本項目ではドラゴンクエストシリーズに登場するモンスターについて解説する。
曖昧さ回避
- ギリシャ神話に登場すると言われる箱。本項目の元ネタ。実際は箱というよりも蓋をされた壺(ピトス)→パンドラの箱
- トレーディングカードゲーム「デュエル・マスターズ」に登場する種族→パンドラボックス(デュエル・マスターズ)を参照
- 聖闘士星矢シリーズに登場するアイテム。主人公をはじめとする同作における戦士である聖闘士の装着する鎧である聖衣(クロス)を収納するための箱。聖衣箱、クロスボックスとも称する。ちなみにどこぞの某冥界神の姉さんは関係ない。たぶん。→聖衣および聖衣石を参照
- 漫画『ドラえもん』に登場するひみつ道具。忍耐力を鍛えるための箱で、様々な手段をもって対象者に働きかけて自分を開けさせようとする。開いたら最後、恐ろしい化け物に取りつかれるという(それでものび太にとっては『ママよりまし』)。
- 日本にあるゲームの製作・開発を行っていた会社。現・シャノン。鬼忍降魔録ONIシリーズなどで知られる。
- 『仮面ライダービルド』に登場する謎の物体→パンドラボックス(仮面ライダービルド)
- ポケモン版権企画『【ポケフロ】』のイベント集計用タグ→【アイのパンドラボックス】
概要
『ドラゴンクエストⅦ』でミミックの上位モンスターとして初登場。続いてPlayStation版の『ドラゴンクエストⅣ』にも登場する。
両作とも、終盤のダンジョンで宝箱に擬態している他、隠しダンジョンでは普通に複数体とエンカウントすることもある。
HPはザコ敵の中では非常に高い部類の900であり、守備力・攻撃力共に高い強敵。しかも2回行動であり、ミミック系の例に違わず「ザラキ」を使ったり「つうこんのいちげき」を放つ。
『ドラゴンクエストⅧ』に登場した際には、HPは大幅に減っているが攻撃力が更に上昇している。
『ドラゴンクエストⅨ』では宝の地図の高ランクの宝箱に擬態していることがある。再びHPが大幅に上昇しており、「つうこんのいちげき」のダメージはなんと500近く、という脅威の性能である。
特に『ドラゴンクエストⅨ』では宝の中身を確認する呪文「インパス」などもなく、高位のアイテム入手には何度も宝箱を開ける必要があることからこのモンスターとの戦闘は避けては通れない。
『ドラゴンクエストⅪ』では通常種の他に『ギガ・パンドラボックス』という巨大なパンドラボックスが登場する。
文字通り開けてはならないパンドラの箱といえよう。