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oni

おに

パンドラボックスとウインキーソフトにより制作、バンプレストから発売されたRPGのシリーズ・タイトル。
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概要

1990年12月にゲームボーイで発売された『鬼忍降魔録 ONI』を第一作とする。
以降、2011年現在までにGBで計五作、SFCで二作、アーケードで一作、PSで一作、DSで一作が制作されている。さらに1995~96年にかけてテレビ東京木曜日朝に一話約十分・全二十五話のテレビアニメ『闘魔鬼神伝ONI』が放送された。
知名度の点ではメジャータイトルに及ばないものの、固定ファンを掴んでSFC二作目までは順当にシリーズを続けていた。

特徴としては、第一作当時では数の少なかった和風RPGであることや、特撮ヒーローから着想を得た「変身(後に転身と改称)」のシステムなどがある。
特に後者においては、主人公の変身後のデザインを一般から募集するなどの企画も行われていた。

タグとしては半角大文字の「ONI」も使用されている。

現状

SFC以降の沈黙期間を経て、PSの『ONI零 ~復活~』から新たなシリーズが始まるかと思われていたが、続編『ONI零 ~流転~』の発売は中止となる。さらにDS『ONI零 戦国乱世百花繚乱』ではRPGですらなくなり、ストーリーも殆ど進展しないなど、現在シリーズは宙に浮いている形である。

シリーズ

  • 『鬼忍降魔録 ONI』 (GB)1990年12月8日発売
  • 『ONI II 隠忍伝説』 (GB)1992年2月28日発売
  • 『ONI III 黒の破壊神』 (GB) 1993年2月26日発売
  • 『ONI IV 鬼神の血族』 (GB) 1994年3月11日発売
  • 『鬼神降臨伝ONI』 (SFC)1994年8月5日発売
  • 『ONI V 隠忍を継ぐ者』 (GB)1995年3月24日発売
  • 『幕末降臨伝ONI』 (SFC)1996年2月2日発売
  • 『ONI零〜復活〜』 (PS)2001年3月22日発売
  • 『ONI零 戦国乱世百花繚乱』 (DS)2007年8月30日発売



鬼忍降魔録 ONI

『ONIシリーズ』の原点。パーティー制は導入されておらず、終始主人公1人で行動する。
物語
主人公はおちこぼれの忍者「天地丸(てんちまる)」。
天地丸の住んでいる地張の里は悪しき妖怪を滅ぼすために、退魔師や忍者が集まってできた「地張忍軍」の隠れ里。
しかし妖怪の襲撃を受け、主人公を残して全滅してしまった。かすかに息のあった頭領から、天地丸は自身の出生に秘密があることを聞かされる。
生みの親、育ての親、そして故郷まで失ってしまった天地丸は、殺された人々の敵を討つために旅立つのだった。

ONI II -隠忍伝説-

『ONIシリーズ』の第2弾。パーティー制が導入されたものの、変身(転身)システムが外されている。ただし、戦闘では変身できないが、天地丸のみストーリー上転身している場面が存在する。
物語
主人公は京都で退魔師を営む「高野丸(たかやまる)」。
高野丸は、京の城を襲った悪しき鬼の退治を依頼される。
その鬼との戦いの中で、かつて日本中を震え上がらせた伝説の悪鬼「酒呑童子」が復活しようとしていることを知る。
殿様の助言のもと高野山の僧「嵐童」を仲間に迎え、酒呑童子の復活を阻止すべく山へ向かうのだった。

ONI III -黒の破壊神-

『ONIシリーズ』の第3段。全五章からなるオムニバス形式の物語。各章それぞれで主人公が異なり、最終章の第五章で順々に各章の主人公たちが合流していく。
この作品は前作『ONI II』の300年後という設定のため大きく時代が異なる。
物語
主人公は「常葉丸(ときわまる)」。
常葉丸は、決して開けてはならぬときつく言われていた開かずの倉を好奇心に駆られて開けてしまい、封印されていた破壊神を呼び覚ます品「魔神器」を叔父に持ち去られてしまう。
それと同時に、伝説の鬼神「魔封童子」の力が封じられている「鬼雷石」を目覚めさせてしまう。彼はその鬼雷石の力を借りて鬼神へと変身し、妖怪退治の旅に出るのだった。

ONI IV -鬼神の血族-


『ONIシリーズ』の第4弾。『ONI II』の主要なキャラが多く登場する。『II』では出来なかった変身が出来るようになっている。
物語
主人公は異次元の村に住む少年「音鬼丸(おとぎまる)」。
音鬼丸はある日、自分だけに不思議な声が聞こえることに気づく。声の主が、生まれてすぐにさらわれた自分の半身(双子の妹の御琴)だと直感した彼は、どこにいるのかもわからない御琴を探すべく旅立つのだった。

