概要
初登場は『ドラゴンクエストⅧ 空と海と大地と呪われし姫君 』。
ビックリ箱のごとく宝箱の中から長い舌を出した骸骨のような奴が出てきており、両手にあたる部分の先端には箱の上半分左右各々があり、地面に付けた状態の下半分からは下半身にあたる部分が出ている。
初登場時からボスとして登場しており、剣士像の洞窟にある「ビーナスの涙」を求める旅人達への試練として登場する。シリーズではよくある「宝箱を開けたらモンスターだった」のをこれに生かして奥にある赤くて大きな宝箱を開ける(調べる)と開く…どころか不吉なファンファーレが流れてそのまま戦闘に突入する。
ちなみにシリーズ唯一の宝箱を調べる事で登場するボスである。
戦闘では通常攻撃に加えて「つうこんのいちげき」(約80程度)や「ヒャダルコ」で攻撃し、「ラリホー」「メダパニ」でこちらの行動を妨害する。
一方で「メラ」「ギラ」「バギ」などの呪文やどくが弱点だが、「ルカニ」などは効果が無い。またテンションを上げて戦っていると、「メダパニ」で混乱させられる可能性が大きいので混乱無効のアイテムを装備してない場合はやめておきたい。
その他の作品での登場
ドラゴンクエストモンスターズシリーズ
物質系のSランクモンスターとして初登場。
配合は4体配合という条件だが、その条件が大変面倒で、ひとくいばこ、ミミック×2とメタルカイザーとなっている。特にメタルカイザーに関しては、ただでさえスカウトしにくいメタルスライムやはぐれメタルなどから作ることになるため、大変手間がかかる。
しかも、メタルカイザーは非常に勿体無い上に決して弱くは無いのだが、トラップボックスを作るくらいなら配信のトロデ以外でスライム系唯一のSSランクとなるゴールデンスライムの元となるグランスライムに回した方がいい。
一応、ヨッドムア島のラストダンジョンにある赤い箱に擬態している野生の個体が存在する。ただし一度倒してしまうか逃げてしまうと二度と現れなくなる。しかし配合以外ではここでしかチャンスは無いのでスカウトするなら万全を期して挑むべし。
新たにギャンブルボディが追加。ただし前作では野生の個体があったのに対して今回は完全に配合限定で作れるモンスターで、サージタウスの素材として使われる。
『ジョーカー2 プロフェッショナル』では野生の個体が登場するようになったので仲間にしやすくなった反面、ギャンブルボディでスカウト効果が無効になる事もあるので注意。
- ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド3D
ランクがAランクにダウン。
一方で厳しかった配合条件がやや緩和され、条件がミミック×2とひとくいばこ×2(もしくはひとくいばこの代わりにメタルドラゴン×2)の4体配合とやりやすくなった。
- ドラゴンクエストモンスターズ2 イルとルカの不思議なふしぎな鍵
新生配合でまれにハイテンション、メガボディ化でAI1~3回行動、ギガボディ化で会心かんぜんガードを習得。このギガボディ化を生かしてみなごろし戦法が強力で、味方にアタックカンタや会心完全ガードをいれば味方に被害が出る事無く連発可能。
まれにハイテンションも発動した場合は更にダメージを上げる事が出来る。
なお、ドラゴンクエストモンスターズシリーズへの出演は本作が最後となっている。
トラップボックス系のモンスター
- キングミミック
トラップボックスの色違い。
ミミックの王様と思われるが、元々は邪教達が持っていた宝箱が暗黒神の力でモンスターに生まれ変わったもの。またひとくいばこやトラップボックスらと異なり宝箱に擬態する個体は1体も存在しない。
名前に反してザキ系統は使わず、寧ろ「ベホマラー」や「メダパニ」で援護をする事が多い。しかしたまに防御無視の「つうこんのいちげき」を使ってくるので注意。
- 追憶のトラップ
3DS版『ドラゴンクエストⅧ』の追加ダンジョン「追憶の回廊」の3番目に戦うボス。
元のトラップボックスの強化版という内容であるが、完全2回行動に加えて、使う呪文は「マヒャド」「メダパニーマ」「ザラキーマ」と恐ろしく強化されており、特に「つうこんのいちげき」では500以上も持って行かれる事も…