造が達成されているため、ここに載せた被害者はいずれも本来の平和な日々を送っているものと思われる。


関連タグ編集

仮面ライダーエボル エボルト 仮面ライダービルド


全ての元凶 だいたいこいつのせい まさに外道

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