概要
2007年5月17日にバンプレスト(現在はバンダイナムコゲームス)より発売されたニンテンドーDS用カスタムビートバトルアクション。正式名は『カスタムビートバトル ドラグレイド』。
音と格闘が融合した競技「グラップ」をベースにライバルと戦っていき、ビートポイントを消費してバレットやビートコンボを駆使してライバルとの差を縮めるのが勝負のカギとなる。
Wi-Fi対戦で遠くのライバルとグラップが可能であり、限定のパレットも配信されている。
2008年7月10日に続編として『カスタムビートバトル ドラグレイド2』が発売された。主人公が新キャラ「ライオ」に替わり、バウンスアタックやビートドライヴなどの新アクションが追加されている。
ストーリー
4人の少年はメジャーグラッパーを目指す為、それぞれ自分だけの旅に出た、だがマッドカンパニーでダークGコン事件に巻き込まれていく……
キャラクター
1のキャラクター
本作の主人公の一人。火属性のグラッパー。祖父に猛反対されながらも青年の勧めでメジャーグラッパーに出る熱血漢。「熱いグレイド見せてやるぜ!」が口癖。バリアントを退治している内に同じ目標を持つ少年、ユーキと出会う。性能としては初心者にも扱いやすいグラッパーで、特に攻撃範囲と空中での強攻撃の持続にすぐれている。
本作の主人公の一人。水属性のグラッパーで、オルカの息子。ドラドラ団の策略によりゴージャスメジャー大会で大金を取得すべくメジャーグラッパーの旅に出る。機動力・攻撃範囲に優れながら小回りの利く技も多い。
本作の主人公の一人。土属性のグラッパー。幼い頃から動物と仲良くなった事がきっかけでガーディの旅に出る事を決意する。性能としては低速・高火力のパワータイプ。近接戦が得意だが、その分として迎撃されやすい欠点を持ち合わせている。それでもCPUに使わせるとバレットでカバーしつつ一発一発の火力で押しきられるので確実にかわしておきたい。
本作の主人公の一人。雷属性のグラッパー。かつては黒牙の一員だったが、本来の力を失っており、黒牙を抜けてかつての自分自身を乗り越える修行の旅に出ている。リーチは短いが、全グラッパーで唯一弱攻撃が4段階まで存在する攻撃特化型で、特にビートドライヴとスパークメノスを合わせれば相手に相当のダメージを与えられる。
風属性のグラッパー。ヒビトの親友で、当初はヒビトと同じくメジャーグラッパーを目指していたが、後にダークGコンのとりことなってヒビトと決別してしまう。
毒属性のグラッパー。金髪の青年で、黒牙のメンバーでもある。黒牙を裏切ったガイに積極的に襲い掛かる。
花属性のグラッパーで、ダイチのガールフレンド。終盤でダイチを庇い重傷を負ってしまう。
氷属性のグラッパー。過去に黒牙の猛攻で兄を失った事もあり、一度は元黒牙のガイを圧倒するが、後にパートナーとなって黒牙の壊滅に協力する。
闇属性のグラッパーで、マッドカンパニーの雇われた青年。彼との初戦は負けイベントなので相当に強く、こちらが勝利しても不意打ちを受けて気絶してしまう。弱攻撃から様々のコンボに繋げられる為、Wi-Fiでの人気は高い。
ヒビトの祖父でGコン職人。いつもヒビトに猛反対しているがその理由は昔からの出来事にあった。
ヒビトの妹。料理が得意でヒビトとヒゴローの仲裁者でもある。終盤で材料を買いに行く途中でマッドカンパニーの幹部に捕まってしまう。続編にもサブクエストで依頼人として登場する。
ドラドラ団の女ボス。カイルに莫大な資金を要求し、グラップを何度も挑むが敗北し、ユーキ同様ダークGコンのとりこになってしまう。ホノカ同様、サブクエストにも登場する。
大金持ちの息子。父親のオクマーンが豪華賞品を賭けたメジャー大会を開いている。
2のキャラクター
続編「ドラグレイド2」の主人公。雷属性のグラッパー。クロスとのグラップを望んでいるが、試合を進む度にリーシャから依頼されて大忙しである。
音属性のアイドルグラッパー。実力豊富だが、本性は荒っぽく切れ者。
牙属性の老人グラッパーで、グラップの実力は本物で足も速く、ネオンのファンでもある。
嵐属性のグラッパー。「黒牙」の新入りで、手は一切使わず足のみで戦う。
光属性のカリスマグラッパーで、ヒビトとライオの憧れでもある。リーチが長くビートドライヴも優秀だが、シンプルな技ばかりで立ち回りが読まれやすく、食らい判定が大きいなどの欠点がまったく存在しない訳ではない。
G―1メジャーグランプリの司会者でクロスのライバル。ひょんな事からダークGコンとすりかわってしまい、邪神へと変化を遂げる。
ライオの助手。いつもメールでお使いを頼むが、終盤で研究の為にさらわれてしまう。
マターエネルギー研究所の所長。キングの依頼を受けており、ある実験を進めている。