鬼神降臨伝ONI

SFC版の『ONIシリーズ』の第1弾。舞台を正史の鎌倉時代に移しての作品である。
『ONIシリーズ』の基本を支えた正統派RPGで、新たに助っ人キャラ(NPC)システムが追加されている。助っ人がいると、戦闘中にランダムで敵に攻撃や、味方の回復などのサポートを行ってくれる。
今回の主人公たちは「天下五剣」というアイテムにより、転身が可能となる。
物語
主人公は鎌倉に住む少年「北斗丸(ほくとまる)」。
赤ん坊の頃にある浜で源頼朝の息子・源頼遠に拾われた過去を持つ。
育ての親(兄貴分)である頼遠のような立派な武士になるべく剣の稽古に励む北斗丸であったが、ある日頼遠とともに頼朝に呼び出され、妖怪退治を依頼されることから物語は始まる。

幕末降臨伝ONI

SFC版の『ONIシリーズ』の第2弾。タイトル通り、幕末の時代を舞台としており、正史を忠実に再現しつつアレンジを加えた作品である。
前作の『鬼神降臨伝ONI』の続編という形を取っており、前作の主人公たちも物語のキーパーソンとして意外な形で登場する。今作品では「天下五剣」が装備でき、武器自体にレベルが存在し、レベルが上がると攻撃力が上がるシステムになっている。今回は日本から出て、太平洋を越えて遥々アメリカ大陸に上陸することになる。
物語
主人公は飯田村に住む少年「大和丸(やまとまる)」。
大和丸はある日、知り合いの村の子供が妖怪に捕まったと聞き、単身で助けに行ってしまう。何とか数体の妖怪を倒したものの、生き残った仲間の妖怪に倒されそうになる。
その窮地を救ってくれたのは、妖怪退治を仕事とする「影の新撰組」壬生十郎太であった。十郎太に『君は素質がある』と告げられた大和丸が「影の新撰組」の一員になることから物語は始まる。

ONI零〜復活〜

2001年3月22日にPlayStationで『パンドラMAXシリーズ』第6作として発売された。
『パンドラMAXシリーズ』の過去5作のセーブデータがあると、対応する隠し要素が出現する。
パンドラMAXシリーズの不振により、同シリーズ最終作となってしまったが、売れ行きは10万本以上と好調だった。
2009年11月11日にPlayStation Storeのゲームアーカイブスでダウンロード配信をスタートしている。

転身後のデザインは従来とは異なり、極めて生物的な印象である。また、シリーズ中初めて飯島健男(後の飯島多紀哉)がシナリオを担当した作品でもある。そのため、やや重苦しい展開が特徴で、グロテスクな描写も多数存在する。

『零』のタイトル通り、他シリーズとの繋がりを思わせる設定、演出があるが、ストーリーは未完であり、その全貌は未だ不明である。続編として発売予定だった「ONI零〜流転〜」はパンドラボックスの活動停止によって企画倒れとなった。本作の後を描く小説版も発売されたが、こちらも同様に未完である。後にニンテンドーDSで新作が発売されたが続編とは言い難いアドベンチャーゲームだった。詳細は後述。飯島は「いつかRPGで決着を付けたい」と語っている。
物語
主人公はとある隠れ里に住む少年「司狼丸(しろうまる)」。
平安時代、人々が忌み嫌う妖魔の中でも、人との共存を願う心優しき妖魔は自らを「隠忍(おに)」と称し、理解ある人間たちとともに隠れ里を作って平和に暮らしていた。
しかしときは役小角率いる五行軍が妖魔を狩る時代。平和な里は五行軍の襲撃を受け、全滅してしまう。
襲撃の最中、隠忍として覚醒した司狼丸は、父親の天地丸と、里の生き残りで幼馴染の隠忍、外道丸と沙紀]]とともに、安住の地を求め当てのない放浪の旅に出る。

ONI零 戦国乱世百花繚乱

ニンテンドーDS。発売はコンパイルハート。2007年8月30日発売。
RPGではなく、主人公が複数存在するザッピング式のバトルアドベンチャーである。
「ONI零 ~復活~」の未来を舞台にしてはいるが、「ONI零〜復活〜」の直接的な続編とは言えない(司狼丸と外道丸は一応は登場するが)。予告編のみ作られた『流転』とはストーリーが繋がっておらず、同人誌で展開されていたストーリーを元にしている。
今作のストーリーも未完であり、前作との関連や謎は全く明かされていない。
グラフィックも戦闘システムも褒められない残念な出来なため、某所で2007年KOTY携帯機部門大賞受賞した。
物語
天正7年(1579年)3月7日。隠忍の力を手に入れんと、森蘭丸は織田信雄に御前試合を申し出る。そして全国から運命に導かれて集まってくる数多の豪傑たち。しかし彼らもまた逃れられぬ運命を背負い、それぞれの思惑を胸に秘める者たちだった。

外部リンク

ONIシリーズ Wikipedia
ONIシリーズ ゲームカタログ

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